箱入り娘の意味とは？箱入り娘の特徴や 結婚事情を紹介

2017年の人気ドラマ「過保護のカホコ」のような、箱入り娘の女性は増えているようです。少子化の日本では、大切に子供を育てる親は多いのです。

今回はそんな箱入り娘についてまとめていきます。箱入り娘との恋愛や結婚は「アリ」なのでしょうか。

そもそも箱入り娘とはどんな意味があるのでしょか。箱入り娘とは、分類的には「お嬢様」に位置づけられているそうです。

できる限り他人と接する事なく、箱の中に入れて育てたように大切にされている娘の事をいいます。箱入り娘を別の言葉にすると「深窓の令嬢」で、家の中でも奥深くの誰にも目の届かないところで大切に育てられた娘を意味する言葉です。

男性の御曹司を表す言葉に、箱入り息子というものもあります。箱入り息子も、箱の中にいれて大切の育てられたような息子という意味があるようです。

それでは箱入り娘には、どんな特徴があるのかをみていきましょう。あなたの周りにいる女性も、もしかしたら箱入り娘なのかもしれません。

箱入り娘な女性は、家族に大切に育てられてきた娘です。料理をしたら包丁で手を切ってしまうのではないかとか、掃除をしたら濡れた床で転んでしまうのでは無いかとか心配されて育っています。

買い物に行ったらそのまま連れ去られてしまうのでは無いかなど、親に過剰に心配されて育っているので、基本的には家事全般ができません。子供の頃から、お手伝いもさせてもらっていなかったために、一人では料理もできません。

買い物に行っても、何をどうしたら物を買うことができるのかがわからないという箱入り娘もいるようです。

箱入り娘な女性は、蝶よ花よと育てられてきたという意味で、誰かと何かを競ったり、誰かに何かを奪われたりしたという経験がありません。なんでも与えられて育ってきています。

何不自由なく育ってきているので、性格的に大らかで、おっとりとしています。争いごとは全てが苦手だというのも、箱入り娘の特徴です。

おっとりとしているのは、性格だけではなく、行動にも表われます。ゆっくりと食事をしても、誰からも何も言われた事がないので、食べるのもゆっくりなのです。

何でも与えてくれる親は、箱入り娘にとっては1番の味方でもあります。箱入り娘と箱入り娘の親は、とても仲がいいという特徴もあります。

家族が仲がいいというのは、とてもいい事ではありますが、周りの人からみると、少し異様にもみえるという意味で仲がいいのです。箱入り娘は、友達よりも恋人よりも親を優先します。

他の家族からみると、異様に仲がいいという意味で仲がいい家族です。周りの人が引くくらいの仲の良さですが、それを本人たちはわかっていないというのも特徴になります。

箱入り娘の特徴には、父親と仲がいいということもあります。母親と仲がいい娘はたくさんいますが、父親とも仲がいいという娘は少ないのでは無いでしょうか。

父親ととても仲がいいので、学校の送り迎えなども父親にしてもらう箱入り娘は多いようです。学校の行き帰りだけではなく、デートの行き帰りの送迎も、父親がするという事があると言われています。

突然現われた父親に、彼氏はびっくりしてしまう事でしょう。しかし箱入り娘にとって、父親に送迎してもらうのは当たり前の事なのです。

自分一人で何もできない箱入り娘ですが、食事のマナーや会話のマナーはしっかりとしているという特徴もあります。

箱入り娘はとても大切に育てられているのです。自分一人で何もできないものの、世間で笑われる事がないように、学校や家庭でしっかりと社交界のマナーは教えられています。

テーブルマナーなどは細かいところまでマスターしているので、一緒に食事をする時には少し緊張してしまう事もあるでしょう。

何よりも親を優先する箱入り娘は、恋愛には奥手であるという特徴もあります。親が箱入り娘と、他の人と接するのをできる限り制限させてきたという意味でも、箱入り娘は人見知りである事が多いという特徴もあるのです。

