感情の起伏が激しい人の特徴や原因!気分が浮き沈みするのは病気?
自分の身近に感情の起伏が激しい人がいた場合、その人の気分に振り回されます。その特徴や意味とは・浮き沈みをした時の対処法などを見ていきます。感情の起伏が激しい人は、病気が原因の場合もあります。気分を治す方法なども紹介します。
目次
感情の起伏が激しい人に困ってない?
あなたの家族やお友達など、周りの人に感情の起伏が激しい人はいませんか。いきなり、感情が変わる人がいると対応に困ってしまう場合があります。
自分の家族や配偶者や恋人・職場の上司や同僚が、感情の起伏の激しい人だと、いきなり不機嫌な方に変わってしまったとき、どのようにしたら良いのか本当に困ります。
感情の起伏が激しい人の特徴や、どのように接したら良いのかを順番に見て行きましょう。
そもそも「感情の起伏」の意味とは?
感情の起伏と言う意味は、喜んだり、怒ったり泣いたりと、急に感情が変化する状態を言います。感情の起伏が激しい人は、気分の浮き沈みが頻繁に起こります。
ささいな事で、感情が浮き沈みするので周囲にいる人は、ついて行けない時があります。このように感情の起伏が激しい人は、自力で自分の感情を上手くコントロールすることが出来ていません。
中には無自覚に感情の起伏が激しい人もいますので、周囲は気分を悪くさせないか心配になってしまいます。とは言え、意味もなく気分が変わる訳ではありません。
感情の起伏が激しく気分が浮き沈みするのには、きちんと理由があるのです。その人の特徴を知って原因が分かれば、少しは付き合いやすくなります。
自分の気分が浮き沈みするのを、コントロールする方法なども見て行きましょう。原因を理解すれば、相手を怒らせないで付き合うこともできるでしょう。
感情の起伏が激しい人の特徴
感情の起伏が激しい人には、ある特徴があります。その特徴とは、どのようなものなのでしょうか。本人は、感情のコントロールが上手く出来ないことを悩んでいるかもしれません。
どうして気分が浮き沈みしてしまうのでしょう。感情をコントロール出来ていない状態を1つ1つ見て行きましょう。
特徴1.自分が中心の考え方をしている
感情の起伏が激しい人は、自分を中心に物事を考えると言う特徴があります。そのため、自分が思ってもいない状態になると、イライラしてしまうのです。意味があってイライラしているので、それを取り除けば落ち着きます。
誰かと一緒に何かのプランを考える時も、自分の主張を曲げたくないので、相手の意見を聞き入れることができません。
そうなると一緒にプランを考えている相手が苦労することになってしまいます。自分の意見が通らないと、気分を悪くする人と一緒に、何かをするのは骨が折れます。
特徴2.頭が固い
1つの意見に対し、別の意見が出た時に、それを理解しようとしません。そのため、融通がきかない頑固者状態になると言う特徴があります。
頑固で頭が固いので、他人に意見を受け入れることが出来ないのです。他人より自分の方が優れていると思っていて、相手を見下す傾向があります。
自分が1番なので、思うどおりにならない状態を嫌います。自分の意見が正しいと思っているので、反論を受け付けないのです。
特徴3.考え方が後ろ向き
周囲の人に認められたいと言う感情が強いので、いつも周りを気にして、嫌われていないかどうかを心配しています。
何か失敗すると、この世の終わりのように感じてしまい、後ろ向きの考えにとらわれてしまうのです。いつまでもグジグジと過去のことを悪い方に考えているので、気分が沈んで楽しくありません。
自分なんか何の役にも立たない、いないほうがよいなどと考えてしまいます。また一回落ち込みだすと、なかなかそこから抜け出せません。この状態を治すのは、少し大変です。
特徴4.責任感がない
感情の起伏が激しい人は、いつも周囲にどう思われているのか気にしているくせに、責任感がありません。そのため、言っていることがその時の気分でコロコロと変わります。気持ちの浮き沈みも繰り返しています。
他人から迷惑をかけられることは嫌なのですが、自分の失敗の尻拭いを他人にさせるのは平気です。自分が上司だった場合、部下の失敗の責任を取って誰かに謝ることが苦手なのです。
だからと言って、この人の責任感のなさを治すのは、厳しいものがあります。
特徴5.その場の空気を読むことができない
