「佑」という名前の意味！佑の漢字の男の子と女の子の名前も紹介

「佑」という漢字を使って子どもに名前をつけようと考えたときに、その意味や名付けの例を知りたいと考える人は少なくありません。「佑」の意味や読み方、由来、字画などとともに具体的な名付け例をご紹介します。

「佑」という漢字の意味はどのようなものになっているでしょうか。これは「佑」の読み方の部分にも触れてしまいますが、「たす（ける）」という意味になります。意味についてのさらに深い部分は「由来」でご紹介します。

「佑」という漢字の読み方については、さきほども少し触れましたが、訓読みでは「たす（け）、たす（ける）」という読み方をします。音読みは「ゆう」、「う」と読みます。

また、名前に使う場合には「名乗り」という少し別の読み方もあり、上記とは別に「たすく」と読ませたり、「ゆう」の頭文字だけを取って「ゆ」と読ませるケースも多くなっています。他にも「すけ」と読ませる名乗りもあります。

「佑」という漢字の由来については、「右」という漢字にその由来があります。もともと「右」という字は右手で器を持って神に祈りを捧げる様子から、「（神の）助け」という意味や助けるという意味がありました。

ただ、徐々に「右」という字は器を持っているほうの手に意味が流れていき、今現在の意味である「左右の右」の意味になっていったたけ、「助ける」という意味がある字を作り直す必要がありました。

そこで、「右」という漢字に「亻（にんべん）」を合わせることで「佑」という「助け」や「助ける」という意味を持った漢字が出来上がったと言われています。

「佑」の字画数については、7画となっています。姓名判断などをする際には字画数が使われますし、苗字や他の字と組み合わせての字画数になるはずですので、「佑」の字画数「7」も覚えておきましょう。

「佑」という漢字を使った名前のイメージにはどのようなものがあるでしょうか、漢字の意味なども含めたイメージで、男の子、女の子それぞれを見てみましょう。

「佑」という漢字の意味に「助ける」というものがあるので、そんな「佑」という漢字を名前に持つ男の子のイメージは、明るく正義感があって、困っている人をほっておけないような優しさのある男の子のイメージが挙げられます。

「佑」という漢字を名前に持つ女の子イメージとしては、こちらも「助ける」という意味から考えられるように、人の気持ちに立って、その人の心を助けられるような、優しさと包容力に溢れた柔らかい女性のイメージが挙げられます。

「佑」という漢字を使って名前を付けるときに、どのようなところに気をつけたり、注意・注目しながら考えたら良いのか、というポイントをご紹介します。

「佑」という漢字を使って考える場合のみではなく、多くの場合「名付けの参考」になるのは字画数でしょう。たとえば2種類で迷っているなどになったら、「字画数が良いほう」という決定方法もあるので、参考にすると良いです。

名前を付けるときに、字画数や名前に込められた意味なども非常に重要な部分ではありますが、そこだけにこだわってしまって、呼んだときの「響き」を考えておらず失敗する人も少なくありません。

名前を考えたら、まずは「声に出して」その名前を呼んでみると良いでしょう。呼んだときに可愛い響き、カッコいい響きなど感じるものがあれば良いですが、「違和感」があるケースもあるので、響きはしっかりと確認しましょう。

小さくそれほど自分の名前に深い関心を持たない頃は良いですが、少し大きくなってくるにつれて子どもは「なんで自分はこの名前なのだろう？」と考えるようになります。

それを「なんで○○って名前なの？」と聞かれたときに、「理由」や「由来」を答えられるか、それを聞かれても「言いにくい」などがないかどうかも重要な名付けのポイントとなります。

「佑」という漢字を使った男の子の名前で、二文字になるとどのような名前があるでしょうか。「佑」という漢字は読み方のところでもお伝えしたように様々な読みがあります。

「タスク」と読む場合は1文字の名前になりますが、他の「名乗り」という部分で、「スケ」や「ユウ」、「ウ」などがあるので、この名乗りでの名前は豊富にあり、バリエーションも非常に多くのものが挙げられます。
 

「佑」という漢字を使った男の子の名前で「漢字三文字」となるとどのような名前が挙げられるでしょうか。「漢字二文字」ほどではないですが、こちらも多くのバリエーションが挙げられます。

さきにもお伝えしたとおり、「う」や「ゆ」と読ませることで漢字三文字の名前も組み立てやすくなりますので、それらも含めて以下に「佑」という漢字を使った「漢字三文字」の男の子の名前を挙げていきます。
 

「佑」という漢字を使った女の子の名前で、それを「漢字二文字」で考える場合には、どのような名前が挙げられるでしょうか。「タスク」という読みは男の子寄りですが、「ユウ」や「ウ」という読みであれば女の子にも多く使われています。

また、男の子のときと同じように「ユウ」という名乗りの頭文字だけをとって「ユ」と読ませてそれを名前にするケースも多いので、こちらもバリエーションは非常に豊富と言えます。
 

「佑」という漢字を使って女の子の名前を「漢字三文字」で考える場合には、どのようなものが挙げられるでしょうか。漢字二文字のほうのバリエーションも豊富でしたが、三文字でも非常に多くのものが考えられます。

「ゆ」と読ませることで、三文字の「真ん中」の読みとすることができるのも「佑」という字が多くの名前のバリエーションの中に入ることができる理由となっています。
 

名前に「佑」という漢字を使っている芸能人にはどのような人がいるでしょうか。有名人という枠で考えるとスポーツ選手に本田圭佑選手がいますが、このように「佑」の字を使っている芸能人のご紹介です。

名前に「佑」がつく芸能人といえば、「柄本佑」さんがいます。柄本佑さんは「えもとたすく」と読みますので、「佑」の字を「タスク」という読みで使っていることになります。1986年12月16日生まれ現在32歳の俳優です。

名前に「佑」の字を使っている芸能人といえば、「高岡蒼佑」さんがいます。高岡蒼佑さんは「たかおかそうすけ」と読むので、「佑」の字を「スケ」として使っているということになります。

1982年2月8日生まれの現在36歳の俳優で、「ROOKIES」や「クローズZERO」ほかにも「バトル・ロワイアル」などに出演し話題になった俳優です。

名前に「佑」の字を使っている芸能人といえば、「野村佑香」さんがいます。野村佑香さんは、「のむらゆうか」と読みますので、「佑」の字を「ユウ」という読みで使っていることになります。

1984年3月20日生まれ現在34歳の女優で、3歳から子役として活躍し、「チャイドル」としてブームを作った女性です。現在は結婚し、妊娠出産をしているので、芸能活動はほとんど見られない状態になっています。

名前に「佑」という漢字を使っている芸能人には、「秋山佑奈」さんがいます。秋山佑奈さんは「あきやまゆうな」という読みなので、「佑」の字を「ユウ」という読みで使っていることになります。

1983年5月25日生まれの現在36歳で、女優やドッグトレーナー、さらに芸能マネージャーとして母「高橋惠子」のマネージャーもしていたりと幅広く活動している女性芸能人です。

「佑」という漢字は、男性にも女性にも幅広く使われている漢字となっています。「ユウ」、「ユ」、「ウ」という男女ともに使いますが、「タスク」や「スケ」という読みは男性が主に使うので、男性のほうが使うケースは多いです。

ただ、男女どちらにしても、「助ける」という意味のある「佑」という字は名前に込められた思いとしても使いやすい字になっているので、字画数や響きなども考慮して、名付けの参考にしてみてください。