デルフィニウムの花言葉の意味や由来!色別・種類別に紹介

デルフィニウムという花の花言葉をご存知ですか?ブルー系の花で、縦にびっしりと花が連なることから、とても綺麗で華やかな花のひとつです。最近では結婚式に使われることも多いデルフィニウムですが、結婚式に人気な理由について、花言葉と合わせてご紹介いたします。

デルフィニウムの花言葉の意味や由来!色別・種類別に紹介のイメージ

目次

  1. 1デルフィニウムとはどんな花?
  2. 2デルフィニウムの花言葉
  3. 3デルフィニウムの花言葉と意味【色別】
  4. 4デルフィニウムの花言葉と意味【種類別】
  5. 5デルフィニウムの花にまつわる伝説
  6. 6デルフィニウムは花束やブーケにおすすめ
  7. 7デルフィニウムの花束を結婚式に!

デルフィニウムとはどんな花?

デルフィニウムとは、まっすぐ伸びた茎にびっしりと花が連なることからとても美しく清廉な印象を感じられます。まずはデルフィニウムとはどんな花なのか、その語源や性質と合わせてご紹介いたします。名前にどのような意味が込められているのでしょうか。

デルフィニウムの名前の由来

デルフィニウムの名前の由来についてご紹介いたします。デルフィニウムは満開になると美しい花びらが何枚も重なることでとても華やかな印象ですが、蕾の時にその名前の由来は存在します。デルフィニウムはブルー系の花が多くその色もポイントです。

デルフィニウムは蕾の時、小さなイルカのような形を成しています。イルカを意味するギリシャ語「デルフィス」から名前をとって、デルフィニウムという名前になったことが由来になっており、蕾の時から楽しめる可愛い花の一つであることがわかります。

デルフィニウムの和名

そんなデルフィニウムの和名、つまり日本語での表記は「大飛燕草」と言います。「オオヒエンソウ」と読み、デルフィニウムの語源はイルカでしたが、日本ではこの花がツバメが大きく空に飛び立つシルエットに似ていたことが由来となっています。

ツバメの飛ぶ姿が由来になった理由のもうひとつがデルフィニウム、大飛燕草が山岳地帯に生息する花であることが挙げられます。ツバメの生息地帯に似た気候に生えるデルフィニウムがツバメの姿と照らし合わされたことも頷けます。

デルフィニウムの特徴

デルフィニウムの特徴は、先ほどご紹介したように小さいながらびっしりと重なり合った花びらがとても華やかな花がまっすぐと伸びた茎に連なっているような見た目をしています。自生している姿はとても綺麗で、生花店でも需要が高まっています。

特に元は深い青色から淡い水色の寒色系の色の花が中心で、爽やかで上品な色味のものが特徴となっています。ですが、最近ではブルー系の色味だけでなく、白やピンクなど、様々な色のバリエーションも増えており、どの花もとても華やかで綺麗です。

デルフィニウムの花言葉

それでは、こちらではデルフィニウムの花言葉やその意味についてご紹介いたします。名前の由来が日本と海外で大きく異なるように、花言葉も日本と海外では大きく異なりますので、まずはデルフィニウムの花言葉を日本・海外別にご紹介いたします。

デルフィニウムの日本での花言葉

まずはデルフィニウムの日本での花言葉についてご紹介いたします。花言葉は様々ですが、デルフィニウムという花全体に当てはまる花言葉について見ていきましょう。日本での花言葉にはどのようなものが挙げられるのでしょうか。

清明

ブルー系の花であることから、その清らかなイメージによりデルフィニウムでの日本での花言葉はまず「清明」が挙げられます。その意味として、清らかで清純なイメージや聡明なイメージがそのまま花言葉として反映されているということがわかります。

また、清らかなイメージからそのまま女性の一大イベントである結婚式など、清らかで華やかな女性を演出するのに向いている花でもあり、「清明」の花言葉がまさにその意味にぴったりです。花という女性らしいイメージと花言葉の清純さが目立ちます。

幸せを振りまく

花言葉の中には幸せや幸福を意味する花言葉が多いですが、デルフィニウムもとても縁起が良い花のひとつで、デルフィニウムには「幸せを振りまく」という意味があります。自分がとても幸せで、その幸せをおすそ分けするという意味の花言葉が特徴です。

縦に長い花だからこそ、ゆらゆらと揺れることでまるで幸せを振りまくような華やかな印象をもたらすことができるのがその花言葉のきっかけともなっており、華やかな幸せを周囲に分け与えたいという時に贈られる花でもあります。

