コストコの四国への出店予定は？高松や愛媛の松山などどこにオープン？

コストコはアメリカに本社がある会員制の大型ディスカウントストアです。倉庫型店舗という名称で呼ばれる通りコストコの店内はかなり広く、食品だけでなく衣類や日用品などの商品が所狭しと並んでいます。

そんなコストコは、関東地方をはじめ、関西地方、中国地方、九州地方、北海道など全国各地に計26店舗のお店を出店していますが、実は2019年7月現在、四国地方にはコストコ店舗がありません。

四国地方に住む人にとって、コストコが四国に出店されるのかどうかは長年気になっている問題ではないでしょうか。コストコが四国にできる可能性について探ってみましょう。

まず、コストコがオープンするにはコストコ側が定める出店条件が重要になります。

・高所得層マーケット
・半径10kmの人口が50万人以上
・企業が多い地域
・敷地面積　10,000坪以上（ガスステーション用敷地を含む）
・建築面積　約4,500坪
・用途地域＝準工、商業、近隣商業（売り場面積1万㎡超）
・駐車場収容台数　800台以上
・車のアクセスの良い物件

コストコの公式サイトによると、このように出店条件はかなり明確に決まっています。確かに現在オープンしている店舗を見るとほとんどのコストコが郊外の広い場所かつ車でのアクセスが良い立地に建っています。

それでは、四国地方でコストコの出店条件をクリアする地域はあるのでしょうか。四国地方と言えば、その名前が示す通り徳島県、香川県、愛媛県、高知県の4つの県が存在します。

これら4つの県のうち、コストコ出店の可能性があるのは2県です。詳しく見ていきましょう。

現在、もっとも四国内におけるコストコ出店の可能性が高いのは愛媛県の松山市だと噂されています。松山市の人口は約51万人、当然高速道路も通っていますし、土地についても余裕があるので、コストコの出店条件は満たしています。

コストコができる可能性が高い場所として有力なのが松山市にある西衣山。大型ショッピングモールができると新聞などでも報道されたため、松山市在住の人々の期待はかなり高まっている様子。

松山市にコストコができるという確実な情報はまだ出ていないようですが、四国内にコストコが出店するのであれば、松山市にできる可能性はかなり高いと考えられます。

四国内でのコストコ初出店が期待されるもう一つの県は香川県です。香川県の県庁所在地である高松市の人口は42万人。コストコの出店条件である人口には届きませんが、周辺のさぬき市、坂出市、丸亀市と合わせると人口50万人を超えます。

高松市は言わずと知れたうどん県。近年では観光客も格段に増え、非常に活気のある都市です。松山市同様に高松市にも広い土地があり、交通アクセスも良好です。松山市に次いで四国内のコストコ初出店に期待のかかるエリアと言えるでしょう。

四国内におけるコストコ出店の可能性が高いのは愛媛県と香川県だとお伝えしましたが、残る高知県と徳島県についてはどうなのでしょう。高知県や徳島県に住む人にとっては気になるところではないでしょうか。

しかし、残念ながらこの2つの県についてはコストコ出店の可能性は低いと考えられます。その理由について考えてみましょう。

高知県や徳島県にコストコが出店する可能性が低い理由としては、まず人口の少なさが挙げられます。高知県の県庁所在地である高知市の人口は約33万人、徳島県の県庁所在地である徳島市の人口は約25万人。

高知県、徳島県ともにコストコの出店条件である「半径10kmの人口が50万人以上」を満たしていません。人口増加の見込みもなく、今後爆発的に両市の人口が増える可能性は限りなく低いと考えられます。

また、交通の利便性が良くないことも高知県や徳島県にコストコが出店する可能性が低いことの要因の一つとして考えられます。

高知県は四国の南端にあり、4県のうちでもっとも本州から遠い県。また、徳島県は明石海峡大橋で本州とつながってはいますが、県内の高速道路網整備が未だ不十分な段階です。

