人生が辛い時の具体的な対処法！つらい人生を抜け出したい！

人生が辛い、以前に比べて辛くなったと感じた経験はありませんか?日本は先進国で物質的にも恵まれた国にも関らず、人生が辛いと感じている方が多くいます。

世界幸福ランキングでも2018年は54位に後退するような事態にもなり、日本人は、辛いことや苦しいことを日常的に感じている可能性が高いです。

確かに、人生は辛い時もあるので、この辛い時を乗り切ることが大切になります。では、どのようにつらい人生を乗り越えていけばいいのか詳しく解説します。

人生が辛く、苦しいと思うようになってしまったのは何か原因があるはずです。一体現代人はどのようなことが原因で人生が辛くなったのか検証します。

人が人生に疲れたと思う時は、現在の人間関係に疲れたのが原因であることが多いです。人は一人では生きていけないため、必ず自分以外の人間と接触をすることが必要になります。

家族や友達だけでなく、学校や職場、近所など、生きていくことは身内や赤の他人との関わりを保ちながら生活することなのです。

この人間関係が上手くいっていると、ストレスや辛いことも少ないのですが、円滑に回らなくなると、人間関係に疲れるのです。

あまり気が合わない人と一緒にいなければならなかったり、上手く馴染めなかったりと、何かしらの問題が出てくるものです。

自分の嫌な人間関係の状態が長く続くと、人はストレスが溜まり、どうしてこんなつらい人生を送らなければいけないのかと考えるようになるのです。

目標を持って生きることは素晴らしいことです。何かを成し遂げることで、達成感を味わうことができるし、人から認められるものです。

目標を掲げて、それに向かって努力をすることは良いことですが、あまりにも目標が高すぎたり、無理をしすぎたりすると、なかなか達成できないため苦しいと思うようになります。

このような方は意識が高く、真面目で努力型の人が多いです。しかし、それが裏目に出て、つらい人生を送ってる方も少なくないのです。

人生が辛くなったという方に多い共通の特徴があります。それは、人と自分を比較してしまうことです。特に、女性に多いのですが、友達は彼氏がいるのに、私はいないとか、友達は結婚したのに私はできていないというように人と比較をするのです。

そして、自分より周りの友人達が幸せそうだと、自分だけがつらい人生を送っていると考えてしまうのです。周囲と同じである必要はないのに、特に、恋愛や結婚、出産などに関しては敏感になり、周囲の女性と比べてしまうのです。

すると、結婚した友人や子供がいる友人を見るだけで辛くなったりするだけでなく、街中ですれ違う恋人同士や家族連れなどを見ると辛くなることもあるのです。

人生が疲れたと感じるようになったのは、頑張りすぎたことが原因であるケースも少なくありません。勉強や仕事、家事や育児など、日常のルーティーンを頑張りすぎると人生が苦しいと思うようになります。

例えば、主婦の方なら仕事と家事の両立、学生の方なら勉強と部活の両立など、長い期間続けなければならないことを頑張りすぎるのはあまり良くありません。

頑張りすぎていると、「なんで自分ばかりこんなに頑張っているんだろう」と思うようになり、ストレスを感じます。すると、人生は辛いことしかない、辛くなったと考えるようになるのです。

人生が辛い、苦しい時はどのようにして毎日を過ごしているでしょうか?ここでは、人生が辛い、苦しい時にやってはいけないことを紹介します。

まずは、もっと頑張ろうと思うことです。人生には辛いことや苦しいことがあるのは仕方がないし、今の苦境を乗り切るためにはもっと自分が頑張らなければいけないと考える方がいます。

人生を順風満帆に歩むことは難しいため、辛くなったら仕方ないと受け入れて、現状以上に頑張ろうと努力するのは悪いことではありませんが、これでは心がさらに疲れてしまうのです。

心が疲れたと感じているのに、さらに拍車をかけて頑張ろうとすると今度は身体に支障をきたしてしまいます。よって、無理をして頑張ろうとしてはいけないのです。

自分の人生が辛くなった時、苦しいと思うようになってきた時に、つい目に止まってしまうのが、周囲の人の生活や状況です。自分の周りにいる人が楽しそうに笑っている、街ですれ違う人達が自分より幸せそうに見えると要注意です。

