かまってちゃんの特徴や心理9選と対処法・注意点を解説!
かまってちゃんの特徴や心理をご紹介します。また職場などでうざいかまってちゃんに絡まれた時の対処法や注意点も解説していきます。周りの人や彼氏彼女、また自分自身がかまってちゃんかどうかの診断などもご紹介しているので、気になる方は確認してみてください。
目次
あなたの職場のうざい人はかまってちゃんかも!?
職場や学校どこにでもいるかまってちゃんですが、かまってちゃんにも色んなタイプのかまってちゃんがいるものの、基本的に言えるのはうざいということです。うざい人がすべてかまってちゃんというわけではないですが、かまってちゃんにはうざい人が多いのです。
遠い存在ならまだしも、職場など近しい存在にかまってちゃんがいるというのは非常にうざいものです。職場の中でも同じ部署だったり、職場内で同じチームだったりしたらうざいレベルもさらに増します。
かまってちゃんのせいで職場の空気が悪くなったり、かまってちゃんのせいで職場のチームワークが悪くなったり、かまってちゃんのせいで職場での仕事が捗らなくなったりと、うざい発言や行動によって職場が乱されるのです。
職場以外にもうざいかまってちゃんはいますが、職場にいる重度のかまってちゃんほど迷惑なものもありません。ここから先は職場に限らずすべてのかまってちゃんのことを挙げていきますが、もちろん職場のかまってちゃんにも使える内容です。
職場環境をよくするためにも、ぜひここからの内容を参考にうざいかまってちゃんの対処法などを考えてください。職場だけではなくあなた自身や周りの人のためにも役立ちます。
かまってちゃんの特徴や心理9選を紹介!
かまってちゃんはうざいとは言いますが、どんな特徴があって、どんな心理でそんなうざい行動をしているのか。そういった部分を見ていきましょう。
かまってちゃんのうざい行動の特徴と、うざい行動をしてしまう心理を知っておくことで、そのことへの対処法も考えることができますし、注意点なども見えてきます。
まずはかまってちゃんの特徴を確認し、その後、その特徴が表れる心理をチェックして、対処法や注意点などの参考にしてみてください。
かまってちゃんの特徴5選
まずはかまってちゃんの特徴です。簡潔に言ってしまえば「うざい」の一言なのですが、しかしかまってちゃんの種類もかなり豊富になっているので、どんなタイプのかまってちゃんがいるのかを知っておくのも、対処法や注意点を把握するのに重要です。
あるうざい人物が「これもかまってちゃんなのか」と分かることで、かまってちゃんへの注意点や対処法が使えるということも分かるので、そういった意味でもかまってちゃんの特徴を知ることは意味のあることです。
「これが当てはまるからかまってちゃんかも?」という診断的にも使えますので、しっかりとチェックしてみてください。
意識高い系が特徴のかまってちゃん
自分のことを大きく見せようとして、ネット上にすごい経歴や人脈などを過剰にアピールしすぎる人のことを『意識高い系』と言いますが、それを伴った形のかまってちゃんがこの特徴です。
かまってほしくて自分にはこんなすごい経歴がある、ということを言ったり、こんなすごい人と知り合いで、自分もその人と同じ考え、同じ立ち位置だというアピールをします。
もともとはネット上の話なのですが、友人知人、もしくは彼氏彼女に対して口で言う意識高い系も現れているので、この場合もこの特徴に当てはまります。
メンヘラが特徴のかまってちゃん
メンヘラ発言…いわゆる『私は病んでいる』というようなことを発言するのが特徴のかまってちゃんです。こんなに嫌なことがあった、こんなに私は辛い、と心配してもらえるような発言を頻繁にします。
このような発言を頻繁にする彼氏彼女がいたら重度のかまってちゃんと考えられるので、メンヘラ発言が多い場合はかまってちゃんだと診断しても良いでしょう。
もちろん彼氏彼女だけではなく友人知人にいても、かなり厄介なタイプのかまってちゃんなので、関わるとしても対処法や注意点はしっかり確認しておくべき相手になります。
このタイプのかまってちゃんを彼氏彼女に持ってしまったら苦労するのは目に見えているので、付き合い続けるのであれば覚悟をして挑みましょう。
また、付き合う前の段階であれば、しっかり診断して、重度のかまってちゃんではないかを確認してから付き合うかどうかを決めても遅くはないです。
承認欲求が強いのが特徴のかまってちゃん
承認欲求が強いのが特徴のかまってちゃん…つまり認めてほしいし、褒めて欲しいという欲求からくるかまってちゃんの特徴になります。
これは人から認めてもらったり、褒めてもらえないと自分に自信が持てないということの裏返しでもあり、「どうすごいでしょ?褒めて褒めて?」という気持ちからくるものです。
