糸島市のおすすめの雑貨屋！人気でおしゃれな雑貨店を紹介

福岡県の中心部からもほど近く、ドライブコースとしても人気を集める糸島市は、おしゃれなカフェや雑貨屋さんがいっぱいある人気のデートスポットでもあります。しかも、糸島市では、春と秋の年2回、雑貨のオープンイベントが開かれ、雑貨好きには垂涎の的です。

女の子の憧れがそのまま実現したような雑貨屋さんや、オリジナリティー溢れる雑貨屋さんが糸島市にはたくさんあります。雑貨好きも、そうでない人も、糸島市の雑貨屋さんに行けば、きっと心惹かれる逸品に出会えます。

ふらりと一人で訪れるもよし、デートの途中でのぞいてみるもよし、気の合う仲間と行くのもよし、糸島に行ったら、ぜひおしゃれな雑貨屋さん巡りをしてみてください。

福岡市の北西、博多湾の西に位置し、玄界灘に突き出した糸島市。福岡市の西部から約35kmに渡って海岸沿いに道路が伸びており、絶景のドライブが楽しめます。玄界灘に面した海岸は、サーフィンスポットとしても有名です。

海と山、自然に恵まれた糸島市は、おしゃれなカフェや雑貨屋も多く、福岡の中心部までJRや都市高速を使えばわずか30分という立地の良さも相まって、県外からの移住希望者も多い福岡県屈指の人気エリアです。

糸島には個性的で素敵な雑貨屋さんがたくさんありますが、数ある糸島の雑貨屋さんの中で、ハンドメイドを中心に展開している人気店をご紹介します。一点一点真心を込めて作られた素敵な雑貨の数々に、目も心をも奪われ、時間が過ぎるのを忘れてしまいそうです。

ハワイやタヒチで活動していた世界的なアーティストJames Dover氏が、糸島の自然に惹かれ2009年にオープンした「Dover（ド－バー）」は、おそらく糸島で一番有名な雑貨屋さんです。

古い倉庫をリノベーションした店内は、たくさんのセンスのいい雑貨やアート作品で溢れています。広々とした店内は、柱もなく開放的な雰囲気です。

天井も高く、植物がそこここに顔をのぞかせていて屋外にいるようなゆったりとした気分でセンスのよい雑貨や手作りの皮製品、糸島内外のアーティストが手掛けたオリジナル作品などを見て回ることができます。

アートスクールも開催している「Dover（ドーバー）」は、アート作品も豊富で、雑貨好きのみならず、アートファンにも人気がある雑貨屋さんで、迫力のあるアートで飾られたインパクトのある外観だけでも一見の価値ありです。

商品にカテゴリーはなく、季節ごとに入れ替わるのでいつ行っても飽きることがありません。桜井神社近くの国道沿いにあるので、ドライブがてら立ち寄る人も多い人気店です。
 

田んぼ道の先、民家に挟まれて立つ赤い扉と白い壁が印象的なお店が「マダムブン」です。全国の作家作品の中から、マダムブンが厳選した手作り雑貨が、二階建ての一軒家を改築した店内に所狭しと並んでいます。

雑貨好き、クラフト好きの夢が全部詰まったような雑貨屋さんです。

アクセサリーや生活雑貨、布製品など、商品はすべて手作りで値段もリーズナブルですが、クオリティは抜群です。仕入れた端から売り切れてしまう人気作家の作品も多いので、頻繁に足を運びたくなるおすすめの雑貨屋さんです。
 

若者が集まって自然派ライフスタイルを提案する「ブルールーフ」の中にある「Puala（プアラ）」は、手作りアクセサリー工房と併設されたショップです。近くには雑貨屋さんの人気店「Dover（ドーバー）」もあり、若者のみならず多くの観光客も訪れます。

木をふんだんに使った店内は、ナチュラルであたたかい雰囲気。手作りの作家作品のほか、時計や髪飾り、ファッション小物が並ぶ奥に、アクセサリー工房があり、「プアラ」オリジナルのきらきらしてかわいいアクセサリーが売られています。
 

糸島の人気観光スポットの一つである糸島手造りハムの敷地内にある「DURAM FACTORY SHOP」は、オリジナル革製品を販売する工房兼雑貨屋さんです。

明るい店内には、キーケース、名刺入れ、ブックカバー、カメラストラップなど、すべて手作りの皮製品がいっぱいです。オーダーも可能なので、世界で一つ、自分だけの皮製品を手に入れることもできます。
 

変わった店名の「ろわぶー舎」は、サンキャッチャー作家がオーナーの、自宅兼雑貨屋さんです。店の看板をはじめ、店内のあちらこちらに店名のもとになった青い鳥をモチーフにした作品が置かれています。