自分と関係のない人達を見て、勝手に幸せそうだと思ったり、充実した人生を送っていると思ってはいけません。そのようなことを考えてしまうと、さらに気分は沈み、辛くなります。よって、勝手に他人が幸せだと決めつけないことが大切です。

そして、一番やってはいけないことは、一人で抱え込むことです。辛い時や苦しい時に、誰にも相談せずに一人で考えたり、解決しようとする方がいます。

誰にも迷惑をかけたくない、相談をするのが恥ずかしいと思って、一人で抱え込んでしまうのですが、これも良くありません。

一人で考えてしまうと、ストレスも溜まり、良い解決策も生まれにくいです。人生が辛いと思うと、その時の思考回路はマイナス思考になってしまいがちなので、一人で抱えこまないことが大切です。

人生が辛い、苦しいと感じた時にすべき具体的な対処法を紹介します。まずは、自分の気持ちの在り方を見直す必要があります。では、その心の対処法を4選挙げてみます。

人は、苦しいことや辛い時、どうしてこのような事態になってしまったのかと原因を探ることがあります。すると、その原因を自分以外の人の責任だと考えることがあるのです。

これは、心理的に、自分は悪くないという自己防衛が働いてしまい、悪いのは他の人だと考えてしまう傾向があるのです。人のせいにすることで、自分は悪くないと安心はするのですが、その人のことを嫌いになったり、距離を置いたりするようになります。

人のせいばかりにすると、悪口や嫌味ばかりを言う人間になってしまうため、良くありません。自分自身も何かしらの原因があることを認めて、人のせいにしないことが大切です。

つらい人生を送っている人は、幸せの定義を決めようとする傾向があります。例えば、幸せとは友達がいて、恋人がいる、仕事やプライベートが充実している、結婚をしている、子供がいる、などです。

例えば、女性の場合、結婚をして子供を育てて、家族で楽しく過ごす、という状況が幸せだと決めつけてしまう場合があるのです。しかし、この自分が信じている幸せの構図通りに人生が進まないと、自分はつらい人生を送っていると思ってしまうのです。

幸せの定義などはありません。それを自分で決めつけて、その通りにしようと思うと、現代はかなり生きにくいです。

人生が辛い時に、その辛さを認めたくないために、無理に前向きに考えようとする方がいます。例えば、「こんな辛いこともきっと何かの役に立つことがある」「自分は疲れてなんていない」というようにポジティブ思考しようとします。

確かに、ポジティブに考えるのは良いことなのですが、心が疲れている時に、その気持ちを無視して無理やり前向きに考えるのはさらに苦しい結果を招いてしまいます。

疲れた、辛くなったと思ったら、まずは素直にその気持ちを認めてみましょう。「ちょっと心が疲れているな」「頑張りすぎたな」と認めるだけで気分がすっと楽になることもあります。

つらい人生だと考えるようになると、自分だけの殻に閉じこもり、周りが見えなくなることがあります。自分だけが苦しい人生を歩んでいると思うようになり、悲劇のヒロインになってしまうのです。

そもそも人生なんてものは辛いものなのです。他の人も辛いことがたくさんあったり、疲れたと思っているものです。人生が辛いのは自分だけだと思わないようにすることで、心は少し軽くなるはずです。

人生が辛いからと、そのまま何もしないで過ごしていては、さらに状況が悪化したり、無気力になったりすることがあるので対処することが必要です。

それでは、人生が辛い時にどのような行動をすれば良いのか、具体的な対処法を5選紹介します。

まずは、自己啓発本を読んでみることです。自己啓発本とは、人生を歩んでいくための秘訣や考え方などを教えてくれる本で、ヘルプ本とも言われています。

現代は心に悩みを抱えている方が多いので、どの本屋さんにもたくさんの自己啓発本が置かれています。もし、店頭で購入するのが恥ずかしいならネット注文をすれば誰にも気づかれないで読むことができます。

