【手相占い】感情線の意味や見方を徹底解説！

感情線は、その人の性格や恋愛傾向を表します。自分が恋愛に対して情熱的なのか、消極的なのか、手相占いの観点から知りたい人も多いはず。自分の性格や恋愛傾向をきちんと知ることで、今後の恋愛のアプローチ方法を学べます。

まずは、今回のポイントとなる感情線について詳しく知りましょう。普段、あまり手相占いをしない人にとっては、どの線が感情線にあたるのか分からないかもしれません。感情線の見方と意味について、ご紹介します。

感情線とは、小指の下の端から中指、人差し指の方向に伸びている線を指します。感情線の長さや形状は人によって異なり、長い感情線や短い感情線、枝分かれした感情線など様々。さらに、感情線が始まる位置や終わる位置も手相占いでは重要なポイントです。

手相占いにおいて、利き手の感情線は見せかけ、もう片方の感情線は本心を表すと言われています。左右の手で感情線の長さや形状が異なるため、見方としては両方の手をチェックするのが正解です。

感情線は主に、恋愛の手相占いをする時に使われる線です。家族愛や友情よりは恋愛傾向が強く、感情線を見ることで、パートナーに対する愛情エネルギーの大きさや表現の仕方、感情表現の豊かさなどを鑑定することができます。

手相占いにおける感情線の基本的な見方の一つに、感情線の起点の位置があります。感情線の起点は両手とも小指側になるので、手相占いをする時の知識として覚えておきましょう。

感情線の起点の位置で分かるのは、その人の感受性の高さ。今回は感情線の起点が標準、標準より上、標準より下の3パターンをご紹介します。

感情線の起点の見方は、小指の付け根にある第三関節の線から手首の付け根までを4等分し、上から1/4の位置のあたりが標準になります。感情線の起点の位置を確認し、自分の感受性の高さを調べてみましょう。

感情線の起点が標準にある手相は、自分の感情をバランス良くコントロールできる性格を意味します。気持ちが安定しているため、神経質になりすぎたり、鈍感すぎるということがありません。周りとの協調性を保てることから、他人と良い関係性を築けます。

また、臨機応変な対応ができる、良識ある人とも言えます。特に、ビジネスでは常識的な人や感情コントロールが上手な人が好かれやすいため、成功を掴みやすいかもしれません。

恋愛においても、感情コントロールができることは有利に働きます。パートナーに否定的な感情を抱いた時も自分を失くさず、落ち着いて冷静な対応ができるでしょう。

感情線の起点が標準より小指側、上の位置にある手相は感情表現が豊かで、情熱的な性格を意味します。恋愛ではパートナーにありったけの愛情を注ぎ、尽くすことを厭わないタイプです。

ただし、情熱も度が過ぎると、トラブルの元になってしまいます。激高して我を失ってしまったり、自分の感情を他人に押し付けてしまいがちな人は要注意。自分の中のボルテージが上がってきたと感じたら、一呼吸置いて、気持ちを落ち着かせましょう。

この手相の人は他人と話すことが上手な傾向もあります。巧みな話術を持っているため、好意を抱いてくれる人も少なくないはず。感情のコントロールを心がけ、自分の情熱的な性格を活かせば、周りから魅力的な人だと思ってもらえるでしょう。

感情線の起点が標準より下の手相は、冷静で落ち着いた性格を意味します。急なトラブルなどにも感情を強く揺さぶられることがなく、論理的な思考で対処できるでしょう。

自分の感情をあまり表に出さない性格は他人の目にクールに映ることもありますが、恋愛では冷たい人だと思われてしまうことも。愛情表現が極端に乏しいと、パートナーの不満が溜まってしまうかもしれません。

恋愛には冷静さも必要ですが、協調性や愛情表現も心がけましょう。内側に感情を溜め込みすぎるのは、自分にとっても負担になります。気持ちを少しでも言語化してパートナーに伝えられると、ガス抜きになるでしょう。

感情線の終点の見方は、起点とは逆の方向。人差し指と中指の下の方にあるのが、感情線の終点になります。手相占いでは感情線の終点状態も重要な意味を持っており、社交性や意志の強さ、独占欲の強さなどを占うことができます。

感情線が切れている人、長い感情線が他の線と交わっている人など、感情線の終点状態には様々なパターンがあります。

今回は感情線の終点が下向きの手相、下向きの感情線が知能線にくっついている手相、下向きの感情線の終点が知能線の起点になっている手相の3種について、意味する性格を紹介します。

