【夢占い】虫歯になる夢の意味や心理とは？

歯というのは生きていく上で非常に大切な役割をするものです。人の生命を維持するための『食べる』という行為にも歯は必要なものとなります。

また、食べるために使う道具としての役割以外にも、見た目の美しさや噛むことによる脳の活性化、力を入れる時に噛みしめるための土台としての役割など、様々な面において歯というのは大切なものです。

そんな大切な「歯」について、夢占いでは「虫歯になる夢」とはどのような心理を表しているものなのでしょうか。様々な側面からご紹介していきますので、チェックしてください。

歯の夢を見る意味とは、基本的には「健康状態」を暗示しているものが多くなっています。健康状態とは身体の健康はもちろんのこと、心の健康面についても表していることが多いです。

歯や虫歯の状態によっても変わってはきますが、正夢や予知夢のように未来を暗示しているというよりは、現在のことや、現在の状態を考えても注意喚起という意味合いが強いです。

ここでご紹介している「虫歯」もそうですが、歯の夢は注意喚起や警告の意味合いが強いです。ですので、あまり「キレイな状態の歯」は夢に出てくることはありません。

ほとんどが虫歯になっていたり、ボロボロになっていたり、欠けていたり、抜けていたりと何かしらの「欠陥」のようなものを抱えている歯が夢に出てくることはほとんどです。

その中でも「キレイな歯」というのは、願望を表しています。誰かの歯を見てキレイだと思うような夢であれば、自分も美しくありたい、健康でありたいという思いを持っている状態を表しているのです。

虫歯ができた夢の基本的な意味とはどのようなものでしょうか。虫歯は、「歯が悪い」ということなので、警告の意味を持つ歯が悪い状態です。つまり何らかの「悪い知らせ」が来ている可能性が高いです。

また、歯というのは「口」にあるものです。このことからコミュニケーションと深い関わり合いがあります。人間関係で何かトラブルになったり、問題に巻き込まれたりする可能性があります。

他にも色々な警告がありますが、単純に「体調不良」を暗示しているケースもあります。虫歯の状態などによりますが、中には金運を表すものもあるので、その警告も見逃さないようにしましょう。

虫歯に関する夢占いには、「虫歯ができた歯の状態」によっても意味や暗示しているものが変わってきます。歯に穴が開いたり、歯が抜けたり、欠けたり、ボロボロになるというものもあるでしょう。

そういった虫歯ができてしまった歯がどうなっているのか、という「状態」をしっかりと覚えておくことで、どんな意味を持った夢だったのかを把握することができます。

ただ「虫歯」というだけでは何らかの警告だということしか分かりませんので、以下に取り上げる内容を参考に夢で見た虫歯の状態をチェックしてみましょう。

虫歯で歯に穴が開く夢を見た場合には、どのような意味や暗示があるでしょうか。歯というのは身体の一部になるので、そこに穴が開くというのはあまり良い意味ではありません。

何か強いストレスを抱えているとか、不安を持っているなどのマイナスの感情を表している夢となります。虫歯で開いた穴が大きかったり、複数あったりすると、それだけストレスや不安の度合いが大きいことを表しています。

虫歯で歯が抜けたり欠けたりする夢とは、どのような意味を持っているのでしょうか。夢占いにおいて「抜ける」や「欠ける」というのは、それだけで「不安」や「問題」を表しています。

これに警告の意味である歯が合わさることによって、より強い不安や問題を暗示することになります。自分自身はもちろんのこと、身近な人にも気を配っておいたほうが良いです。

ただし、その抜けたり欠けたりした歯が元に戻ったり、しっかりキレイに治療したところまでを見る夢だったのなら、問題は起こるもののしっかりと解決できることを暗示しています。

虫歯になった歯が折れる夢にはどのような意味や暗示があるでしょうか。これは、人間関係において強いストレスを抱えている状態を表しています。

人との関わり合いの中で「心が折れる」ような問題や不満、ストレスを抱えているということを暗示しています。友達や会社の上司、同僚との間で何か問題があるケースが多いです。

そして歯が折れる夢を見る場合のストレスのレベルは「限界を超えている」可能性も高く、心身に悪い影響を及ぼすレベルになっています。何かしらのストレス発散や癒やし、根本的な問題解決を図るようにしましょう。

