芸能人は歯が命!アパガードのCMのキャッチコピーの元ネタは?
芸能人は歯が命とはよく言われますが、実際、歯が綺麗な芸能人は多くいます。芸能人は歯が命という言葉が定着するようになった理由について紹介します。また、美白歯みがきとして知られているアパガードについても簡単に紹介します。美白歯みがきに興味のある方はぜひご覧下さい。
目次
芸能人はいつから歯が命になったの?
テレビ番組やCM、雑誌などで芸能人の写真を見ていると、歯が白く綺麗な方がとても多くいるように感じます。口元は第一印象に大きく影響を与えると言われていますので、歯が綺麗であればあるほど、好印象を与えることは間違いありません。
今でこそ「芸能人は歯が命」という言葉が有名になっていますが、芸能人はいつから歯が命と言われるようになったのでしょうか。実は「芸能人は歯が命」という言葉は、一世を風靡したとあるCMが発端と言われています。
「芸能人は歯が命」の元ネタは?
「芸能人は歯が命」という言葉は、1995年頃にサンギ社という会社が提供したCMにより定着し始めました。サンギ社とは骨や歯の主成分であるハイドロキシアパタイトを長きに渡り研究している会社です。オーラルケアを中心とした商品開発を行っています。
歯磨き粉のCMから誕生
「芸能人は歯が命」というキャッチコピーは、サンギ社のアパガードという歯磨き粉のCMがきっかけとなって誕生しました。アパガードは歯本来とほぼ同じ成分を配合しており、歯の欠損部を修復して虫歯を予防する効果が期待できます。
そのうえ、歯のエナメル質を健康に保つことで歯を白くする効果も期待できます。1995年に放送されたアパガードのCMが「芸能人は歯が命」というキャッチコピーを採用し、それ以来、この言葉が定着したと考えられます。
「芸能人は歯が命」のCM効果
アパガードの「芸能人は歯がが命」というキャッチコピーにより、アパガードの売上は大きく上昇し、1年分として確保していた在庫が、わずか1週間足らずで完売してしまったそうです。アパガードの年間売上が146億円を突破した年もあったと言われています。
当時は、アパガードがダントツのシェアを占めていましたが、現在も売れ筋の商品と言われています。この頃から芸能人は歯が命というイメージが定着し、歯の綺麗さを意識する人が増えてきたと考えられます。
今では歯の綺麗さは美容や身だしなみのひとつとして認識されつつあり、歯専用の美白商品や歯のホワイトニングへの人気が高まってきています。
「芸能人は歯が命」のCMに出演した芸能人
「芸能人は歯が命」のキャッチコピーを採用した、アパガードのCMに出演した芸能人について紹介します。「芸能人は歯が命」をテーマにしている以上、歯が綺麗な芸能人をキャスティングしているに違いありません。
アパガードのCMは、大反響につき、いくつかのバリエーションが公開されています。それぞれ動画つきで簡単に紹介していきますのでご覧下さい。
東幹久・高岡早紀
まずは、東幹久と高岡早紀がキャスティングされたアパガードのCMについて紹介します。東幹久はテレビや映画など現在でもマルチに活躍している正統派二枚目俳優ですが、彼が全国的に認知され始めたのは、アパガードのCMのお蔭と言われています。
高岡早紀はモデル出身の女優です。映画『忠臣蔵外伝 四谷怪談』に出演した際には、日本アカデミー賞の最優秀主演女優賞を始めとした数々の賞を受賞しています。現在もドラマを中心に、さまざまな場面で活躍されている女優です。
「早紀ちゃん」「幹久くん」と呼びあうシーンや「芸能人は」「歯が命」とふたりがセリフを重ねるシーンが印象に残るCMになっています。
諸星和己・藤原紀香
続いて、諸星和己と藤原紀香がキャスティングされたCMについて紹介します。諸星和己は男性アイドルグループ光GENJIのメンバーで、「かーくん」という愛称で親しまれていました。天真爛漫な性格から、メンバーの中でも飛び抜けて人気が高かったそうです。
藤原紀香は、ミス日本グランプリを獲得した女優です。女優業として活躍する一方で、国際活動や人道支援なども精力的に行っている姿が話題を呼んでいます。数々のテレビドラマに出演しており、知らない人はいないほど認知度の高い女優と言えます。
こちらは「芸能人は歯が命」をメロディーに乗せているシーンが印象に残るCMとなっています。諸星和己の天真爛漫さや藤原紀香の色気など、それぞれの個性が光るCMで、思わずクスリとしてしまいます。
「芸能人は歯が命」のコピーライター
「芸能人は歯が命」という印象的なフレーズを編み出したのは、コピーライターの佐藤由紀夫さんです。佐藤由紀夫さんにとっても「芸能人は歯が命」が一世を風靡したという事実は、非常に誇らしいことだったのではないでしょうか。
佐藤由紀夫さんがセンスあるコピーライターであるために、このような「芸能人は歯が命」という決定的なフレーズが誕生したというのは間違いありません。しかしながら、容易くこのフレーズがポンと生まれたわけではないと佐藤由紀夫さんは語っています。
最初は違うコピーだった?