手相占いにおいては、感情線が人差し指と中指の間で上向きになっているタイプが標準で、他人に対して適度に思いやりがある性格とされています。

一方、小指から伸びた感情線が人差し指、中指の下で下向きになっている手相は思いやりを超えて、尽くすタイプの恋愛をしやすい人。

他人に対して情が湧きやすく、つい世話を焼いてしまう心優しい性格とも言えますが、身勝手な性格の相手に振り回されてしまうこともあるので注意が必要です。俺様タイプ、女王様タイプの相手とは手相的に相性が悪いので、距離を置くべきでしょう。

人によっては、感情線が知能線にくっつく手相を持っている場合も。知能線は親指と人差し指の間から伸びている線で、長い人だと知能線が手首近くまで続いていることもあります。

感情線が知能線にくっつく手相は、ハートが繊細な性格を意味します。感受性が高く、他人の気持ちにも自分の気持ちにも敏感。恋愛の場合、パートナーのちょっとした変化にも鋭く気づくことができるので、相手に的確なサポートをしてあげられるでしょう。

一方、繊細な性格は時にネガティブな感情を呼ぶこともあります。パートナーの些細な言葉や行動に傷ついてしまったり、あれこれ深読みして精神的に疲れてしまうかもしれません。

何かと過敏になりがちですが、あまり細かい部分を気にしないほうが人生は気楽にいられるものです。自分がデリケートな分、パートナーには気の長い性格やおっとりした性格の人の方が合っているかもしれません。

下向きの感情線の終点が知能線の起点にくっつく手相は、恋愛にのめり込みやすい性格を意味します。恋愛脳という言葉がありますが、このタイプの手相を持っている人はまさに、恋愛脳タイプと言えるでしょう。

恋愛に夢中になれるのは素敵なことですが、あまりに熱中すると、好きな相手のことしか考えられなくなり、仕事や勉強が手につかなくなる場合も。恋愛によって気分が浮き沈みしやすく、落ち込むと堕落しがちな点も心配です。

自分が恋愛にのめり込む性格だと思う人は、一歩引いて物事を見るように努めましょう。悩んだ時は、冷静な性格の友人に話を聞いてもらうのも良いでしょう。

手相占いでは、感情線の伸び方からも、その人の性格を鑑定することができます。感情線の伸び方の見方は、感情線が起点から始まり、どの位置まで伸びているかを確かめるのがポイント。

今回は、感情線が掌の端まで伸びている手相、感情線が人差し指の付け根まで伸びている手相、感情線が人差し指と中指の間まで伸びている手相について、それぞれの意味をご紹介します。

感情線は上向きにゆるやかにカーブし、途中で切れているのが一般的な手相。ですが、中には長い感情線が掌の端まで伸びている手相を持つ人がいます。

見方のポイントは、知能線と生命線とは交わらず、感情線が単独で端まで伸びていること。知能線や生命線と交わる手相はマスカケ相と言われ、別のタイプの手相になります。

感情線が掌まで伸びている手相は、独占欲の強さを意味しています。パートナーを独占したいという思いから度の過ぎた束縛をしてしまい、トラブルになることも。他人に対して疑い深く、嫉妬深い性格とも言えます。

しかし、見方を変えると、独占欲の強さは愛情深さの表れ。パートナーの尊厳を大事にし、自分の気持ちをコントロールさえすれば、安定した恋愛をすることができるでしょう。

感情線が途切れず、人差し指の付け根まで伸びている手相は、ストレートな愛情表現をする性格を意味します。温情主義で愛情も深い方ですが、自分の思ったことははっきりと言葉にして、相手に伝えます。

実直な性格は恋愛において上手く作用することもありますが、やや繊細さに欠けるところも。時と場合を考えず、何でもざっくばらんに言ってしまうと、パートナーの心を傷つけてしまうかもしれません。

とは言え、言いたいことを言わずに我慢していると、ストレスが溜まってしまいます。パートナーに選ぶなら、神経質なところがなく、細かいことを気にしない性格の人が良いでしょう。元々情の深いタイプなので、相手次第で恋愛も上手くいくはずです。

感情線が人差し指と中指の間まで伸びている手相は、排外主義的な性格を意味します。一見愛想が良さそうでも、心の内では自分の好きな人とそうでない人をはっきりと分けているタイプ。少人数のグループを好み、大人数との交流を避ける傾向があります。