「それは同意だよ」とか「すごいね」と言ってもらうことで安心するため、そう言ってもらえそうなことをどんどん発言してくるかまってちゃんということになります。
自立できないのが特徴のかまってちゃん
赤ん坊…というところまではいきませんが、いつまで経っても子どものように自立ができずにいるかまってちゃんの特徴です。
彼氏彼女にとにかく甘えてきたり、お世話をしてほしがったり、常に自分だけを見ていてほしがったりと、依存が強いのが特徴のかまってちゃんになります。
彼氏彼女をまるで母親か父親のように考えてしまっているような言動が特徴なので、そこから彼氏彼女がこのタイプのかまってちゃんかどうか判断しましょう。
ぶりっ子が特徴のかまってちゃん
男性のぶりっ子というのはほぼいないので、これは女性限定になりますが、ぶりっ子をして注目を集めたいタイプのかまってちゃんです。彼氏彼女の関係であれば「それが可愛い」と思っていれば問題ありませんが、周りは迷惑している可能性も否定できません。
ただ注意点として、かまってちゃんなので、彼氏以外の男性にもぶりっ子をして注目されたがる彼女ということになるので、良い関係を続けるのは難しい場合もあります。
彼氏にだけぶりっ子なかまってちゃん彼女なら良いのですが、なかなかそうもいかないのがかまってちゃんの特徴でもあります。
かまってちゃんの心理4選
これまでに挙げた特徴はかまってちゃんのどんな心理からくるものなのでしょうか。特徴にも被る内容はありますが、こちらは心理にフォーカスを当てていくつかの心理を見ていきます。
なぜ、かまってちゃんな行動を取るのかという心理を知っておくことで、注意点や対処法が分かるというのもあるので、特徴とともにしっかりと確認しておいてください。
必ず関わることになる彼氏彼女がかまってちゃんだとしたら、自分の彼氏彼女の心理を知っておくことも良い関係を続けるには必要なこととなるでしょう。
褒めて欲しいという心理
褒めて欲しいという心理からかまってちゃんな行動を取ります。こんなすごいことをした、こんな善行をしたと伝えることで、「すごいね」「偉いね」と言ってもらいたいというかまってちゃんの心理です。
あまり褒めてもらわずに育ってきたなどの環境が影響している場合もある心理なので、同情の余地もありますが、やはりあまりにもかまってちゃんが激しいとうざいと思ってしまうのは仕方ないことです。
ただ、こういう心理なのだということを知っておくことで、少しは可愛げがあるものだと柔らかく受け止めることができるようになる可能性はあるので、この心理も覚えておいてください。
認めて欲しいという心理
こちらも褒めて欲しいという心理に近いものがありますが、自分を認めてほしいという心理からくるかまってちゃん行動です。
「あなたが正しい」「良い意見だ」「素晴らしい」など、自分の行動や発言を認めてもらいたくて、それを全面にアピールするかまってちゃん行動を取ってしまうという状態です。
この心理もあまり幼少期に認めてもらえなかった経験が影響している可能性もあり、こういったかまってちゃん心理もあるのだと知っておいてください。
依存したいという心理
子どもが母親に依存するように、誰かに依存したいという心理からくるかまってちゃんな行動です。彼氏彼女を対象にすることが多いですが、重度のかまってちゃんになると誰彼構わず依存するかまってちゃん行動を取ります。
そして依存するタイプの人は、相手にも自分だけに依存して欲しがるタイプが多く、かまってちゃん行動がそのような行動になるケースが少なくありません。
もっとかまって、私だけをかまって、というようなかまってちゃん行動になりがちなので、そういう兆候が見えたら依存心理からくるかまってちゃんだと判断できます。
見て欲しいという心理
自分のことを見てほしい、もっと注目してほしいという心理からくるかまってちゃん行動です。注目してほしいあまり突飛な行動をすることもあり、周りはそれに振り回されることもあります。
彼氏彼女の関係であれば、常に自分だけを見てほしくてかまってちゃん行動を取るので、それが異性への嫉妬だけではなく、同性の友達だとしても、友達よりも自分を見て欲しい心理からかまってちゃん行動を起こします。
友達にさえ束縛してくるタイプがこの心理からくることも多く、自分が話題の中心にない、もしくは混ざることができない会話は遮って他の会話を被せてくるのも、この心理のかまってちゃんです。
かまってちゃんの対処法
かまってちゃんにはどのような対処法があるでしょうか。これまでお伝えしてきたように同じようにかまってちゃんと言っても、色々な特徴があり、様々な心理からかまってちゃん行動を起こしています。
ですので、1つの対処法ですべてを対処できるとは限りませんし、いくつか組み合わせて対処しなければならない可能性もあります。
