蓮のつく男の子・女の子の名前の意味や由来!漢字の名付けのポイント

清らかなイメージの蓮という漢字を使って赤ちゃんに名前を付けたい…。男の子にも女の子にも使える蓮という漢字ですが、いったいどういう意味や由来を持っているのでしょう。蓮という漢字の意味由来、どんな名前があるのかについてご紹介します!

蓮のつく男の子・女の子の名前の意味や由来!漢字の名付けのポイントのイメージ

目次

  1. 1清い心をもった人をイメージさせる「蓮」
  2. 2「蓮」という漢字の読み方
  3. 3「蓮」の意味や由来
  4. 4「蓮」がつく赤ちゃんの名付けのポイント
  5. 5「蓮」がつく男の子の名前《漢字二文字編》
  6. 6「蓮」がつく男の子の名前《漢字三文字編》
  7. 7「蓮」がつく女の子の名前《漢字二文字編》
  8. 8「蓮」がつく女の子の名前《漢字三文字編》
  9. 9清らかできれいなイメージの蓮

清い心をもった人をイメージさせる「蓮」

日本ではよく目にする花「蓮」。仏教でも多く使われているため、清廉潔白なイメージがもたれやすい名前です。

蓮の花言葉は、「清らかな心」「神聖」という意味を持っています。どこか神々しくも美しい印象があり、蓮という漢字を使われた名前は昔からとても人気があります。

「蓮」という漢字の読み方

蓮という感じの読み仮名は、音読みでは「レン」、訓読では「はす、はちす」となっています。名前で使われるのは主に「レン」の方ですね。「はす」は植物の名前で使われています。

蓮(はす)の花は断面がまるで蜂の巣のようになっています。なのでハチスと呼ばれていたことがあるようで、こちらの読み方が由来となっています。

「蓮」の意味や由来

「蓮」という漢字自体は、植物の名前という意味です。仏教に使われるため、よくお盆などで見たことがある人もいるのではないでしょうか。装飾として定番の花となっています。

「蓮」の由来は、「つらなる」という意味を持っている「連」に、植物を表す「艹(くさかんむり)」をつけた、というものです。

先ほど蓮の花の断面が蜂の巣のようだと紹介しましたが、あれは実がついているのです。あのように、実がぎっしりと連なってつく花なので、「連なる」に「艹」をつけました。蓮という漢字の由来は、そのまま蓮の花からなったものなのです。

「蓮」という漢字の画数

「蓮」の画数は少々多くなっており、全部で「13画」となっています。

赤ちゃんの名前を付けるうえで、画数というものは非常に重要になっています。画数をしっかりと調べて、ほかの漢字と組み合わせるようにしましょう。

また、あまり多い漢字と組み合わせてしまうと、赤ちゃんが将来名前を書くときに苦労してしまうかもしれません…。

「蓮」文字のイメージ

清らかで美しいイメージのある蓮という漢字。由来となっている花である「ハスの花」は、泥の中から出てくる花です。

泥の中から出てきたのに、泥に染まることがない…という中国由来の成句もあります。このように、いくら泥にぬれても染まらない、正義を貫くイメージもあります。

また、泥まみれになりながらもきれいな花を咲かせることから、苦労や困難があったとしても立ち向かっていくようなイメージを受けることもできます。

「蓮」がつく赤ちゃんの名付けのポイント

植物由来の清らかな意味を持つ蓮という漢字。男の子にも女の子にも使いやすい言葉です。

ですが、気を付けないと折角のきれいな意味を持つ蓮という漢字が無駄になってしまいます。蓮という漢字を使って赤ちゃんに名づけるときのポイントを紹介します!

