んにゃぴの意味や元ネタとは？んにゃぴ警察などの使い方も紹介

インターネットの掲示板やTwitterなどのSNSなどで見られる言葉に「んにゃぴ」という言葉がありますが、この「んにゃぴ」の意味や使い方を知っているでしょうか。

「ん」から始まる言葉というのは、基本的には常用としては日本語にはありませんので、これはいわゆる「ネットスラング」と呼ばれるインターネット上だけで通用するような特殊な言語の1つです。

この「んにゃぴ」の意味や使い方とは？というところを今回の記事ではご紹介しています。また、使う際の注意点や「んにゃぴ」の仲間とも言える言葉についてもご紹介しますのでチェックしてみてください。

そもそも「んにゃぴ」とはどのような意味でしょうか。これは語源や元ネタの部分で詳しくご紹介しますが、「んにゃぴ自体には正確な意味はない」というところが実のところです。

というのも、元ネタとなった発言のいち部分で恐らく「噛んだ」だけの発生が「んにゃぴ」となっていて、それが面白おかしく取り上げられて使われているだけなのです。

その後に続く「やっぱり」という言葉を噛んだのか、それとも「いや」というような拒否の言葉で、「んや」というような発生をしようとして噛んだのか、というところが説として挙がっています。

この「んにゃぴ」の元ネタというのは、いわゆる「ホモビデオ」というものの中で、野獣先輩がインタビュー中に答えた言葉、「んにゃぴ、 やっぱり、自分の方が一番いいですよね」というものが元ネタになります。

大人向けビデオの中で他人の手によって抜かれたときに「男の手にイかされたけど、やっぱり自分でやるときとは違った？」という質問に対して、このように答えたという内容です。

この野獣先輩や「真夏の夜の淫夢」という作品にかけて「淫夢語録」という言葉があり、この1つとして「んにゃぴ」がありますので、そこが元ネタということです。

「んにゃぴ」の使い方に関しては、さきにお伝えしたように、「んにゃぴ、 やっぱり、自分の方が一番いいですよね」が本来の使い方で、他の部分ではあまり使わないのが正しいとされています。

そもそも「んにゃぴ」自体に正確な意味がないので、一連の言葉として使うのが正しいということです。ただ、それ外にも使われる場面がありますので、それを「使い方」としてご紹介します。

どういった場面で使われているのか、どんな文章で使われているのかを知っておくと、実際に使われている場面を見ても「なんとなく」でも意味というか使っているニュアンスがが理解できるようになることでしょう。

「んにゃぴ」の使い方としては、さきに挙げたとおりです。そして例文としては、「んにゃぴ、 やっぱり、自分の方が一番いいですよね」が挙げられます。

それ以外の使い方として挙げられるものが2つほどあります。本来の使い方と以下の2つ以外はほとんど使われる場面がありません。

んにゃぴの使い方の例文としては、「んにゃぴ、よくわからなかったです」も挙げられます。これは元ネタ以上に使われているものになります。

ただ、実はこの「んにゃぴ、よくわからなかったです」というのは「んにゃぴの誤用」と言われています。同じインタビューの中で「んまぁ、そう、よくわかんなかったです。」という言葉があります。

この「よくわかんなかったです。」という言葉のほうが言葉の意味として使える場面が多い上に、「んまぁ」という言葉が「んにゃぴ」に変換しやすかったので、そちらと混同してこの「誤用」が生まれました。

んにゃぴの使い方には「んにゃぴ警察」という言葉もあります。これはさきにお伝えした「誤用」に対する言葉で、「誤用を指摘するんにゃぴ警察」ということになります。

あまりにも「んにゃぴ」の誤用が目立つので、それを指摘して回るような人も増えました。もちろん面白半分に使っていて、指摘するほうも面白半分ということが多いです。

ですので、この「んにゃぴの誤用」と「んにゃぴ警察」を面白がって、『わざと誤用』してんにゃぴ警察に指摘されるまでを一連の流れとして言葉遊びのようなことをしている場面もしばしば見られます。

インターネットの掲示板やTwitterなどのSNSで頻繁に使われている言葉に「淫夢語録」というものがあります。これは先にも少し触れましたが、「真夏の夜の淫夢」や、それに関連するタイトルの中で使われている言葉です。

野獣先輩などが使っている言葉の中に「んにゃぴ」などのように「名言」が数多く存在しています。それらの言葉が淫夢語録として使われているのです。

実はSNSなどをやっている人の中には、その言葉が淫夢語録だと知らずに普通に使っているというケースも多いです。元ネタは「ホモビデオ」なのに、それを知らずに使ってしまうくらい浸透し広まっているということになります。

