手作りイヤリングの作り方や材料!簡単にハンドメイドでアクセサリーを作ろう
あ、可愛い!と飛びついたらピアスだった、とガッカリした経験を持っている女性は、ぜひ自分でイヤリングを作ってみましょう。ここでは簡単なイヤリングの作り方や、ちょっと変わった素材での作り方などを紹介していきます。オンリーワンのイヤリングを作ってください。
目次
手作りイヤリングに挑戦しよう!
2000年代に入るときからピアスがすごいブームを見せ、それまで耳につけるアクセサリーはイヤリングだけだった、という状況を一変させました。若い人を中心にピアスが大流行し、どこをみてもピアスばかりになったものです。
しかしピアスはホールを空けていないと使えないため、イヤリングが欲しいと思って探しても中々お気に入りのものが見つからない、という方もいるでしょう。
でもイヤリングは、実は簡単に手作りが出来るアクセサリーなのです。可愛いものがないと嘆くなら、いっそのこと自分で作ってしまいませんか?ここではハンドメイドイヤリングの作り方を紹介します。
ハンドメイドアクセサリーの魅力とは?
色んなものを既にハンドメイドで作ってるよ!という方なら十分に手作りの魅力はご存知だと思いますが、まだ手作りは挑戦したことがない、という方にはまず、ハンドメイドの魅力を紹介しましょう。
自分で簡単にアクセサリーを作ること、その作り方を覚えてしまったら、もう既製品を買おうと思う気持ちがなくなってしまうかもしれません。
では、多くの人を虜にしている、ハンドメイドアクセサリーの魅力とは何でしょうか。
オンリーワンが誕生する
一般のお店で既製品を買うと、大量生産されているアクセサリーになります。それが今流行りの形のものであれば、友人や出会った人とかぶってしまうこともあるでしょう。
しかし、ハンドメイドのアクセサリーは、全てが一点物です。ハンドメイドはその名の通り、作り手が1つずつ作ります。作り方が簡単なものであっても中々大量生産は出来ませんし、1つずつ違いがあるものです。
オンリーワンが誕生する、世界でこのアクセサリーをつけているのは自分だけ、という状況を簡単に作れるのがハンドメイドの魅力です。
個性的で心がこめられている
人が自分の手でものを作るとき、やはり感情がこもります。ハンドメイドアクセサリーは作り手の心が込められているものであり、また作り手のセンスが大きく出るものです。
流行に左右されるのではなく、作っている人のセンスで個性的なものが出来上がりますので、自分の好みにあったハンドメイドアクセサリーをつけることで個性的なファッションが楽しめるのです。
作り手の心がこもっていることで使う内にさらに愛着がわき、既製品より長い期間に渡って愛用する人が多いです。
手作りイヤリングに必要な基本の道具・材料
では、ハンドメイドアクセサリーの魅力を知ったところで、手作りでのイヤリングに必要な基本の道具や材料を説明していきましょう。
何事も、始めるときにはしっかりと準備をすることが大切です。最初にちゃんとしていれば、後は流れるように作業をしていくだけとなるからです。
イヤリングを手作りするのはちょっと驚く人が多いくらいに簡単ですが、道具や材料はある程度きちんと集めることをおすすめします。
ラジオペンチ
手作りでイヤリングを作る場合、まずは絶対用意したい道具が「ラジオペンチ」です。これがあれば鋼を折ったり曲げたりするのに非常に便利ですので、細かい作業を簡単にするためには必要です。
人によっては大きさの違うラジオペンチを複数用意している人もいますが、初心者はとりあえず1つ用意すればそれで大丈夫です。
ラジオペンチも100均で手に入れることが出来ますが、口コミによるとやはり少々壊れやすいそうですから、ずっと使いたい、という方は100均ではなくちゃんとした値段のものを買うようにしましょう。
接着剤
飾り部分を接着するときなどに必要な道具が、接着剤です。ボンドやレジンなどがありますが、これを買うときには必ず金属対応のものにしましょう。
ボンドなどが手や指先についてしまうと中々はがれませんが、マニキュアの除光液などを使えば綺麗にとれますので、それも覚えておいてください。
丸カン
「丸カン」というのは金属製の小さな輪っかです。これを使って、イヤリングパーツと飾りをくっつけますので絶対に必要な材料です。
アクセサリーパーツ屋さんや、ホームセンター、最近ではDIYが流行っているので100均でも見つけることが出来ます。100均にいくことがあればとりあえず探してみて、見つけたら買って置く、が便利です。
インターネット通販では丸カンのセット売りなどもしていますので、1度検索してみてください。簡単に手に入ります。
