レッサーパンダの威嚇がかわいい!生態などの特徴も紹介

多くの動物園で飼育されているレッサーパンダです。ふわふわの尻尾でかわいいですよね。二本足で立ってバンザイポーズをするものかわいいです。それはファンサービスではなく、レッサーパンダの威嚇なんです。威嚇姿がかわいいレッサーパンダの特徴をみていきましょう。

レッサーパンダの威嚇がかわいい!生態などの特徴も紹介のイメージ

目次

  1. 1威嚇姿がかわいいレッサーパンダの画像や動画を紹介!
  2. 2レッサーパンダってどんな動物なの?
  3. 3レッサーパンダの生態
  4. 4レッサーパンダのかわいい威嚇姿を紹介
  5. 5レッサーパンダはペットにできるの?
  6. 6レッサーパンダ以外の威嚇姿がかわいい動物達
  7. 7レッサーパンダのかわいい威嚇で癒されよう

威嚇姿がかわいいレッサーパンダの画像や動画を紹介!

レッサーパンダ

動物園の人気動物はゾウ、キリン、ライオンなどが定番です。最近はレッサーパンダがそのかわいい見た目から動物園の人気者になりつつあります。多くの動物園で飼育されているで、1度は見たことがあるのではないでしょうか。レッサーパンダの顔・形・色・そして動き、どれもかわいいです。

レッサーパンダの見た目はよく知っていても、レッサーパンダの性格や習性は知っていますか?レッサーパンダのかわいい動画などと一緒に紹介していきます。

レッサーパンダってどんな動物なの?

動物園でもかわいくて人気者のレッサーパンダですが、いったいどんな動物なのでしょう。レッサーパンダは何の仲間で、どんな食べ物を食べて、どんな性格をした動物なのか詳しくみていきましょう。

レッサーパンダの特徴

レッサーパンダの特徴をみていきたいと思います。レッサーパンダは初めは「パンダ」と呼ばれていました。私たちは、「パンダ」といえば、白黒のジャイアントパンダを想像します。しかし、ジャイアントパンダは、レッサーパンダよりも後に発見されています。

そこで、なぜか先に発見されていたレッサーパンダに小さいという意味のレッサーを付けてレッサーパンダと呼んでいます。レッサーパンダの体長は50cmから60cm、体重は3㎏から6㎏が平均とされています。しっぽの長さは28cmから50cm、全身はふさふさした毛、背中は赤茶色でお腹と足は黒色です。長いしっぽが特徴です。

野生のレッサーパンダの寿命は、8年から10年です。しかし動物園等で飼育されているレッサーパンダの寿命は20年と長めです。ジャイアントパンダはクマ科の仲間です。レッサーパンダはパンダと付きますが、ジャイアントパンダと同じクマ科の仲間ではありません。

長い間、アライグマやイタチ、スカンクと同じ仲間だと考えられていました。しかし現在はレッサーパンダ科・レッサーパンダ属として独立した動物だと考えられています。
 

学名 Ailurus fulgens
主な生息地 中国南部、インド北東部、ネパール、ミャンマー、チベット
平均体長 50~60㎝
平均体重 3~6㎏
平均寿命 8~10年(飼育されると寿命は20年ぐらいまで延びます)

レッサーパンダの生態

レッサーパンダ

レッサーパンダは、森林伐採・焼畑などによる生息地の減少、毛皮やペット目的の乱獲などによって野生の数は減少の一途です。現在レッサーパンダは絶滅危惧種IB類に指定されており保護対象動物になっています。野生のレッサーパンダは標高1500mから4800mの亜熱帯の森林に生息しています。

中国、インド北東部、ネパール、ミャンマー、チベットの森林や竹林に生息しています。中国の一部の地域では全く居なくなってしまったところもあるそうです。2種類のレッサーパンダがいます。ネパールレッサーパンダとシセンレッサーパンダです。

日本の多くの動物園で飼育されているレッサーパンダは、シセンレッサーパンダです。日本では、熱川バナナワニ園だけが体色が薄いのが特徴のネパールレッサーパンダを飼育しています。野生のレッサーパンダの天敵は、チベットやヒマラヤなどにいるユキヒョウです。

群れはつくらない

レッサーパンダは群れをつくらない動物としても有名です。親子関係においても同じで、子育ての時期が終わると母親と子どもでさえも一緒にいることはありません。まして父親が子育てに参加することもありません。動物園でも群れでの飼育はあまりしていません。

臭いでマーキングする

レッサーパンダは、縄張りの主張やコミュニケーションの手段として臭いでマーキングをします。木や石などに、肛門の近くの「臭腺(しゅうせん)」から出る分泌腺をこすりつけたり尿をかけたりします。発情期の1~3月なら頻繁にマーキングを見ることが出来ます。

