100均のすのこでDIY!ダイソー・セリアのすのこサイズも紹介
100均のすのこを使用し、手軽にたくさんのものを作ることができます。100均には多くの種類のすのこが存在し、初心者でも始めやすいDIYになります。すのこの使い方によって、簡単に好きなものを作ることができますので、詳しくご紹介していきます。
目次
はじめてでも簡単!100均のすのこでDIYしよう!
DIYと聞けばさまざまな種類がありますが、その中でも代表的なのが木材ではないでしょうか。木材は加工が大変ですが、すのこならば最初から形ができており、少し加工するだけで好きなものが作れてしまいます。
アイディア次第で何にでもなるのが、「すのこ」なのです。ホームセンターに行くと、大きなすのこがありますが、ちょっとしたものを作るのであれば、100均のすのこのほうが丁度良いのです。
また、オシャレで簡単に作ることができ、今はやっているDIYの1つです。たくさんの人がDIYを行っており、人それぞれ違うものを作っています。自分の好きなように作ることができるので、間違えや正解がないので気楽に行えるというのも人気の1つになります。
100均のすのこの魅力
100均のすのこは大きいものがなく、小さくて軽いものしかないのです。女性の方にとっては扱いやすく、始めやすいDIYになります。
また、組み立てられた状態で材料を使用することができ、初心者には優しいです。すのこは材料の長さが同じで、きれいに面取りされています。分解して使用することも出来ますので、汎用性が高い商品なのです。
ホームセンターのすのこを使用するとなると、費用が高くなってしまったり、すのこが大きめなので小さいものを作るとなると加工が必要になってきます。小さく安いという点が100均のすのこの魅力なのです。
100均のすのこ《ダイソー編》
100均と言えば、ダイソーを一番最初にイメージするのではないでしょうか。ダイソーの「すのこ」はたくさん種類があります。
セリアやキャンドゥに比べて種類が豊富なのはダイソーのメリットと言えるでしょう。また、すのこの色も他の100均より暗い色をしています。ダイソーのすのこはどのような種類や特徴があるのかについて、ご紹介していきます。
ダイソーのすのこの特徴
ダイソーの木はゴムの木を使用しており、弾力性があり頑丈な木です。強度があるので、簡単に割れたり折れたりすることはありません。木の表面をきれいに仕上がっており、塗装もしやすく扱いやすい商品です。
ダイソーのすのこの種類とサイズ
ダイソーのすのこは、通常のすのこ・流し用すのこ・収納用のすのこの3種類があります。サイズも様々あり、DIYするものに合ったものを選びやすいのでおすすめです。
サイズ | ・40cm×25cm ・35cm×25cm ・31cm×30cm |
強度 | ★★★★★ |
加工のしやすさ | ★★★★ |
100均のすのこ《セリア編》
次にセリアのすのこについてご紹介していきます。ダイソーとは違う特徴があり、セリアにしかないすのこも存在しています。
セリアのすのこの特徴
セリアのすのこもダイソーと同じような感じですが、素材が違います。素材は軽く、乾燥している木です。湿気に強く、丈夫です。また、ダイソーのすのこに比べて、色が白目なのが特徴です。
セリアのすのこの種類とサイズ
セリアのすのこは種類が少ないですが、3つのサイズがあります。また、ダイソーに比べ大きいものが多いです。特に、33cm×37cmはダイソーにはないサイズなので、大きいサイズを求めている方はセリアがオススメになります。
サイズ | ・40cm×25cm ・33cm×37cm ・45cm×20cm |
強度 | ★★★ |
加工のしやすさ | ★★★ |
100均のすのこ《キャンドゥ編》
最後にキャンドゥのすのこについてご紹介していきます。ダイソーやセリアと違い、種類が少なく、サイズも多くありません。ですが、キャンドゥにしかない良さもあります。
キャンドゥのすのこの特徴
キャンドゥのすのこの特徴は、セリアと同じ素材を使っており、軽くて強度がある木を使用しています。
セリアと違う部分は、木の表面の色がセリアのすのこに比べて明るい色をしています。薄めの塗装をする場合は、キャンドゥのすのこの方が良いと言えるでしょう。
キャンドゥのすのこの種類とサイズ
キャンドゥのすのこは1種類しかなく、サイズも2つしかありません。他の100均に比べ、種類は多くありません。
ですが、20cm×20cmのすのこは2つ入りになっています。小さいものDIYする場合は、こちらがオススメになります。