この手相を持つ人が恋愛する場合、社交的な性格のパートナーだと、価値観が合わないかもしれません。お互いの世間との関わり方を認め合い、無理にどちらか一方に合わせようとしないのが上手くいくための秘訣です。

感情線の長さは人によって様々。手相占いでは、感情線が長ければ長いほど、愛情深いとされています。一般的には人差し指と中指の下で終わるのが標準ですが、それ以上に感情線が長い手相や短い手相はどんな意味を持っているのか、ご紹介します。

長い感情線が人差し指の下くらいで切れている手相は、完璧主義的な性格を意味します。理想が高い人とも言え、向上心を武器にビジネスや勉学では成功しやすい手相です。

しかし、恋愛においても完璧主義を貫いてしまうと、パートナーと意見が食い違ったり、衝突が多くなってしまいます。あるいは、完璧を求めるばかりに、理想のパートナーが見つからない場合も。

他人を評価する時は、相手の容姿や学歴、キャリアといったステータスばかりに気を取られないようにしましょう。人柄以上に大事なものはないと考えられるようになれば、素敵なパートナーに出会えるでしょう。

感情線が人差し指と中指の間くらいで切れているなら、標準の手相と言えます。感情線が長いわけでも、短いわけでもない一般的な長さなので、多くの人がこの手相に該当するかもしれません。

このタイプの手相を持つ人は常識的な性格で、恋愛に対してはやや消極的です。意中の相手がいてもなかなか自分からアプローチをかけられず、気持ちに気づいてもらえないことが多いでしょう。また、ライバルがいた場合に臆して後手に回ってしまうことも。

恋愛を成就させるには、少しの積極性が必要です。受け身ばかりでいるのではなく、好きな相手には自分からアピールして、チャンスを逃さないようにしましょう。

感情線が中指の下くらいで切れている場合、感情線が少し短めの手相と言えます。このタイプの手相を持つ人はけして薄情なわけではありませんが、エゴイスティックな性格が難点。

恋愛においても自分第一に物事を考えるため、冷酷に思われたり、気遣いがないと思われがちです。自覚している人はまだしも、気づいていない人は無意識のうちにパートナーのことを振り回してしまっているかもしれません。

しかし、見方を変えると、このタイプの手相は自分主導に恋愛ができる人だということ。他人の意見に従った方が楽だと考えるような受け身的な性格のパートナーなら、相性が良いかもしれません。

何事も限度が大事なので、時にはパートナーの意見に耳を傾け、相手をいたわる気持ちを忘れないようにしましょう。

感情線は長いタイプや短いタイプ、さらに起点や終点の位置などで鑑定しますが、感情線が乱れているか否かによっても、表す意味が変わります。

見方は簡単で、感情線に横切れの細かい線が入っている状態は乱れていると判断し、一本のラインが切れることなく、綺麗に繋がった状態であれば乱れがないと判断します。それぞれどういう意味をもっているのか、ご紹介します。

感情線に入っている横切れの細かい線のことを、障害線と呼びます。手相占いにおいては、あまりポジティブな意味では捉えられず、心の乱れを表すとされています。

薄い障害線で感情線が乱れている場合、心身に負荷がかかっている状態と言えます。恋愛が上手くいかずに悩んでいるなど、ストレスが溜まっている証拠。リフレッシュしたり、ストレスの原因を取り除くことで、障害線は薄くなるでしょう。

濃い障害線が入って、感情線が切れているように見える場合、より大きな心のショックを意味します。失恋や別離を経験し、深い悲しみに暮れている時かもしれません。

落ち込んで、何をする気にもなれないなら、いっその事傷が癒えるまで待つのも良いでしょう。時間が解決してくれることもあります。

感情線に乱れがない人は、心にも乱れがない人と言えます。気持ちが安定しているため、恋愛で多少トラブルがあっても、落ち着いて対処することができるでしょう。

ただし、あまりに感情線が綺麗だと、鈍感で人間味のない人だと思われてしまうことも。感受性が豊かではないとったマイナスの見方をされることもあります。

心のアンテナを張り、パートナーの気持ちや変化に気づけるように努めましょう。自分の意見や感想を言葉にして伝えるのも、感受性を高めるのに有効的です。

感情線には枝分かれしていたり、切れていたり、線が複数あるタイプの手相もあります。それぞれどのような意味を持つのか、見方のポイントもあわせてご紹介します。

感情線は本来1本が標準ですが、中には感情線が枝分かれている手相を持つ人もいます。見方のポイントは、枝分かれした線が本線と同程度にくっきりと見えていること。薄くなっている場合は単なる乱れと捉え、枝分かれしているとは言えません。

