苦労人の特徴とは?苦労してる人の雰囲気やオーラも紹介

あなたの周りに苦労してる人はいますか?苦労人とはいったいどのような特徴を持った人を指すのでしょうか。苦労してる人の雰囲気やオーラ、性格などの特徴を詳しくご紹介します。さらに、苦労人として知られる偉人についてもチェックしてみましょう。

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目次

  1. 1苦労してる人ってどんな人なの?
  2. 2苦労人の意味とは?
  3. 3苦労人の特徴【性格編】
  4. 4苦労人の特徴【行動編】
  5. 5苦労人の特徴【雰囲気編】
  6. 6苦労したことがない人の特徴
  7. 7苦労人は英語でなんて言う?
  8. 8苦労人と言われる偉人達を紹介
  9. 9苦労人は大きな困難に負けずに立ち向かっていく人

苦労してる人ってどんな人なの?

「苦労してる人」と聞いてどんな人が思い浮かびますか?苦労にもお金での苦労や仕事での苦労、人間関係での苦労などいろいろなものがあります。

どの程度の問題が発生したときに「苦労」とみなすかはもちろん個人個人で感じ方が違うので何とも言えません。しかし、「誰でもが体験することではない体験をしているかどうか」ということを苦労人の判断基準の一つとすることは可能です。

生きていれば誰だって困難な壁にぶつかることがあります。その中でも特に解決が難しい大きな問題や困難を抱えている人のことを苦労してる人と呼ぶことができるでしょう。

苦労人の意味とは?

苦労人とは、辞書で確認すると「苦労を経験して、世の中の事や人情に通じている人。(出典:デジタル大辞泉(小学館))」という意味です。「苦労人」とはその文字通りに「苦労してる人」、「苦労してきた人」を指す言葉です。

普通の人よりも多くの苦労をしている人は、やっぱりどこかほかの人とは違ったところを持っているもの。だからこそ「苦労人」という言葉ができたのでしょう。たとえば、貧しい家に生まれて家計の苦しい子ども時代を送っていたり、事業が不幸や災難続きで上手くいかなかったり、

早くに両親を亡くしたりというような経験をしている人のことを苦労人と呼ぶことが多いようです。さらに、それらの苦労に負けずに前向きに生きようとしている人を指す意味もあります。苦労人」とは、困難に負けず強く生きている人を称する言葉だと言えるでしょう。

苦労人の特徴【性格編】

それでは、まずは苦労人と呼ばれる人の性格的な特徴を見ていきましょう。苦労してる人だからこそといった性格が挙げられます。

精神年齢が高い

苦労人と呼ばれる人は実際の年齢よりも落ち着いていたり、達観していたりすることが多いもの。それは今まで苦労してきた経験から精神年齢が上がっているためだと考えられます。

人間の精神は社会における様々な経験を通して成長していきます。身体のように何もせずに放っておいても成長するわけではありません。

苦労してると言われる人は人よりも多くの経験をしています。その経験が必然的に精神年齢を押し上げ、物事の捉え方や考え方を年齢よりも大人びさせているのです。

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寛容な心を持っている

他人につらく当たったり、つまらない意地悪をしたりする人は心が未熟な場合が多いもの。しかし、苦労してる人は普通の人よりも精神面で成熟しているため、他人に対して寛容になることができます。

自分の人生を左右するほどの問題を抱えている苦労人にとっては、他人のワガママやミスなどは些末(さまつ)なことでしかないのです。そのため、他人に対して意地悪をしたり、悪口を言ったりすることはありません。

頼りがいがある

苦労してる人は背負ってきた苦労の分、些細なことでは動じません。問題が発生したとしても冷静に受け止め、状況を好転させるべく行動をとることができます。その姿は困難に直面した経験の少ない人からするととても頼りがいがあるもの。

実際の年齢よりも大人びていて、どっしりと構えているように見える苦労人は職場や学校などでも頼られる存在となっているでしょう。

人間としての深みがある

苦労してると言われる人は、人間としての深みが出てきます。たとえば、人の心に響くようなアドバイスができたり、人の心の機微をよく感じ取ることができたり、価値観や考え方が多角的だったりと、苦労人の人は人としてとても豊かな心を持っています。

