ワッペンの付け方!アイロンでアップリケを簡単に付けるコツとは?

シンプルなファンションに取り入れるとワンポイントになり、つけ方も簡単なワッペンですが、その付け方が分からないという人もいるでしょう。そこで、今回はワッペンのつけ方を解説していきたいと思います、ワッペンの付け方が分からない人は、ぜひ参考にしてみてください。

ワッペンの付け方!アイロンでアップリケを簡単に付けるコツとは?のイメージ

目次

  1. 1ワッペンのいろいろな付け方を覚えよう!
  2. 2そもそも「ワッペン」とは?
  3. 3ワッペンの付け方《アイロン編》
  4. 4ワッペンの付け方《手縫い編》
  5. 5ワッペンの付け方《ミシン編》
  6. 6小回りが利いて使いやすいハンディミシン
  7. 7アイテム別ワッペンの付け方のポイント
  8. 8おしゃれなワッペンの付け方例
  9. 9手芸初心者でも気軽に楽しめるワッペン

ワッペンのいろいろな付け方を覚えよう!

洋服やバッグのワンポイントになるワッペンやアップリケは、手軽に付けられることから、長い間多くの人から愛され続けています。

様々な種類のワッペンやアップリケが販売されている現在では、つけ方を少し工夫するだけでおしゃれな装飾をバッグや洋服に施すことができるのです。

そこで、今回はワッペンやアップリケの様々なつけ方を紹介していきましょう。ワッペンやアップリケの違いや基本のつけ方も詳しく取り上げるので、ワッペンやアップリケのつけ方がよく分からない人はぜひ注目してみてください。

そもそも「ワッペン」とは?

ワッペンとアップリケの違いが分からず、混同してしまっている人は多いでしょう。そこで、以下ではワッペンとアップリケの違いをまず解説していきたいと思います。ワッペンとアップリケをしっかり区別して、それぞれの魅力を楽しんでみてください。

ワッペンとアップリケの違いは?

ワッペンとアップリケのつけ方はほぼ同じです。しかし、ワッペンとアップリケにはその名前の意味や、デザインの決め方に違いがあります。

アップリケとは「付ける」や「貼る」といった意味のフランス語です。その意味の通り、土台となる布に別の布やフェルトなどを縫い付けたり張ったりして装飾する手芸技法や、その装飾用の布やフェルトのことを指します。

一方で、ワッペンとは「紋章」を意味するドイツ語で、制服や帽子などに付ける紋章をモチーフにした布製の装飾品を意味するのです。

また、紋章をモチーフにするワッペンはある程度始めからデザインが決まっていますが、アップリケは付ける人が自由にデザインを決めることができます。

つまり、ワッペンは紋章をイメージしたデザインがある程度決まっている布製の装飾品で、アップリケは自由にデザインを変えることができる布製の装飾品と区別できるのです。

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ワッペンの付け方《アイロン編》

ワッペンは、アイロンで付けることができるタイプとミシンや手縫いで縫い付けるタイプに分けられます。以下では、裁縫技術に自信が無くても手軽に付けられる、アイロンで付けるタイプのワッペンのつけ方を紹介していきましょう。

初めてアイロンでワッペンを付けようと思っている人は、ぜひ以下のつけ方を確認してみてください。

用意するもの

用意するものはワッペンとアイロン、アイロン台になるものとワッペンを保護する当て布です。ワッペンは熱に弱く、高温のアイロンに直に当ててしまうと焦げたり変色したりしてしまう危険性があります。

また、繊細な装飾が施されたワッペンは、アイロンに直接当たるとデザインが崩れてしまうこともあるのです。

そのため、必ずワッペンとアイロンの間に挟む当て布は準備するようにしましょう。アイロンをかけても問題ない布であれば、当て布として使えます。ナイロンや絹などの素材は特に熱に弱いため、そのような素材の布は当て布には使わないようにしましょう。

付け方・手順

まず、アイロンを中温に設定し、ワッペンを付ける場所を決定します。付ける場所が決まったら仮接着をしていきましょう。当て布をワッペンの上に被せ、その上からアイロンを5秒程度当てます。

そして、場所がずれていないか確認したら、再び当て布の上からアイロンを30秒ほど当て、しっかりワッペンを接着させましょう。さらに、裏面からもしっかり30秒ほどアイロンを当てます。しっかりワッペンが付くまで繰り返してください。

仕上げにアイロンの熱を冷ましたら完了です。

アイロン接着できないタイプの場合

ワッペンの中には、アイロンで接着できないタイプのワッペンもあります。しかし、ミシン縫いや手縫いが上手くできるか不安という人もいるでしょう。そのようなワッペンは、アイロン接着用両面接着シートや手芸用ボンドを使えば簡単に付けることができます。

