雨の日の自転車通勤の対策方法!おすすめの雨クッズも紹介
雨の日の自転車通勤では、いつもよりも滑りやすくなったり視界が塞がれやすくなったりしてしまいます。そのため、安全や快適さを確保するために、対策をしっかりすることが大切なのです。そこで、今回は雨の日の自転車通勤の対策方法やおすすめの対策グッズなどを紹介しましょう。
目次
雨の日の自転車通勤は大変…
雨の日に自転車通勤をしているときに、大切な書類や衣類が濡れてしまって困ったことがある人は多いでしょう。雨の日は自転車のタイヤも滑りやすいので、持ち物や衣類が濡れないように注意していると滑って転倒してしまいやすくもなります。
そこで、今回は雨の日の自転車通勤に役立つ雨よけグッズや、安全な自転車通勤のための対策方法などを紹介していきましょう。雨の日にも自転車通勤しているという人は、ぜひ参考にしてみてください。
自転車通勤をする理由
自転車通勤をする人が多いのは、何故なのか気になる人もいるでしょう。そこで、以下では自転車通勤をする理由について、詳しく解説していきたいと思います。特に自転車通勤に興味がある人は、ぜひ注目してみてください。
体力作りや筋トレのため
体力作りや筋トレのために、毎日の自転車通勤をするという人は多いでしょう。通勤はほぼ毎日あることなので、その時間を体力作りや筋トレの時間すると、効率的に健康を維持できるのです。
自転車の漕ぐ動作は特に足腰の強化に効果的なので、足腰の筋力を鍛えたい人は、ぜひ自転車通勤を検討してみてください。
交通費を節約するため
交通費の節約のために、自転車通勤をしているという人も多いのです。毎日の通勤でかかる交通費を少しでも節約して、自由に使えるお金を増やしたいという人もいるでしょう。
自転車通勤ならば一切交通費がかかりません。そのため、自転車通勤をすることでかなり交通費を節約できるのです。
通勤ラッシュを回避するため
電車通勤をしていると、毎朝通勤ラッシュに遭遇してしまい、職場に着くまでに疲弊してしまう人もいるでしょう。その通勤ラッシュを避けるために自転車通勤をする人もいます。
通勤ラッシュに大きなストレスを感じるという人は、ぜひ毎朝爽やかな空気を吸いながら職場に向かうことができる自転車通勤を、ぜひ試してみてください。
自転車通勤のデメリット
自転車通勤には交通費の節約や健康維持などの様々なメリットがあります。しかし、デメリットもいくつかあるのです。そこで、以下では自転車通勤の気になるデメリットも3つ取り上げていきましょう。
自転車通勤を検討している人には、以下のデメリットもきちんと確認しておくことをおすすめします。
転倒や事故の危険がある
自転車通勤のデメリットには、雨の日の自転車通勤には危険が多いということが挙げられます。雨の日の自転車通勤では、雨で視界が塞がれてしまったり、滑って転倒しやすくなったりします。
また、大切な荷物や洋服が濡れてしまう可能性も高いので、きちんと雨よけの対策をしなくてはいけません。
通勤中の寒さが厳しい
自転車通勤のデメリットには、通勤中の寒さが厳しいということも含まれます。自転車通勤では強い風を体に受けるので、気温が低い日は特に寒く感じるでしょう。
そのため、寒い日の自転車通勤では防寒対策をしっかりしておく必要があります。特に自転車のハンドルを持つ手や耳などは特に風で冷たくなりがちなので、しっかり防寒しなくてはならないのです。
通勤時間が長くなる
通勤時間が長くなるということも、自転車通勤のデメリットです。電車通勤では、天候に関わらず大体の通勤時間が読めますが、自転車通勤では雨の日と快晴の日ではかなり通勤時間が変わります。
雨の日は快晴の日よりも準備に時間がかかりますし、運転中も転倒を注意する分、通勤時間が長くなってしまうのです。そのため、雨の日の自転車通勤では、しっかり事前に通勤時間を予測することが大切になります。
雨の日の自転車通勤の対策方法
危険が多い雨の日の自転車通勤では、どのような対策をするべきなのでしょうか?以下では、雨の日の自転車通勤の対策方法を4つ具体的に見ていきたいと思います。雨の日も自転車通勤をするという人は、ぜひ以下の対策方法を実践してみてください。
荷物や服が雨に濡れないようにする
雨の日にも安全に自転車通勤するには、荷物や洋服が濡れないように、しっかり雨よけ対策をするということが重要です。例えば、防水加工の服を着用したり、レインコートやカバーなどの雨よけグッズを利用したりして、雨から洋服や荷物を守りましょう。
