25歳の平均貯金額は？男性・女性別に貯金の中央値も紹介

人の貯金というのは、とても気になるものです。同時に、25歳ぐらいだといくらぐらい貯金があるのが普通なのかな？などのように年齢ごとの貯金が気になるという人もいるでしょう。

25歳というのは、20代半ばで大人の仲間入りをしています。仕事をしている人も多いですし、特に男性は収入を気にすることも多くなる年齢ではないでしょうか。

25歳の男性や女性が、平均的にどのくらいの貯金をしているのか見てみましょう。

25歳の男性の貯金の平均額と、25歳の女性の貯金の平均額を紹介します。今現在25歳の人は、25歳の平均貯金額を参考に自分の貯金を考えてみてはどうでしょうか。

貯金はあればあるだけ安心できるものと思ってください。

25歳男性の平均収入は340万円です。340万円の中から税金などが引かれると考えると、手元に残るお金はもっと少なくなります。200万円代になるでしょう。そこから貯金となると結構難しそうに感じます。

25歳男性の平均貯金額は、100万円～200万円と言われています。200万円となると25歳にしては多いほうではないでしょうか。そんなに貯まっていないという人もかなりいるでしょう。

25歳女性の平均収入は312万円です。男性よりも少なめです。そして、ここから税金等が引かれると考えると、手取りは200万円代になるのは明らかなことです。

25歳女性の平均貯金額は、100万円前後と言われています。女性が100万円を貯金するというのは大変なことでもありますが、貯金している女性はちゃんといます。

25歳の男性女性の貯金額の中央値は182万円です。25歳の男性や女性は、だいたい182万円は貯金していると考えることができるでしょう。ただ、これはあくまでも平均に過ぎません。

平均ということは、貯金額が0円の人もいれば、200万円の人もいますし、500万円や1000万円の人もいるのです。そのため、皆が皆25歳だからといって、180万円ほどの貯金があるとは限りません。

25歳の貯金額分布を転職サービスDODAを参考に紹介します。25歳で1番多い貯金額の割合は50万円未満です。しかし、中には1000万円以上の貯金を持っているという人もいます。
 

25歳で貯金ゼロの割合ですが、1割ほどあると言われています。貯金をいくらから貯金というのかは別ですが、全くないという人も中にはいるでしょう。

100万円以下は貯金に入らないとするならば、約3割近くの25歳が貯金がないことにもなります。ただ、25歳に限らず、世帯でみても2人世帯では3割の人が貯金がないと言われているので25歳で貯金がない人がいるのも分からないことではありません。

貯金ゼロの割合は全体的に見ると少ないですが、現実的にいるにはいるのです。

貯金ができない人には、貯金ができない理由があります。例えば、実家の支援をしなければならないとか、奨学金などの返済があるという人もいるでしょう。

貯金ができないというのは、理由は人それぞれではありますが、ここでは基本的な理由として多いものを紹介します。

給料が少なくても貯金をしている人もいます。しかし、貯金ができない人の多くが、「給料が少ないから貯金できない。」と思っている人が多いのも事実です。

給料が少なくて貯金ができないということは、イコール、支出が多いということにもなります。収入と支出のバランスがとれないからこそ、貯金ができないのです。

この場合は、給料が多くなっても支出も一緒に多くなるので貯金ができない状態が続くことも考えられるでしょう。

貯金ができない理由には、便利な世の中になっているということも考えられるでしょう。例えば、自炊をしなくてもコンビニにいけばできあがっているご飯があります。他にも歩かなくてもタクシーにのれば目的地までつきます。

これらの行動は本当に便利なもので楽だなと感じることができるものです。しかし、便利を求めるにはお金がかかります。お金を支払って便利を手に入れなければなりません。

25歳という若さでは、ついつい便利なものに走ってしまいがちになります。そのため、気づけば支出ばかりになって貯金ができない状態になるのです。

25歳で貯金ができない人の理由には、今が大事だと思っている気持ちが強いからというものがあります。確かに、今はとっても大事なので間違えてはいません。しかし、今だけでなく未来も大事だということを分かっておいたほうがいいでしょう。

また、大事にしている今を心の余裕を持って過ごすためにはやはり貯金があったほうがいいでしょう。しかし、そこまで考えずに今が楽しいければいいと思ってどんどんお金を使っていく人もいます。

これが貯金ができない大きな原因なのです。

25歳でしっかり貯金をしている人の特徴についてみていきましょう。25歳というと、20代半ばでまだまだ若い年齢ではあります。社会人になって3年目の人も多いので、やっと社会人としてのオーラも備わってきている頃ではないでしょうか。

そのため、正直なところ25歳でそんなに貯金ができている人というのは多くないようにも感じるのが本音ではないでしょうか。しかし、中には25歳でもしっかり貯金している人がいるのです。

どうして、25歳でちゃんと貯金することができるのでしょうか。貯金ができる人の特徴について見てみましょう。

25歳でしっかり貯金ができる人の特徴には、計画的に使っているというものがあります。毎月、お給料が入ってきたら、何にいくらいるのかというのをきちんと把握しているのです。

そして、自分のお小遣いはいくらで、いくらぐらいは必ず貯金をするというのも決めています。これができるからこそ、貯金がきちんとできているのです。

自分の収入から支出までをきっちりと把握し、その中で使えるお金を計画的に使うことができると、自然と貯金もできるのではないか？という考えも持っているでしょう。

25歳でしっかりと貯金ができる人の特徴には、将来のことを考えているというものもあります。今だけを見ているのではなく、例えば、30歳ぐらいには結婚して、33歳には家を建てたいなどのように未来の目標を作っているのです。

