プラズマテレビの寿命は?故障になるときの症状も紹介!
プラズマテレビの寿命について紹介します。プラズマテレビにも寿命というものがあるのですが、それがどの時期なのか、また故障したときはどんな症状が出るのかなどについて知りたいと思う人も多いのではないでしょうか。さっそくチェックしていきましょう。
目次
プラズマテレビの寿命や買い替え時期を知りたい!
プラズマテレビを使っている人は、プラズマテレビの寿命がいつなのか、そして買い替え時期の目安はいつなのかというのを知りたいと思っているのではないでしょうか。
そして、買い替え時期が来たら、次は液晶テレビにしようかな?なんてことも考えているはずです。今回は、プラズマテレビについて見ていきましょう。
そもそもプラズマテレビとは?
そもそもプラズマテレビってなに?と思いませんか?テレビは全部同じでは?と感じる人もいるはずです。プラズマテレビとは、プラズマディスプレイを使っているテレビのことを言います。
プラズマディスプレイは、放電によって発光させているものになります。プラズマテレビとはプラズマディスプレイを使用しているものと言われても、いまいち分からないという人もいるでしょう。
プラズマテレビのメリット
プラズマテレビのメリットですが、まずは視覚が広いのでとても見やすいことにあります。また、映像の動きが滑らかだったり立体的な映像を実現させることができるところにもメリットがあります。
さらには、起動が早いこともメリットに挙げられるでしょう。そして、画面の強度がとても強いので、画面が割れにくいという大きなメリットも持っています。
何よりも最大のメリットとして挙げられるのは、寿命が長いことにあるでしょう。
液晶テレビとの違い
液晶テレビとプラズマテレビは一体何が違うの?と思う人が多いのではないでしょうか。大きな違いは、液晶にあります。
液晶テレビは、バックライトと液晶パネル、カラーフィルターを使って目に届くようにしているものです。プラズマテレビは、蛍光体とプラズマパネルを使って目に届くようにしているものです。
液晶テレビは、いらない光をなくしてきちんとした映像にするのに対して、プラズマテレビは必要な光を取り入れてきちんとした映像にしているものというと分かりやすいでしょう。
現在はプラズマテレビの人気はないの?
プラズマテレビは、液晶テレビの人気とともに、衰退したと言われています。プラズマテレビのほうが安くていいという人もいましたが、今では液晶テレビも同じぐらい安くなっているのです。
また、メーカーも液晶テレビに対しての技術を高めてきているため、液晶テレビのほうが人気になっています。
プラズマテレビの寿命年数は?
プラズマテレビの寿命年数について紹介します。プラズマテレビの寿命は基本的には10年です。この10年というのは、長いほうと考えたほうがいいでしょう。
10年を目処に、買い替えを考えていたらいいのではないでしょうか。部品保証は8年というのはどのメーカーも同じですが、テレビ自体の寿命は微妙に異なるのです。テレビを購入するときは、色んな機能も大事ですが、寿命に注目することも大事です。
メーカー別にプラズマテレビの特徴を抑えていきましょう。
日立製の場合
日立のプラズマテレビですが、プラズマテレビの中でも寿命が長いほうだと言われています。平均の10年を超えることも稀ではないでしょう。
ただ、「10年を目処」というのは把握していたほうがいいので、性能が良くて寿命が長いという感覚はありながらも「10年ぐらいかな?」と思っておいてください。
日立のプラズマテレビを使っている人は、「日立が絶対にいい!」と思うほど、日立製の強さというのを感じるときもあるでしょう。
パナソニック製の場合
パナソニックのプラズマテレビですが、日立よりも寿命が長いのでは?と思っている人もいるほど寿命の長さを誇るところがあります。そのため、パナソニックも10年を超えることがあるでしょう。