傲慢

一方で、「幸せを振りまく」とはつまり自分が幸せであることをアピールする行為に繋がります。花言葉には良い意味もあれば悪い意味が含まれていることも多いです。日本でのデルフィニウムの花言葉には一方で傲慢という意味も含まれています。

また、ブルー系はネガティブな色味としてのイメージも強く、そうした意味からも、傲慢などの悪い意味を持つ花言葉があることもその理由として挙げられます。なので、悪い意味も含まれる花言葉を持つ花は、贈る際には気をつける必要があります。

デルフィニウムの海外での花言葉

一方で、デルフィニウムは日本と海外では語源が異なることもあり、花言葉も日本と海外では異なります。今では日本と海外の敷居も低くなっていることから、海外の花言葉での意味の方がぴったりな言葉が見つかるかもしれません。

なので、花言葉で花を選ぶ時は、ぜひ海外での花言葉もチェックしてみましょう。こちらではデルフィニウムの海外での花言葉についてポイント別にご紹介いたします。色の意味も日本と海外では大きく異なります。

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楽しみにしている

まず「楽しみにしてる」ということが海外のデルフィニウムの花言葉として挙げられます。デルフィニウムの花は開花した時に茎を隠すほど華やかで大ぶりな花がびっしりと咲き誇ります。だからこそ、咲くまでが楽しみに思えることが花言葉の由来です。

イルカのような可愛い蕾が咲き誇るのを楽しみにする様子から、デルフィニウムの花の華やかな印象を合わせた花言葉で、海外ではこの意味でデルフィニウムが使われることも珍しくありません。

広い心

「広い心」や「寛大な心」も海外でのデルフィニウムの花言葉として挙げられます。デルフィニウムの持つ深い青色を海に見立てたことから、海のように広く深い懐の持ち主であるということを表しているのがその花言葉の由来となっています。

デルフィニウムの青色を「マリンブルー」と表す人もいます。イルカの形に似ているという語源からも見ても、海外ではデルフィニウムと海を関連付けられることは珍しくありません。「広い心」という花言葉もその意味としてぴったりです。

思いやり

一方で、デルフィニウムには「思いやり」という花言葉も込められています。慈愛を意味するブルーの深い色味が思いやりに溢れた様子にぴったりとイメージに合致します。女性らしい深い愛情、つまり思いやりに満ちた様子が花言葉に繋がります。

デルフィニウムの花言葉と意味【色別】

同じ花でも、その色によって花言葉は異なります。こちらではデルフィニウムの持つ花言葉をその色別にご紹介いたします。デルフィニウムはカラフルです。だからこそその色別の意味を知ってぴったりな色のデルフィニウムを見つけましょう。

もともとのデルフィニウムは青色で、青色のデルフィニウムには「あなたを幸せにする」という意味が込められています。とても素敵な花言葉で、まさに結婚式に使われることも多いです。結婚において縁起が良いとされる「サムシングブルー」の代表格です。

パールブルー

パールブルーとは上品な水色系のカラーです。まるで真珠のような乳白色とあわい水色が混ざった美しいパールブルーのデルフィニウムには、「澄みわたる瞳」という意味の花言葉が込められています。パールブルーはまさに清らかで純真な色の印象です。

丸い花を瞳に例えて、パールブルーのデルフィニウムは綺麗に澄み渡った瞳の様子になぞらえることがあり、海外では特にプレゼントとして人気の高い色がこのパールブルーとされています。日本でも結婚式などのお祝い事で使われることが多いです。

マリンブルー

マリンブルーのデルフィニウムの花言葉は「慰め」という意味があります。デルフィニウムの中でもマリンブルーはメジャーな色のひとつです。深い海色から、懐の深い「広い心」という花言葉の意味と合わせて、デルフィニウムは人を慰めるという意味があります。

人を慰めて幸せや楽しい気持ちを感じてもらいたい、そんな思いやりに満ちた気持ちがマリンブルーのデルフィニウムの花言葉の由来となっています。また、デルフィニウムには自分が慰められるという意味も大きく含まれています。

日本では平安時代、紫色はもっとも高貴な色に位置付けられていたことから、深い紫色のデルフィニウムもそのまま「高貴」という花言葉が込められています。高級感あふれる深い紫はまさに高貴という言葉がふさわしい美しい色味をしています。

デルフィニウムは1本の茎にたくさんの花を付けることから、そのゴージャス感や派手な見た目と合わせて「高貴」という意味を込められており、お祝い事に使われることも多いです。