Tピン
全体の形から「Tピン」と呼ばれているピンです。これをペンチやニッパーなどで切ったり曲げたりして加工します。
ピンのサイズは線径×長さで表します。色んなサイズがありますので、袋わけしてメモしておくと長さを間違えにくくなります。
9ピン
「9ピン」はTピンと同じピンですが、先が丸まっているものです。これもニッパーで切ったりペンチで曲げたりして加工して使います。
イヤリングパーツ
イヤリングパーツには「イヤリングを耳に付ける部分」と「イヤリングの飾りになる部分」の2種類があります。
素材や色・形が違うものがたくさんありますが、どちらもアクセサリーパーツ屋さんや100均で売られています。
市販のピアスなど、可愛いけれど自分では使えないものがあれば買ってきて、ピアス金具部分をイヤリング金具へとつけかえるだけでイヤリングにすることが出来ますから、手作りは苦手、という方はそれから試してみましょう。
手作りイヤリングの作り方《リボンとパールのイヤリング》
基本的な道具と材料を確認したら、いよいよ手作り開始してみましょう。まずは簡単ですぐに出来てしまう上、とても可愛いリボンとパールのイヤリングの作り方です。
材料をきちんと集めたら、作り方を順番に読んでやってみましょう。
材料
必要な材料は、パール・リボン・Tピン・9ピン・イヤリング金具です。リボンは自分の好きな素材、色を選びますが、あまり幅の広いものはやりにくいので、最初は細めのリボンを選んでください。
作り方
では作り方です。まずはリボン部分を作りましょう。リボンを結んで形を整えます。そのリボンの真ん中に9ピンを下から刺しこみ、刺した9ピンを良い具合と思われる長さにカットして先を丸めます。
リボンの端をカットして、糸がほつれて出ないようにボンドを塗ります。パールにTピンを通して丸め、リボンに差し込んだ9ピンとパールを通したTピンをつなげましょう。
最後にイヤリング金具を取り付ければ完成です。慣れてきたら5分もかからず作ることが出来るようになります。違う色や素材のリボンで好きなものを作ってみてください。可愛いので、プレゼントにも喜ばれます。
手作りイヤリングの作り方《2wayで使える大ぶりイヤリング》
個性的なファッションをしたいとき、もしくは華やかなイメージで行きたい日には大ぶりのアクセサリーを使うと良いです。
そんな時に勝手よく使え、大人しめ上品なフォーマルの場でも使える2WAYアクセサリーを手作りしてみましょう。
これの作り方もとても簡単で、手馴れたら10分ほどでできるようになりますし、プレゼントなどにしても喜ばれるでしょう。
材料
材料は、貼り付けタイプのイヤリングパーツ、パールのカボション、ベロア素材のボールビーズ、アンティーク風の大きなボーズ、ゴールドサークルのパーツ、ゴールドのリングパーツと眺めのTピンです。
材料は以上ですが、道具としてペンチ、ニッパー、そしてレジン液&UVライトを使用しています。
作り方
では作り方です。まずは飾り部分を作ります。Tピンにアンティーク風ビーズ、ベロアビーズの順に通しましょう。先端を5ミリくらい残したところでニッパーでカットし、ペンチでくるっと丸めます。
丸めたところを少し開き、リングパーツを取り付けたら大ぶり飾り部分の完成です。次はフォーマルでも使えるイヤリング部分を作りましょう。ゴールドのサークルパーツの裏にレジンを塗ってパールカボションを貼り付けます。
カボションの裏に更にレジンをぬり、イヤリングパーツを貼り付ければ終了です。単品ではフォーマルに使えるパーツアクセサリー、イヤリングのフープ部分に大ぶり飾りのリングパーツを通せば個性的なアクセサリーとなります。
手作りイヤリングの作り方《ワイヤーで作る可愛いイヤリング》
イヤリングを手作りする上で、便利な材料にワイヤーがあります。今回はそのワイヤー、アーティスティックワイヤーを使ったイヤリングの作り方を紹介しましょう。
基本的な動きがビーズを通してねじるだけ、という簡単さですから、初心者でも十分に作業できるでしょう。材料は100均などで集めることも出来ますので、予算も低めで大丈夫です。
手先が器用な人ならかなりセンスの良いアクセサリーが出来上がります。
材料
必要な材料は、アーティスティックワイヤーの0.4ミリを40センチほど、自分の好きなビーズ、イヤリング金具が1セット、丸カンが2つです。
ニッパーやラジオペンチも用意しておきましょう。
作り方
ワイヤーを40センチほど用意したら半分に折って、中心を決めます。そこにビーズを通して中心までもっていき、ビーズを指でしっかりと持ったらワイヤーをねじっていきましょう。