そして、この目標をきちんと現実的なものとして捉えているという特徴もあります。なんとなくの目標ではなく、しっかりとした目標だからこそ、貯金もちゃんとできるのでしょう。

25歳の貯金の目的について紹介します。女性も男性もどうして25歳で貯金しているのでしょうか。中には25歳で貯金しているなんてしっかりしているなと思われることがある人もいるでしょう。

25歳の貯金の目的を解明し、どうして25歳で貯金できる人はできているのかも感じてください。

25歳での貯金の目的で多いのは、結婚資金です。実際に貯金0で結婚する人もいるでしょうが、結婚するのなら貯金があったほうがいいのは確かなことです。

25歳というと、男性も女性も結婚ブームというものが到来する年齢になります。今では若い年齢での結婚にも感じますが、結婚する人は結婚する年齢でもあります。25歳で結婚となると心配なのがやはり資金面でしょう。

そのため、安心要素を作るためにも貯金をちゃんとしている人は多いのです。また、子供が生まれることも想定すると、やはり貯金はあるだけいいものになります。

25歳での貯金の目的には、老後の蓄えもあります。老後のことまでしっかりと考えているという人は、25歳でも計画的に貯金をしているでしょう。今は、年金問題なんかもあるので、老後の蓄えをきちんとしていないと不安だと感じる25歳も多いのです。

老後にお金がないなんてことにならないように、若いうちからお金を貯めて、老後はゆっくり過ごしたいなと感じている25歳の男性、女性もいるのではないでしょうか。

今は長生きする時代でもあります。だからこそ、老後のことを考えた貯金に意識を向けている人も多いのです。

25歳での貯金の目的には、突然の出費に備えてというものもあります。突然の出費というのは、いつ訪れるか分かりません。例えば、結婚式が立て続けにあることもあれば、突然車を購入しなければならないこともあるでしょう。

こういう突然の出費は、対応できればいいのですが、対応できなければ不安しかないものになってしまいます。そうなると、心が不安定になるだけではなく恥ずかしい思いをしなければならないこともあるのです。

そういう緊急事態に備えた貯金というのは必要になります。貯金がちゃんとあれば、緊急時代も何も怖いものがないのです。

25歳での貯金の目的ですが、目的は特に決めていないけどお金を使う暇がないという人もいるでしょう。お金を使う暇がないので、自然と貯まっていくという人も多々います。

例えば、仕事が忙しい人です。仕事ばかりで、友達と会う暇もなければ、飲みに行く暇もないとか趣味をする暇もない人もいるでしょう。ショッピングにさえいけない人もいます。

休みの日はつかれてしまって家から出ないことも多いでしょう。こういう25歳は、ストレスも多いでしょうが、お金も貯まっていく傾向にあるのです。

25歳で貯金がまるでないという人は、平均額が182万円と聞くと焦りも出てくるでしょう。また、しっかり貯金しておきたいという気持ちが高まることもあるはずです。

しかし、どうやったら貯金することができるのかと分からずに不安になることもあるのではないでしょうか。そこで、ここでは、25歳におすすめの貯金の仕方について紹介します。

まずは、定期預金です。定期預金とは、銀行に入れているお金を一定額預金に回し、基本的には引き出すことができないお金のことになります。3ヶ月や6ヶ月という短期もあれば、5年や10年などの長期もあります。

自分で貯めることができない人は、定期預金の制度を使って、貯めていくようにすることで金利もついてくるのでタンス貯金をするよりはいいのではないでしょうか。

ただ、金利はそこまで高いものではありません。投資してお金を増やしたほうがいいと考える人もいるでしょう。定期預金は本当に自分でできないという人におすすめの貯金方法なのです。

固定費を見直すことも25歳の貯金方法にはおすすめです。いらない出費が必ずどこかにあるはずです。その出費を抑えることで、貯金に回すことができるでしょう。

例えば、家賃が7万円なら6万円の場所にするなどです。食費を5万円にしているのなら、4万円にするなどのように少しずつでも固定費を減らすことで月々の貯金ができていくはずです。

固定費は1度きちんと見直して、本当に削れる場所がないのかを確認してみてください。意外と削れる場所があるものです。

25歳の貯金方法でおすすめなのが500円貯金です。500円玉ができたときにだけ貯金箱に入れてみてください。毎日500円貯金をしなければならないわけではありません。

500円玉が財布にたまったときだけでいいのです。500円玉貯金というのは、意外にも貯まっていくものです。気が付いたときには、貯金箱が重たくなっていたなんてこともあるでしょう。

25歳の貯金の方法には、生活を見直すというものもあります。例えば、自炊をしていなかったのなら自炊をするとか、1駅ぐらいなら歩くなどのように、お金をかけなくてもいい部分にかけていたお金があるでしょう。

さらには、ショッピングは月に1回から2ヶ月に1回に減らすなどして、出費をなくすこともできるはずです。今の自分の生活を続けていると、貯金が絶対にできなくなるというのが明らかだという人は必ず見直しましょう。

今見直すことができたら、30歳までにはしっかりと節約した分の貯金が貯まっているはずです。

25歳という年齢は、若さがあり貯金なんてまだ考えなくてもいいようにも感じるでしょう。しかし、今はそういう時代ではなくなってきています。25歳でもしっかりと貯金のことを考えておき、万が一のときや将来のために貯めておきましょう。

25歳でちゃんとお金のことを考えて行動することができたら、30代になったときに周りよりも余裕を持った生活ができるのではないでしょうか。