人見知りで親にべったりなところがあるので、箱入り娘は恋愛経験がほとんどないという事が多いと言われています。恋愛経験がないので、恋愛をいいように美化してしまって、現実の恋愛をするのが難しいという特徴もあるようです。

箱入り娘は大切に育てられているという意味で、やや同じ年代の女性とは違う特徴を持っているようです。それでは、箱入り娘によくありがちな事とはどんな事なのでしょうか。

箱入り娘によくありがちなことには、帰国子女である事が多いという事があるようです。帰国子女とは、海外などへ留学して、日本に帰ってきた人の事です。

箱入り娘のイメージとは、少し離れたところにあるような気もします。しかし留学先というのは、日本とは違って危険な場所も多いものです。何年間か危険な場所で生活していた娘が日本に帰ってきた事で、親が大切に育ててしまうという事もあるようです。

離れて暮らしていたからこそ心配な気持ちが増してしまったという意味で、より箱入り娘にしてしまう傾向があります。

裕福な家庭に育っているというのも、箱入り娘にありがちです。裕福な家庭に育っている娘は、そもそもお金に苦労をしていないという特徴もあります。箱入り娘として育てられている前から、おっとりとした性格をしていることもあるでしょう。

裕福な家庭に育っていると、危険もつきものです。例えば誘拐です。また、家の財産を狙うという意味で、変な男に捕まってしまうのではないかという、親の心配もあります。

娘を誘拐やお金目当ての男から守るために、より大切に育てた結果、箱入り娘になってしまったという場合もあるようです。

私立の幼稚園から小学校、高校大学と、一貫して女子校に通わされたというのも、箱入り娘にありがちです。娘が女性らしく成長できるように、由緒正しい名門校に通わせたいと思う親は多いようです。

名門校はセキュリティ対策も万全なので、箱入り娘の親も安心して預ける事ができるのでしょう。子供の頃から、女性ばかりの中で育っているので、男性にはあまり免疫がないというのも箱入り娘の特徴です。

社会人になって、職場で初めて男性と会話をする事になり、何を話したらいいのかわからないと感じる箱入り娘もいると言われています。

箱入り娘によくありがちなことは、門限が厳しいという事です。30歳までは門限8時とか、結婚するまでは会社が終わったらすぐに帰ってきなさいと言われるような家庭もあるようです。

門限8時なんてあり得ないと、普通の人なら思うところですが、箱入り娘はそういうところを疑問に思わないという特徴もあります。

親が言った事を守っていれば問題ないだろうと考えてしまうのも、箱入り娘の特徴なのです。

大学生になれば、多くの人がバイトを経験するものですが、箱入り娘の特徴には、働いた経験がないという特徴があります。

家が裕福なので、バイトをする必要がないという理由もありますが、親が箱入り娘にバイトをさせるのを嫌がるという事も原因です。

バイト経験をした事がないので、お金に関しての考え方が他の人とはズレてしまっている事はあるようです。

箱入り娘というのは、やや普通の女性と考え方にズレがあるようです。そんな箱入り娘に対する男性の本音とは、どんなものがあるのでしょうか。

少しズレてはいるものの、そこが可愛いと感じる男性は多いようです。自分では何も出来ないというところも、守ってあげたいと男性が思ってしまう部分になります。

他の人と考え方が違うところはありますが、それだけ純粋です。今まで裏切られたりした事もないので、どんな事でも信じてくれるというのも、男性には魅力的に映るでしょう。

守ってあげたくなると言う男性もいますが、世間知らずで扱いにくそうだという意見もあるようです。いい大人になっても、1人で何もできないというのはあり得ない、そんな風に思ってしまう男性もいます。

世間知らずであるという意見の中には、一見普通の女性なのに金銭感覚がズレていたり、簡単に騙されていたりする姿をみて、ほかっておけないと思ってしまう男性もいるようです。

箱入り娘に対する男性の本音は、いざ付き合おうと思った時に、親が面倒に感じるという事です。世間知らずなところは我慢できたとしても、箱入り娘の親と上手に関係を築いていく事ができるか、不安に感じる男性は多いと言われています。