自分が他人にどう思われるかを気にしていますが、その場の空気を読めないので、周囲のことが目に入らないので意識にもなく、変な行動や突飛な話題を出してしまいます。気分の浮き沈みを繰り返すので、周囲にいると大変です。
しかし、この浮き沈みを治すのは、自分で感情のコントロールをするスキルを身につけなくてはできません。その場にいる人の気持をくむことが出来ないので、不用意に相手を傷つけてしまうこともしばしばあります。
本人には、相手を傷つけようと言う気持ちは全然ないのですが、悲しいかな相手の気持ちを考えないので、気分を悪くさせるような事も言ってしまいます。自分が伝えたい意味と違う受け取り方をされることもあります。
特徴6.キャパシティが小さい
大人は、感情が浮き沈みしそうな時、何とか自力で気分を変えようと努力しますが、感情の起伏が激しい人は、我慢することが苦手なので、気に入らないことがあると平気で怒ります。その人には怒る意味があるのですが、周囲には何で怒っているのか分からない時があります。
キャパシティが小さいので、自分の容量を超える出来事があるとパニックになってしまうことがあります。落ち着かないので、イライラした気分になり不機嫌を丸出しにするので周囲の雰囲気を悪くします。
自分で気分を治すことができないので、周囲の人も困ってしまいます。気分を治すには、場所を変えるか人を変えると言う方法がありますが、そのどちらも難しいです。
感情の起伏が激しくなってしまう原因
一般的に大人になれば、自分の感情をコントロールするテクニックを身につけている人がほとんどです。しかし、感情の起伏が激しい人は、気分が悪い時もそのまま丸出しにしてしまいます。
自分が大好きで、考え方も幼いので周囲の人を傷つけたり、雰囲気をぶち壊してしまうこともあるのです。そんな感情をコントロール出来ない原因を1つずつ見て行きましょう。
1.性格や育った環境が原因
もともとの性格が、我慢できないいわゆる癇癪持ちだった場合、周囲が努力をして本人に感情のコントロール方法を習得させることが出できればよいのですが、そうでない場合に感情の起伏が激しい人になることがあります。
素質プラス環境で、感情のコントロールができない人になるのか、そうでないのかが分かれます。もともと性格的に、素質があってそれが通ってしまう環境だと、自分が変だと気付くことがありません。自分で気付かないので治すこともできないのです。
本人にとって、感情のコントロールができていないのが当たり前の環境で育つと、それが普通になってしまうのです。育った後で注意されても本人は、意味がわからないのでしょう。
2.ストレスが原因
もとが穏やかな性格な人でも、ものすごいストレスが溜まってしまう環境に身をおくと、感情のコントロールが上手くできなくなるケースがあります。
そのストレス環境から外れた時に、あのときはストレスが尋常でないほどたまっていたのだと思えますが、その環境下にあるときには、自分で気付くこともできません。気付かないので気分を治すこともしません。
過度のストレスは健康だけでなく、精神や心にまで影響を及ぼしますので、上手くストレスを逃がす術を持つことが大切です。ストレスは、精神的な緊張による刺激を受けると言う意味で使われています。
3.体調が原因
人間は、体調が悪くなると自然に気分が落ち込んだり感情のコントロールなできなくなったりします。体の健康が、心にも大切なことなのです。
体が不健康で何かをする時に、気合を入れないとできないとき、感情のコントロールもできなくなってしまうので、常に健康に気をつけるようにしたいものです。
体調が悪い時に、感情をコントロールするのは、難しいものですので、できる限り健康な状態を保てるようにしていくとよいでしょう。
4.病気が原因
感情の起伏が激しいと言う場合、病気が原因になっていることがあります。例えば、ホルモンのバランスが崩れる内分泌系の病気をすると、感情のコントロールができなくなります。
また、肝疾患を持つ場合はイライラしやすくなるなど、病気によって感情が上手くコントロールできないという場合があるのです。
体調不良のとき、普段なら全然気にならないことが、神経に触ってイライラすると言う経験はありませんか。体の調子が心に与える影響は、思っている以上に大きいものなのです。疾患が原因の場合は、それを治すことができれば、気分の浮き沈みも治すことができます。
感情の起伏が激しくなるのは病気のせいかも?