これらの理由から、高知県や徳島県にコストコを出店しても集客が難しいため、両県内においてコストコが出店する可能性は低いと言えるでしょう。

それでは、四国にコストコが出店したら買いたい人気商品を3つご紹介します。どれもマストバイな商品なので、コストコがオープンしたらぜひ買ってみてください。

全国のコストコで誰もがカートインするとも言われるほど人気があるのがディナーロールです。36個入りで400円前後という破格のお値段ですが、驚くのはその美味しさ。高級ホテルの食事に出てきそうなぐらい美味しいと評判です。

オーブンで温めて食べるだけで美味しいのですが、SNSなどでは工夫を凝らした様々なディナーロールレシピが紹介されています。絶対に失敗しない商品なので、ぜひ買って食べてみてください。

コストコと言えば大容量のお肉も人気があります。中でも1.5kgの量を約2,500円で購入できるプルコギビーフは調理の手間も省けるお助け食材として大人気。店内で試食ができる場合もあり、一口食べれば購入必至。

甘辛い味のついた牛肉なのでそのまま焼いて食べるのはもちろん、牛丼やチャプチェなどアレンジレシピに挑戦するのもアリです。当日中に使い切れない分は小分けにして冷凍しておけば、しばらくはお料理も楽できそう。

テレビでも何度も取り上げられているコストコ人気のスイーツと言えば「ティラミス」。ずしりと重いその総量はなんと正味量1.5kgというのだから驚きです。しかし、1.5kgでお値段は1,200円前後。かなりお得なデザートです。

このティラミスはコストコの「カークランドシグネチャー」という自社ブランドの商品で、お味はコストコお墨付き。余った分は冷凍しておくとケーキ感覚でまた楽しめます。

お肉ばかりが注目されがちですが、実はコストコの鮮魚も非常に高品質で人気のある商品の一つ。中でも「サーモンフィレ」は味、鮮度ともに一級品と言われるほどの大人気商品。

このサーモンフィレは、ノルウェー産の鮭を一度も冷凍せずに店頭に並べているというのだから驚きです。そのため、購入後、家の冷凍庫で保存しても味が落ちにくいのが嬉しいポイント。

味も品質も確かなサーモンフィレは、アレンジレシピも豊富で1パック購入しておけば、大活躍間違いなしの優秀な一品です。

四国内にコストコができるまでは、近隣のコストコに訪れてみるのはいかがでしょうか。四国から近いコストコは2店舗。コストコ神戸倉庫店とコストコ広島倉庫店です。

香川県、徳島県の人は明石海峡大橋を通って神戸倉庫店へ、愛媛県在住の人であればしまなみ海道を通って広島倉庫店へ行くのがおすすめ。

高知県からはどちらのコストコへ行く場合も3時間以上かかってしまいますので、旅行などの際についでに訪れるのがいいかもしれません。

コストコと同じく外国企業の倉庫型店舗として有名なのがIKEA（イケア）です。イケアはコストコとは違って家具の専門店。北欧風でオシャレな家具がお手頃価格でゲットできるとあって、週末は家族連れのお客さんで賑わいます。

そんなイケアは四国内にあるのでしょうか。残念ながら、答えは「ノー」。コストコと同様に、2019年7月現在では四国内にイケアは存在しません。コストコのような出店の噂も出ていないので、イケアの四国進出はコストコよりも遅くなりそうです。

ちなみに、イケアにはイケアが公式に提供している「お買い物代行サービス」というものがあります。その名の通りイケアでの買い物を代行してくれるサービスで、オンライン上で欲しい商品を選ぶだけ。

もちろん代行料がかかってしまうので通常購入よりも高くなってはしまいますが、四国外のイケアまで時間と手間とお金をかけて向かうことを考えれば、そこまで法外な値段でもありません。イケアが気になる人は代行サービスを頼むのも一つの手です。

いかがでしたか？現在コストコ未出店の四国地方でコストコがオープンする可能性があるエリアについてご紹介しました。

四国でコストコが出店する可能性が高いのは愛媛県松山市と香川県高松市です。まだ確実な情報は出ていませんが、どちらのエリアもコストコの出店条件はほぼ満たしています。

もしかすると近いうちに四国内にもコストコができるかもしれません。四国在住の人は楽しみに待っていてください。