虫歯になって歯がボロボロの状態になっている夢にはどのような意味や暗示があるでしょうか。これは、「心が疲れ切っている」というものを表しています。

身体についてもそうなのですが、心からくる疲れがピークに達していて、それが身体にも心にもダメージを与えているような状況です。

それほどエネルギーが低下して弱っている状態なので、外部からの刺激にも弱く、すぐにプラスのダメージを追ったり、ストレスを抱えたりしやすい状況です。

歯が虫歯だらけになる夢にはどのような意味や暗示があるでしょうか。これは、健康面であらゆる問題を抱えているケースが多くなっています。また、健康を損なうような寝不足や偏食が続いていることへの警告です。

他の意味としては、全体的に運気が低下しているということを暗示しているケースもあります。健康面だけではなく、恋愛運や金運、対人面などあらゆる場面での運気が低下している可能性もあるので注意が必要です。

ただ、この虫歯だらけの歯を治療している夢を見た場合には、「大きな転機が訪れる」ことの予兆である可能性もあります。

虫歯があるだけではなく、「痛い」と感じるような夢を見た場合には、どのような意味や暗示があるでしょうか。こちらについても、多くの「虫歯の夢」と同様に不安やストレスなどの問題を抱えていることを示しています。

それによって痛みを感じるほどに疲弊しきっていることも表していて、その痛みが強ければ強いほど、長引けば長引くほどに、抱えている問題やストレスが大きいという意味です。

他に「痛み」というのは夢占いで「家庭不和」を表しているので、特に家族間トラブルをはじめとして、人間関係でのトラブルを警告している可能性もあります。

虫歯の夢の中でも、その虫歯に対してどのような行動を取っているのかによっても夢占いの意味は変わってきます。虫歯をどうするのか？という部分です。

虫歯に対する行動というのは色々なものが想定でき、その想定できるものは夢に見るケースも当然あります。ただし、ここで全てを網羅することはできません。こちらでは「よくある」内容のものをいくつかご紹介しますのでチェックしてみてください。

虫歯ではなく、普通に歯を磨いている夢を見た場合には、人とのふれあいを求めている感情が表れている夢になります。触れ合いたい、話したい、一緒にいたいというような意味です。

ただ、この磨いている歯が虫歯だった場合には、それらの意味とは逆に「人と関わりたくない」という感情が表れている夢となっています。

人との関わり合いの中で何か不満や不安、ストレスを感じていて「一人になりたい」と感じています。もし、虫歯を磨いているときに痛みを伴うようであれば、さらに強い不安やストレスがある状態です。

歯医者で虫歯を治療する夢を見た場合には、どのような意味や暗示があるのでしょうか。これは、ここまでにも何度か触れていましたが、「治療する」ということは「問題の解決」を意味しています。

今現在抱えている問題やトラブル、不安や不満などが解決されていく、もしくはすでに解決したことを意味しています。

ただし、治療に時間がかかったり、手こずったり、長時間待合室で待たされるような内容も含まれていた場合には、解決はできるものの非常に困難を要するということも意味しています。

虫歯を抜く夢についても、これを歯医者の治療の一環として行なうのであれば「問題解決」を意味している夢となります。

ただし、普通の治療よりも痛みや苦しみを伴うケースが多いので、解決に痛みや苦しみを伴う可能性も高くなります。

また、抜いた歯の虫歯の状態がひどい場合には、問題解決はできるものの、それによって自分自身の個性や信念、想いなどを曲げることになる可能性があることも示唆しています。

虫歯というのは歯にできるものですが、「どこの歯にできるか」というものがあります。これはもちろん夢の中でも同じように表れることになります。

現実では前歯でも奥歯でもない中間あたりに位置する歯が虫歯になることもありますが、今回は特に分かりやすいものとして、「前歯」なのか「奥歯」なのかという部分で夢占いが暗示する意味の違いを確認していきましょう。

前歯が虫歯になる夢にはどのような意味や暗示があるでしょうか。前歯というと笑顔を見せたときに真っ先に見える歯になります。この部分の歯に悪いものがある夢というのは、「人間不信」を意味しています。