画数に注意

赤ちゃんの名前を付けるときに画数は切っても切れないものですが、蓮という漢字はそれだけでかなり画数が多いものです。

総画数はもちろんのこと、蓮という感じにプラスアルファで何かをつけるのであれば、バランスを気にしてあげましょう。

画数が多い漢字ばかりですと、ごちゃごちゃとした印象を与えてしまいます。

蓮は人気漢字

実は蓮という漢字は、昔は人命に使えない漢字でした。使えるようになってからは、清廉なイメージや花言葉などの意味もあってか、かなり使われるようになった人気漢字です。

なので、蓮、だけですとかぶってしまう場合があります。とはいえ、あまり変わった名前をつけるのも人に読まれにくい名前となってしまいますので、珍しくも読みやすい漢字で個性を出していきたいところです。

植物であることを意識しよう

蓮の漢字の由来は、植物の名前です。あくまでそこを意識していきましょう。

例えば燃えるような炎系の漢字は、かっこいいですが蓮という漢字と組み合わせると、炎と花であまりいいイメージは与えません。

蓮は植物の意味ということを理解して、名前を作っていきましょう。

「蓮」がつく男の子の名前《漢字二文字編》

それではまずは、蓮という漢字を使った男の子の赤ちゃんの名前からご紹介します。

古風で男の子らしくかっこいいイメージもありますが、実は洋風でおしゃれな使い方もできる漢字です。

「はす」と読む場合

名前 読み 名前 読み 名前 読み
蓮紀 はすき 蓮樹 はすき 蓮久 はすひさ
蓮季 はすき 蓮空 はすく 蓮大 はすひろ
蓮己 はすき 蓮久 はすく 蓮真 はすま
蓮希 はすき 蓮太 はすた 蓮実 はすみ

男の子の赤ちゃんには、「はす」という言葉に何かを付け足す形の名前が多いようです。

特に人気なのは「はすき」という読み方ですね。男の子らしくてかっこいい響きの名前です。

蓮の由来が植物だからか、植物や自然と組み合わせているものも多いです。

「はず」と読む場合

名前 読み 名前 読み 名前 読み
蓮稀 はずき 蓮輝 はずき 蓮馬 はずま

珍しい「はず」という蓮の読み方を使った男の子の赤ちゃんの名前です。こちらもやはり「はず」に「き」をつけるものが人気です。

あまり読まない読み方なので間違われるかもしれませんが、個性が光る男の子の赤ちゃんの名前です。

「れん」と読む場合

名前 読み 名前 読み 名前 読み
亜蓮 あれん 嵯蓮 されん 真蓮 まれん
一蓮 いちれん 翔蓮 しょうれん 木蓮 もくれん
雨蓮 うれん 志蓮 しれん 有蓮 ゆうれん
海蓮 かいれん 睡蓮 すいれん 遊蓮 ゆれん
希蓮 きれん 清蓮 せいれん れん
紅蓮 ぐれん 世蓮 せれん 蓮一 れんいち
光蓮 こうれん 白蓮 はくれん 蓮樹 れんき

人気のある「れん」という読み方をつかった男の子の赤ちゃんの名前です。「~蓮」といった少し古風なイメージがかっこいい名前が多い一方、少し洋風な名前も多いです。

睡蓮という名前の意味は本当にある植物の名前であり、そのまま使っている人もいるようです。ちなみに、睡蓮の花言葉の意味も「清純な心」「信頼」と、美しいイメージを持たせます。

「れお」と読む場合

名前 読み 名前 読み 名前 読み
蓮乙 れお 蓮斗 れおと 蓮穏 れおん
蓮大 れお 蓮音 れおと 蓮温 れおん
蓮王 れお 蓮恩 れおん 蓮凰 れおん

少し洋風でいまどきな読み方でる「れお」を使った男の子の赤ちゃんの名前です。少し読ませ方が難しいですが、少しおしゃれな名前になります。

「は」と読む場合

名前 読み 名前 読み 名前 読み
蓮久 はく 蓮月 はづき 和蓮 かずは

「は」という珍しい読み方を使った男の子の赤ちゃんの名前です。男の子の名前ではありますが、どちらかというと中性的なイメージを与える名前が多くなっています。

由来が花の名前なので、きれいな響きや漢字の組み合わせが多いです。

「蓮」がつく男の子の名前《漢字三文字編》

それでは次に、男の子の赤ちゃんの名前「三文字」編をご紹介します!使いかたが難しそうですが、いったいどういう名前があるのでしょうか?