しっかり雨よけ対策を行っておくことで運転に集中できるようになるので、安全確保のためにも雨よけ対策は必要なのです。また、強い雨でどうしても服が濡れてしまうことが予想される場合は、事前にしっかり着替えを用意しておくことをおすすめします。
すべりやすい場所は避けてゆっくり走る
雨の日の自転車通勤の対策方法には、なるべく滑りやすい場所は避けてゆっくり漕ぐということも挙げられます。雨の日には滑って転倒しやすいので、いつもよりもゆっくり漕ぐようにしましょう。
また、雨の日には特に白線やマンホールの上は滑りやすくなっています。そのような場所はなるべく避けて走行すれば、転倒する可能性を下げることができるのです。
しかし、雨の日には雨で視界を塞がれて、白線やマンホールなどが分かりにくくなることもあります。そのため、クリアバイザーや防水防止などのグッズを使って、視界を確保することも重要なのです。
自転車走行を止める条件を決めておく
雨の日の自転車通勤の対策方法には、自転車走行を止める条件を事前に決めておくということも挙げられます。雨の日の自転車通勤は意外と体力を使うのです。
そのため、事前に自転車通勤を中止する条件を決めておき、その日の天候や体調の様子を見て、自転車通勤をするかどうか決めましょう。
自転車での通勤途中に雨が降ったときは、雨の強さに応じて自転車を押して歩く判断を素早くできるようにしておくことが大切です。無理に自転車走行をすると転倒事故を引き起こす危険性が増すので、雨の日は自転車に乗るかどうか慎重に判断しましょう。
防寒対策を徹底する
雨の日の自転車通勤の対策方法には、防寒を徹底するという方法も含まれます。肌寒い程度の日でも、朝に自転車に乗っていると寒さを強く感じやすいでしょう。そのため、雨の日の自転車通勤では手袋やカイロなどを使って、しっかり防寒することが大切なのです。
自転車通勤の時間が長いと、寒さによって体温が低下し、体調を崩しやすくなってしまいます。そのため、冬以外の秋や春でも、寒いと思う日の自転車通勤ではしっかり防寒するようにしましょう。
雨の日の自転車通勤におすすめのグッズ
雨の日の自転車通勤に役立つグッズは、現在たくさん販売されています。そこで、以下では雨の日の自転車通勤に特におすすめのグッズを、いくつか紹介していきましょう。雨の日に自転車通勤で困っていることがある人は、ぜひ以下のグッズを使ってみてください。
1.ポンチョタイプのレインコート・雨合羽
雨の日の自転車通勤では、服が濡れないようにレインコートや雨合羽は必須アイテムでしょう。その中でも、現在では着脱しやすいポンチョタイプのレインコートや雨合羽が人気を集めています。
ポンチョタイプのレインコートや雨合羽のほとんどは、裾が長めになっているため、荷物を置く自転車の前のカゴもしっかり覆うことができるのです。
「SyuuYou」のポンチョ型レインコートは男女兼用で裾が長めにできているので、男性でも女性でもしっかり荷物と洋服を濡れないようにすることができます。また、生地に少し厚みがあるので、雨の日の強い風を受けてもめくり上がりにくくなっているのです。
しっかり服と荷物を濡れないようにしたい人は、ぜひこの「SyuuYou」のポンチョ型レインコートを使ってみてください。
2.クリアバイザー付きレインコート
クリアバイザー付きレインコートも、雨で視界を塞がれやすい雨の日の自転車通勤で役に立つ雨よけグッズです。雨の日は滑りやすい場所の走行を避けたり、対向車をしっかり確認したりするために視界を確保することは重要でしょう。
そのため、雨の日も安全に自転車通勤したい人の間では、クリアバイザー付きレインコートが人気を集めているのです。
特に「嘉年華」の6色から選べる、男女兼用のクリアバイザー付きレインポンチョは特に注目されています。しっかり荷物もカバーできる大きめのサイズな上に、雪や汚れも防止できるので、自転車通勤中の汚れや雪が気になるときにも役立つのです。
3.顔が濡れない防水帽子
特に女性は雨の日の自転車通勤中に、顔が雨に濡れてメイクが崩れてしまうことが心配になるでしょう。顔が濡れないようにレインコートのフードを使う人も多いですが、レインコートのフードでは風で脱げてしまいがちです。
そのため、顔が雨で濡れないようにしたい場合は、防水帽子というグッズを使うことをおすすめします。防水帽子は撥水加工がしてある帽子で、しっかり固定させることができるので、雨の日の自転車通勤で顔を雨から守ることができるグッズなのです。
特にTHE NORTH FACE(ザノースフェイス)のゴアテックスハットは、見た目は普通のおしゃれな帽子に要に見える防水帽子として注目されています。