ワイヤーは2本に分かれますので、片方のワイヤーを同じように半分に折ってビーズを通してねじっていったら、次はもう片方も半分に折ってビーズを通す、という風に交互にやっていきます。
途中で1本にまとめてねじるようにすれば、バラバラと広がらず落ち着きがよくなります。ワイヤーが残り4、5センチくらいになったら、余ったワイヤーの根元をペンチで掴んで輪っかを作りましょう。
残ったワイヤーを輪の下あたりにぐるぐる巻きつければ、パーツは完成です。これにイヤリングパーツを取り付けると全てが終了となります。ワイヤーはあまりねじり過ぎると切れてしまうので注意しましょう。
作り方が同じでも通すものがビーズでないものになれば、また全然違った雰囲気のアクセサリーが出来上がります。色々と作ってみてください。
手作りイヤリングの作り方《100均材料で作るファーイヤリング》
DIYが大流行の現代では100均ショップでも手軽かつ簡単に材料が手に入りますが、100均での材料に限定して作るハンドメイドアクセサリーも紹介します。
ゆるふわガールには大人気の可愛いファーイヤリングが簡単に作れますので、是非トライしてみましょう。ふわふわと感触も気持ちよいので、子供にも人気です。
材料
材料は、DAISOで手に入る「イヤリング金具」「ゴールド丸カン」「ビーズコレクションTピン」「ボンドGクリアー」、そしてSeriaで手に入る「フェイクファーポフポフ(M)」です。
道具はペンチ、ニッパー、丸やっとこです。
作り方
フェイクファーの真ん中にTピンをさします。Tピンは最後までささずに5ミリほど出し、その部分にボンドをつけます。ボンドをつけたら反対側からピンを引っ張り、フェイクファーの中にTピンを固定しましょう。
Tピンをフェイクファーの中で固定したら、反対側から出ているTピンをペンチで曲げ、8ミリくらいのところでニッパーを使って切ります。8ミリほど出た状態で切れたら、やっとことペンチを使って丸く曲げます。
根元をペンチで固定したまま、やっとこで先端をぐるりと丸めてください。そこにイヤリングやピアスの金具を丸カンを使ってくっつければ出来上がりです。
ハンドメイドアクセサリーに使える驚きの材料
どんな材料でも工夫1つでアクセサリーへと変化させることが出来ます。ハンドメイドアクセサリーを作り方に慣れてきたら、更なるオンリーワンを目指して作り方や使う素材をいろいろ工夫してみましょう。
折り紙で手裏剣や折鶴
例えば海外にいくときなど、ちょっと日本をイメージしたアクセサリーできめていきたい、といったときや、コスプレをする時などにおすすめのアクセサリーです。
千代紙で小さな手裏剣を折ってTピンにさしてイヤリングにします。この時、千代紙で作った手裏剣にマニキュアを塗ってコーティングしましょう。そうすれば多少の雨でも大丈夫になります。
千代紙を使ったものでは、他にも折鶴やおはじきなど、可愛いものがたくさんあります。小さな千代紙の作品を作ってみたら、イヤリングにしてみてください。きっと可愛いと人気が出ます。
天然石でイヤリング
天然石を使っても素敵なハンドメイドイヤリングが出来ます。自分が好きな天然石を用意し、千枚通しなどを使って穴を開けます。そこにワイヤーをボンドをつけた状態で差込、かためます。
ワイヤーの反対側を丸めて輪をつくり、イヤリングの金具を丸カンを使って取り付けるだけです。
幸運の石など、スピリチュアルな力をいつでも借りたいときには、アクセサリーとして耳元につけていきましょう。
スプリング(ばね)も使える
工業用でもあるスプリングも手作りのアクセサリーに活用できます。裾の方はペンチなどで細めてしまい、上部はあけてスプリングの中に好きなビーズやパールをいれましょう。
上部をペンチなどで細めて閉じ、イヤリングの金具を取り付けたら終了です。中に入れる材料によっても印象が変わりますが、少し不思議なアクセサリーが出来ます。
楽しんでオンリーワンのアクセサリーを作ろう
ハンドメイドは難しそう、とか、材料や道具がたくさん要りそうで、自分ではちょっと、と思っている人でも大丈夫です。実際にはさほど材料も道具も必要ではありませんので、作り方を確認したら気軽にトライしてみましょう。
簡単な作り方は多いですが、まず最初は既製品のピアスの金具を外してイヤリング金具に付け替える、というDIYから始めても良いでしょう。
慣れてきたら、どんどん自分の好きなように出来るようになります。世界でたった一つの自分の好きなアクセサリーを作れるようになれば、きっとお洒落ももっと楽しくなるでしょう。