「はす」と読む場合

名前 読み 名前 読み 名前 読み
蓮衛門 はすえもん 蓮次郎 はすじろう 蓮太郎 はすたろう

蓮という漢字が少し古風なイメージを与えることもあり、古風な名前が多いです。男らしいイメージを与えるような、かっこいい名前です。

「れん」と読む場合

名前 読み 名前 読み 名前 読み
蓮一郎 れんいちろう 蓮四郎 れんしろう 蓮太郎 れんたろう
蓮三郎 れんざぶろう 蓮次郎 れんじろう 蓮之介 れんのすけ

三文字の名前でも、やはり「れん」という読み方はかなり人気です。こちらも古風ではありますが、「はす」という読み方よりは少しいまどきなイメージを与えます。

「蓮」がつく女の子の名前《漢字二文字編》

蓮という漢字の意味、由来が花であることもあり、蓮という漢字は女の子の名前としても人気です。蓮という漢字を使った女の子の名前についてご紹介します。

「はす」と読む場合

名前 読み 名前 読み 名前 読み
蓮唯 はすい 蓮夏 はすか 蓮菜 はすな
蓮恵 はすえ 蓮加 はすか 蓮奈 はすな
蓮依 はすえ 蓮香 はすか 蓮音 はすね
蓮江 はすえ 蓮葵 はすき 蓮乃 はすの
蓮花 はすか 蓮季 はすき 蓮美 はすみ
蓮歌 はすか 蓮子 はすこ 蓮実 はすみ
蓮華 はすか 蓮那 はすな 美蓮 みはす

「はす」という響きのかわいらしさもあってか、女の子の名前は「はす」読みが人気です。少し変わった響きの名前で個性が光るものも多くあります。

特に「はすか」という名前の人気が高いです。

「はず」と読む場合

名前 読み 名前 読み 名前 読み
彩蓮 いろは 心蓮 ここは 蓮那 はずな

少し変わった読ませ方が多い「は」という読み方。女の子の名前では、かわいらしい読ませ方が多いです。

「れん」と読む場合

名前 読み 名前 読み 名前 読み
愛蓮 あれん 蓮花 れんげ 蓮華 れんは
杏蓮 あれん 蓮華 れんげ 蓮帆 れんほ
彩蓮 あれん 蓮子 れんこ 蓮眞 れんま
依蓮 えれん 蓮々 れんと 蓮美 れんみ
衣蓮 えれん 蓮那 れんな 蓮夕 れんゆ
花蓮 かれん 蓮音 れんね 蓮結 れんゆ
蓮歌 れんか 蓮乃 れんの 蓮李 れんり

「れん」という読み方は女の子の名前でも人気です。こちらは「かれん」という読みにも人気があります。

また、「れんげ」という名前も人気があります。こちらは「蓮の花」のことですが、より響きがかわいらしいものとなっています。

「れ」と読む場合

名前 読み 名前 読み 名前 読み
澄蓮 すみれ 萌蓮 もえれ 蓮乃 れの
声蓮 せれ 蓮衣 れい 蓮美 れみ
深蓮 みれ 蓮那 れな 蓮々 れれ

「れ」という読み方の響きのかわいらしさもあり、女の子の名前では「れ」読みも人気です。

少し洋風な可愛い名前が多く、女の子らしい印象を与えます。

「蓮」がつく女の子の名前《漢字三文字編》

最後に、女の子の「蓮」がつく名前の三文字編をご紹介します。男の子の名前は古風でかっこいいものが多かった三文字の蓮の名前。女の子は果たしてどうなっているのでしょうか?

「れ」と読む場合

名前 読み 名前 読み 名前 読み
愛蓮那 えれな 星蓮那 せれな 蓮音那 れおな
玖蓮愛 くれあ 蓮衣菜 れいな 蓮乃亜 れのあ

男の子の名前では古風なイメージが多かった「蓮」のつく三文字の名前ですが、女の子ではがらっと変わっています。

どちらかというと当て字のような使い方をされていることが多く、また、洋風でおしゃれな名前が多いです。

あまり難しい組み合わせだと、なかなか初見で読まれることは少ないですが、ほかの人にはない個性があります。

清らかできれいなイメージの蓮

日本人らしく清らかなイメージを与える、蓮という漢字。どちらかというと古風で日本人らしいイメージを与えますが、「れ」「は」という読み方があるので、おしゃれな洋風の名前としても使われます。

画数が多いので、つけ方が少し難しいかもしれません。また、読み方もかなり多彩になっています。

蓮の花のように泥にも負けず、染まらず、清らかな子どもに育ってほしい。そんな願いを込めて、大切に名前をつけてあげましょう。

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