実は「芸能人は歯が命」の前には、別のフレーズが提案されていたという噂があります。そのフレーズは「芸能人は歯が白い」というものだそうです。しかし「芸能人全員の歯が白いわけではない」という理由から却下されてしまいました。
今でこそ歯並びや歯の白さへの意識が高まったために、多くの芸能人の歯が白く輝いていますが、当時はそれほどまで歯の白さを重視するとう風潮ではありませんでした。そのため「白い」という単語を用いずに「命」に置き換えたそうです。
現在も売れ続けているアパガード
アパガードのCMが一世を風靡したのは1995年頃でしたが、CMにより1年分の在庫があっと言う間になくなってしまうほど、アパガードの人気はとてつもないものでした。美白歯みがき市場はアパガードが開拓したといっても過言ではありません。
アパガードは1985年に発売され、30年以上経過した今でも、売れ続けています。発売からこれまで数々の製品改良が行われ、現在は光沢剤のパール成分が配合されたことで、より白さ際立つ歯を実感できるようになっています。
またアパガードの粒子はとても細かく、エナメル質への浸透力および再石灰化率と白色度が高めることができています。そのため、アパガードは世界初のナノテク・オーラルケア商品として知られています。
歯の美しさは見た目を大きく変える
「芸能人は歯が命」というキャッチフレーズやCMについて紹介しましたが、現在は芸能人に限らず、男性女性問わず多くの人たちが歯の美しさを気にするようになってきました。
話をしている相手の歯が白いと印象が良いですし、歯の美しさひとつで見た目の印象は大きく変わるものです。ぜひこれを機会に自分の歯の白さを確認してみてはいかがでしょうか。
ここからは、歯を白く保つためのポイントや、ぜひ気をつけたい食生活について紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
まずは自宅で簡単美白はみがき
歯を白く保つためにまず簡単に実践できるのは、自宅で美白はみがきを用いる方法です。現在はアパガード以外にも美白歯みがきは数多く販売されています。中には歯科医が薦める美白歯みがきもあるのでチェックしてみてください。
歯の表面的な汚れやステインが気になる方は、ポリリン酸ナトリウムが含まれた歯みがきを使用すると良いでしょう。ポリリン酸ナトリウムは歯の表面の汚れや着色を落とすと同時に、歯をコーティングして、汚れをつきにくくする効果が期待できます。
歯石や着色を防ぎたいという方は、アパガードのようなハイドロキシアパタイトが含まれる歯みがきを使用すると良いでしょう。エナメル質に似た成分により歯の欠損部を埋め、歯石や着色を未然に予防する効果が期待できます。
しつこい着色にはホワイトニング
自宅で美白歯みがきを使用しても、あまり効果実感ができないという方もいるかと思います。そのような方のために、歯科医院やサロンでホワイトニングが実施出来るというのはご存知でしょうか。
ホワイトニングには、清掃と漂白の2種類があります。清掃は歯の表面を磨いたり、歯石や歯垢を除去する行為を指します。清掃は歯科医や歯科衛生士でなくても実施ができるので、サロン等で安価に行っている場合があります。
一方で漂白は、劇物を用いて歯の内部から白くすることを目的とするため、資格を有した歯科医や歯科衛生士しか実施することができません。そのため、基本的には歯科医院でしか受けられず、清掃に比べて高値であることが多いです。
白さを保つためには食生活にも気をつけよう
せっかく美白歯みがきやホワイトニングで歯を綺麗にしても、食生活を意識していなければ、あっという間に白さはくすんでしまいます。着色しやすい飲食物としては、コーヒー、紅茶、醤油、ワイン、カレーなどが代表的です。
コーヒーや紅茶は、毎日のように飲むという人も多くいるかと思いますし、日本人が好む和食には醤油が用いられていることが多くあります。このように普段の食生活の中に、歯の着色の原因になり得るものが数多く潜んでいます。
このような飲食物を避けることが、歯の白さを長く保つためには最も望ましいとされていますが、なかなか難しいと思います。そのため、普段から美白歯みがきをこまめに使用するなど、ケアの意識をしっかりと持つように心がけましょう。