ほう炭酸抜きコーラですかの元ネタ!刃牙のオイオイオイ死ぬわアイツって?
最近ネット上では、「ほう炭酸抜きコーラですか」や「オイオイオイ死ぬわアイツ」といったフレーズが多用されています。その元ネタが分からず、困惑している人もいるでしょう。そこで、今回は「ほう炭酸抜きコーラですか」の元ネタについて、説明していきたいと思います。
目次
ほう炭酸抜きコーラですか…を知ってますか?
最近SNSでは、「ほう炭酸抜きコーラですか」というネタが流行しています。とある漫画から、炭酸抜きコーラは運動前に摂取すると、効率的にエネルギーに変わるという噂が流れました。
この「ほう炭酸抜きコーラですか」は、その噂の出所になったとある漫画の中で、モブのキャラクターが言い放ったセリフです。
しかし、「ほう炭酸抜きコーラですか」はその言葉の響きの面白さから、挨拶のように使われることもあります。そのため、元ネタが分からず、なぜ炭酸抜きコーラがそんなに流行っているのか疑問に感じている人もいるでしょう。
そこで、今回は「ほう炭酸抜きコーラですか」の元ネタについて、詳しく見ていきたいと思います。
炭酸抜きコーラの元ネタとは?
炭酸抜きコーラの元ネタは、個性的な格闘技漫画として大人気の「グラップラー刃牙」とされています。以下では、「ほう炭酸抜きコーラですか」の出所になった「グラップラー刃牙」のワンシーンを解説していきましょう。
「グラップラー刃牙」の1話
「ほう炭酸抜きコーラですか」の出所は、グラップラー刃牙第1巻の第1話で、主人公の刃牙が空手大会の決勝に出る直前のシーンです。格闘家の主人公刃牙は、空手大会を3連覇している強者、未堂選手と決勝戦で戦うことになります。
白帯を巻いている空手初心者である刃牙が、控室で炭酸抜きコーラでエネルギー補給している刃牙の姿のシーンで、刃牙を呼びにモブキャラクターがやってくるのです。そのモブキャラクターが「ほう炭酸抜きコーラですか」とつぶやくのです。
このセリフが特に印象的であるため、若い人達の間で流行するようになりました。
一連のやりとり全文
刃牙は控室で炭酸抜きコーラを飲んでいます。その控室に刃牙を呼びに、モブキャラクターABCと、メガネをかけたモブキャラクターが出てくるのです。最初にモブAは「オイオイオイ」、モブBは「死ぬわアイツ」と言います。
その後、メガネのモブが、「ほう、炭酸抜きコーラですか……大したものですね。炭酸を抜いたコーラは、エネルギーの効率が極めて高いらしくレース直前に愛飲するマラソンランナーもいるくらいです」と発言するのです。
さらにその後モブAが「なんでもいいけどよ」、モブCが「相手はあの末堂先輩だぜ」と発言します。
さらに、メガネのモブが「それに特大タッパのおじやとバナナ、これも速効性のエネルギー食です。しかもウメボシもそえて栄養バランスもいい。それにしても試合直前だというのに、あれだけ補給できるのは超人的な消化力というほかはない」と解説します。
「グラップラー刃牙」とはどんな漫画?
「ほう炭酸抜きコーラですか」の元ネタである「グラップラー刃牙」とは、裏格闘技界の覇者である主人公の範馬刃牙が、裏格闘技で強敵を倒していく格闘漫画です。主人公の刃牙は格闘技の才能があり、格闘技全般にストイックに取り組んでいきます。
第1巻でも、裏格闘技界の大会で次の対戦相手が空手家ということで、未知の空手を学ぶために初心者ながら強敵ぞろいの大会に出場しているのです。
また、この漫画ではモブキャラクターの突然の解説や、主人公の強さを引き立たせるための面白いセリフの野次なども所々に出てきます。熱い格闘技のストーリーだけでなく、面白いモブキャラクターの存在も、「グラップラー刃牙」独特の魅力となっているのです。
「オイオイオイ死ぬわアイツ」はなぜネットでウケた?