ピンク

デルフィニウムは淡いピンクの種類もあります。ピンクは恋愛運においてとても良い色であるとされており、女性をより女性らしく引き立ててくれる色です。そんなピンクのデルフィニウムの花言葉は「慈悲」。女性らしい慈愛の心を表します。

ですが、一方でピンクのデルフィニウムには「移り気」という意味の花言葉も込められており、紫陽花の花と同じ意味を持ちます。多くの花を実らせるからこそ、女性の恋心や移り気を表しているということがその由来として挙げられます。

トゥインクルホワイト

トゥインクルホワイトとはとても可愛い名前ですが、ピュアな白色を指すことばです。そんなトゥインクルホワイトのデルフィニウムの花言葉は「可憐」という意味が込められています。まさに女性に贈るのにぴったりな花であると言えます。

海外では「あなたは可憐で素敵な女性だ!」と少しキザに告白する際に贈る花束としてトゥインクルホワイトのデルフィニウムの花束を贈るという人も。素敵な告白のお供にぴったりな花であると言えます。

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デルフィニウムの花言葉と意味【種類別】

デルフィニウムには幾つかの種類があります。それは花の数や葉の形などで少しずつ見分けをつけることができますが、その花の交配などから様々な種類が登場しています。こちらではデルフィニウムの花言葉を種類別にご紹介いたします。

ベラドンナ系

ベラドンナ系のデルフィニウムは通常びっしりとたくさん花を実らせるところ、ベラドンナ系のデルフィニウムは一重です。ですがその分大きく美しい花を咲かせることで、「尊大」という花言葉をもちます。上品ながら華やかで女性らしいイメージです。

エラータム系

エラータム系のデラフィニウムはもっとも一般的なデラフィニウムで、他の2種類のデラフィニウムに比べ茎が長く花がびっしりと付いています。なので一般的なデラフィニウムの花言葉である「清明」などの花言葉はこの花を見て込められたものです。

シネンシス系

シネンシス系とは、葉の形が特徴的で、比較的花同士の間隔が広いことがその特徴として挙げられます。そんなシネンシス系のデルフィニウムの花言葉は「消えない思い」です。あなたをずっと思い続けるという気持ちを伝えるのにぴったりな花言葉です。

デルフィニウムの花にまつわる伝説

デルフィニウムの花には様々な伝説や逸話があります。古くから存在する花だからこそ、なんとギリシャ神話にもデルフィニウムの花の由来や誕生について触れられています。こちらではそんなデルフィニウムの花にまつわる伝説や逸話についてご紹介いたします。

イルカを守った少年のギリシャ神話

デルフィニウムはギリシャ神話にも登場します。イルカに助けられた少年はそれをきっかけにイルカと仲良くなりました。ですがある日漁師たちが漁業の妨げになるという理由からイルカの群れを捕獲しようと動き出し、少年はイルカを外に逃がしました。

それに怒りを感じた漁師達は少年を海に突き落として殺してしまいました。イルカは少年が殺されたことを悲しんで、神に祈りました。そして神様はその願いを叶え、少年の魂を海色をしたデルフィニウムの花へと生まれ変わらせて花が誕生したと言われています。

あのキャラクターの由来ともなった花?

一方で、世界的にも大人気の漫画「ONE PIECE」の主要キャラクターであるコックのサンジは、作者の尾田栄一郎さんによると、そのイメージフラワーがデルフィニウムであることを明かされています。

幸福を料理として振りまく、女性に対して強い愛情を持っているなど、その花言葉はまさにサンジの性格や性質をそのまま表しています。またデルフィニウムが綺麗な青色がメジャーであることとサンジのイメージカラーも青色であることが共通しています。

デルフィニウムは花束やブーケにおすすめ

ここまでデルフィニウムの花言葉などについてご紹介いたしましたが、デルフィニウムの花は花束にするのがおすすめで、まさに結婚式の花嫁のブーケに使われることが多い花でもあります。それは先ほどご紹介した花言葉と合わせてこれらの理由もあります。

花嫁のブーケにおすすめの理由

結婚式ではサムシングブルーという青色のものを身につけることで幸せになれるという言い伝えがあります。なので深い青色をしたデルフィニウムの花をブーケなどにすることで、その言い伝えにぴったりな花束にすることができます。

デルフィニウムの花束を結婚式に!

いかがでしたか?今回はデルフィニウムの花言葉についてご紹介いたしました。華やかな見た目と結婚式にぴったりな花言葉から、デルフィニウムの花はまさに結婚式にぴったりな花です。素敵な結婚式にデルフィニウムの花を取り入れましょう。

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