ゴアテックスハットはしっかり防水加工されており、つばが広めなので、しっかり雨で顔が濡れないようにもできるのです。そのため、雨の日でもおしゃれにも気を遣いつつ快適に自転車通勤したい人に、ゴアテックスハットは特に適している防水帽子でしょう。
4.防水性のバイクグローブ
雨の日の自転車通勤に役立つ雨よけグッズには、防水性のバイクグローブも挙げられます。雨の日の自転車通勤では、ハンドルを握る手は雨と風でかじかんでしまいやすいのです。
ハンドルを握る手がかじかんでしまうと、緊急時のブレーキ操作が遅れたり、ハンドル操作を誤ってしまったりしやすくなってしまいます。そのため、防水性のバイクグローブを使うことで、手を守りつつ自転車事故も防ぐことができるのです。
アウトドア用品のブランド「F-TUBAME」のサイクリンググローブは、滑り止めがついていて使いやすいということで、自転車通勤をする人から注目を集めています。
防水性のバイクグローブを探している人は、ぜひこのサイクリンググローブを使ってみてください。
5.雨から靴を守るシューズカバー
雨の日の自転車通勤で困りがちな対策が、靴の雨よけ対策です。雨の日の自転車通勤では地面に近い靴がどうしても濡れてしまいやすいでしょう。革靴は特に雨に濡れるとシミになりやすいですし、濡れた靴を乾かすにはかなりの時間がかかります。
雨よけ対策としてレインブーツを履く人も多いですが、職場で荷物が増えてしまいますし、好みのデザインのレインブーツがなかなか見つからないこともあるでしょう。
そのため、雨の日の自転車通勤では、靴を濡れないようにするシューズカバーというグッズもおすすめなのです。シューズカバーは持っていてもかさ張りませんし、シンプルなデザインの物が多いので、靴の雨よけ対策グッズとして人気を集めています。
「TRUSCO」の足カバーは、膝までしっかりカバーできる上に、脱げにくく汚れも落ちやすいということで、自転車通勤をする人に特に人気です。カバーの後ろには反射テープも付いてるので、交通事故防止にも役立ちます。
6.雨からバッグを守る鞄カバー
雨の日の自転車通勤では、通勤バッグが濡れてしまうことに不満を覚える人が多いでしょう。そのため、雨の日の自転車通勤では、通勤バッグを守る鞄カバーというグッズも人気です。
しっかりカゴを覆うタイプの鞄カバーであれば、バッグの落下や引ったくりの被害防止にもなります。
「MIMOSA」の自転車かごカバーは、シンプルなロゴが入ったスタイリッシュなデザインが印象的なカバーです。しっかりカゴを覆う巾着タイプのカバーになので、開閉しやすい上にしっかり鞄を雨や盗難から守ってくれます。
雨の日の自転車通勤であると便利なグッズ
雨の日の自転車通勤では、普段あまり気にならないことが気になってしまったりするものです。そこで、以下では雨の日の自転車運転の際に、より運転に集中できるようになる、あると便利なグッズも紹介していきましょう。
傘スタンド
特に小雨のときにしか自転車通勤しないという人には、傘を安全に使いながら運転できる傘スタンドが役に立つでしょう。
傘スタンドは自転車のハンドルに固定するもので、しっかり傘をさしながら自転車走行できます。片手にならないので、安全に自転車に乗れるのです。
しかし、地域によっては傘スタンドを使っていても、傘をさしながらの自転車運転が禁じられていることがあります。そのため、傘スタンドを使うときには、自分の通勤経路の地域が傘をさしながらの自転車走行を禁止していないか、確認するようにしましょう。
防水スマホケース
ハンドルにつけられる防水スマホケースも、雨の日の自転車通勤であると便利なグッズといえるでしょう。自転車通勤中に急に電話がかかってくると、焦って荷物やスマホが濡らしてしまいやすいと思います。
また、雨で手が濡れていると、スマホを落としてしまいやすく、落ちたスマホが壊れてしまって困ったことがある人は多いでしょう。
ハンドル部分につける防水スマホケースがあれば、そのケースにスマホをしっかり固定できるので、電話がかかってきたらスムーズに使うことができます。
また、すぐにスマホを取り出せるという余裕から焦りにくくなるので、スマホを落としてしまう危険性も低くなるでしょう。しかし、自転車走行中にスマホを使うことは危険なので、必ず自転車を止めてから、スマホを操作するようにしてください。
防水時計