人との関わりに不信感があり、人を信用できず疑ってばかりの状態になっています。ただし、その基準や価値観に間違いがある可能性も暗示しているので、人間不信になった原因をもう一度洗い直すと良いでしょう。

また、前歯の虫歯の夢というのは、「初対面の人」とのトラブルや問題を暗示している意味もあるので、そういった出会いには細心の注意を払いましょう。

奥歯が虫歯になる夢は「判断力の低下」を意味しています。人とコミュニケーションを取る中で言葉の選び方や態度が間違っていたり、仕事での判断ミスが目立ったりということを表しています。

そして、その判断力の低下はいつもの習慣から来ている可能性が高いため、奥歯の虫歯の夢は「悪い習慣を改めなさい」という警告の意味もあります。

「虫歯」が印象に残る夢を見たとしても、その虫歯が誰のものだったかにもよって夢占いの内容は変わってきます。「誰が虫歯になったのか？」という部分です。

ここまでご紹介してきた内容は基本的に「自分が虫歯になった」場合においての意味や暗示をご紹介してきましたが、自分以外の人や子供が虫歯になる夢の意味をご紹介します。

子供が虫歯になる夢が意味しているものは、「未熟さ」や「幼さ」になります。自分自身の行ないや立ち振舞いが幼いものであったり、未熟なものであるということを意味しています。

特に人間関係で周りに迷惑をかけるようなワガママを言ってしまったり、嘘をついて周りを困らせたりという「幼い行動」をやっている場合に、それを改めるように警告しています。

また、「自分自身で気づいてない」というケースもあるので、自分の行動を振り返ってみて、未熟な行動や、幼い行動をしていないか確認してみると良いでしょう。

自分以外の人が虫歯になる夢を見た場合には、どのような意味や暗示があるでしょうか。実は自分以外の人が虫番になっている夢を見たとしても、それは自分への警告である可能性が高いです。

ですので、ここでご紹介している虫歯の状態などからその「自分以外の人」がどのような虫歯なのかをチェックして夢占いの意味を確認してください。

ただし、その自分以外の人が友人・知人や家族などである場合は、その人が何か問題やトラブルを抱えている可能性がありますので、気を配るようにしましょう。

虫歯によって何か影響が起こった場合に、その影響からも夢占い意味を見出すことができます。虫歯になって「ほっぺが腫れる」、「虫歯が銀歯になる」というものを取り上げますので、確認してみましょう。

ほっぺが腫れるというのは、物事に対して積極的になってきた、積極性が出てきたということを意味しています。ですので、ほっぺが腫れているとは言え、良い意味の夢と言えるでしょう。

ただし、虫歯でほっぺが腫れていることに痛みを感じたり、不快感を覚えたりと「悪い印象の夢」だった場合には、ストレスを抱えていたり、対人面でのトラブルがあることを意味しています。

虫歯が銀歯になる夢の意味や暗示はどのようなものになっているでしょうか。これは、解決したと思っている問題が実は未解決であったり、間違った方向に進んでいることを暗示しています。

また、「未解決」や「間違った方向」という暗示なので、すでに解決済みの問題が再発して余計にややこしことになる可能性もありますので、トラブルや問題に目を配るようにしましょう。

虫歯の治療を拒否する夢を見た場合には、どのような意味や暗示があるでしょうか。これは人との関わりやコミュニケーションを拒否する意味があります。

また、相手が心を開いて近づいてきてくれたり、喧嘩した相手が歩み寄ってくれたりしても、それを拒否してしまうという暗示でもあります。

「せっかく治るはずの治療を拒む」には何かの理由があり、トラウマなどの原因を抱えている可能性もあるので、人間関係にもそれが当てはまる可能性が高いです。

ここまで虫歯の夢の意味や暗示を見てきてわかるとおり、歯や虫歯の夢というのは多くの場合、「警告」を表しています。夢の詳細によって何を警告しているかは違いますが、基本的に警告です。

夢というのは詳細な内容を覚えておけないケースが多いですが、歯や虫歯が印象強かったという程度は覚えておけるケースも多いので、その時は何らかの警告があったものと考えましょう。

自分の健康面や人間関係など少しでも思い当たる節があるなら、「きっとそれ」だと考えられますから、注意して、気を配って大きな問題やトラブルにならないようにしていきましょう。