ワッペンを付ける場所を決めたらその場所に印をつけ、ワッペンの片面にカットした両面接着シートを貼ったりボンドを塗ったりしましょう。

ボンドの場合はそのワッペンを印の場所に付けて、ボンドを乾かしたら完了です。両面接着シートの場合は、当て布をした上でアイロンを当てて接着します。

ボンドは乾くと透明になるので、少しはみ出ていても心配ありません。安全かつ手軽に付けることができる方法ですが、やはりミシンやアイロンで付けたワッペンよりは取れてしまいやすいので、扱いには注意しましょう。

付けるコツ・注意点

アイロンで付けるタイプのワッペンは、接着面に透明の接着剤が付いています。その面はツルツルしているので、ツルツルした接着面を必ず下にして付けるようにしましょう。

また、アイロンでワッペンを仮接着する際には、ワッペンが動かないようにマスキングテープで固定しておくとやりやすくなります。

しかし、アイロンで長くマスキングテープに熱を加えると焦げる危険性があるので、本接着の前に必ずテープを剥がすことを忘れないようにしてください。

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ワッペンの付け方《手縫い編》

手縫いでもワッペンは付けることができます。正しい縫い方で付けることで、手縫いでもしっかりワッペンを付けることができるでしょう。以下では、手縫いでのワッペンの正しい付け方を解説していきます。

用意するもの

用意するものは、縫い糸と縫い針、待ち針数本と糸切りバサミです。手縫いでワッペンを縫い付ける場合は、ワッペンと土台になる布を待ち針でしっかり固定する必要があります。そのため、待ち針もしっかり用意しておきましょう。

糸切りバサミは無ければ工作用のハサミでも構いません。また、ワッペンが分厚い場合は、少し太めの糸とその糸が通る針を使うことをおすすめします。

付け方・手順

まず、ワッペンを付ける位置を決めたら、待ち針でワッペンをしっかり仮留めします。そして、ワッペンの周囲を本返し縫いやまつり縫いでしっかり縫っていきましょう。最後にしっかり糸が抜けないように留めて、余分な糸を切れば完了です。

本返し縫いはバックステッチとも呼ばれる縫い方で、基本の波縫いができれば簡単に習得でき、かつ波縫いよりも頑丈にワッペンを留めることができる縫い方でしょう。

本返し縫いでは、針を表に出した後に、ひと針だけ後ろに戻った場所に針を入れ、ひと針だけ前の場所に針を出すということを繰り返して塗っていきます。縫い目に間隔が空かない仕上がりになるので、丈夫かつ綺麗な縫い目になるでしょう。

また、まつり縫いはワッペンの周囲を縁取るように塗っていく縫い方です。ワッペンの表に針を出した後、土台となる布を少しすくって再びワッペンの表に針を出します。この作業をワッペンの縁に合わせて続けていきます。

後ろに糸が出にくいので、土台のとなる布の裏側に糸をあまり見せたくない場合に最適な縫い方でしょう。

付けるコツ・注意点

手縫いでワッペンを付ける場合は、糸を二重にしておくとよりしっかり縫い留めることができます。また、まつり縫いでも本返し縫いでも、針と針の間をなるべく小さくするようにしましょう。小さくすればするほど、強度が上がります。

また、カラフルで光沢のある刺繍糸を使うことで、縫い目もワッペンのアクセントにすることができます。縫い目をアクセントにする場合は、縫い目が等間隔になるように意識するとより綺麗な仕上がりになるでしょう。

ワッペンの付け方《ミシン編》

上下から縫うことができるミシンでは、ワッペンを素早くかつ頑丈に付けることができます。しかし、ミシンを使いなれていないと、失敗してしまうのではと不安になりやすいでしょう。

そこで、以下ではワッペンをミシンで付ける方法も、具体的に取り上げていきたいと思います。ミシンでワッペンを付けることに不安がある人は、ぜひしっかり確認してみてください。

用意するもの

用意するものはミシンと待ち針、糸が巻いてあるボビンとミシン糸です。待ち針はワッペンを土台に仮留めしておくために使います。

また、ミシンにはミシン針とミシン糸、ボビンをセットして、上糸と下糸をかけておきましょう。上糸と下糸を掛ける手順は、ミシンに書いてあるのでその指示に従ってください。

上糸の糸の最後はミシン針の穴に通します。その際に通しづらければ、糸通しを使ってみてください。

付け方・手順

まず、ワッペンを土台に待ち針で固定したら、縫い始めの位置にミシン糸を手動で落とし、縫う場所を抑える部分を下ろします。ワッペンを縫う場所は手縫いの場合と同じく、ワッペンの縁です。