店舗は内部で自宅にもつながっており、自宅部分にも全国から集めた人気作家の作品が置かれています。作家作品は「マダムブン」でも取り扱っていますが、それぞれテイストが違うので両方行ってみるのがおすすめです。

ちなみに、「ろわぶー」の由来は、フランス語で青い鳥を意味する'L'oiseau bleu（ロワゾーブルー）'の略です。
 

糸島にはまだまだおすすめの雑貨屋さんがたくさんあります。素敵な生活雑貨を集めた、おすすめの雑貨屋さんをご紹介します。

雑木林に囲まれてひっそりと佇む、隠れ家のような雑貨屋さんが、ナチュラルテイストの雑貨を手がける「kurumian」です。

メイン商品は器ですが、素材感を大切にした衣類やリネンなど、糸島の作家の作品を中心に、丁寧に作られた質のよい生活雑貨を扱っています。日々の生活の質を上げてくれる、素敵な雑貨に出会えるおすすめの雑貨屋さんです。
 

糸島の陶芸作家敦賀研二氏の作品を中心に、布やフェルト、編み物、刺しゅうなど、県内や全国の作家作品を揃えたギャラリー兼ショップです。古い民家を改築した店内は、和のテイストで落ち着ける空間になっています。

あたたかみのある敦賀研二氏の作品にはファンも多く、日常使いにも贈り物にもふさわしい素敵な作品がたくさん並んでいます。
 

人気エリアの二見ヶ浦にある複合型観光施設「PALM BEACH THE GARDENS（パームビーチ ザ・ガーデンズ）」の中にある「HEY&Ho（ヘイアンドホー）」は、若者を中心に大人気の波佐見焼のお店です。

波佐見焼は古くから庶民のための焼き物として知られていましたが、波佐見焼の人気ブランド「マルヒロ」が生み出した、カラフルで丈夫、機能的でおしゃれな「HASAMI」シリーズが大ヒットし、陶器市などでは入店も困難なほどの賑わいをみせます。

「HEY&Ho」は、「マルヒロ」の中でも青磁コレクションの「ものはら」と日常使いの「HASAMI」の2つのブランドを扱っています。また、壁一面には蕎麦猪口がずらりと並んでおり、蕎麦猪口好きには必見のお店です。
 

「うつわ工房ととうや」は、陶芸作家とつぐ氏の工房兼ショップです。牡蠣小屋で有名な岐志漁港にほど近い場所にあり、コンテナを利用した個性的な店内には、見ているだけで癒されるほっこりとした作風の作品が所狭しと並んでいます。

使うたびに笑顔になれそうな、魅力的な作品に惹かれる人は多く、プレゼントにもぴったりです。アンティークのガラス製品も扱っています。
 

築100年の古民家を改築した「麻と木と・・・」は、天然素材の衣類や木製品、草木染など、心地いい商品を手掛ける雑貨屋さんです。麻や綿など天然素材の着心地の良い衣類がたくさん並んでいます。

広い敷地を生かして中庭や倉庫跡にもつるで編んだ籠やおしゃれな多肉植物などが置かれています。緑の木々に囲まれた店内は、時間がゆっくりと流れるような錯覚に陥ります。雑貨を楽しみながら日常の慌ただしさを忘れられる、癒しの空間です。
 

糸島には雑貨屋さんと同じくらいおしゃれなカフェもたくさんありますが、雑貨屋さん巡りはついつい時間を忘れてしまうので、雑貨屋さんにカフェが併設されていると嬉しいです。カフェも人気のおすすめの雑貨屋さんをご紹介します。

糸島のおしゃれな雑貨屋さんは海岸沿いに多いのですが、「糸島くらし×ここのき」は、市の中心部、JR「筑前前原」駅近くにあります。鉄道を使って糸島を訪れた人には、ぜひ立ち寄ってほしいお店です。

糸島には日本だけでなく世界中からたくさんのクラフト作家が移り住んでいますが、「糸島くらし×ここのき」では、常時60人以上の糸島在住の作家作品を取り揃えています。

商品のジャンルは、木製品、アクセサリー、衣類、陶器など多岐にわたり、地元の食材を使った食品も扱っています。奥にあるカフェのおすすめは、自家焙煎のコーヒーで、糸島観光のプランを練るにも格好のスポットです。
 

アンティーク雑貨と福岡随一の人気を誇るメロンパンで有名な「cachette（カシェット）」。白を基調とした店内には、女の子が大好きなロマンティックな雑貨が、おしゃれにディスプレイされています。

古い机や椅子、キャビネットなど、大型の物から、アンティークアクセサリーなど可愛い物まで、いろいろな種類の雑貨が部屋ごとに配置されており、博物館にいるような気分になれます。