感情の起伏が激しい人は、病気を疑ってみる必要があるかもしれません。一般的に、感情のコントロールが上手く出来ない時、かかっている可能性があるのは、躁うつ病・自律神経失調症・更年期障害の3つです。
躁うつ病とは、気分が浮いたり沈んだりと躁状態とうつ状態を繰り返す病気のことです。気分の浮き沈みが激しいと言う特徴があります。病気を治すことができれば、気分も浮き沈みしにくくなります。3つの病気の意味やあれば治す方法なども見て行きましょう。
自律神経失調症とは、簡単に言うと自律神経のバランスが崩れ、全身に影響を及ぼしていろんな症状が現れる病気と言う意味です。
更年期障害とは、閉経する前後に女性ホルモンバランスが崩れることで、様々な症状が出てくる状態のことです。病気ではないので、体が慣れれば治すことができます。
躁うつ病
躁うつ病とは、双極性障害と言う病名で、気分の浮き沈みを繰り返します。うつを持っていながら激しい躁状態であるのが双極Ⅰ型・軽い躁状態であるのが双極Ⅱ型です。
躁状態のときは、気分が高まっているので誰にでも気軽に話しかけたり、全く眠らなくても活動できるようになります。気分が浮いていると言う意味にもなります。
逆にうつ状態のときには、ずっとゆううつな気分が続いて眠れなかったり、眠りすぎたり、何もかもが面倒くさいと思うようになります。気分が沈んでいると言う意味でもあります。
日本では1/500人、世界では1/100人躁うつ病の人があると言われています。真面目に頑張ってきた人が、あるとき何かのきっかけで、うつになると言うケースはよく耳にします。意味もなくうつになってしまうわけではないのです。
躁うつ病のほうが意味がわかるので、一般的にそう呼ばれています。かかりやすさには男女差も年齢差もなく、誰もが躁うつ病になる可能性があります。遺伝的な原因があると言う研究結果が発表されていないので、躁うつ病が遺伝すると言う確証はありません。
自律神経失調症
自律神経失調症とは、自律神経のバランスが崩れる病気のことです。病気の症状としては、めまい・肩こり・頭痛・手足のしびれ・冷え・ほてり・動悸・下痢・便秘・不眠など様々なものがあります。
人間には、交感神経と副交感神経と言うものがあり、体や外界の状態に合わせて自動的に体の状態を最適化する働きをします。
自律神経は暑い時に体温を下げたり、運動をしている時に血液の循環を良くしたり、と言う働きをしています。
自律神経の主な働きは、瞳孔の拡大縮小・器官を広げたり狭める・心臓の鼓動スピード・血管の拡張と収縮・血圧のコントロール・消化関係など体の機能をコントロールしています。
この働きのバランスが崩れてしまうと、自律神経失調症と言う病気になってしまうのです。この病気になってしま原因はストレスや生活習慣の乱れと言われています。自律神経の意味は、意識してコントロール出来ないと言う意味合いがあります。
自律神経とは内臓や消化・血管など自分の意志とは関係なく働く神経のことです。
更年期障害
更年期障害とは、女性ホルモンのバランスが崩れることでさまざまな症状が現れることです。更年期は閉経前後の10年間を指しています。
女性であれば、誰もが経験することになる閉経、この前後急にホルモンが減ります。この急激な変化に体がついて行かない状態になり、様々な症状が現れます。これを更年期障害と言うのです。
その原因は加齢に伴って、脳からエストロゲンを分泌する命令を出しても卵巣が衰えているので、エストロゲンの分泌量が少なくなってしまいます。この量が少ないことで、更に脳が命令を出すのですが、分泌量が少ないので、混乱してしまうのです。
脳の命令が通らないので、混乱してしまい自律神経に影響を及ぼし様々な症状が現れるのです。自律神経のコントロールが上手く行かないので、冷えたりほてったりします。
更年期障害によって起こる症状には、個人差がありその人によって重い場合もあれば、ほとんど感じない場合もあります。
