岩盤浴で下着やパンツははく?岩盤浴の服装で着るものとは?
みなさんは岩盤浴に行った経験がありますか?岩盤浴を利用する際は、決して裸にはなりません。それでは、下着を着用するのか?服装はどうすればいいの?と出てくる疑問に迫ってみました。そんな下着利用事情と共に、岩盤浴を利用する際のルールも一緒にご紹介していきます。
目次
岩盤浴では下着を着けちゃダメなの?
温泉などに入浴する際は、もちろん下着等は着けませんが、岩盤浴となるとどうでしょうか?
実は岩盤浴でも、下着を身に着けることは原則的に禁止とされています。ですが、岩盤浴は普通のお風呂とは違い、しっかりと服装自体は身にまとまっていますので、裸にはなりません。
それでは、下着だけつけることはなぜ推奨されていないのか、つけないことで何が変わってくるのかといった内容を後ほど詳しく、ご紹介していきます。
まずは、初めましての方向けに「岩盤浴とはどんな施設なのか」から簡単に解説していきます。
そもそも「岩盤浴」とは?
岩盤浴に行った経験、もしくは行かれている方も多いと思いますが、岩盤浴とは何か簡単にまとめてみましょう。
岩盤浴とは、敷き詰められた岩に熱を加えることにより発生する遠赤外線を用いて、入浴者の身体を芯から温めることを目的とした入浴方法です。しっかりと身体の芯まで届くことで、発汗作用が強く働くため、身体の内側から美容効果やリラックス効果を与えてくれます。
このため、岩盤浴は「お湯のいらないお風呂」なんて呼び方も近年はされています。入浴時間は、40度の岩盤の上に楽な体勢で寝ころびながら、30分ほどがいいと言われています。
汗をかくということは、体内の余分な毒素を抜くことになりますので、身体のアンチエイジングにも期待ができるでしょう。また、同時に新陳代謝アップも見込めることにより、脂肪燃焼効果が高まると言えますので、ダイエットへの手助けにもなってくれます。
また効果はそれらだけでなく、糖尿病などの病気改善にも極めて効果が高いことが明らかになったことで、ますます目が離せないのがこの岩盤浴でしょう。
最近では、女性専用といった岩盤浴施設も増えてきているため、女性でも安心して気軽に利用することが簡単になってきました。2001年から始まった岩盤浴の歴史は今もなお、その人気に衰えを感じさせません。
岩盤浴に入浴する際の服装
岩盤浴では、その施設のほとんどで着用する服装が用意されています。浴衣から作務衣など着用するタイプも様々にありますので、どんな服装を着用すればいいのか悩む心配もなさそうです。服装レンタル料も入浴料に含まれていることが通例ですので、こちらも安心できると言えるでしょう。
ただ、ごくまれに服装から自分で用意しなければならない岩盤浴施設もあるようです。100%レンタルできるとは言い切れませんので、服装を忘れて入浴できないなんていう事態を防ぐためにも、念のため事前に施設に問い合わせておくことがベストです。
自分で用意する場合
自分で用意しなければならない場合は、上記の通り、多くの岩盤浴施設でも用意されているような浴衣や作務衣などが好ましいと言えるでしょう。
入浴ですのでリラックスできるようなゆったりとした服装が必須であることは当然です。どうしても浴衣や作務衣などがない場合は、タンクトップやシャツなど薄手であまり圧迫感のないものを選ぶのがベストです。ランニング時などに着用するようなピッチリとした服装は、岩盤浴本来の効果も期待できないでしょう。
また、汗をかくといった面でもあまり締め付けのないゆったりとした服装が適していると言えます。
浴着の下の下着はどうする?
