2018年11月29日公開
2018年11月29日更新
精悍の意味や類語とは?精悍な顔つき・顔立ちの特徴!
精悍な顔つきの男性はカッコイイです。精悍の顔つきや顔立ちの人の特徴を知り、精悍の意味、類語を知ることで精悍な男性に変身することも可能です。精悍の意味や類語を、セルフトレーニングに取り入れて、毎日の生活を引き締めて行きましょう。精悍な顔つきの有名人も紹介します。
目次
意外と知らない「精悍」という言葉
精悍な男性と言われて、どんな男性を思い浮かべますか?この、精悍という言葉は、日常あまり、耳にしませんので、ピーンと来ないかもしれません。しかし、精悍という言葉の、意味を知ることで、顔つきさえも、変えることも可能ならどうでしょうか?
ぜひ、精悍の意味、類語から、特徴を掴んで、自分に当てはめ、凛々しい顔つきのイケメンに変身してみましょう。
また、精悍という言葉は、容姿を表現する言葉の一つとして、知っておくと、他己紹介の際の、語彙も広がります。精悍という言葉は、人、以外にも褒め言葉としても使えます。
「精悍」の読み方と意味
精悍の、読み方と意味について、紹介します。一つ一つの、漢字の意味にも、注目してみましょう。漢字を知ることで、思わぬことを知る、キッカケになりますので、確認してみましょう。
「精悍」の読み方
精悍の読み方は、「セイカン」です。単体では、精は、(セイ、ショウ)などと読みます。悍は、(カン・おぞましい、いさむ)と、読みます。精悍の悍が、おぞましい、と読むとは、知らなかった人も、いるのではないでしょうか?
「精悍」の意味
精悍の意味とは、動作や顔つきが鋭く、力強いことを表します。精悍の精は、精神を表し、悍は怖い、強い、おぞましいなど、非常に強い様子を表します。
悍を、使った熟語は、悍馬(カンバ)暴れ馬、悍婦(カンプ)は、女性を表す言葉では、じゃじゃ馬など、男勝りな意味があります。
精は、念入りに手を加えるという意味の他に、純粋なもの、という意味があります。つまり、この二つの漢字は、生来から力強さが滲みでている、という意味合いになるでしょう。女性よりか男性や、精巧な機器、物を、表現するときに、相応しい表現でしょう。
「精悍」の使い方
精悍という言葉の使い方について、紹介していきます。容姿など外見から、爽やかな強さが感じられる表現に使われますので、覚えておくと良いでしょう。また、逞しい人に対する、褒め言葉にもなります。
「精悍」を使った例文
精悍という言葉は、男らしさなどの表現をする際に使われる言葉です。その中でも顔立ちなど、外見を褒める時に使う言葉になります。例文を確認してみましょう。
例文①精悍な顔つき
精悍な顔つきとは、非常に目鼻立ちがハッキリし、表情が引き締まっている印象です。「あの青年は、精悍な顔つきをしているね」など、にも使えます。
また、他己紹介で、「こちらの精悍な顔つきの青年は、トライアスロンをやっていますが、絵を描くことも趣味なんです。あなたと、気が合うかもしれませんね。」など、にも応用が利きます。
人間以外に使う例文では、「この鷹は精悍な顔つきをしていますね」等、ペットを褒める時にも、応用が利く言葉です。女性よりも、男性に使う表現の方が、好まれるでしょう。
例文②精悍な面構え
精悍な面構えとは、①の精悍な顔つきと良く似ている表現ですが、もともとの顔立ちが、キリッとした力強い顔立ちになります。無表情の場合でも、力強い顔立ちの人のことを言います。
「千代の富士は、精悍な面構えの力士だった」など、非常にワイルドな人を表す言い方にも使えるでしょう。
例文③精悍な佇まい
①と②が、顔に関係する、精悍の表現に対し、精悍な佇まいは、雰囲気を表しています。精悍な佇まいは、その人や物に対し、堂々とした、男らしい雰囲気や、カッコイイ物などの表現にも使えます。
「すると、向こうから彼が来たんだ。その精悍な佇まいに周りは息を飲んだよ!」遠くからでも、オーラがある人に対し、具体的な褒め言葉の使う際に、精悍な佇まいと表現することで、知的な褒め言葉になるでしょう。
人以外の表現方法としては、「鷹の精悍な佇まいに息をのんだ」など、見るからにして、力強い生き物や、車、時計の名前などを、主語にしても違和感なく、カッコ良さを表現できるでしょう。
精悍な顔つき・顔立ちの特徴
ここでは、精悍な顔つきや顔立ちの特徴を、4つ紹介していきます。精悍な顔つきを意識すれば、男らしい雰囲気がアップしますので、ぜひ、精悍な顔つきや顔立ちの特徴を、確認してみましょう。