「んにゃぴ」を含む「淫夢語録」には数多くの言葉があり、幅広い使い方をされているので、特に深く注意する必要はありません。

ただ、たびたびお伝えしているように元ネタは「ホモビデオ」ですから、使う場面や使う相手を考える必要はありますし、注意「したほうが良いであろう」点もあります。そういった注意点をご紹介します。

さきほど「んにゃぴ」の誤用についてもお伝えしましたが、淫夢語録というのは広く知れ渡たりすぎたためにあまり理解せずに使ってしまっている人が多いです。

しかしながら、いちおうそれらの言葉を愛し、正しく使っている層という人たちもいますので、誤用を見つけると「んにゃぴ警察」のように「○○警察」が現れて指摘されたりもします。

自分たちが拾い上げて愛用している「自分たちだけが分かる言葉」を勝手に使われて、しかも誤用されるというのは、元ネタがあるとはいえ、あまり良い気がしないという人もいるのです。

また、「んにゃぴ」を含む淫夢語録というのは多用は禁物です。それはいまさら言うまでもないことですが、「元ネタがホモビデオ」だからです。

また、元ネタがホモビデオではなくとも、ネットスラングというのは使う場面や使う相手を選んで使うべきもので、気軽に多用すべきものではありません。

特に「ホモビデオ」に偏見を持っているなどは関係なく、アダルトビデオが元ネタのネットスラングを多用するというのは、受け入れられない人には一切受け入れられないものです。

「んにゃぴ」以外にもたくさんの淫夢語録があり、それは50音順に並べて整理されているくらいに本当に多くの言葉が「語録」として登録されています。そのほんの一部ですが、以下にご紹介しますのでチェックしてみてください。

あくしろよとは、「早くしろよ」の空耳になっています。こちらも「真夏の夜の淫夢」に出てくるTNOKという人物がたびたび発している言葉となります。

「とりあえずお前土下座しろよ。あくしろよ」や「ズボンもだよ。あくしろよ」、「おいこっちケツ向けろ。あくしろよ」などで使われています。「ホモはせっかち」という言葉もネットスラングとして使われますが、このあくしろよから来ているとも言われます。

こちらも「真夏の夜の淫夢」関連タイトルの「誘惑のラビリンス”第3章「空手部・性の裏技」」に出てくるMUR大先輩が発した言葉が元ネタになっています。

これは、登場している空手部の3人が入浴中に、MUR大先輩が後輩に自分の体を洗うように命令したシーンで使われた言葉になります。文脈を加えると（後輩が先輩の体を洗うのは）「当たり前だよなぁ？」ということです。

こちらは野獣先輩へのインタビュー動画の中で野獣先輩が発した言葉が元になっています。野獣先輩がインタビューアーから「オナニーをするか」と聞かれた際に「やりますねぇ！」と答えた言葉が淫夢語録となっています。

「やりますねぇ！」という言葉は日常生活でも使いやすいため色々な場面で見られる言葉ですが、淫夢語録に「どっぷり」の人は、まったく関係のない「やりますねぇ」という言葉にも反応してしまうということもあります。

淫夢語録は淫夢関連の作品・タイトルの中で発せられた言葉が「語録」になっているのですが、それらをネタとして扱っている「淫夢版」などのネット掲示板があります。そういったところから生まれたネットスラングも数多くあります。

たとえば、最近では「笑」や「ｗ」というものを「草不可避」や「草」と表現したりしますが、その「草」というのも淫夢版から生まれたものと言われています。

もともと草というのは「ｗ」という嘲笑する表現の文字を並べると「ｗｗｗ」このように草に見えるためそれを草と表現するようになりました。ですので「それは草ｗｗｗ」という使用方法は誤用で「草に草生やすな」と指摘されます。

実際、淫夢関連の話題を色々とおもしろおかしく話しているような場面が身近にあるのなら「んにゃぴ」を使う場面もあるでしょう。

しかしながら、先にもお伝えしたように「んにゃぴ」自体にそれほどしっかりとした意味がありませんし、「んにゃぴ警察」がいるくらい誤用すると指摘されますので、あまり使う場面はありません。

ただ、「んにゃぴ」ってそういう意味だったんだね、と理解さえしておけば変に誤用して指摘されることもありませんから、ここまでの内容を確認しておくのは何かの参考にはなるでしょう。