「ほう炭酸抜きコーラですか」の元ネタとなった刃牙のシーンでは、別のモブキャラクターが白帯を巻いた刃牙を見て、「オイオイオイ、死ぬわアイツ」と茶化します。
このセリフも「ほう炭酸抜きコーラですか」と同じように、SNSで流行するようになったのです。このセリフは圧倒的に劣勢に立たされている人がいるシリアスな場面において、シュールなほど軽やかに言い放つことができます。
言葉も簡単で短く、どんな場面でも誰でも使いやすいために、ネット上で頻繁に使われるようになったのです。
「オイオイオイ死ぬわアイツ」のコラ画像3選
「オイオイオイ死ぬわアイツ」のセリフはリズム感が良く、汎用性が高いことから、様々なコラ画像が作られています。以下では、「オイオイオイ死ぬわアイツ」の面白いコラ画像を3つ紹介していきましょう。
コラ画像①トイザラスのパンダキャラクター編
トイザラスのキャラクターであるパンダを、モブキャラの顔に当てたコラ画像です。雑なコラ独特の風合いと、パンダの笑顔が笑いを引き出しています。また、刃牙の世界観と合わないトイザラスの世界観を混ぜたシュールさもユニークです。
コラ画像②モブキャラの顔で統一編
全て「オイオイオイ」と言っているモブキャラクターの顔で、全ての登場人物の顔をコラージュした画像です。一見普通に見えるので、よく見たら抑えられない笑いが込み上げてくるコラ作品でしょう。じわじわくるコラ画像が好きな人におすすめです。
コラ画像③ストロングゼロ編
炭酸抜きコーラを、ストロングゼロのお酒に変えたコラ画像です。ストロングゼロは酔いやすいことで有名で、登場人物全員で飲んでいるので、シュールなワンシーンに仕上がっています。ストロングゼロを飲みたくなるコラ画像でもあるでしょう。
コラ画像④実写編
炭酸抜きコーラを飲む自分の姿と、刃牙の姿を重ねたコラ画像です。刃牙だけ実写になっていることで、シュールでユニークな世界観になっています。
モブキャラクターの顔も際立っており、キャラクターの顔を見ていると思わず笑ってしまうコラ画像と言えるでしょう。
コミケの「オイオイオイ死ぬわアイツ」のコスプレも話題に!
オイオイオイ死ぬわアイツ #C92 #C92コスプレ pic.twitter.com/IMnYwfb2Ds
— きりしま (@krsm_ttt) August 11, 2017
「オイオイオイ死ぬわアイツ」と発言したモブキャラクターも、「グラップラー」のファン達に愛されています。全国のオタク達の一大イベントであるコミケでは、「オイオイオイ死ぬわアイツ」のコスプレをする人も多いのです。
画像では、実際のモブキャラクターの表情に合わせているだけでなく、吹き出しもしっかり作られています。臨場感があるので、元ネタを知らない人でも笑えるでしょう。
以下では、インパクト抜群の「オイオイオイ死ぬわアイツ」のコスプレには、何と「いらすとやさん」も参戦しているのです。
いらすとやさんも参戦
いい!!/ハムスター速報:いらすとやのフリー素材で再現された刃牙の名場面wwwwwwww https://t.co/QQuPfwt5DZ @hamusokuさんから
— はましょう@令和 (@hamasyou2014) February 21, 2016
どんなものも可愛いイラストの題材にしてしまうことで有名なフリー素材を扱うサイト「いらすとやさん」でも、刃牙の名シーンが再現されています。可愛い雰囲気のイラストなので、シュールさが増大してかなり面白い画像になっているのです。
しかし、使いどころに迷ってしまうかもしれません。
炭酸抜きコーラの効果は本当?
元ネタとなったシーンでは、メガネをかけたモブキャラが炭酸抜きコーラのエネルギー変換効率が良いことを解説しています。それは本当のことなのか、気になる人は多いでしょう。以下では、炭酸抜きコーラの効果について解説していきたいと思います。
運動前に飲めばエネルギー効率が良い
炭酸抜きコーラには糖分がたくさん含まれており、胃に優しいためエネルギー効率は本当に良いそうです。血糖値がすぐに上がるため、急激にエネルギーを消費して血糖値が下がる運動前には本当におすすめできます。
また、興奮作用のあるカフェインが入っているため、興奮して勝負が良い方向に向かう効果も期待できるのです。
1970年代のマラソン選手も飲んでいた
炭酸浮きコーラの効果は、1970年代のマラソン選手の間で実際に話題になっていました。1972年のミュンヘンオリンピックのマラソン優勝者フランク・ショーター選手も、競技中にコーラを愛飲していたそうです。
驚くべきことに、マラソン競技のギネス記録の保持者も、コーラを競技中に飲んでいました。
バキ飯は食べる時間に注意
「グラップラー刃牙」には、炭酸抜きコーラ以外にもエネルギー変換効率がよい食べ物がたくさん紹介されています。それらの食べ物は「バキ飯」と呼ばれ、運動や筋トレ好きな人達の間で流行っているのです。
しかし、バキ飯の多くはエネルギー変換効率が良い分、数時間ほど経つと急激に血糖値が下がり、運動効率が悪くなるというデメリットがあります。そのため、本当にバキ飯で運動中にエネルギー補給する場合は、運動中に摂取するようにしましょう。
バキ飯の消化にかかる時間
「オイオイオイ死ぬわアイツ」の出所になったシーンでは、エネルギー補給として炭酸抜きコーラとバナナ、梅干しとおじやというバキ飯を食べています。
そのシーンでは、刃牙はこれらのバキ飯を試合10分前に食べているそうですが、これらの消化には30~60分はかかるそうです。
消化不良の状態で運動をすると、実力を発揮できない可能性が高いため、これらのバキ飯も食後1時間は空けてから運動するようにしてください。
「グラップラー刃牙」から生まれた名言をSNSで使ってみよう
今回はネット上で最近流行している「ほう炭酸抜きコーラですか」と「オイオイオイ死ぬわアイツ」について紹介しました。漫画「グラップラー刃牙」の名シーンから生まれたこれらのセリフは、普段使いたくなるリズム感の良さと面白さがあるセリフです。
興味がある人は、ぜひ実際にSNSで使ってみてください。