結婚式のご祝儀袋はコンビニで売ってる?のし袋が買える場所
「もうすぐ友達の結婚式なのに、ご祝儀袋を準備するのを忘れていた!」そんな時はコンビニに言ってみるのもおすすめです。今回はご祝儀袋コンビニにはどんな種類があるのかを紹介させていただきます。おしゃれなご祝儀袋コンビニにあるかもしれません。
目次
ご祝儀袋が突然必要になったらどうする?
結婚式の前にはご祝儀袋を準備しておくものです。しかし前日になって、そのご祝儀袋が間違ったご祝儀袋だったと気がつくことがあります。
間違えているご祝儀袋を持っていくわけにはいかないから、どこかでご祝儀袋を調達したい、そんな時におすすめなのがコンビニです。
コンビニにはご祝儀袋が2種類から3種類は販売されているものです。ではコンビニのご祝儀袋にはどんなものがあるのかご祝儀袋の注意点なども見ながら確認していきましょう。
ご祝儀袋が必要な時とは?
まずご祝儀袋がどんな時に必要になるのかをチェックしていきましょう。ご祝儀袋が必要になるのは、主にお祝い事の時になります。
お祝い事ならお祝い袋というのでは?と思う人もいるかもしれませんが、お祝い袋にも結婚式などの時に使われるご祝儀袋と出産祝いや入学祝いなどに使われるお祝い袋では種類が変わってくるのです。
それではどんな風に変わってくるのかをチェックしてみましょう。間違えたご祝儀袋を選んでいないかどうかも確認してみてください。
結婚式
まずは結婚式の時に持っていくご祝儀袋からみていきましょう。結婚式のご祝儀袋には水引が「結び切り」になっているものを選びます。
結び切りというのは八の字を描いて、水引の最後がご祝儀袋の上に向かっているようなタイプのものです。結び切りという結び方は、一度結んだらほどけないとか、永遠というような意味がある、結婚式の時にはとても演技のいいご祝儀袋になっています。
水引が何本かも気にする地域があるので、その地域に合わせたご祝儀袋を選ぶようにしましょう。
出産祝い
出産祝いや入学祝いなど、人生で1回きりのめでたい時に贈るお祝い袋には、水引が「蝶々結び」になっているものを選びます。
蝶々結びというのは、ほどいてもまた結ぶことができるという結び方なので、「こんなに嬉しい事なら何度訪れてもいい」という意味が込められるものになります。
何度も訪れて欲しい幸せという意味があるので、結婚式の時のご祝儀袋には絶対に使ってはいけないお祝い袋になります。十分に気をつけましょう。
コンビニにご祝儀袋は売ってる?
それではコンビニに売っている結婚式にも持っていくことができるご祝儀袋をチェックしていきましょう。コンビニは多くの店舗が24時間営業なので、いつでも買いにいくことができるというのが特徴です。
結婚式に持っていくご祝儀袋なのに、蝶々結びのものを選んでいた!なんて深夜に気がついた時でもコンビニなら買いに行くことができるのがおすすめです。
売り場はどこ?
コンビニで結婚式に持っていくご祝儀袋を買いたい時には、文房具コーナーに行ってみましょう。多くの場合、ペンなどが売られている下の部分にノートなどが販売されていて、その下に販売されていることが多いようです。
ビジネス街にあるコンビニの場合は、封筒が売られている棚にご祝儀袋が販売されていることもあります。香典袋も置いてあるところがあるので、モノトーンでかっこいいからと香典袋を買わないように注意しましょう。
コンビニのご祝儀袋は失礼にならない?
