人生楽しんだもん勝ち!人生を楽しむ方法や名言も紹介!
様々な物事で疲弊し、人生に対してネガティブになっていると、「人生楽しんだもん勝ち」という自由なスタンスの生き方に魅力を感じやすいでしょう。今回は、そんな「人生楽しんだもん勝ち」という生き方に関する考え方や、その名言などについて詳しく紹介したいと思います。
目次
結局は人生楽しんだもん勝ちでしょ!
人間関係や仕事、学業などに疲弊していたり、疑問を感じていたりすると、「人生楽しんだもん勝ち」という言葉が特に心に響くでしょう。
しかし、人生楽しんだもん勝ちという言葉には共感できても、いざ自分自身の行動や生き方を変えるとなると躊躇してしまう人が多いでしょう。
そこで、今回は、「人生楽しんだもん勝ち」という考え方のメリットや、人生を自分らしく楽しむコツなどについて、詳しく取り上げていきたいと思います。
「人生楽しんだもん勝ち」の意味とは?
比較による評価方式が根付いている日本では、つい自分の人生自体を人と比べて勝敗や優劣をつけてしまいがちです。仕事や学業だけでなく、家庭の状態や恋人の有り無しなどの第三者が判断しにくいものまでもが、人生の勝敗の基準になってしまうこともあります。
しかし、実際に1人の人間が体験できる人生は1つだけであり、全く同じ人生を歩む人はいません。そのため、人生を他人の人生と比べることに、大きな意味は無いのです。
「人生楽しんだもん勝ち」という考え方は、無意味な比較や競争などから自身を開放し、自分の興味の赴くままに愉快に生きることこそが「勝ち」の人生という考え方と言えます。
「人生楽しんだもん勝ち」という言葉の根底には、単に自己中心的になるべきという考えではなく、深い人生哲学があるのです。
「人生楽しんだもん勝ち」のメリット
「人生楽しんだもん勝ち」という考え方には、どのようなメリットがあるのでしょうか?以下では、自由な人生を肯定する「人生楽しんだもん勝ち」という思想のメリットを、3つ取り上げたいと思います。
限られた時間を有意義に使える
「人生楽しんだもん勝ち」の思想のメリットには、限りのある人生の時間を有意義なことに費やせるということが挙げられます。人生100年という言葉が現実味を帯びている現代日本ですが、意外にも自由に過ごせる期間は少ないとされているのです。
生命維持に必要な睡眠時間や仕事、学業などに割く時間は、人生全体の約70%を占めるとされています。自分の自由意思で過ごせる時間は、人生全体の時間の約3割程度なのです。
「人生楽しんだもん勝ち」という考え方に従って行動していれば、この少ない人生の自由時間を心から楽しめるでしょう。
損得勘定から解放される
損得勘定に囚われずに、物事を自由に判断できるようになるということも、「人生楽しんだもん勝ち」の思想のメリットと言えるでしょう。社会の変化のスピードがどんどん速くなっている現代では、様々なことが不安定になりがちです。
そのため、自身の損得が気になりすぎて、自分らしい判断が下せなくなってしまう人も増えているでしょう。損得勘定だけで物事を判断するようになってしまうと、引き返せない状態になってから激しく後悔してしまったり、自身を追い詰めてしまったりしがちです。
「人生楽しんだもん勝ち」というスタンスで生きることで、常に自分自身の心に正直な判断ができるようになり、自身の判断を後悔することは少なくなるでしょう。
結果的に損をしてしまっても、心から納得できる判断を下していれば、それほど大きな精神的なダメージは負わないのです。
前向きな思考の人が集まり人生が充実する
周囲にポジティブな人が増え、人生がより充実するということも、「人生楽しんだもん勝ち」の考え方のメリットの1つです。常に自分の興味に従い、心から人生を楽しんでいる様子の人に、エネルギッシュで創造的な人々は好印象を抱きやすいでしょう。
そのため、「人生楽しんだもん勝ち」というスタンスの生き方を実践しているだけで、同じく人生に前向きな人々が集まってきて、より楽しい人生に変わっていきやすいのです。
そのため、人生をポジティブに好転させたい人には、特に「人生楽しんだもん勝ち」という考え方をおすすめします。
人生楽しんだもん勝ちを実践する方法