箱入り娘は親が大好きなので、もしも親と彼氏が喧嘩になった時、どちらの味方になってくれるだろうと考えてしまうようです。多分、親の味方につくだろうなという結論になります。そんな事から、なかなか付き合う気にはなれないようです。

箱入り娘と付き合う事になったら、親との関係が面倒くさそうという意見もありますが、箱入り娘と付き合うメリットやデメリットにはどんな事があるのでしょうか。

箱入り娘と付き合うメリットには、とても愛してくれるというところがあります。そもそも、恋愛経験が少ない箱入り娘は、とても純粋に彼氏の事を好きでいてくれるでしょう。

男性に対しての免疫がないので、他の男性と浮気をするという事もまずありません。門限の事だけ気をつけていれば、彼氏のためだけに時間を使ってくれるでしょう。

性格的にも純粋で、人をダマしたりする事を知らないので、真っ直ぐな恋愛をする事ができます。親には叶わないかもしれませんが、誰よりも大切にしてくれるでしょう。

箱入り娘と付き合う事でデメリットになるのは、親に干渉される事があるという点です。恐らくは、箱入り娘が親に報告をします。

今日は彼氏とデートに行くとか、どこどこのお店で何々を食べたと、事細かな報告がされるでしょう。親がそれをみて、彼氏に直接クレームをつけてくる事があるかもしれません。

彼女との関係だけではなく、彼女の親との関係にも気を使わなければいけないというのが、箱入り娘と付き合うデメリットになるでしょう。

それでは箱入り娘と恋愛や結婚をする時には、どんな事に注意をしなければいけないのかをまとめていきましょう。箱入り娘と結婚をしようという時には、覚悟が必要になるかもしれません。

箱入り娘と恋愛や結婚する際の注意点には、金銭感覚が違うというところがあります。そもそも裕福な家庭の箱入り娘であれば、家族も含めて金銭感覚が違っているという場合もあります。

欲しいものは何でも与えてもらってきたので、恋愛している時も、結婚をした後でも欲しいものは金額をみないで購入してしまうという事があるかもしれません。

箱入り娘は大切に育てられてきているので、ほとんどの場合、働いた事がないのです。バイトをした経験もないので、お金を稼ぐ事の大切さがわかっていない事もあります。

箱入り娘は、普通の人とは少し感覚も常識もズレていることがあります。一般的な常識が、箱入り娘には通用しないという事もあります。

お金の使い方にしても、一般的には稼いできた人の物なのですが、そういう事が理解されないのです。「家ではこうしてきた」という一言で、何でも思い通りにされてしまうこともあります。

箱入り娘と恋愛や結婚する際の注意点には、親への報告を忘れないという事が大切です。箱入り娘と結婚まで考えているのであれば、親を味方にしておく必要があります。

親に嫌われないためにも、その家のルールを把握して、親への報告をしておくといいでしょう。門限は何時なのかというところから、お泊まりはOKなのかなど、細かく許される事とNGな事を確認しておくのがおすすめです。

それでは実際に箱入り娘の結婚事情とはどうなっているのでしょうか。箱入り娘の結婚事情をみてみると、基本的にはお見合い結婚が多いようです。

箱入り娘の親はとても心配性です。娘の将来を考えて、しっかりと任せられる人とお見合いをさせるというのが、箱入り娘の結婚です。

箱入り娘も、幼い頃から異性と接する機会がほとんどないので、恋愛経験もなく大人になってしまったという場合が多いのです。好きな人もいないので、親に勧められたお見合いを受けて、結婚をしてしまうと言われています。

今回は箱入り娘とはどういう意味があるのか、箱入り娘の特徴を紹介しました。裕福な家庭に育っている事が多い箱入り娘は、上手くいけば逆玉の輿に乗れる相手です。

しかし箱入り娘と付き合うには、親との関係も築いていかなければいけないので、苦労をするかもしれない覚悟も必要になるでしょう。