ただ、日立と同じように「10年が目処」というのは思っていたほうがいいため、だいたい10年と考えておきましょう。実は、パナソニックはプラズマパネルを作る唯一の国内会社でもあるのです。
そのため、他のメーカーもパナソニックのプラズマパネルを使用しているということが多々あります。それだけに、パナソニックのテレビのほうが何かと強いと思う人も多いのでしょう。
パイオニア製の場合
パイオニアのプラズマテレビの寿命ですが、8年~10年と言ったところではないかと言われています。ただ、通常使っていく分には問題がないので、パイオニアも10年を目処と思っていて大丈夫でしょう。
だいたい、10年以上持つものも多いはずです。ただ、買い替えたほうがいいのかな?と思う期間は10年ぐらいと思っていたら間違いないということです。
プラズマテレビの寿命が来た時の症状
プラズマテレビの寿命が来たときの症状について紹介します。プラズマテレビの寿命が来たときというのは、どんな症状が現れるのでしょうか。
例えば、「もう10年以上経ったけどまだ全然大丈夫だよ!」というときにも、「いつが寿命のサイン?」とか、「どうなったら故障なの?」と思うことがあるでしょう。
他にも、「まだ10年経ってないのにこれって故障なの?寿命なの?」と思うこともあるはずです。
画面が暗くなる
プラズマテレビの画面が真っ暗になってしまう症状が出た場合は、電気回路が故障しています。電気回路が故障することで、テレビに何も伝わっていない状態になっているのです。
一度電源を落として、コードを抜いてください。そして、再度コードを入れて電源をつけてみましょう。これをやってみても、画面が暗い状態が続いているのでしたら、完全に故障しているでしょう。
この場合は、テレビが全く見れない状態になっていることになるので、寿命がきたと思って買いかえましょう。
画面に線が入る
プラズマテレビに寿命がきたときの症状として、画面に線が入るというものがあります。画面に線が入るということは、どこが故障しているのでしょうか。
原因としては、ホコリが入っているという場合もありますが、他に考えられることとしたらプラズマの発熱が原因となって基盤が曲がってしまっていることもあります。基盤が故障している場合は、もう寿命がきたと思って買いなおしたほうがいいでしょう。
他にも、バックライトの故障も考えられるため、この場合も寿命になります。
音が出ない
プラズマテレビから音が出ないという症状が出たら、基盤が故障していることや、スピーカーが故障していることが考えられます。
映像はきちんと出るのに、音が出ないということは、テレビを見ていても何が何だか分からない状態になってしまうでしょう。音が出ないとやはり物足りなさがあります。
基盤やスピーカーの故障というのは、買いなおしのサインと思ってもいいでしょう。
色が出にくい
テレビの色が出にくくなったという症状を感じたときは、電子回路の故障が原因となっていることが多いでしょう。色が出にくくなってしまうと、白黒とか、茶色っぽい画面になってしまいます。
とても見にくいテレビになるので、この場合も寿命と考えて買いかえてください。なんかテレビの色が薄いかもとか、画面が雑に感じると思ったときは、色が出にくくなっている可能性があるのです。
本体が熱い
プラズマテレビの本体が熱くなっているときですが、長時間の使用の結果ということもあります。この場合は、故障ではありません。
しかし、プラグが熱いとか「この熱さは尋常ではない。」と感じる症状が出たときは、絶縁体の故障が考えられます。この場合は、使い続けていると火事になることがあるでしょう。
早急に買いかえたほうがいいサインにもなっています。
プラズマテレビの寿命が短くなる原因とは?
プラズマテレビの寿命が縮んでしまう原因についてチェックしましょう。寿命が縮んでしまうと、プラズマテレビの平均寿命である10年も持たないなんてことも考えられるでしょう。
プラズマテレビの寿命を縮める行為というのは、意外とやってしまっているものでもあります。自分から寿命を縮めてしまわないためにも、どうしたら寿命が縮むのか知っておきましょう!