世には。様々なタイプのイケメンがいます。精悍な顔立ちのイケメンは、男らしく爽やかな雰囲気を持つ人に多いです。また、精悍な顔つきの人に、あまり、太っている人はいません。
①目鼻立ちがキリッと引き締まっている
精悍な顔つきの人の、1つ目の特徴は、顔立ちは、全体的にキリッと引き締まっています。俳優では、武士の役を演じらせたらピッタリな人などは、精悍な顔つきになるでしょう。また、口元は、だらしなく開いてはいないで、キリッと閉じている印象になるでしょう。
②目力が強い
精悍な顔つきの人の、2つ目の特徴は、目に目力があります。黙っているだけなのに、かなりの迫力がある顔立ちになるでしょう。黙っていても、意志の強さが、伝わってきそうな目力に圧倒される人も多いでしょう。
③表情が自信にみなぎっている
精悍な顔つきの人の、3つ目の特徴は、表情に余裕があり、自信が溢れているように見えるでしょう。先に紹介した、目力がある特徴からも、表情に自信が表れてくるでしょう。
また、表情以外にも、体つきなど、全体的な雰囲気が、引き締まっている特徴も、堂々として見えるでしょう。
④笑顔が爽やか
精悍な顔つきの人の、4つ目の特徴は、笑顔が爽やかで、周囲が思わず注目してしまう雰囲気を持っています。普段あまり笑わない人であれば、このギャップに落ちる女性も多いのではないでしょうか?
「精悍」の類語表現
・引き締まった ・逞しい ・凛々しい |
精悍の類語について3つ紹介していきます。精悍の類語は、大きく3つに分かれています。1つ目は、外見を表す類語は、「引き締まった」という類語です。
2つ目は、肉体的、精神的な類語は、「逞しい」という類語です。3つ目は、男性らしさが感じられる類語は、凛々しいです。
精悍の外見を表す類語、肉体的、精神的な類語、男性らしさを表す類語、この3種類の類語が揃えば、精悍な人と言われるでしょう。各類語の意味を確認してみましょう。
引き締まった
精悍の類語、引き締まったという意味は、体型でいえば、 ゆるみやたるみがない、体型という意味になるでしょう。筋肉がついていて、均整がとれていると言えるでしょう。
精悍な顔つきとは、真剣な表情でしょう。その中でも、意志の強さが目に表れていて、見るからに強そうな表情をしていると言えるでしょう。
逞しい
精悍の類語で、肉体的・精神的な様子を表すと、逞しいです。逞しいとは、スポーツなどで鍛えられた肉体で、強いという特徴があります。
また、精神的にも強く、逞しいと表現されます。精悍な人というのは、非常に肉体的にも精神的にも、強い人というのが、これらの類語を通して表すことができます。
凛々しい
男性らしさを表す精悍の類語を紹介します。凛々しいという類語の意味は、キリッと引き締まっていて男らしいという意味があります。この凛という文字には、冷たい氷に触れたように、心身が引き締まるという意味があるそうです。
これら3種の類語を総合すれば、精悍な男性とは、キリッと力強い目力で、鍛えられた心身を持つ、男の中の男という印象になるでしょう。
「精悍」の対義語
・虚弱 ・軟弱 ・柔和 |
次は、精悍の対義語について紹介していきます。精悍は男らしさを象徴する類語があったため、対義語は必然的に、女性ぽい特徴の言葉が多くなるでしょう。虚弱、軟弱、柔和の意味を確認してみましょう。
虚弱
虚弱とは、体が弱く病気になりやすい、など弱弱しい特徴のある言葉になります。まさに、精悍とは反対です。虚弱な男性と表現されると、頼りないなど印象を抱くのではないでしょうか?
軟弱
軟弱の意味は、弱弱しく、相手の言いなりになるなど、非常に頼りないさまを表します。男性が軟弱なんて、言われたくないですよね。
柔和
柔和の意味は、優しく、物腰が柔らかいなど、穏やかな様子を表す言葉です。柔和な人と言えば、物腰の柔らかい印象の人になります。上品で女性ぽい印象を表現するには良いですが、男性を表現するには、ナヨナヨした印象を感じる言葉になるでしょう。
精悍な顔立ちになるには?
ここまで、精悍の読み方と意味、使い方や精悍な顔つき、顔立ちの特徴を紹介してきました。また、類語・対義語の表現の、意味をチェックしたことにより、精悍という言葉のイメージも、しやすくなったのではないでしょうか?
では、この精悍な顔立ちになるには、どうしたらいいのでしょう。キーワードをチェックして、精悍な人を目指してみましょう!
