創価学会の人と結婚の悩みは多い!トラブルなどの問題点も紹介
日本発祥の創価学会という宗教の信者の方は、適齢期になった時の結婚に悩むことや結婚後にトラブルが起こることが多いそうです。インターネット上でもたびたびにぎわうこの話題ですが、今回は創価学会の人と結婚することについて、紹介していきます。
目次
創価学会の人とは簡単に結婚できないの?
創価学会に入信している人は、結婚に対して悩む人が多いと言われています。またインターネット上では結婚を考えている相手が創価学会会員であるけれど、どうすべきかという悩みもあります。
これは何故起こる悩みなのでしょうか。無宗教者が多い日本では、信仰に対する理解や許容も少ないのかもしれませんが、創価学会会員であることは結婚にどんなデメリットを生むのでしょうか。
今回は、創価学会の人であれば結婚を簡単にできないのか、という問いについてみていきましょう。もし自分のパートナーが創価学会の人であり結婚を考えているならば、チェックしてみてください。
そもそも創価学会とは?
創価学会はもともと、日蓮正宗という宗教の信徒団体だったのですが、何等かの理由があって脱退、独立したという経験を持っています。日蓮宗だったので、南無阿弥陀仏を唱えるのは同じです。
宗教なのに名前が「創価教」ではないのは、日蓮正宗を元としていますがそれをベースとした人間教育を最終的な目的としているため、「学会」という名前がついています。
日本発祥の宗教団体ですが、世界中に支部があり、現在は世界で192か国にメンバーがいると言われています。トップは「池田大作」です。
結婚相手が創価学会員だとよくある悩みやトラブル
創価学会の基本を少しだけ書きましたが、これをベースにして、なぜ創価学会の人達は結婚することで悩みが増えるのか説明していきましょう。
次は、結婚相手が創価学会の人であったためによく起こっている悩みやトラブルについてみていきます。
ちなみに悩みが起こるのは、結婚相手も創価学会の人だった場合ではなく、どちらか一方が創価学会の人だった場合の結婚です。
自分も入会するよう勧誘される
創価学会の教えでは、南無阿弥陀仏を唱えること、そして創価学会の活動を広めていく活動を一生懸命にやること、というものがあります。
そのため、創価学会の信者である夫婦の子供たちは生まれてすぐに創価学会の会員となり、小さなころから活動を始めます。家族が一体となって宗教活動することに意味があります。
ですから、結婚相手が創価学会の人であれば、結婚を機会に創価学会に入信することを打診されることが多くあります。恋人のうちは良いけれど、結婚するなら入信すべき、という考え方があるからです。
または、結婚相手の両親から「結婚したら当然創価学会に入るのよね?」と聞かれるなど、宗教の自由を阻害されたと感じる人もたくさんいます。
多くの悩みやトラブルは、結婚によって改宗や入信を強く勧められることです。
自分の親が結婚に反対する
創価学会は家族ぐるみで活動することを基本としているため、結婚する子供夫婦だけが学会員になればいい、という風には中々なりません。
もしかしたら自分たちも勧誘されるかも、という理由で結婚相手が創価学会員なら結婚はやめて、と両親に言われる人もたくさんいます。
本人だけが信仰すればいい、という風にはいかないのが創価学会ということです。また、勧誘がしつこく悪質であるなど噂も多いので、結婚すれば大変なことになるという認識でいるのでしょう。
創価学会員だと知らされずに結婚
付き合って結婚するまで、相手が創価学会の会員であるとは知らなかった場合にも、トラブルはよく起こります。
父でも母でも信仰をしている宗教があり、それを良いと思っているなら結婚後にできた子供も入信させるでしょう。
しかし自分はそんなつもりはなかった、ということになり、子供をめぐって喧嘩になるのです。そもそも結婚前に信仰を知らせなかったのは詐欺だ、と訴える人もいるくらいです。
創価学会員と結婚するとどんな生活になるのか?