ですが、いくつかの対処法を知っておくことで、相手に合わせた、もしくは自分がやりやすい対処法を取ることができるので、ぜひとも確認しておいてください。
適度にかまってあげる対処法
かまってちゃんと1対1での対処が辛い場合は、複数人のグループでいる際などに適度にかまってあげることで、少しは満足し、かまってちゃん行動がエスカレートしないようにはできる可能性があります。
エスカレートとしないというだけで根本的な解決にはならないことも少なくないですが、しっかり解決してあげるほどかまってちゃんに関わり合いになるつもりがなければ、その程度の対処法でも良いでしょう。
そもそもの性格的にかまってちゃんな可能性もあるので『解決』などがあるかどうかも分かりませんから、適度にかまってあげるのは良い対処法の1つです。
とりあえず褒める対処法
かまってちゃんを褒めてあげるという対処法です。といっても「はいはい、偉い偉い」というような投げやりな褒め方ではかまってちゃんは満足しませんし、かと言って、本気で常に褒めてあげるのも褒める側が疲れます。
かまってちゃんだということを除いて、フラットな目線でみた場合に「それは確かに褒められたもんだ」というような内容だった場合には、「すごいねー」などと『普通に』褒めてあげるということです。
かまってちゃんだと思って、何を言ってきても褒めてあげなくなっていることから、相手のかまってちゃん行動がエスカレートしている可能性もあるので、この対処法も覚えておきましょう。
ペットや小さい子どもだと思い込む対処法
ペットの犬、猫は自分がかまって欲しくなると犬なら『くぅ~ん』と、猫なら『ゴロゴロ』と喉を鳴らして近寄ってきます。それとかまってちゃんは同じなのだと考える対処法です。
ペットのような小動物だと考えれば、かまってちゃん行動も可愛げのあるものだと考えられる可能性もありますから、かまってちゃん行動にイライラするくらいなら、それくらい割り切ってかまってちゃんを見るのもおすすめです。
ペットがイメージ付きづらい人の場合は、小さい子どもをイメージして、その子たちがかまってちゃんのような行動を取るのと同じだと考えると良いでしょう。
適当に返事して意識しない対処法
完全にスルーしてしまうと、アピールが強くなりかまってちゃん行動が悪化する可能性があるので、適当に笑顔で「そうなんだ」とか「へーすごいね」などと返事をしておくという対処法です。
何を言っているのかまったく頭に入っていないというくらいに自分の中では適当に、しかしかまってちゃんには返事をしてくれているように見える程度で対処します。
かまってちゃん行動がエスカレートとすると面倒なので、適度に適当に返事をしておく程度というのは良い対処法なので、この方法も頭に入れておきましょう。
ほっておく対処法
なるべく『言い訳』ができる形でスルーしてほっとくようにします。「ごめん気づかなかった」「あの日忙しくて…」など、電話やメール、LINEなどのかまってちゃん行動は無視できるときは言い訳を用意しつつ無視します。
また、直接のかまってちゃん行動の場合にも、調べ物をして忙しいフリをしたり、どこかに急いでいなくてはいけないような言い訳をしてその場を上手くやり過ごします。
そのように『華麗にスルー』することで、適度にほっとくことができますから、あらかじめスルーする手段をいくつか用意しておくと対処がしやすいので、前もって準備しておきましょう。
かまってちゃんにしてはいけない注意点
かまってちゃんがいくらうざいとは言っても、何をしても良いというわけではありません。また、注意点となることをしてしまうことで、かまってちゃん行動が悪化してしまう可能性もあるのです。
かまってちゃんがうざいと感じていて、それをやめさせるためにした行動が逆効果だったら自分の首を絞めることになるので、ここに挙げるかまってちゃんへの注意点はそういった意味で非常に重要です。
注意点1:かまってちゃん発言をバカにする
かまってちゃんのかまってちゃん発言を笑ったり、バカにしたりするのはいけません。ネガティブな発言で注目を集めようとするのもかまってちゃん行動の1つなので、バカにされたことを周囲に拡散する可能性があります。
あの人はひどい、あの人に私はこんなひどいことをされた、と周囲に拡散されてしまっては、かまってちゃん行動だと理解していない人から見たら、バカにした人だけが悪者扱いをされる可能性もあります。
いくらかまってちゃんのかまってちゃん行動に迷惑していても、全ての人がそれを把握しているわけではないので、安易にバカにしたりするのは危険というかまってちゃんにしてはいけない注意点です。
注意点2:かまってちゃんの陰口を言う
かまってちゃんへの陰口が『陰口で済んでいる』のなら問題ありませんが、かまってちゃんの耳へ入ってしまったら、これも大きなトラブルの元になります。