この更年期障害の時、感情の起伏が激しい人になってしまい、自分自身の気分もコントロールできない状態になってしまうのです。一時的なものなので、脳の混乱がおさまれば、症状が出なくなって来ます。
感情の起伏が激しくなることを治す方法
感情の起伏が激しい人になってしまった場合、治す方法はあるのでしょうか。どうにも気分の浮き沈みが大きいと疲れてしまうものです。
病気が原因の場合は、医師に相談する方法がありますが、そうでない場合、どのようにすればよいのでしょう。自分でも感情のコントロールができない時の対処法や、普段からの注意点などを見て行きましょう。
1.ストレスの軽減
ストレスは、生きていく上で必ずあるものですが、その度合は環境によって変わります。自由に自分の思い通りの人生を歩んでいても、ストレスを感じることはありますが、抑圧されている場合よりは少なく感じます。
ストレスは病気ではありませんが、ため込んでしまうと病気になってしまう心配があります。美容にも体の健康にも心の状態にも影響があるストレスを上手く発散する手段を持つとよいでしょう。
カラオケに行く・友達と遊ぶ・ゆったりとした時間を過ごす・趣味に没頭するなど自分なりのストレス発散方法を見つけていきましょう。
日頃からストレスをしっかりと発散していれば、ため込まないのでイライラすることがありません。週に1回か月に2回か、ご自身の状態を考えてストレス発散をするようにしましょう。
感情の起伏が激しくなると、その時にやってしまったことで後悔して自分を責め、さらにストレスがたまる結果になってしまうので、こまめに発散して行きましょう。
2.十分に睡眠を取る
睡眠不足も心に影響を及ぼします。きちんと質のよい睡眠を取らないと、健康にも心にもよくない状態になってしまいます。
1日に6~8時間の睡眠を取ることは、非常に大切なことです。忙しくなってくると1番最初に削るのは睡眠時間ではありませんか?短期間であれば、まだよいのですが長期間の睡眠不足は体に悪影響を与えます。
寝ないことでストレスが多くなり、免疫機能が上手く働かなくなり、イライラしたり気分が悪くなったりします。
夜に寝ない生活を続けていると認知機能にも影響が出てきます。脳の働きが悪くなるので、記憶も落ちますしとっさの判断も遅れてしまいます。
イライラするので、感情の起伏が激しい人になってしまい、周囲の人にも知らない間に迷惑をかけているかもしれません。
出来る限り夜は眠るように心がけるとよいでしょう。十分な睡眠を取ればイライラしませんので、感情のコントロールも戻ります。
3.リラックスする
人間にはリラックスする時間も大切です。いつも緊張した状態でいることは、出来ませんし緊張が続いてしまうと疲れてしまうのです。
怒りの感情を持つと、心はもちろん体にも悪影響を与えます。怒るとイライラするので、脳波が乱れてしまいます。
α波やθ波が脳から出ているときは、リラックスしている状態になります。イライラしている時には、ひらめきもないですし、仕事も上手く行かない場合があります。感情の起伏が激しいと疲れますが、リラックスした状態になれば癒やされるのです。
感情の起伏が激しい人への対処法
周囲にいる感情の起伏が激しい人とは、どのように付き合っていくとよいのでしょうか。どんな時に、どのような対応をするのが望ましいのかを、ケースに合わせて見て行きましょう。
1.否定や反論はしない
感情の起伏が激しい人は、自分が大好きで1番正しい考えや意見を持っていると思っています。この人が、何かを提案した時に、否定すると一気に気分を悪くして周囲のムードも壊れてしまうのです。
そんな感情の起伏が激しい人には、否定や反論はタブーです。相手の意見を聞いて、自分とは違う意見だなと思う程度にとどめて、相手には言わないほうがよいでしょう。