ご祝儀袋をコンビニで購入する時に悩むのが、コンビニのご祝儀袋では相手に失礼になることはないだろうかということです。なんとなく手を抜いた感が出てしまうのではないかと気にする人もいるようです。
しかしコンビニにご祝儀袋を買いにいくとわかりますが、コンビニのご祝儀袋だからといってちゃちな作りにはなっていません。とてもおしゃれでしっかりとした作りになっているものばかりです。
蝶々結びの水引のものなど、結婚式には縁起が悪いとされるものを持っていくよりも、コンビニのご祝儀袋でも縁起のいいとされるご祝儀袋を選んで持っていった方がいいでしょう。何より、コンビニで購入したものかどうかよりも気持ちが大切です。
コンビニで買えるご祝儀袋を紹介
それではコンビニで購入することができるご祝儀袋をみていきましょう。それぞれのコンビニにはどんなご祝儀袋があるのでしょうか。あなたの近くにあるコンビニにもあるかもしれないご祝儀袋をチェックしてみてください。
セブンイレブン①婚礼用のご祝儀袋
セブンイレブンで販売されているご祝儀袋には、結婚式に持っていける結び切りタイプのご祝儀袋があります。1つ121円(税別)からになっています。
セブンイレブンの店舗にもよりますが、1万円程度が入れられるシンプルなタイプと、3万円程度が入れられるタイプの2種類が販売されていることが多いようです。
自分がどれくらいの金額を入れるのかによってこうにゅうするご祝儀袋を購入するようにしましょう。
セブンイレブン②一般祝用のご祝儀
セブンイレブンには、一般用のご祝儀袋になる蝶々結びタイプのご祝儀袋もあります。水引がプリントされているもので、10枚入りで83円(税別)からあります。
一般用のご祝儀袋は水引がプリントされているタイプのものと、出産祝いなどに使えるおしゃれなタイプの2種類があります。種類的にはそれほど多いとは言えません。
ローソン①婚礼用のご祝儀袋
ローソンにも結婚式に持っていける結び切りタイプのご祝儀袋があります。結び切りタイプのご祝儀袋は、基本的には水引がプリントされているものはなく、1つ120円程度から販売されています。
ローソンの場合も2種類ほどが準備されています。いわゆるシンプルなご祝儀袋と、少しカジュアルに崩したご祝儀袋があります。
どんな相手に渡す結婚式のご祝儀袋なのかによって、購入するタイプを選ぶのもいいかもしれません。
ローソン②一般祝用のご祝儀
ローソンにも蝶々結びタイプのご祝儀袋があります。水引がプリントされているもので、100円以下で購入することができます。
ちょっとしたお礼の気持ちを渡したいという時にも使うことができるアイテムです。水引がプリントされていないタイプの一般用のご祝儀袋もあります。
ファミリーマート①婚礼用のご祝儀袋
ファミリーマートにも、シンプルなタイプの結婚式に持っていくことができるご祝儀袋とカジュアルにしたご祝儀袋が用意されています。
カジュアルにしたご祝儀袋は、立体的になっているので持ち運ぶ時には注意が必要になることもあります。可愛いご祝儀袋が多いのでチェックしてみましょう。
ファミリーマート②一般祝用のご祝儀
一般祝用のご祝儀袋も、シンプルなものから高級感があるものまで揃っています。短冊がついているタイプとついていないタイプがあるので、購入する時にはどちらがいいのか考えて購入するようにしてみましょう。
ご祝儀袋の書き方
コンビニでご祝儀袋を購入することができたら、正しくご祝儀袋に文字を書き込んでいきましょう。最近ではパソコンで書くこともできるタイプもあります。自分の文字に自身がないという人は、プリントできるタイプのものを選ぶのもおすすめです。
表書き
まずは表書きからみていきましょう。表書きというのは、封筒でいうと宛名を書くところになります。コンビニで購入したご祝儀袋には、すでに「寿」とか「結婚祝」というように書かれているものがありますが、書いていない場合は手書きをする必要があります。
表書きをする時には、奇数の文字数になるようにします。「寿」「結婚祝」「御結婚御祝」が正解です。2で割り切れる数字になる偶数の文字にはならないように注意しましょう。
表書きの上部分には「寿」などを書いて、下部分に氏名を書き入れます。短冊がついている場合は、短冊を一度抜いて丁寧に短冊に書き込んでいきましょう。
中袋
ご祝儀袋は2つの袋になっています。上の袋を外すと、多くの場合白い袋が出てきます。それが中袋と呼ばれるもので、お金は中袋に入れることになります。
中袋にはご祝儀袋に入れた金額を漢字で記入します。記入する漢字は旧漢字を使うのがマナーです。「123456789」は「壱弐参×伍×七八×拾」で表記をします。結婚式のご祝儀の場合、4と6と9は縁起が悪い数字になるので使いません。6万円入れたい場合は頑張って7万円にするか5万円にします。
また「万円」は「萬圓」と記入します。3万円のご祝儀を入れる場合は「金参萬圓」と表記することになります。
ご祝儀袋のマナー・注意点