感情線が二股に枝分かれしていて、どちらの線も上向きのタイプは、ポジティブでかつ、アクティブな性格の人です。そのため、恋愛にも積極的で、成功を掴みやすいのが良いところ。

ただし、探究心豊かな性格は時に、浮気や不倫のような危ない恋愛にも結びついてしまいます。枝分かれした手相を持つ人は、節度を保った恋愛をするように気をつければ、幸せになれるでしょう。

感情線が途中から枝分かれしているのではなく、本数が2本以上ある人もいます。2本の場合は二重感情線と呼びますが、中には3本以上の感情線を持つ人も。感情線が複数あるのは珍しく、手相の中でもレアケースと言えるでしょう。

感情線が2本以上ある人は、その分心もタフな性格の持ち主です。恋愛でも深く傷ついたり落ち込むようなことはなく、前向きに新しい恋を見つけられるタイプ。さらに、感情線が枝分かれしている人はダブル効果で、恋愛に対して積極的になれるでしょう。

感情線が起点からずっと繋がった状態で途中から分かれているなら枝分かれ、並行して2本あるなら二重感情線といった見方をしますが、1本の感情線が途中で切れている手相もあります。

途中で大きく切れ目が入っているタイプもあれば、細かく切れ切れになっているタイプも。いずれにせよ、マイナスの意味合いが大きい手相です。

感情線の途切れが表しているのはつまるところ、愛情の途切れ。恋愛で、二度と立ち直れなような別離を経験するかもしれません。また、感情線が切れ切れの場合は感情が途切れ途切れになっていると考えられ、気持ちが不安定で移り気な性格と言えます。

感情線は長ければ長いほど愛情深いと言われていますが、途中で切れているからと言って、薄情なわけではありません。途切れていても起点から終点までが長い手相であれば、気持ちがアンバランスであっても愛情深い人と言えるでしょう。

感情線が単に枝分かれしているのではなく、フィッシュになっている手相もあります。フィッシュとは魚紋のことで、感情線上に円があり、そこから魚の尾のように枝分かれしているのが見方のポイントです。

フィッシュは幸運を意味する手相であり、ラッキーチャンスが近づいている証です。運命の人に出会えたり、片思いが実ったり、恋愛面でも上がり調子になるでしょう。

フィッシュは感情線上であれば、どの位置にあっても同じ見方をすることができます。尾が長いタイプ、短いタイプに関わらず、フィッシュの形をしっかり確認できるようであれば、幸運の手相と判断して良いでしょう。

先述したように、感情線上の円から枝分かれている手相は幸運のフィッシュ。一方で、枝分かれがなく、単なる円ができている手相は島と呼ばれ、フィッシュとは全く異なる意味合いを持ちます。

手相占いにおいて、島はあまり良い見方をされません。感情が不安定で、ストレスや悩みで行き詰まっている状態と見られます。島が1～2個なら気にすることはありませんが、それ以上できている場合は要注意。

特に、感情線の終点に島ができている手相は、恋愛が長続きしにくいと言われています。パートナーと良好で長い付き合いをしていくためには、お互いの関係性を見直すことが必要かもしれません。

感情線上に沢山の小さな島が連なって、鎖のように見える手相もあります。島はストレスや愛しい人との別れを示唆するため、感情線が鎖になっている場合は注意が必要です。

ストレスが溜まっていて疲れている時は、身体を休めて気持ちを落ち着かせましょう。恋愛においても、無理は禁物です。感情線が乱れている時に無茶な行動をすると、かえって状況が悪化しかねないので焦らないようにしましょう。

感情線が長いタイプや短いタイプ、枝分かれしたタイプや切れているタイプなど、感情線にまつわる様々な手相をご紹介しました。中にはネガティブな意味を持つ手相もありますが、自分の手相が当てはまっていたとしても、落ち込む必要はありません。

手相からストレスや不吉のサインを読み取ることができれば、予防することも可能です。自分の振る舞い方やパートナーとの関係性を見直し、努力すれば、恋愛の調子も上向きになるでしょう。