自己啓発本を読むことで、それまでは気がつかなかった考え方に気づくことがあり、つらい人生だと思っていたことが実際はそうでもなかったと思うようになることもあります。

人生が辛くなったと感じている時は心も疲れたと感じており、ストレスが溜まっている状態にあります。このような時に、効果的なのが歩くことです。

人は歩くことで、ストレスホルモンであるコルチゾールを低く抑える効果があるのです。そして、幸せホルモンであるエンドルフィンを分泌させることができます。

歩いていると、気分が良くなり、人生が辛いという気持ちが緩和されます。生活で辛くなった、辛いことがあったら、歩いてみましょう。

つらい人生になった理由を考えると、何かストレスになっていることがあるケースも多いです。その原因が分かってるならば、その原因を取り除くことで解決します。

つらい人生の原因が仕事や人間関係なら、すぐに解決することは難しいと言われる方もいますが、体調が悪くなってきたり、苦しいと思うことが増えてきたら、勇気を持ってやめてみるのも一つの策です。

人生は長いく、1回しかありません。毎日、疲れた、苦しいと思いながら生きるより、ストレスになっていることを思い切って捨ててみることも大切です。

辛いことが起こったり、つらい人生で疲れたと思ったら、部屋の掃除をしてみるのも効果的です。人生が辛いと感じている人の中には部屋が汚れていたり、物で溢れている方も少なくありません。

部屋が汚れていたり、整理整頓ができていないと、心も乱れがちになります。使っていない不用品を手放したり、水周りを念入りに掃除することで、気分も晴れやかになります。

辛いことはできるだけ早く忘れたい、辛い時は何か楽しいことを見つけたいと思い、自分の辛い気持ちから逃れようとしてしまいます。

しかし、辛い時こそ、自分の気持ちに向き合ってみることも必要なのです。なぜ自分は辛くなったのか、疲れたのかをノートに書き出してみましょう。

そうすることで、自分が何に辛いのか、どうしてつらい人生になってしまったのかが分かります。文字にして客観的に自分の気持ちを見ることで、心が整理されて、解決策が見つかることもあるのです。

つらい人生は永遠に続きません。いつか、状況が好転して、辛いことがなくなるはずです。しかし、それまでには時間が必要になる場合も多いので、辛い時は何とか乗り切らなければなりません。

そこで、辛い時は人が言った名言を思い出して暮らしていくと良いです。では、人生が辛くなったあなたに贈る名言を紹介します。

皆さんも良くご存知のディズニーランドを作ったウォルト・ディズニーは多くの名言を残しています。その2つを紹介します。

「失敗したからって何なのだ?失敗から学びを得てまた挑戦すればいいじゃないか。」「人生で経験した全ての逆境、トラブル、障害が私を強くしてくれた」

ウォルト・ディズニーもあのような夢のパークを作るためには様々な辛いことや辛い時期もあったはずです。失敗をしてもそれを糧にして、乗り越えたことが、名言から分かります。

ハリウッドを代表する女優であったエリザベス・テイラーですが、彼女は度重なる病気や離婚をしており、決して順風満帆な人生ではありませんでした。それでも歴史に名を残した彼女はつらい人生を乗り越える知恵を持っていたのです。

彼女の名言の中に「人生は私にとって冒険のようなもの。私はそれを恐れない」「笑いは自分の免疫力を高めてくれる」という2つがあります。

冒険は紆余曲折があります。人生を冒険だと考えることで、辛い時を克服していたのです。そして、笑うことを常に心がけて辛いことがあっても前を向いて進んでいたことが分かります。

シンガーソングライターでありながら、俳優や声優などもこなすマルチな才能がある美輪明宏さんは誰でもご存知ではないでしょうか。では、美輪明宏さんの人生の名言を紹介します。

「せめて自分ぐらい自分を褒めて認めてあげないと自分が救われない。自分の味方になれるのは自分だけ」「孤独とは物事を深く考えるチャンス。友達が多いことは必ずしも幸せではない」という2つの名言を疲れた時に思い出してみましょう。

辛くなったら、自分を認めてあげて下さい。そして、孤独であってもそれを悲観しないことです。このように考えることで、辛いことが和らぐことは確実です。

自分だけではなく、他の人もつらい人生を送っているものです。ここでは、そんなつらい人生のエピソードを紹介します。

Aさんは幼少の頃から両親が不仲で、喧嘩ばかりでした。母親が毎日のように父親の悪口をAさんに言うようになり、ついにAさんはストレスで食事をすると腹痛に襲われるようになりました。