サイズ | ・40cm×20cm ・20cm×20cm |
強度 | ★★★ |
加工のしやすさ | ★★★★ |
100均のすのこでDIY【椅子の作り方】
今回は折りたたみ式の椅子をご紹介します。特別な加工は必要なく、簡単に作ることができます。また、力仕事は全くないので、女性の方でも気楽にDIYすることができます。
折りたたみの椅子で重要になってくるのが塗装なので、どのようなデザインにするかで見栄えが変わってきます。
材料と道具
すのこは40cm×25cmを使います。100均のパイプの折りたたみの椅子、すのことパイプを止める金具を使います。
すのこのサイズはお好みで決めってもらっても構いません。好きなデザインにしたい方は塗料も準備していきましょう。止め金具に関しては好きなものを使用してください。また、針金などでも代用できます。
作り方
材料の準備ができましたら、作業に取り掛かりましょう。木材はすのこを使用するので、木を加工することはありませんので、簡単にDIYすることができます。
①すのこをやすりで磨く
すのこは基本的にきれいな材料でできていますが、木のが尖っていると危険なので、紙やすりで角をとります。また、表面が少々ガザガザになっている部分があるかもしれないので、全体的にやすりで磨き上げます。
②塗装する
やすりで全体を磨きましたら、塗装に入ります。すのこの表面がツルツルすぎると、木の表面に塗料が乗りにくくなります。この点を改善するために、あらかじめやすりで磨いておくのです。
複雑なデザインを塗装する場合は、下書きをしておくことやマスキングテープを使うなどの工夫が必要になってきます。
③金具を取り付ける
塗装したすのこが完全に乾きましたら、金具を取り付けます。金具の取り付けは塗装が終わってから行いましょう。塗装する前に金具を付けてしまうと、塗装しにくくなります。
④完成
折りたたみのパイプを取り付けたら、完成になります。使わないときはパイプを折りたたみ、小さなスペースで保管することができます。
100均のすのこでDIY【靴箱の作り方】
次に靴箱の作り方についてご紹介します。靴箱に関しても、特別な加工は必要ありませんので簡単にDIYできてしまいます。
材料と道具
1つ作るのにすのこは40cm×25cm5枚を使用します。お好みのサイズでも構いませんが、25cm以下のすのこを使うと靴がはみ出てしまうので、25cm以上をおすすめします。
すのこを合わせるもの(釘やビス、木工用ボンドなど)、紙やすり、塗料を使います。
作り方
材料が準備できましたら、作業に取り掛かります。折りたたみの椅子と同じで、手順が少なく簡単に作ることができます。
①すのこをやすりで磨く
椅子の時と同じように、角が立っているところを磨き、怪我をしないようにします。また、すのこの表面全体を磨き、塗料を塗りやすくします。
②塗装する
木の素材をそのまま使用したい場合は塗装は必要ないですが、自分好みであったり家の雰囲気に合うように塗装することをオススメします。
セリアやキャンドゥのすのこを使用している場合、明るめの素材なので汚れが目立ってしまいます。塗装しない場合は、少し暗めのダイソーのすのこをオススメします。
塗装するときのコツは、塗料が乾く前に一気に塗ることが重要です。塗っている途中で乾いてしまうと村になっていしまうので注意が必要です。
③組み上げて完成
組み上げは簡単です。穴をあけるわけでもなく、すのこを切るわけでもありません。初めに、靴箱の立てになる材料を2枚用意します。次に横に使うすのこを下から順番に取り付けていきます。
すのこの短い辺の木にひっかけるようにすのこを固定します。ボンドや釘など好きなものをご使用ください。これを3段分繰り返し完成になります。
靴箱を使用する場所によっては、すのこの靴箱が滑るかもしれないので、靴箱の足の部分に滑り止めを付けても良いでしょう。
100均のすのこでDIY【本棚の作り方】
最後に本棚の作り方について説明していきます。基本的には靴箱と同じような作り方をします。写真の本棚と同じになるように作り方をご紹介します。靴箱や椅子より複雑に見えますが、特別な作業はないのでどのような人でも簡単にDIYすることができます。
材料と道具
すのこは40cm×25cmを5枚、31cm×25cmを1枚使用します。すのこを固定するもの(釘やビス、木工用ボンド)、紙やすり、塗料を使います。
作り方
材料の準備ができましたら、作業に取り掛かりましょう。靴箱と同じような作業なので、難しいことはありません。