雑貨屋さんの奥にはカフェがあり、売り切れ続出の大人気のメロンパンを食べることができます。
 

雑貨好きの中には、北欧雑貨が好きな人も多いです。糸島には、北欧雑貨ならここ、というくらい有名な人気の雑貨屋さんがあります。生活全般を北欧テイストで彩ることができるほどの品揃えです。

民家をリノベーションしたり、倉庫やコンテナを利用したりと、おしゃれで個性的な雑貨屋さんが多い糸島ですが、「humming joe（ハミングジョー）」の建物は別の意味で圧巻です。

出っ張りのない黒い壁に白い窓枠が映えるL字型の直線的な建物は存在感抜群です。広い店内には北欧で人気のブランド食器や、キッチン雑貨をはじめ、リネンやオーナメントなど、北欧の生活を感じられる雑貨がいろいろと取り揃えられています。

北欧といえば使いやすくておしゃれな家具も人気がありますが、「ハミングジョー」では椅子やテーブルなど大型の家具も取り扱っています。併設の工房では家具のリペアも行っています。
 

化学成分を一切含まない天然素材の石けんを手作り販売する「ka-la-ku 暇楽（からく）」は、糸島半島のはずれに位置し、海のすぐそばで、海を汚さない無添加石けんを作っています。

オリーブの木が並んだエントランスの先に、白を基調にしたかわいい店舗があります。店内はおしゃれなカフェかケーキ屋さんのようで、たくさんの石けんが並んでいます。コスメやアロマ、バスソルトなども扱っているので、肌に気を使う女性にはとくにおすすめです。
 

「ka-la-ku」のその先、正真正銘糸島半島の最先端に位置する「工房とったん」では、玄界灘の海水を汲み上げて1週間ほどかけて濃縮し、じっくりと窯で煮る、「炊塩」で自然塩を作っています。塩を濃縮させる櫓や塩を炊く窯を見学するのも楽しいです。

手作り感満載の海辺の建物はカフェにもなっており、テレビでも紹介された「しおをかけてたべるプリン」を食べることもできます。メニューは多くありませんが、食事もできます。まろやかで旨味のある塩は、お土産にぴったりです。
 

キャンドル作家の副島夫妻の工房兼ギャラリーが、「ろうそく工房Creare（クレアーレ）」です。ろうそくの灯りが美しく見えるように考えられた室内には数多くのろうそくが並びます。

炎の揺れや、溶けた蝋の形にまでこだわった独創的なろうそくや、糸島の自然をモチーフにしたろうそくなど、どれも個性的で魅力的な作品ばかりです。
 

糸島は、市全体がアーティスト村のような趣で、長い海岸線や、見晴らしのいい岬など、観光には事欠きません。そんな中で、とくに有名な糸島の観光スポットをご紹介します。

糸島随一の景勝地として有名な二見ヶ浦。「日本の渚百選」や「日本の夕陽百景」にも選ばれるほどの絶景で、ドライブコースとしても人気です。マリンスポーツや海水浴のメッカでもあります。

近くには、「PALM BEACH THE GARDENS（パームビーチ ザ・ガーデンズ）」があり、ますます人気を集めています。

海岸から150mほどのところに二つ並んで立つ岩は、夫婦岩と呼ばれ、古くから信仰の対象として大切にされています。

「芥屋の大門（けやのおおと）」は、国の天然記念物にも指定されている国内最大級の玄武岩の奇岩です。玄界灘の荒波に削られた岬は、海側に高さ64m、奥行90m､間口10mの洞窟があり、波が静かなときは、遊覧船で洞窟の中まで入ることができます。

波が荒いときは洞窟の入り口付近までしか近づくことはできませんが、六角形、八角形に削られた岩が幾重にもそそり立つ景観は、外から眺めるだけでも圧巻です。

どこまでも夕陽を追いかけて走りたい志摩サンセットロードは、桜井二見ヶ浦を起点に終点の泉川河口弁天橋まで、全長33.3km。フォトスポットもたくさんあり、ドライブにはうってつけの観光コースです。

途中の「幣の松原（にぎのまつばら」は約6kmにもわたる白砂青松の海岸で、「芥屋の大門」まで続いています、青い海と白い砂、緑の松のコントラストが美しく、夏はサーフィンや海水浴を楽しむ人で賑わいます。

たくさんのアーティストやクラフト作家が移り住む糸島。若い人が集まっていろいろことを試んだりもしており、活気があります。

海と山に囲まれた糸島半島は、食材の宝庫でもあり、有機野菜や地元食材を使ったレストランもたくさんあります。糸島は魅力がいっぱいです。カフェ好きも、雑貨好きも、アウトドア派もインドア派も、ぜひ訪れてみてください。