精悍な顔立ちは引き締まった表情を心がけることで作られる
精悍な顔立ちは、引き締った表情を作るようにしなければ、精悍な顔立ちになりません。闘いに向うボクサーのように、精悍な表情を心がけるようにすると良いでしょう。
目力は、引き締まった表情をするようにしていると、少しずつ変わっていくでしょう。そのためには、対義語である、軟弱さは、捨てなければならないでしょう。
つまり、軟弱で、ナヨナヨした男性は、生活習慣を改めて、自分に勝つようにしなければ、精悍な顔立ちには、なれないということなのでしょう。
精悍な顔立ちは心身ともに逞しくすることで変えられる
精悍な顔立ちになるには、精神力や肉体的にも逞しくなければ、顔立ちに自信は表れないでしょう。精悍な人の特徴でもあった、自信に溢れた表情は、心身ともに鍛えられて、備わることでしょう。
誰しもカッコイイ顔に、憧れるものです。しかし、顔は根本的に変わりません。ですが、顔立ちは変えることができます。
不平不満を口に出し、ダラダラした生活を送っていれば、表情も生彩を欠いて、魅力的には見えません。それよりも、体を鍛えることを習慣化すれば、精神的にも鍛えられて、精悍な顔立ちに、変わることも可能でしょう。
精悍な顔立ちの有名人4選
精悍という言葉の意味を知ることと、鍛錬していくことで、精悍な顔立ちを手に入れることも可能ということが分かりました。ここでは、自分を厳しくすることで、精悍な、顔立ちになった有名人を紹介します。
継続した鍛錬は、表情を引き締め、結果的には顔つきさえも、変えることも可能、という実例かもしれません。芸能界では、老けたという人も多く、その差は一目瞭然でしょう。継続した鍛錬は、洗練された、精悍さを、身に着けることも可能でしょう。
1.イチロー(野球選手)
イチロー選手は、ストイックな生活スタイルや練習方法も有名ですが、毎日の弛まぬ鍛錬が、強靭な精神と肉体が作られ、顔つきにも表れるのも納得がいくでしょう。
2.井上尚哉(プロボクサー)
プロボクサーの井上尚哉さんは、現在25歳です。高校時代からボクシングで頭角を現し、現在は、数々の王者の称号を得て、Monsterという通称を持つボクサーです。
その強さを、テレビで見た人も多いことでしょう。試合開始早々、相手の選手をノックダウンさせて、番組スタッフを慌てさせました。井上尚哉さんの顔つきに注目すると、やはり顔つきは変わってきています。
もともと、キリッとした顔立ちでしたが、鍛錬した強靭な肉体から精神力も鍛えられて、顔つきが精悍な面差しになっています。活躍が、さらに期待されるボクサーの一人でしょう。
3.稲葉浩志(ミュージシャン)
稲葉浩志さんは現在54歳ですが、この体の締まり具合はどうでしょう!厳しい自己管理の賜物と言えるのではないでしょうか。
元から、イケメンな稲葉浩志さんですが、ここまで鍛錬の成果が、精悍な顔つきにも現れているのでしょう。ボーカルとして、喉の調子を保つために、夏でもエアコンはつけない、辛いものは食べない、タバコは吸わないなど、徹底しています。
また、ギターの松本孝弘さんは、スケジュールにこだわりを持っているとか、B'zのお二人の徹底ぶりが好きなファンも多いことでしょう。
4.真田広之(俳優)
国内外の映画出演で活躍する、俳優の真田広之さんも、精悍な顔立ちを持つ一人です。アクション俳優としての活躍も影響し、殺陣の美しさには目を見張るものがあります。
真田広之さんは、数々の作品に出演し、多くの賞を受賞しています。2018年には、紫綬褒章を受賞しています。これからも、国内外問わず様々な作品を通して、精悍な姿を観たい多くの、ファンがいることでしょう。
顔立ちは変えることができる!
精悍という言葉について意味や類語を調べていくうちに、顔立ちは変えることができるということも分かりました。ですが、この記事を読んでいる方は、「元々イケメンじゃなければ精悍にはならないんじゃないの?」なんて思っている人もいるかもしれません。
しかし、軟弱な人の特徴は、そもそも自分を鍛えていない、鍛えようとしていないことも、影響していると言えるでしょう。イケメン云々ではなく、外見を変える一つのキッカケは、表情を引き締めていくように、毎日を過ごすことによっても変化が現れるでしょう。
同時に、適度な運動を継続することによって、体を引き締めていけば、精神力もつくことになります。無理することなく、毎日の少しずつの積み重ねで、知らず知らずに表情も引き締まり、精悍な顔つきになるのも、遠くはないでしょう。