①すのこをやすりで磨く
角が立っているところや、ガザガザな面をきれいに磨きましょう。また、塗料が乗りやすくするために、すのこの全体をきれいに磨きましょう。塗料を塗らない場合は、角が立っているところを磨くだけで問題ありません。
今回はすのこの数が多いので、何かに紙やすりを取り付けて磨きやすくしたり、電動のやすりを使うと作業が進みやすくなるでしょう。
②塗装する
やすりで磨くのが終わりましたら、木の屑をきれいにとりましょう。濡れているタオルを使用し、木材が乾くまで待ちます。濡れている状態ですと、塗料によっては塗りにくくなってしまうので注意が必要です。
すのこが乾きましたら、塗料を塗っていきます。塗料が乾く前に一気に塗るのがコツです。時間をかけて塗装すると、ムラができる原因になってしまいます。
③組み上げて完成
折りたたみ椅子や靴箱と違い、全体的に大きなものになるので、組み上げが一番難しいです。まずは、写真の手前側の横長の部分から組み立てていきます。靴箱の時と同じく、下側から順番に取り付けていきます。
立てのすのこに横に使うすのこを取り付けます。この時「H」の形になります。この後、上のすのこを取り付けると作業がしやすいでしょう。
大きい方の本棚ができましたら、写真の奥側の縦長の部分を組み立てていきます。初めに、31cm×25cmのすのこを上に取り付けましょう。そのあとに立てのすのこを取り付ければ、スムーズに作業できます。この2つが終わりましたら、完成です。
いろいろ作れる!100均すのこでDIY実例集
すのこは見た目が良くオシャレで、「すのこ」という形になっているので、組み立てもしやすい商品です。手作り感があるものですと、部屋もオシャレに見えるでしょう。先ほどは、椅子や靴箱、本棚についてご紹介してきました。
この3つ以外にも簡単にDIYできるものはたくさんあるのです。100均のすのこだけでも良いものを生み出すことができるのです。今回は5つご紹介していきます。
すのこでハンガーラック
画像の物はすのこをそのまま使用してはいませんが、100均のすのこを利用することで簡単に作れてしまいます。長い材料はすのこでは作ることができませんので、長めの材料は別で買う必要があるでしょう。
小さいものに使用するハンガーラックを作るのであれば、すのこをバラバラにした材料でほとんど作ることが可能です。
すのこでガーデニング棚
ガーデニングの棚や壁掛けを作ることも可能なのです。ガーデニングの棚ですと、先ほど紹介した靴箱と似たような工程で100均DIYをすることができます。
また、壁掛けも作ることが可能です。すのこをばらして使用しようすることで、難しい加工は必要ないのです。ガーデニング関係は、塗装で雰囲気を出すことが1番重要なポイントなので、塗料の塗り方や選択が大切です。
すのこで室外機カバー
すのこで室外機のカバーを作ることもできてしまいます。すのこはアイディア次第でたくさんの物を作ることができるのです。室外機の大きさによっては、100均に置いてあるすのこだけでは作るのが難しいです。長めの材料が必要となるので、ホームセンターで買う事にもなります。
また、100均のすのこだけでも作ることはできますが、加工することが増えてしまいますので、上級者向けと言えるでしょう。室外機のカバーを作りたいと考えている人は、DIYに慣れてから作ることをお勧めします。
すのこでテーブル
100均に置いてあるすのこの大きさのテーブルであれば、簡単にDIYすることができます。すのこをそのまま使用してもいいのですが、隙間が大きいのでテーブルとしては使いにくいものになってしまいます。
すのこをバラし、長い材料を天板として使用し、隙間をなるべく詰めて作りましょう。また、画像のように色を交互に変えることで、味か出る作品になるでしょう。
天板ができましたら、テーブルの足になる部分を作ります。これはすのこを使うのではなく、太めの材料を別で買う事をお勧めします。また、画像のように折りたたみのテーブルを用いるのも良いでしょう。
すのこでベッド
すのこをうまく利用することができれば、大きいベッドもつくることができてしまいます。100均のすのこだけでは作るのは困難ですが、ベッドの枠作ることができれば、100均のすのこを天板に使用してDIYすることができます。
ですが、大きいという事もあり、かなり加工が必要となるでしょう。多くの作業が必要となり、初心者では難しいです。ですが、たくさん手をかけることで味のある作品に仕上がるでしょう。