「人生楽しんだもん勝ち」という自由な生き方に憧れているものの、どうしても人間関係や経済状況などが気になって実践できないという人は多いでしょう。
そこで、以下では、「人生楽しんだもん勝ち」の生き方を行動に移す方法を、5つ具体的に説明していきたいと思います。
他人と自分の人生を比べない
「人生楽しんだもん勝ち」の考え方に従って生き方を変える方法には、まず他人と自分の人生を比べないように意識するという方法が挙げられます。
特に真面目で自分自身に厳しい人や、周囲からの評価が過剰に気になる人は、無意識に他人と自分を比べて自分を追い込んでしましがちです。
「人生楽しんだもん勝ち」という思想では、自分自身が楽しめているかどうかが評価の基準となります。そのため、まずは主観で自分自身の人生を見つめ、できる限り他人と自分を比較しないようにすることから始めてみましょう。
心から興味が湧くものに挑戦する
自分が心の底から意欲的になれるものに挑戦するという方法も、「人生楽しんだもん勝ち」を実践するための方法と言えます。
自分が楽しい、好きだと思えるものには、未知のものであっても積極的に挑戦し、情熱的に追及し続けることで、満足度の高い人生を送れるようになるでしょう。
しかし、何が本当に好きなのか、自分でも全く分からないという人は多いと思います。そのような場合は、まず食べ物や映画、ファッションなどの身近なものから、自分の好みの傾向を確認してみることをおすすめします。
自分が無意識に選んでいるものにこそ、自分の本心が現れているので、ぜひ注意深く自分の好みを探ってみてください。
しっかり適度な休憩をとる
「人生楽しんだもん勝ち」という考え方にこだわりすぎると、自分の精神力や体力の限界を超えてまで、自分の興味を追求してしまいがちです。楽しいと感じてても、適度な休憩を入れなければ疲労やストレスは着実に溜まっていきます。
さらに、楽しいという感情で盛り上がっていると、疲労が溜まっていても気付けなくなってしまい、疲労で突然動けなくなってしまう可能性もあるでしょう。
そのため、楽しいという感情をある程度コントロールして、自身の状態を冷静に判断することも「人生楽しんだもん勝ち」というスタンスの生き方を実践するには重要です。疲労やストレスで不調な時には、しっかりリラックスできる時間を作りましょう。
勝ち負けのこだわらない
勝ち負けにこだわりすぎないということも、「人生楽しんだもん勝ち」という考え方を身に着ける方法の1つです。他人や組織からの評価に注目が向かいがちな現代では、つい人生もシビアな勝ち負けで判断してしまいがちでしょう。
しかし、人生の勝ち負けの基準はあいまいで、人によって勝敗の定義も異なります。そのため、勝敗にこだわる気持ちを捨てることで、気が楽になるだけでなく、視野が広がり好きなものに出会えやすくなるのです。
ネガティブな自分を受け入れる
ネガティブな自分を許すということも、「人生楽しんだもん勝ち」という生き方を実践する方法と言えます。長期間落ち込んでしまったり、辛いことから逃げたりすると、後ろ向きな自分を責めてしまいやすいでしょう。
しかし、人生には逃げた方が良いことや、1人でしっかりと考えなくてはならないこともあります。ネガティブになってしまう自分も大らかに受け入れられるようになると、自然と前向きになり、失敗しても立ち上がれるという自信が付いてくるでしょう。
その自信が「人生楽しんだもん勝ち」という自由な人生に漕ぎだす勇気となるのです。
人生楽しんだもん勝ちがうざいと言われる理由
「人生楽しんだもん勝ち」というスタンスに憧れる人もいれば、その考え方に疑問を抱く人もいます。中には、「人生楽しんだもん勝ち」という考え方をうざいと感じる人もいるようです。
以下では、「人生楽しんだもん勝ち」というスタンスが嫌われてしまう理由も、取り上げていきましょう。
努力を放棄して遊んでばかりいるように感じる
遊んでばかりいて、こつこつ努力することができないという悪いイメージを、「人生楽しんだもん勝ち」という考え方に抱く人もいます。
「楽しむ」という言葉には、「遊び」を連想する人が多いので、何事にも努力を惜しまない真面目な人は、特にこのようなネガティブな印象を持ちやすいようです。