レッサーパンダの餌

野生のレッサーパンダは、明け方や夕暮れ・夜間に餌を探しに出ることが多いです。主に竹の葉、孟宗竹のタケノコなどを好みます。果実、ドングリ、キノコ、小動物、鳥を食べることもある。動物園などで飼育されているレッサーパンダは孟宗竹、ペレット、リンゴ、オレンジ、バナナなどの果物、ニンジン、サツマイモなどの野菜も食べています。

レッサーパンダは餌を食べる時にしっかり掴めるように、指ではない、骨が変形してできた「第6の指」を持っています。この第6の指は他の指と向かい合うような位置にあるので器用に物を掴むことができます。

レッサーパンダの性格は?

レッサーパンダは夜行性なので、昼間は木の上で寝ていたり、日向ぼっこしています、木の穴や岩の割れ目の中で丸くなっていることもあります。木登りが得意な動物です。動物園でレッサーパンダが活発に動き回っている姿を見たいならば、朝や夕方がおすすめです。

レッサーパンダは遊んでいる時やお腹が空いた時や求愛する時に鳴き声を出します。「ピーピピピ」「キュルルル」など小鳥のような可愛らしい声です。

レッサーパンダはかわいい外見なのですが、凶暴な性格をしているようです。レッサーパンダはもともと肉食性の動物だったのでその名残とも言われています。特に野生のレッサーパンダは気性が荒いようです。私たちが、かわいいと思っている行動は威嚇行為です。

レッサーパンダのかわいい威嚇姿を紹介

動物園のレッサーパンダが立ち上がる姿がかわいいと一大ブームになったことがあります。この姿は、飼育員さんが調教したわけではなく、威嚇のポーズだったのです。レッサーパンダは警戒心の強い動物なので、立ち上がってえ威嚇するとこは不思議なことではないのです。

威嚇しているほかにも、遠くを見渡したり、仲間に存在をアピールする時にも立ち上がります。動物園では集まってくる人たちを見るためや餌をもらえるようにアピールするために立ち上がっていたのです。

レッサーパンダの可愛い画像

レッサーパンダの威嚇がかわいい映像を2つ紹介します。
二匹のレッサーパンダがバンザイしながら威嚇しているのはとてもかわいいと思います。威嚇しているということは、喧嘩している感じですよね。二匹レッサーパンダは必死ですが、見ている方は真似っこしているのかな?かわいいなと思ってしまいます。

ガラス越しに撮影者を威嚇してくるレッサーパンダがとてもかわいいです。

レッサーパンダはペットにできるの?

かわいいレッサーパンダです。可愛い顔つき、ふさふさした尻尾、フワフワの身体、近くによって抱っこしてよしよししてあげたいです。でも レッサーパンダは、絶滅危惧種ⅠB類に指定されており、ワシントン条約にも登録されているのでペットとして家で飼育することはできません。

ワシントン条約でレッサーパンダの取引には国同士の許可が必要になるため、個人で輸入等は不可能です。野生のレッサーパンダは減少の一途をたどっています。動物園ではよく見かけるのであまり希少なイメージがないですが、レッサーパンダは全世界で飼育されている3分の1が日本の動物園で飼育されています。

レッサーパンダ以外の威嚇姿がかわいい動物達

レッサーパンダが立ち上がって威嚇行為をしますが、他にも威嚇行為がとてもかわいい動物がいます。

フグ

フグはお腹が膨らんでいる魚だと思うくらい、お腹が膨らんだイメージが強いですが、それは威嚇している時、怒っている時なんです。でもその姿がかわいいです。

アリクイ

アリクイが二本足で立って威嚇してくる姿はかわいいです。始めの子グマが二本足で立って威嚇している姿もとてもかわいいです。多くの動物が、威嚇する時には二本足で立つんですね。

四足歩行の動物が二本足で立って凄く珍しいことだと思っていましたが、威嚇しているんですよ。よくあることなんです。

ネコ

ネコも威嚇行為の時は二本足で立つんですね。このポーズ何かに似ていませんか。

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レッサーパンダのかわいい威嚇で癒されよう

レッサーパンダ

私たちがかわいいと思うレッサーパンダの姿は、威嚇行為なんです。つまり私たちに怒っていたり、アピールしたりしています。それでも、レッサーパンダの威嚇姿は私たちを和ませてくれ、癒してくれます。

気性の激しいレッサーパンダですが、多くの動物園で飼育されているので、出会う機会も多いはずです。これは威嚇の姿なのだと思ってみるとさらに発見があって楽しいかもしれません。

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