ベッドをDIYすることができれば、自分の好きな大きさや色にすることができるので、おしゃれな部屋に変化する事でしょう。好きなように作れるという事が、DIYのメリットと言えます。
100均すのこDIYを上達するには
これまで100均のすのこを使用したDIYをご紹介してきました。すのこというものがアイディアによってたくさんのものに変わるのです。「すのこ」という1つの完成した状態のものを使うので、加工する手間が少なくなるという事が、大きなメリットになります。
DIYする上でのコツや使えるテクニックについてご紹介してきます。
100均すのこDIYのコツ
DIYをする上で「不器用でなかなかうまくいかない」という場合があります。初めてですと、上手くいかないことばかりです。何事も勉強し学ぶことが大切になってきます。
1番上達が早い勉強の仕方は、動画や作品を見て技を盗む必要があります。技を盗み実践することが上達の近道になります。
では、DIYのコツについてご紹介していきましょう。
やすりで磨く意味と塗料の関係
塗装をする場合は、全体的にやすりをかけます。先ほども説明しましたが、塗料を塗りやすくするためです。全体をきれいにやすりをかけることができないと、塗料によってはムラになってしまいます。すのこの表面がツルツルであるほど、塗料をはじきます。
やすりをかけることで、傷をつけて塗料をしみ込ませます。材料が大きく、数も多い場合は「やすりがかかっている部分がわからない」というケースもあります。この場合は、「触った感触」と「色」で判断することができます。
触るとやすりをかけた部分がざらざらしているので、感覚が鋭い人はすぐにわかるでしょう。また、やすりをかけると少しですが、色が変わります。粉がつき白に近い色になります。この2つを覚えておくと便利でしょう。
すのこを組み合わせるのが難しい場合
すのこの塗装など、すのこを加工する作業は力を使わないので女性でも軽々できますが、組み上げ作業は少々難しいでしょう。女性の方でも簡単にできるツールが存在します。
ビスか木工用ボンドをお勧めします。ビスを使う場合は、インパクトドライバーを用意すると作業が楽になります。プロが使うようなものでなくても大丈夫です。最近ですと1万円以下で安く買えるものもあるので、DIYを始めたばかりの方は買うと便利でしょう。
木工用ボンドを使い場合は、クランプを使うと良いでしょう。材料を挟むことができる道具なので、手で押さえる必要はありません。また、きれいに接着したい方はクランプは必需品なので買っておくべきでしょう。
上手く加工するコツ
DIYは自分の思い描くものを自由に作ることができますが、「不器用だからなかなか上手くいかない」ということを感じ諦める人も中にはいるでしょう。専門的なものでなければ、たくさん物を簡単に誰でも作ることができるのです。
ですが、どのようなことも練習や勉強が必要なのです。DIYを上手くなるコツは、「真似をすること」「見ること」「実践すること」の3つが大切なのです。この3つを何回も繰り返すことで上手くなっていきます。料理と同じような感覚なのです。
また、「見ること」はアイディアを生み出すことにもつながりますので、DIYを初心者の人は「見ること」から始めてみましょう。
すのこDIYに慣れてきたら
すのこを使ったDIYに慣れてきたら、すのこ以外の木材を利用したDIYをしてレベルアップをしていきましょう。作りたいものが高度なものですと、加工することが必要になってきたり、経験や知識も大切になります。
すのこDIYはほどんど加工が必要なく、そのまま使用することが利点なので初心者の方にはお勧めのDIYです。ですが、DIYを好きになってくるとすのこだけでは限界があります。
高度なものを作る通過点として始めるのは成長につながりますので、木材関係のDIYをしたい方はすのこから入りましょう。
すのこDIYは簡単である
DIYと聞くと「自分で作るから難しい」と思う方もいるかもしれませんが、作り方通りに真似をすれば誰でも簡単に作れてしまいます。「すのこ」という出来上がった材料に少しの加工を付け加えることで、自分の作品になるのです。
また、簡単にDIYできるということから初心者向きのDIYと言えるでしょう。すのこDIYからステップアップしていくと良いでしょう。すのこをそのまま使用しているのがオシャレに見えるという事もメリットになるでしょう。
「見ること」「真似をすること」「実践すること」の3つの流れを守り、練習を重ねて自分の好きなものをDIYしていきましょう。