しかし、遊び意外の仕事や学業なども、「楽しむ」ことができれば効率的に自分を磨くことができるでしょう。
責任放棄しているように見える
責任放棄を肯定しているようで好きになれないという声も、「人生楽しんだもん勝ち」という考え方に寄せられています。特に責任感や正義感が強い人は、このような悪い印象を抱きやすいでしょう。
自らの責任をしっかり果たさず、好きなことばかりしているというイメージがこのような印象になってしまうのです。しかし、「人生楽しんだもん勝ち」という生き方は、苦しいことも楽しんで乗り越えるということを示しています。
苦労しなければ成長できないという考えと対立している
「人生楽しんだもん勝ち」というスタンスに嫌悪を感じる人の中には、苦境に立たされなければ、成長できないと考える自分を否定されているように感じるという人もいます。苦労することで成長できたという自負がある人は、特にこの傾向にあるでしょう。
確かに、苦しいことを乗り越えることで精神的なタフさは培われます。しかし、精神や肉体が蝕まれるほどの苦境に立たされると、人間は健康という何よりも大切なものを失ってしまいかねません。
苦難に追い詰められてしまった時のために、「人生楽しんだもん勝ち」という生き方を知っておくと、気が楽になりやすいでしょう。
人生楽しんだもん勝ちを実践する時の注意点
「人生楽しんだもん勝ち」という生き方を貫くことは良いことですが、トラブルを引き起こさないために注意すべきこともあります。以下では、人生楽しんだもん勝ちを実践する際に意識したい注意点を紹介しましょう。
他人に同じ生き方を押し付けない
他人にしつこく「人生楽しんだもん勝ち」の考え方を勧めないということは、最も注意しなくてはいけない点です。人によっては「人生楽しんだもん勝ち」というスタンスが受け入れられないということもあります。
そのため、相手があまり盛り上がっていない様子であれば、それ以上自分の生き方を押し付けるのは止めましょう。
自堕落にならない
あまり享楽的になりすぎないということも、注意したいポイントです。「人生たの死んだもん勝ち」という思想は、決して自堕落に生きることを推奨する思想ではありません。
最低限の責任は果たしつつ、人生を最大限に楽しむという考え方であることを、常に忘れないようにしましょう。
人生楽しんだもん勝ちを成し遂げた偉人の名言
「人生楽しんだもん勝ち」という生き方を見事に実践し、成功した偉人たちは世界中に存在しています。以下では、そのような偉人たちが残した名言を、いくつか詳しく取り上げていきましょう。
長生きした人間とは年齢が高い者ではなく人生を楽しんだ者だ
人間の幸福と社会の関係に関する新しい考え方を提唱した有名な思想家「ルソー」は、フランス革命だけでなく現代の教育思想にも影響を与えている偉人です。
そんなルソーも「人生楽しんだもん勝ち」な生き方を実践しており、「長生きした人間とは年齢が高い者ではなく、人生を楽しんだ者を指す」という名言を残しています。
幼い頃に両親と死別し、奉公先で手酷い虐待を受け逃げ出すという過酷な少年期を送ったルソーですが、パトロンとなる女性と出会い人生を好転させていきました。
哲学や歴史、音楽などを独学で学び成功者となったルソーは、勉強を楽しんでいたからこそ偉人となれたのでしょう。
人間は各々好きなことで人生を切り拓いていく
日本の大きな転換点となった明治維新のきっかけを作った土佐藩士坂本龍馬も、「人生楽しんだもん勝ち」の人生を生きた偉人です。坂本龍馬は、「人間は各々好きなことで人生を切り拓いていく」という名言を残しました。
日本の行く末に危機感を抱き、持ち前の行動力と情熱で幕府や長州藩、薩摩藩なども変えていった坂本龍馬。本当に日本という国が好きだったからこそ、歴史に残る偉業を成し遂げられたのでしょう。
その意味をしっかり把握して人生楽しんだもん勝ちを実践しよう
今回は、「人生楽しんだもん勝ち」という考え方の実践方法や名言などについて詳しく調査しました。「人生楽しんだもん勝ち」というスタンスで生きるためには、「楽しむこと」と「楽をすること」をしっかり区別することが重要なようです。
苦しいことにも楽しむという余裕をもって向き合うことができれば、より軽やかに楽しく人生を送ることができるでしょう。