感情の激しい人は反論されると、ムキになって言い返してきますので、反論するのもやめたほうがよいでしょう。どうしても相手の意見が、何かを成すのに失敗要因となりそうなときには、一旦相手の意見を聞いてから、説明する形で意見を述べましょう。
2.認める
感情の激しい人は、周囲にどのように思われているのかを気にしていますし、目立ちたい・認められたいと言う欲求が強いのです。
ですから、相手のことを認めてあげるのが大切です。自分がないがしろにされていると思うと気分を悪くしますので、無視するのはタブーです。
感情の起伏が激しい人が、何かよいことをした時には、しっかりと認めてすごいね、とか素晴らしいねとか言ってあげましょう。
3.寄り添う
感情の起伏が激しいには、寄り添うと言うのも大切です。相手に寄り添って、その人の向いている方向を見て、どのように感じて、どのように考えているのかを知ることです。
自分のことを理解してくれている、理解しようとしてくれている人であれば、感情をぶつけて気分が悪くなることがありません。
むしろ親しい友だちだと思うことでしょう。反発したり反対方向を向いたり、しないように同じ方法を向いて寄り添うようにしましょう。
4.期待を持たない
感情の起伏が激しい人と、どうしても一緒に何かをしなくてはいけない時、どのように接してよいのか分からないことがあります。
何かを期待すると、そのぶんがっかりすることになりますので、相手に期待するのをやめましょう。感情の起伏が激しい人は、気分屋でもありますので、期待に応えようとしている時もありますが、出来ればラッキーくらいに考えておくとよいでしょう。
感情の起伏が激しい人が、何かをしてくれた時には倍嬉しく感じることが出来ますので、期待しないようにしましょう。
5.不快な話は相手にしない
感情の起伏が激しい人が、イライラしている時は意地悪な人にもなっているかもしれません。こちらの気分が悪くなるような話を、あえてすることもあるでしょう。
そんな時には聞き流して、心に留めないようにするのが賢明です。わざと怒らせようとしている場合もあるかもしれませんが、そんなにの乗せられて怒るのも癪に障ります。
スルースキルを発揮して、右から左に流すようにしましょう。自分も気分が悪くならないですし、相手もこちらが乗らないので諦めるでしょう。
感情の起伏が激しい人は疲れる
感情の起伏が激しい人は、自分の感情に振り回されてしまうので、自分自身も疲れを感じることがあります。生まれ持った性格で感情が激しい人でなく、一時的に感情の浮き沈みが激しい人の場合は、特に疲れてしまうでしょう。
更年期障害が原因で感情の浮き沈みが激しくなっている場合は、ホルモンバランスと脳の状態が安定すれば、軽減しますが、症状には個人差がある上に、その日によって出方が変わるので辛い時期です。
体の機能が加齢に合わせて、変化すれば安定しますので、それまで症状が辛い場合は医師に相談して治す薬などを処方してもらうとよいでしょう。
感情の起伏が激しい人は女性に多い
感情の起伏が激しい人は女性に多いと言われるのは、更年期障害が原因の1つかもしれません。更年期障害で辛い症状が出ていると同時に感情の浮き沈みを自分でコントロールできないので、本人も困ってしまうのです。
イライラして心にもないことを言ってしまったり、意地悪な気分になって相手を傷つけることを言ってしまったりすると、後で後悔することになります。
完全ではなくても、自分の気分をよくできる方法を探すとよいでしょう。気分が浮き沈みを繰り返していると、気力も削られてしまいます。
また、日常的に感情の起伏が激しい人と一緒に何かをする必要がある人は、上手く付き合って行くように心がけましょう。
否定・反論をせず、相手を認めて寄り添い、嫌な話は聞き流すようにして付き合って行くと、いくぶんかは、付き合いが楽になるでしょう。
一緒にいる必要がない場合は、適度な距離を置いて付き合って行くようにすると、気分が悪くなることが少なくなります。