高温多湿の場所
プラズマテレビの寿命が縮む原因には、高温多湿な場所に置いていることがあります。例えば、直射日光が当たりすぎてしまうとか、湿気が多い窓際に置いてしまうなどが原因とされるでしょう。
プラズマテレビというのは、基本的には熱に弱いのです。熱に弱いため、本体には本体の熱を下げる冷却剤みたいなものが使われていることが一般的です。そのため、高温の直射日光をあててしまうことで劣化してしまうのです。
さらには、湿気があることで電子回路などの故障を起こしやすくなる原因にもなるので、これも気をつけるべきポイントになります。
ゲームのしすぎ
プラズマテレビの寿命が縮む原因には、ゲームのしすぎもあります。ゲームをするということは、それだけ輝度を使用しなければならないことになります。
この輝度を思いっきり使ってしまうということは、その後の寿命に関わることになるのです。今のゲームは、かなり精度が高いので、それだけテレビに負担をかけてしまうことがあるということです。
不十分な掃除
掃除ができていないと、ホコリが細かい部分から入り込んでしまいます。そうなると、ホコリが原因で、部品がどんどん劣化してしまうことが考えられるのです。
部品が劣化してしまうことで、プラズマテレビの寿命は確実に縮んでしまうでしょう。しっかりとホコリをとる掃除を定期的に行ってください。
ホコリをとるときは、ウェットティッシュなどを使うのではなく、乾いたもので掃除してください。ウェットティッシュは、多湿の原因になるので、そこでまた寿命を縮めることになってしまいます。
プラズマテレビの寿命を延ばす方法
プラズマテレビの寿命の延ばし方について紹介します。どうしたらプラズマテレビの寿命をしっかりと延ばしていくことができるのでしょうか。
プラズマテレビは、金額的に安くなってきてはいるものの、故障したからすぐに買いかえるということができるほど安価ではないと思ってください。
できれば、長持ちしたほうがいいですので、そのためにも寿命を延ばす方法を見つけたほうがいいのです。
電源基板を修理する
プラズマテレビの寿命を延ばす方法は、電源基盤を修理することです。電源基盤がきちんとなっていないと、必ずといっていいほど寿命がきてしまうのがプラズマテレビです。要するに、電源基盤がとても大事な場所になるということです。
また、大事な場所なのに劣化が早い場所でもあるのです。劣化してしまったものをずっと使っていると、テレビ自体の故障や寿命に関わってくるところがあります。修理をするのにも3万円ほどはかかってしまいますが、テレビの持ちを良くするためです。
この修理代を出してでも修理をしていくことで、テレビの寿命はとても長くなるでしょう。
良い環境の場所に置く
プラズマテレビの寿命を良くするためには、環境が良い場所に置くことも挙げられます。環境が良い場所に置くことができなかったら、先ほども紹介したように、負担を大きくかけてしまうことになります。
そのため、高温ぼ場所や多湿な場所を避けることができる、できるだけ涼しい場所に置くようにしてください。
テレビは、壁際に近づけることが多いのですが、窓からは離すようにしたほうが無難でしょう。
定期的に掃除する
プラズマテレビの寿命を長くしたいのであれば、定期的にしっかりと掃除をしてください。目に見えるホコリがあるのなら、ホコリをとるモップみたいなもので優しくテレビを拭いてあげましょう。
また、月1の頻度で通気口からホコリをとったり、年に1回は外側のフタを開いて掃除をするなどしてください。こまめに掃除していかないと、ホコリに弱い部品がテレビには多いので、劣化して故障する原因になりやすいのです。
プラズマテレビの掃除というのは、そこまで念入りにすることはあまりないでしょうが、定期的にすることで、寿命が延びて無駄な出費を抑えることができるというのを知っていたほうがいいでしょう。
プラズマテレビは買取してくれる?
プラズマテレビは買取してくれます。リサイクルショップや質屋さんなどでも買取してくれることが多くあります。そのため、買い替えようかな?と思ったときには、買取をしてもらうことも考えてみてください。
故障しているものは、買取の査定が厳しい場合もありますし、買取をしてくれない場合もあります。しかし、探してみると、故障していても買取してくれる業者を見つけることも可能でしょう。
悪い症状が出ていないものなら、高く買い取ってくれる可能性もあります。
プラズマテレビを大事に使おう!
プラズマテレビについて見ていくと、知らなかったことも多いと感じませんでしたか?寿命や故障の症状が出たときには、いち早く気づいて対処したほうがいいですし、1番危険なのは以上な熱さを発していることです。
熱くなっていても「電化製品だから。」と思うことがあるでしょうが、危険なこともあるので注意してください。プラズマテレビを持っている人は、丁寧に扱い、掃除もしっかりして置く場所にもこだわりましょう。
そうすることで、プラズマテレビを長持ちさせることができるでしょう。大事に使って、寿命を全うさせてあげてください。