両親はAさんが20歳の時に離婚しましたが、Aさんは今も男性を好きになることができず、人間不審になっています。

Bさんは5年間付き合った彼氏と30歳間近で結婚することになりました。幸せいっぱいだったはずだった時に彼氏の浮気が発覚しました。

しかも、相手の女性は妊娠していることも判明しました。Bさんは彼氏のことを本当に好きで、信頼していました。彼氏と別れてから、生きるのが辛くなったと述べています。

Cさんは32歳で年下の彼氏と結婚しました。早く子供を持ちたかったのですが、夫は仕事が忙しく子作りに積極的になってくれませんでした。

5年経過したも結局子供はできずに、Cさんはもう諦めてしまいました。今では、街中で家族連れを見ることが辛くなったと言います。

人生が辛い時は本を読むことは良いことです。自己啓発本はおすすめだと先ほども述べましたが、具体的な本の名前を3選挙げてみます。

自己啓発本と言われると難しい本を読まなければと思うかもしれませんが、この柴犬まるのワン若心経は見開き1ページに写真と10行程度の文しかないので、とても読みやすいです。

般若心経の教えを柴犬のまるの写真を使って、簡単明快に説明してくれています。疲れた時や辛いことが起こった時に、さっとページを開くだけで辛いことを乗り越えるヒントを得ることができます。

中国の古典である菜根譚は人生に疲れた時におすすめの一冊です。中国古典なので、苦手意識を持たれるかもしれませんが、解りやすい日本語に訳されているので簡単に読むことができます。

右のページに書き下し文と日本語訳、左ページにはその解説文が記載されています。決して難しい話はなく、人生をどのように生きていけば良いのかが分かります。

疲れた時や辛いことがあった時は菜根譚に書かれている教えを読めば、今後どのように生きていけば良いのか知ることができます。

もう少し深く人間の心理について勉強したい方はアドラー心理学実践入門をおすすめします。アドラーはオーストリアの精神科医で、人生で起こる困難や病気、死などに対してどのように対処すべきかを説いています。

一般的な文庫本なので、本を読むのが苦手な方は、目次を見て、自分の興味があるチャプターから読み進めるのもおすすめです。

人生が辛い時には実はマンガもおすすめです。マンガなんて子供の本だと思われるかもしれませんが、人生の教訓を教えてくれるマンガもあるのです。

魔法少女まどか☆マギカというタイトルを見ると、幼い少女向けのような感じがしますが、全くそうではなく大人向けです。

人間の欲望、願望、そして絶望を描いたストーリーで、願いの分だけ絶望はあるというコンセプトに沿って話が進みます。マンガ本もありますが、アニメでも放送をされて大人に人気があった作品です。

人の世の中とは世知辛く皮肉なことで溢れていることが分かります。それでも、少女達が戦う姿に勇気づけられるはずです。

日本国民なら知らない人はいないマンガがドラえもんです。アニメが有名ですが、おすすめなのはマンガ本でドラえもんを読むことです。

ドラえもんがのび太くんに対して、お説教をしたり、アドバイスをしたりすることが、大人になった方に共感を集めています。人生が辛い時に、ドラえもんを読むことで生きるヒントが見つかるでしょう。

人は生まれた時に泣いて生まれます。科学的には、初めての呼吸をするために泣く必要があるという説がありますが、世の中に生まれたことを悲しんで泣いているという見解もあります。

それほどに、生きるということは辛く、苦しいものであるのです。日本社会は物質的に恵まれて、比較的平和です。それでも、人生が辛いと嘆く方は後を絶ちません。

ということは、どれだけ恵まれていようとも、人生は様々なことが起こり、誰でも辛く苦しいと感じているのです。

人生は辛いものだということを知り、もし自分に辛いことがあったら、それに対処する方法を見つけておくことが大切です。

ただ、人生は辛いですが、楽しいことや幸せだと感じることもあります。できるだけ悲観的にならないで、今を精一杯生きることだけを目標にするようにしましょう。