結婚相手が創価学会の人だった、ということでよく起こるトラブルを紹介してきました。では、創価学会の人と結婚をすれば、どんな生活になるのでしょうか。
次からは結婚生活に出てくる影響を紹介していきます。
子供も入会させられる
創価学会の人と結婚すれば、結婚後は入信をすすめられることが普通です。創価学会の信者たちは勤行をすることや地域の会合に参加することが当たり前になっています。
したがって、結婚をすればパートナーにも同じように参加してほしいと思うのは当然ですし、子供が出来て生まれれば子供も入信させようとします。
しかし、日本では基本的に無宗教の人が多いため、生まれてくる子供の人権を無視して学会に入信させるのか、と不快感を持つ人もたくさんいます。
婦人部が訪れてくる
創価学会の会員と結婚をした場合、必ずその地域の婦人部の訪問を受けます。地域の婦人部の情報網はすごいと噂で、どんな小さな情報でもみんなが共有して知っています。
つまり、あなたが結婚したこともすぐに伝わるわけです。
婦人部に訪問されると、いろいろな活動に参加を募ってきます。勿論断ることはできますが、毎回毎回訪問されると断るのも気力を使って疲れてしまうのです。
公明党への選挙協力
結婚によって創価学会へ入信すれば、選挙の時には公明党へ投票するように義務付けられます。更には友達や家族にも公明党へ投票するようにと呼びかける必要があります。
公明党はそもそも創価学会の文化部が独立してできた政党ですので、創価学会に入っていれば公明党を応援するのが当然ということです。
「公明党に投票する」と明言するまで催促や訪問を繰り返しされることになり、嫌悪感が募る方もいますし疲れて嫌気がさす方も多くなります。
財務など出費が増える
創価学会の信者であれば、毎年冬には財務と呼ばれる寄付をしなくてはなりません。しかもそれは個人の好きな金額でオッケーなのではなく、1口1万円以上という単位の寄付です。
結婚をして出費がかさむ子育て世代にはつらい寄付制度ですが、これが幹部になってしまえば数十万円の寄付を払っているそうです。
学会の行事が優先される
結婚相手が創価学会の会員であれば、学会の行事が優先されます。それが子供の誕生日や記念日であっても活動が優先ですし、年末年始にも影響してきます。
創価学会の人は鳥居をくぐってはいけない、と言われていますので、そもそも初詣にはいきません。年末は実家で過ごして年始には地域の会館で新年勤行会に参加します。
結婚によって今までの自分がしてきていた1年の行事がすべてひっくりかえってしまう恐れがあるのです。
彼氏や彼女が創価学会員かどうか見分ける方法
創価学会の人と結婚をすればどのような影響が日常にあるのかを説明しました。次は、彼氏や彼女が創価学会の会員かどうかを見分ける方法を紹介します。
結婚相手とまだ宗教の話はしたことがないけれど、もしかして・・・と思っているのであれば、是非チェックしてみてください。
聖教新聞をとっている
創価学会で発行している新聞が「聖教新聞」です。これがある家は間違いなく創価学会の会員です。
聖教新聞をとっている、ということで創価学会の信者であることがわかります。
一人の時の行動に注意する
創価学会の人は若い時から宗教活動をたくさんしています。そのため、クラブでもバイトでもないのに「用事がある」といって帰ることも多いです。
実は創価学会の活動で、「勉強」だったり青年部の活動をするためであることがあります。ですから、相手が一人のときに何をしているかを聞いてみることです。
仏壇を確認する
創価学会の過程では勤行を行うために仏壇がおいてあります。仏壇に向かって行う活動が勤行なので、仏壇は必ずあります。
そしてその仏壇に、創価学会特有のものがあるかを確認してください。例えば仏壇の周囲に置いてあるものに創価学会のマークが刻まれていないか、です。
位牌には戒名が彫られていませんし、創価学会のシンボルである三色旗が飾られています。仏壇の1番目立つところには漆塗りのお厨子もあります。
怪しい書類がある
相手の家にいったとき、怪しい書類があるかもしれません。活動にかかわることでたくさんの書類を扱いますので、それらの一部かもしれません。
パッとみただけではわからない、だけどどうやら宗教関係のようだと思える書類があれば、何らかの信仰を持っている可能性が高いです。
宗教に関する話題が多い
創価学会の人は宗教に関する話題が多いことでもわかります。自分が入信しているため、当然ですが宗教には違和感も拒否感もありません。
心より良いと思っているものは人にすすめるのが自然な態度ですから、宗教関連の話題が多く出てきます。
多くの日本人は無宗教か、宗教に興味がないという方々なので、話題に宗教が頻発することで分かったりします。
創価学会の辞め方は?
創価学会は宗教の1つであり、当然自分の自由意志で脱退することも可能です。特に親や親せきが学会員だったために小さいころに入信させられた、という方は大人になって脱退する人も多いです。
やめ方は、脱会届を創価学会の本部に郵送するのです。ただし、脱退することを地域の幹部に知らせてはいけません。知らせた結果、いやがらせが始まったりしつこい引き留めに会う人が多いです。
今後一切の訪問、そして関与を拒絶したい場合には、脱会届に「今後一切の訪問を拒否します。もしこられたら、法的手段に出ます」と記載しておきましょう。
創価学会特有の様式・葬式
創価学会では葬式にも特徴があります。葬式はお坊さんを呼ばずに創価学会の人がお経を読み、友人葬といって故人に面識もない学会員の人達がやってきて通夜に参列します。
家族が創価学会員だったために、自分の家の仏教のお坊さんは呼べずに学会員がわらわらとやってきて、勝手に葬式をしてしまった、というトラブルも多く世の中に出回っています。
家族の1人でも創価学会員であればそういうトラブルが起こりますので、結婚相手に悩む人が出てくるわけです。
結婚前にしっかりと諸々確認を
結婚しようと考えている相手が創価学会とわかった場合、結婚する前にきっちりと話しをしておきましょう。
自分は入信しなくてもいいか、子供が生まれたらどうするのか、財務は家計から出すのか、葬式は自分のやり方でやれるのか、などです。
まずしっかりと話しをしておき、それを証拠に残しておけば、結婚してから話がこじれることは少ないでしょう。