防水時計も、雨の日の自転車通勤であると便利なアイテムです。いつもより通勤時間が長くなりやすい雨の日の自転車通勤では、時間を確認する動作が増えるでしょう。そのため、雨にぬれても壊れない防水時計があると、安心して時間を確認することができます。
雨よけに便利な自転車に取り付ける屋根にも注目
雨の日の自転車通勤で、しっかり服やバッグが濡れないようにしたい場合は、自転車に雨よけ用の屋根を付けることをおすすめします。
雨よけ用の屋根は他の雨よけグッズと併用することで、よりしっかり自転車通勤中に雨で濡れないようにすることができるでしょう。以下では、自転車に取り付ける雨よけ用の屋根をいくつか紹介していきます。
雨よけシールド「dryve(ドライブ)」
自転車通勤中に雨で濡れないようにすることができる屋根の中で、特に注目されているものが雨よけシールド「dryve」(ドライブ)です。スイスで開発されたこの雨よけシールドは、戦闘機のシールドにも使われる軽く頑丈な素材で作られています。
そのため、自転車走行中に顔に当りがちなゴミや虫などもしっかり防ぐことができるのです。また、ハンドル部分に差し込むだけで簡単に取り付けられるので、面倒くさがりな人でも快適に使うことができます。
さらに、全体が透明なので、あまり大げさな屋根に見えないということも人気を呼んでいる特徴でしょう。自転車に取り付ける雨よけ用屋根に興味がある人は、ぜひ購入を検討してみてください。
日差しもよけられる「コロポックル」
子供も乗せて自転車通勤するという人には、大きなフキの葉の下にいるように、雨に濡れないようにできるシールド「コロポックル」をおすすめします。「コロポックル」とは、アイヌ民族に伝わるフキの葉の下にいるとされる小人を意味するアイヌ語です。
コロポックルは前かごと後ろの荷台に取り付けるタイプのシールドなので、荷台の子供を雨から守ることができます。また、コロポックルは前方のみが透明になっており、後ろ部分や上部はUVをカットできる軽い布で覆われているのです。
そのため、雨だけでなく日差しも効果的に避けることができるシールドとして人気を集めています。
雨の日の自転車通勤の注意点
雨の日の自転車通勤では、いつもよりも道路が滑りやすくなっていますし、視界が塞がれやすくもなっています。そのため、いつもよりも安全運転に注意する必要があるのです。
しかし、具体的にどのようなことに気をつけるべきなのか、分からないという人もいるでしょう。そこで、以下では雨の日の自転車通勤時に気をつけるべきポイントを、詳しく取り上げていきたいと思います。
走る道をよく確認してパンクしないようにする
雨の日の自転車通勤では、雨に濡れないようにすることに注意がいってしまい、走行する道路をよく確認しないで走行してしまいがちです。
しかし、雨の日の道路脇には、雨に流されたゴミや小石がたくさん溜まっていることがよくあります。そのため、自転車走行中に道路をよく確認していないと、パンクしてしまう危険性が高まるのです。
転倒防止のためにも、雨の日の自転車通勤中はしっかり道路を確認するようにしましょう。
走行後の自転車のメンテナンスを怠らない
自転車はほぼ金属で作られているため、濡れたまま放置していると錆ついてしまいやすくなります。そのため、雨の日の自転車通勤では、走り終わった後にしっかり濡れた自転車を拭くようにしましょう。
自転車通勤で疲れていると、拭くことを忘れてしまいやすくなりますが、お気に入りの自転車を長く使うために、しっかり自転車を拭くことを怠らないようにしてください。
また、雨の日に走行した後は、チェーンのオイルも必ず足しておく必要があります。そのため、自転車用のオイルはすぐに取り出せる場所に保管しておくとよいでしょう。
いつもより時間に余裕を持つ
着替えや雨に濡れないための準備、いつもより慎重に走ることなどによって、雨の日の自転車通勤ではいつもより通勤に時間がかかりやすいのです。そのため、雨の日の自転車通勤では遅刻しないように、いつもより早めに出発するようにしましょう。
また、走行中に時間に焦ってしまうと注意力が散漫になり、思わぬ事故を起してしまいやすくもなるのです。安全のために、雨の日の自転車通勤ではいつもより時間に余裕を持つようにしましょう。
安全と快適さのために雨の日の自転車通勤の対策はしっかり行おう
今回は雨の日の自転車通勤の悩みを防止する対策方法について、詳しく見ていきました。雨の日の自転車通勤で困っていることがある人は、ぜひ今回紹介したグッズを活用して、快適で安全な自転車通勤を目指してみてください。
また、これから自転車通勤を始める人は、今回取り上げた注意点や対策方法をしっかり把握しておきましょう。