バカにされたのと同じように「こんな陰口を言われた」と不幸話自慢のようにかまってちゃんは拡散を始めます。かまってちゃんにとっては、そういうものもかまってちゃん行動のネタになるので、嬉々として拡散する可能性もあるので注意が必要です。
かまってちゃんが相手ではなくても陰口は良い結果をもたらさないことが多いので、普通よりも厄介な相手のかまってちゃんの陰口は避けるようにしましょう。
注意点3:かまってちゃんの全てを無視してしまう
かまってちゃんのかまってちゃん行動をすべて無視してしまうのもNG行動の1つになります。かまってちゃんはかまって欲しいので、無視されればかまってちゃん行動がエスカレートする可能性のほうが高いです。
どうすればかまって貰えるのか思考を凝らしてより重度のかまってちゃん行動を起こし始める可能性もありますし、注目を集めるためなら自分を傷つける可能性もあります。
無視したことでかまってちゃんが自分を傷つけて、それが大事になったら、かまってちゃんの全てを無視した自分にも罪悪感が芽生えてしまいますので、すべてを無視するのはかまってちゃんへのNG行動と知っておきましょう。
注意点4:かまってちゃん全てに対応してしまう
かまってちゃんのかまってちゃん行動すべてを無視するのもNGですが、すべてに対応してしまうのもNG行動の1つです。
かまってちゃんにとって「最大限にかまってくれる人」と認定されてしまうので、かまってちゃん行動のターゲットになる可能性が極めて高いです。
他の人の反応が薄くても、この人は自分のかまってちゃん行動に対応してくれると認識されてしまったら、すべてのかまってちゃん行動の宛先が自分になってしまう可能性もあるということです。
かまってちゃんのかまってちゃん行動をすべて一手に受けるのは、かなりメンタルが強い人でも耐えられない可能性が高いので、この状況は避けるべきです。
そうならないためにも、かまってちゃんのかまってちゃん行動は、すべて無視しても、すべて対応してもNGだということをしっかり認識しておきましょう。
あなたは大丈夫?彼氏・彼女に対するかまってちゃん度を診断
以下の項目にいくつ当てはまるかでかまってちゃん度を診断します。
1.何か困ったらすぐに友達にメールやLINEする
2.自分と人にすぐに優劣をつける
3.自分に対する他人からの評価がとても気になる
4.体調が悪いなどをSNSに投稿したことがある
5.恋人に自分と仕事どっちが大事?と聞いたことがある
6.人から心配されるのが嬉しい
7.話題の中心は自分がいい
8.友人知人の日常が気になりSNSのチェックを欠かさない
9.自分の考えは常に正しいと思う
10.一人の時間よりも人と一緒にいたい
以上の項目が自分にいくつ当てはまったかでかまってちゃん度を診断します。彼氏彼女に対するものだけの診断項目ではありませんが、基本的にかまってちゃんは誰に対してもかまってちゃんなので、ここから診断できます。
診断結果
基本的に診断内容にチェックが多いほどかまってちゃん度が高いですが…
0~2個:かまってちゃん度20%診断
3~5個:かまってちゃん度40%診断
6~8個:かまってちゃん度70%診断
9~10個:かまってちゃん度95%診断
当てはまった個数によって、このような診断結果になります。
診断結果の詳細
かまってちゃん度が20%~40%であれば、「まったく仕方ないなぁ」と周りも笑って許してくれる程度のかまってちゃん度です。
それが彼氏彼女であれば、「可愛げ」と捉えてくれる可能性もある程度のものなので、そこまで気にする必要はありませんが、そこからエスカレートとする可能性も否定できないので、自制心をしっかり持ちましょう。
70%のかまってちゃん度の場合は、周りは少々扱いに困っている可能性があるので、周りからはしっかりかまってちゃんと認定されているはずです。
95%のかまってちゃん度の場合は、重度です。困っている程度ではなく嫌気がさして、なるべく関わらないようにされている可能性もあります。
彼氏彼女の関係でも別れを考えるレベルに到達してしまっているので、自分が95%の場合は、自らの行動を見直してみましょう。
自分がかまってちゃんの時は要注意
ここまで見てきたとおり、かまってちゃんはほとんどの場合、良いように捉えられていることはありません。周りは困っているか、うざいと感じているか、すでに関わりを持ちたくないとさえ思っている可能性もあります。
周りにかまってほしい、つまりは『仲良くしたい』に近い行動のはずなのに、周りから避けられていては逆効果になるということを知っておきましょう。
自分の行動がかまってちゃん行動だと気づいていなかった場合は、これからは自制心を持って、周りを困らせないように、うざいと思われないように行動することが大切です。