結婚式に持っていくご祝儀袋のマナーや注意点をチェックしておきましょう。コンビニでご祝儀袋を購入した場合には、ご祝儀袋が入っている袋に注意点などが書かれている場合もあるので1度読んでみるのもおすすめです。
筆記用具
ご祝儀袋の表書きや中袋に金額を書き入れる時に使うのは、筆ペンや毛筆であることが望ましいとされています。ボールペンや万年筆で書くのはやめましょう。消せるタイプのペンやシャープペンシル、鉛筆で書くのは論外です。
また結婚式に持っていくご祝儀袋に書き込む時には、かすれたり墨が薄くならないようにすることも大切です。薄い墨で書くのは香典袋などに使われるもので、縁起が悪いと言われています。
誰でも読むことができるわかりやすい文字で、はっきりと書き込みましょう。誰からのご祝儀かわからないとご祝儀のお返しができないと、相手を困らせることにもなってしまいます。
お金の入れ方
ご祝儀袋に正しく記入することができたら、いよいよお金を入れていくことになります。結婚式のご祝儀に使うお金は基本的には新札を使うのがマナーです。ぐしゃぐしゃなお金を入れることがないようにしましょう。
お札はしっかりと向きをそろえて、折り曲げたりしないでまっすぐに入れるようにします。
金額の相場としては、結婚式に出席しない場合のお祝いは1万円、友人や会社の同僚なら3万円、上司や家族、親族の場合は5万円以上となっています。家族や親族の場合は、事前にいくらくらい包むのかをお互いに相談しておくのがいいでしょう。
上包みの裏側の折り方
ご祝儀袋の中袋は封筒のようなタイプになっていることが多いですが、その中袋を包む上包みには包み方があります。
コンビニでご祝儀袋を買ってきた時と同じ状態に戻せばいいのですが、うっかり逆にしてしまうとマナー違反になってしまうので気をつけるようにしましょう。
上包みの裏側、表書きされていない面は、下の方を上に向けるという包み方が正しくなります。運気が上がっていくようにという気持ちも込めて、上包みの裏側も上に向かって折り曲げる方が上にくるように折り曲げましょう。
ご祝儀袋の持ち運び方
ご祝儀袋の持ち運び方ですが、現代ではドレスで参加する人が多いので、バッグの中に裸でご祝儀袋をいれている人がほとんどですが、正しい持ち運び方としては、ご祝儀袋を袱紗(ふくさ)という小さい布に包んで持ち運ぶのが正しい持ち運び方になります。
着物で参加する人は、ぜひ袱紗を準備していきましょう。袱紗がない場合は、綺麗なハンカチで代用することも可能です。
袱紗にご祝儀袋を包む時には、袱紗の中央にご祝儀袋を置いて、左上下右の順番に折っていくようにしましょう。
ご祝儀袋の選び方
ご祝儀袋には結婚式に持っていく結び切りタイプと蝶々結びタイプがありますが、ご祝儀袋に入れる金額によってデザインが変わるということも覚えておきましょう。
1万円しか入っていないご祝儀袋を5万円以上が入っているデザインのものに入れると恥ずかしいことになります。
見た目でいくらのご祝儀かわかるようになっているというのは、受付の人が結婚する2人とご祝儀をいただいた人の関係をすぐに把握するためでもあります。また文字がイマイチ読めない人でも、出席者から判断できるようにするためでもあるようです。
1万~3万円程度
1万円から3万円程度のご祝儀を入れたいという時には、一番シンプルな結び切りタイプのご祝儀袋を使います。気持ちを届けるだけなので、水引がプリントされているもので問題ありません。
基本的にはこのご祝儀袋であれば、5万円以上のご祝儀を入れても問題はありません。ただとてもシンプルなので、気になる人は金額に合わせたご祝儀袋を使うようにしましょう。
3万~5万円程度
結婚式に参列する人がよく使うタイプになるのが3万~5万円程度のご祝儀袋です。コンビニで販売されているご祝儀袋もこのタイプがおおくなっています。
特徴は結び切りの水引と、檀紙と呼ばれる波状に織り込まれている紙です。ちょっと高級感の出るご祝儀袋になります。
5万円以上
5万円以上のご祝儀袋を入れる時には、豪華絢爛にするのがおすすめです。鶴や亀などの縁起物が描かれているものや、モチーフがついているタイプのものもあります。ともかく華やかにするというのが特徴です。
友達へのご祝儀袋なら
結婚式のご祝儀袋は、コンビニで購入する場合でも基本的には白の封筒に、赤と白や金の水引というデザインになります。
しかし結婚式に招待してくれたのが友達という時には、ちょっと変わったデザインのものにするのもおすすめです。幸せになって欲しいという気持ちがこもっていれば、細かいところは気にする必要はありません。
ただし、蝶々結びのリボンだけはやめておいたほうがいいでしょう。結ぶのであれば蝶々のモチーフでも結び切りタイプのリボンにしておきましょう。
コンビニのご祝儀袋も活用しよう!
今回はコンビニのご祝儀袋を紹介させていただきました。コンビニで販売されているご祝儀袋もおしゃれなものがたくさんあります。
間違えたお祝い袋を買ってきてしまったという人は、1度コンビニものぞいてみてください。素敵なご祝儀袋がみつかるかもしれません。