最初にゆっくりミシンを進め、返し縫いをします。その後は慎重にワッペンの縁を縫っていきましょう。

ミシンに慣れていない場合は、一番遅いスピードに設定しておくと、安心して縫うことができます。最後まで縫えたら再び返し縫いをし、上糸と下糸を切り離して完了です。

付けるコツ・注意点

ワッペンをミシンで縫う際に、曲線部分が難しそうと感じる人が多いでしょう。ミシンは基本的にまっすぐに縫っていくので、曲線部分を縫う時は手で軽く布を抑えつつ縫っていく必要があります。

あまり強く抑えると縫い目が乱れやすいので、あくまで軽く抑えつつゆっくり縫ってください。

また、直角に曲がりたい部分では、一度ミシンを止めて抑えを外した後、土台の向きを変えて再び縫っていくとスムーズです。さらに、ミシンでは必ず最初と最後に返し縫いをしないと糸が抜けてしまうので、忘れないように注意しましょう。

小回りが利いて使いやすいハンディミシン

ワッペンをミシンで付ける際には、ハンディミシンが特におすすめです。ハンディミシンは片手で扱うことができるコンパクトサイズのミシンです。

通常のミシンよりも小回りが利くので、細かい箇所を縫いたい時にとても役立ちます。ハンディミシンがある場合は、ぜひ使ってみてください。

アイテム別ワッペンの付け方のポイント

複雑な形のものにワッペンを付けたい時に、付け方が分からず困ってしまうこともあるでしょう。そこで、以下ではワッペンを付ける際のポイントを、アイテム別に紹介していきたいと思います。

保育園の帽子

子供が被る保育園の帽子に、可愛いワッペンを付けてあげたいと思う親御さんは多いでしょう。保育園の帽子は子供が手荒に扱うこともあるので、仕上げにしっかり針と糸で縫い付けることをおすすめします。

また、保育園の帽子はアイロン使用不可であることが多いので、アイロンを使ってワッペンを付ける際には帽子の表示タグを確認してください。

上履き

子供のシンプルな上履きに個性的なワッペンが付いていると、おしゃれな印象になるでしょう。

子供の上履きにワッペンを付ける際には、ワッペンが取れないように頑丈に縫い付けることをおすすめします。また、上履きは頻繁に洗うので、洗濯できるタイプの頑丈なワッペンを選ぶようにしましょう。

ユニフォーム

部活やスポーツのユニフォームも、ワッペンで個性を出したいアイテムでしょう。ユニフォームは洗濯頻度が多いので、なるべく頑丈なワッペンを縫い付けることをおすすめします。さらに、ワッペンは動作の邪魔にならない場所に付けるようにしましょう。

また、スポーツのルールによっては派手なワッペンが禁止されていることもあるのです。そのため、ワッペンを付ける前にしっかりルール違反にならないか確認してください。

おしゃれなワッペンの付け方例

ワッペンは付け方によっても、その見た目に個性が出ます。そこで、以下ではおしゃれなワッペンのつけ方の例をいくつか見ていきましょう。おしゃれワッペンを付けたい人は、ぜひ以下のつけ方を見本にしてみてください。

リュック

形が異なる様々なデザインのワッペンを付けると、シンプルなリュックをカラフルかつポップに演出できます。画像のようにできるだけ様々な色とデザインのワッペンを付けると、よりポップで可愛い印象のリュックになるでしょう。

また、色をある程度統一したワッペンを付けると、スタイリッシュな印象のリュックになります。

ダウン

ダウンジャケットにワッペンをワンポイントで付けると、おしゃれで軽やかな印象になります。カジュアルシンプルなデザインのダウンジャケットには、可愛いモチーフのワッペンを胸元に付けると、一気に可愛い印象に変わるでしょう。

カラフルなワッペンが差し色になり、ファッション全体もよりおしゃれになります。

スニーカー

シンプルな白のスニーカーの全面に、カラフルなワッペンを付けると、一気に華やかなスニーカーになります。

かかと部分にもしっかりワッペンを付けると、後ろから見てもおしゃれなスニーカーに変わるでしょう。スニーカーの色とワッペンの色味を統一しても、かっこいいスニーカーになります。

手芸初心者でも気軽に楽しめるワッペン

今回はワッペンのつけ方について、具体的に取り上げました。アイロンやボンドなどでも付けられるワッペンは、裁縫が苦手な人でも気軽に楽しめる手芸アイテムです。

シンプルなファッションアイテムに使うことで、オリジナリティあふれるアイテムに変えることもできます。ワッペンを楽しんだことがない人は、ぜひ今回取り上げた付け方を参考にして、ワッペンを楽しんでみてください。

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