岩盤浴に入浴時の服装はご紹介しましたが、服装の中の部分である下着についてはどうすればいいのか、疑問に思う方も多いと思います。単刀直入に言うと、男女ともに下着は原則的につけません。パンツはもちろんのこと、女性に関してはブラジャーもつけないでの利用が推奨されています。
なぜなら、岩盤浴では汗を大量にかきますから、そのまま放置しながら下着が密着状態にあると、湿疹など肌荒れのトラブルの元となる恐れがあるためです。
ただ、パンツくらいはつけないと落ち着ないという人や女性で生理などの場合は、パンツをつけての入浴も可能であるとのことです。その際は、岩盤浴で大量に汗をかくことになりますので、替えの新しいパンツも用意することを忘れないようにしましょう。
下着なしでも平気な人の意見
下着が身につけなくても、上にしっかりとした服装を着用してるため、裸ではありません。着るものは着ていますので、見えたりすることもなく、そこまで気にするような問題でもないという見方があります。
また、ブラジャーやパンツを身に着けていると、いくらゆったりとした服装でも、多少なりの締め付けが発生してしまいます。岩盤浴の目的には血行促進もありますので、下着の締め付けにより、入浴に効果を期待できるか不安です。このことから、下着なしでも平気、むしろ下着はつけないで利用したいという意見もあるようです。
下着なしだと不安な人の意見
上でも少し触れましたが、生理中の女性はやはり下着がないと不安だという意見が多いようです。それから、下着を身につけていないと単純に恥ずかしいという方や、下着なしで服装を身に着けた時のスースー透けている感じが嫌だという意見もあります。
また、岩盤浴施設で貸し出される服装はいろいろなお客さんが着用しています。下着をつけないで着用するということは、素肌と直での着用になります。衛生面で不安になり、気になってしまう方がいてもおかしくはありません。そういった面でも、下着をつけないで利用することへ難色を示す方もいるのが事実です。
どうしても浴着の下に下着を着けたい場合は?
入浴の際は、どうしても下着を身に着けたいという譲れない方にもいつくかの手段があります。下着をつけて入浴することで生じる、メリットとデメリット等もしっかりと把握したうえで、下着を身に着けたい方は以下を参考にしてみてください。
1.替えの下着を用意しておく
替えの下着を用意しておくことは、女性のみならず、もちろん男性にも必須である項目です。岩盤浴利用後に汗で濡れたままの下着では、誰しもが不快感を示すのは当たり前ですから、気をつけましょう。
これは衛生面においても大切なことで、せっかくリフレッシュした身体を台無しにしないようにすることも、目的の一つです。
下着は販売されていませんので、自分の下着を身に着けたまま利用することを決めている場合は、自宅からしっかりと自分の下着をもう一枚、忘れずに持っていきましょう。
2.紙ブラ・紙パンツを販売してる所もあり
替えの下着を持っていかなくても、岩盤浴施設の中には、紙ブラや紙パンツを販売してくれているところもあります。ペーパーブラ、ペーパーショーツなどとも呼ばれています。これらは施設内で、1枚100円程度から販売されており、その名の通り紙で出来ているので、使用後は捨てるだけととても簡単で楽なのが印象的でしょう。
紙で作られたものですから、汗の吸収もよくベタつかずに不快感もそこまで覚えません。「簡単で使い捨てであること」「汗でベタつかないこと」がペーパーブラ、ペーパーショーツを利用する大きな利点ということになります。
また、前もってネット通販などで自分で買っておいてあとで、それらを持っていくのもアリです。出費を少しでも抑えたい方は、通販で安いものを購入してそれを使うようにしましょう。
岩盤浴でおすすめの下着は?
岩盤浴施設を利用の際の下着で一番気をつけたいところは、金具がついているかついていないかです。万が一、下着に金具類が遣われていると、岩盤浴内の高温により熱くなり、火傷をしてしまう危険性があります。
身の安全のためにも、岩盤浴入浴の際は、金具のついていない下着を身に着けるように注意しましょう。スポーツブラやペーパーブラ、シームレスブラなどが最適な例に挙げられます。
特にスポーツブラは撥水性に優れており、汗を大量にかく岩盤浴にはもってこいです。一般的なブラジャーと比べて締め付けもそんなに強くはないですから、ゆるくリラックスした状態を保ったまま、岩盤浴を利用できるのも嬉しい点です。
下はこれといって注意する点はありませんが、ショーツが一般的で無難でしょう。
ルールには気をつけながら岩盤浴を楽しむ
いかがだったでしょうか。岩盤浴にこれから初めていく方などは疑問があったり、わからないこともたくさんあると思います。特に服装は下着に関しては、自分が身にまとうもので人の目にもつきますので、どうするべきなのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
ご紹介してきたとおり、岩盤浴の施設ごとに服装や下着などのルールは異なりますので、自分が訪ねる施設を事前にしっかりとリサーチして、快適な岩盤浴ライフを楽しみましょう。