自分よりも年下であっても、苦労してる人と一緒にいると「この人と一緒にいると学びが多いな」と感じることが多々あります。

お人好しな一面がある

世の中には「しなくてもいい苦労」というものも存在しますが、苦労人の中にはその「しなくてもいい苦労」を背負い込んでいる人もいます。気が弱くお人好しなため、頼られると「NO」と言えず、ずるずると苦労の沼に沈み込んでいってしまうのです。

人に優しいことは長所ではありますが、行き過ぎると短所にもなりえます。「しなくてもいい苦労」を抱えてしまっている人の場合は、優しすぎることがマイナスに作用していると言えるでしょう。

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責任感がある

苦労してる人に多いのが人並み以上の責任感を持っているという特徴です。強い責任感や正義感の元、他人だけでなく自分をも非常に厳しく律してしまい、適度に力を抜くことができません。

その結果、背負った苦労を途中で放り出すこともできず、最後まで面倒を見てしまうのが苦労人というものなのです。

苦労人の特徴【行動編】

苦労してる人はその経験から精神年齢が高く、実際の年齢よりも大人びた性格の持ち主が多いことが判明しました。そんな苦労人の行動にはどのようなものがあるのでしょうか。

気遣いができる

特に人間関係で苦労してる人は、非常に上手に気遣いができます。相手に気を使わせることなく行われる苦労人のさりげない行動は、悪目立ちせず、しかし確実に相手に心地いい時間を提供してくれます。

一緒にいて居心地が良いなと感じる友達や知人がいるのであれば、もしかするとその人は苦労してる人なのかもしれません。

お金にシビアで節約上手

特に、お金の面で苦労をしてきた人は金銭感覚が非常にシビアです。無駄遣いや衝動買いには縁がなく、必要な時に必要なものを必要なだけ買うという模範的なお金の使い方ができます。

人生はお金だけがすべてではありませんが、お金で解決できる問題が多いのもまた事実。苦労してる人はその事実をよく理解しています。

常に一歩引いた立場を取る

苦労人の人に多いのが「みんなの先頭に立って目立つよりもバックアップする方が好き」というタイプです。我先にとトップを競うよりも、どちらかというと縁の下の力持ちとして能力を発揮することを好みます。

そのため、集団においてはあまり目立った行動は取らず、後ろの方でそっと控えている場合が多いでしょう。

苦労人の特徴【雰囲気編】

苦労してる人の特徴について性格や行動を見てきましたが、苦労してる人には独特の雰囲気というものがあります。苦労してる人の持つ独特の雰囲気とはいったいどのようなものなのでしょうか。

独特のオーラがある

苦労してる人は一目で「あ、この人って他の人と違うかも」と思わせるような独特のオーラをまとっています。

オーラとは一般人の目に見えるものではありませんが、たとえば言葉遣いや顔つき、仕草などになんとなく現れる形容しがたいもののこと。パッと見て何か引っかかるものがあるのであれば、その人は苦労人のオーラをまとっているのかもしれません。

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顔が実年齢より老けて見られる

苦労してる人の特徴として精神年齢が高いことをご紹介しましたが、苦労してる人は見た目も実際の年齢よりも年上に見えることがあります。

人は苦しい時には眉間や額にシワを寄せた表情を作ります。その表情がクセになるとシワは顔の皮膚に深く刻まれてしまいます。シワの刻まれた表情は一気に顔を老けさせます。そのため、苦労してる人は実年齢よりも老けてみられがちです。

しっとりした色気がある

よく小説などでは「夫を亡くした未亡人には色気がある」という描写が出てきますが、実際、苦労してる人というのは独特の色気も持っています。

少し眉をひそめ、唇を引き結んだ憂いを帯びた表情は女性であっても、男性であってもハッとするほど魅力的なもの。苦悩から生まれる色気を宿すのも苦労人の特徴です。

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苦労したことがない人の特徴

ここまでは苦労してる人の特徴についてご紹介しましたが、反対に苦労したことがない人にはどのような特徴があるのでしょうか。

楽観的である

苦労したことがない人はどんなことが起こっても、あまり深く考え込まない性質を持っています。むしろ何が起こっても楽観視する傾向が強く、苦労人とは真逆の性格だと言えるでしょう。

苦労人の人は必要以上に考えすぎることも多くあるので、時には苦労をしたことがない人のように楽観主義に構えてみてもいいかもしれません。

金銭的にルーズ

「金は天下の回りもの」という言葉もあるように、社会で生きていくためにはお金は欠かせないものです。何をするにもまずがお金がないと始まりません。

お金を使うことも大事ではありますが、同時に貯蓄することも重要です。苦労をしたことがない人は往々にして計画性なくお金を使ってしまうもの。いざという時に先立つものがなくて困ることも多いでしょう。

実年齢よりも若く見える

苦労をしたことがない人は苦労人とは反対に実年齢よりも若く見られがちです。肌にはハリがあり、溌剌(はつらつ)とした雰囲気を持っています。

悩むこともあまりなく、睡眠時間もたくさん取れている場合が多いので、非常に健康的で活力のある見た目で、場の空気を華やかにしてくれるでしょう。

言葉に重みがない

苦労をしている人と苦労をしたことがない人の差は、深刻な話になった時に現れます。苦労人の発する言葉はその人の経験を表すように真実味がありますが、苦労をしたことがない人は当たりさわりのないありきたりな言葉しか話せません。

言葉の持つ重みは、その言葉の中にどれだけ真実が含まれているかに左右されます。苦労をした経験のない人はアドバイスするべき言葉を持っていないことも多々あります。

苦労人は英語でなんて言う?

英語では苦労人のことを「worldly-wise man」と言います。直訳すると「世の中のことをよく知っているかしこい人」という意味になります。

「worldly-wise man」には苦労人のほか、処世術に長けた人、世才(せさい)のある人などのような意味もあります。全体的なニュアンスとしては世渡りが上手く、要領よく生きているという意味合いが強い言葉です。

苦労人と言われる偉人達を紹介

後世に名を残している「偉人」と呼ばれる人々の中には苦労人がたくさんいました。ここでは、苦労人と言われる偉人の苦労エピソードをご紹介します。

エイブラハム・リンカーン

「奴隷解放の父」とも呼ばれ、もっとも偉大な大統領の一人にも数えられるエイブラハム・リンカーンは「人民の、人民による、人民のための政治」というスローガンでよく知られていますが、その生涯は暗殺という卑劣な行為によって幕を閉じることになりました。

貧しい家に生まれたリンカーンは幼くして母親を亡くし、仲の良かった姉とも19歳で死別。早くに家族との離別を経験しますが、仕事の面においても測量技師や弁護士、軍隊などを経験するもどれも失敗。

また、マルファン症候群という遺伝子疾患を抱えていたとも考えられており、リンカーンは公私ともに多くの苦労を味わってきた苦労人だと言うことができるでしょう。

ウォルト・ディズニー

今や知らない人はいないと言っても過言ではないディズニーの創始者、ウォルト・ディズニーも苦労人の一人です。

貧しい少年時代を過ごしたウォルトは、アートの才能を生かして若干20歳でデザイン会社を起業しますが、会社は軌道に乗らず成果を上げることなく倒産。3社目にしてようやく「ディズニー・ブラザーズ社」の設立を成功させるも、その後もトラブルが相次ぎます。

数々のトラブルを乗り越え、世界のディズニーを確立させたウォルト・ディズニーも幼い頃から困難を乗り越えてきた苦労人なのです。

カーネル・サンダース

カーネル・サンダースは「ケンタッキーフライドチキン」の生みの親。実は、サンダースはケンタッキーフライドチキンを成功させるまでに40回以上、仕事を転々としています。

ガソリンスタンドを経営しては失敗し、レストランをオープンさせては火災で失い、巨額の借金を背負いながらも、アメリカ中を回ってフライドチキンのレシピを売り込み、最後には大成功を掴んだのです。

苦労人は大きな困難に負けずに立ち向かっていく人

いかがでしたか?苦労してる人と言われる苦労人について、性格、行動、雰囲気などの特徴や苦労人と言われる偉人についてご紹介しました。

苦労してると言われる人はみんな、大きな困難にぶつかりながらも一生懸命前向きに生きています。その強い姿勢があってこその苦労人。難しい問題にぶつかった時、くじけずに前向きにとらえてピンチをチャンスに変えることができるのが苦労人なのです。

あなたが何かの壁にぶつかった時は、決して解決を諦めず立ち向かっていってみてください。そうすれば、きっとあなたも人間として深みのある苦労人と称される日がくるはずです。

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