2018年05月26日公開
2019年07月31日更新
タロットカード「月」の正位置/逆位置の意味!恋愛・未来・仕事
占いの中でも、その都度占うことができるタロット占いが非常に人気です。今回はタロット占いで月のカードが出た際の恋愛・仕事・金運・未来とトラブルを避ける対策方法を見ていきます。月のタロットカードの意味を知っておくとタロットを自分でも占いが楽しめますよ。
目次
大アルカナNo.18「月(THE MOON)」
タロットカード「月」のカードは、空に大きな月が浮かび上がんでいます。月の中には女神が険しい表情で目を閉じています。大地にはオオカミや犬、ザリガニが月に向かって吠えているのが見えます。月夜が辺りを照らしているということは、とても神秘的な風景です。
月は日々その形を変えていきます。月の形が見えない新月からはじまり、ゆっくりとその姿を変えていき、満月へと変化していくのです。このことから、月は「変化」や「移り変わり」を示しています。また、月は「女性」に例えられることが多々あります。
全てのものは、変化することを逃れることはできません。その変化を受け入れなければならない時期は、どんなときでもやてくることを意味しています。自然の摂理には逆らうことはできません。また、この月のカードはそのような意味合いを持っているのです。
タロットカード・リーディングポイント
タロットカードの月に描かれる絵の1つ1つに示される意味、象徴するものついて解説します。
- 月の女性の象徴とされています。その表情はうつろむいている形で描かれているので敗北を暗示しています。
- 月は満ち欠けをすることから、不安定の象徴となっています。
- また、タロットカードに描かれている月は放射線形の光が伸びていて太陽のように見えますが、太陽と月の対比を示しており、裏と表の相反する人や葛藤を象徴しています。
- 党は旧約聖書「創世記」に書かれるバベルの塔がモチーフになっていいますが、受けなければならない試練を利己的に避けられることを象徴しています。
- 光のしずくは、精神性が明確な形を示したことを象徴しています。
- 2匹の狼と2つの塔は、対立してならんでいますが、これは相反性を表現しています。
- ザリガニは、ライダー・ウェイト版のタロットカードではカードに対して上向きに描かれることから、内に向かわず、外へ向かう意志や力を表現しています。
タロットカード月の意味
月のタロットカードは、物事の変化をあらわしたタロットカードとなります。また、月に描かれた女性の表情が険しい表情をしているので、変化に対する不安という意味が含まれています。
しかし、タロットカードには正しい向きでカードが置かれる場合の正位置と、逆向きで置かれた場合の逆位置とでは、同じタロットカードでも意味が180度変わってきます。今回は、正位置が出た場合の未来と逆位置が出た場合の未来の意味をここでは紹介していきます。
正位置の月からのメッセージ
タロットカードの月(正位置)は、物事がうまくいかず迷いが生まれやすい時期を意味します。好きな相手の気持ちが何を考えているのか良くわからなかったり、職場や学校でも、相手の気持ちがよく分からず人間関係に葛藤が起こりやすい時期です。また、自分の目標も失いがちになるでしょう。
また、いつもなら頭が冴えている人でも、ボンヤリしてしまうことが多く判断が鈍ることが増えるでしょう。また詐欺などにも遭遇しやすい時期となっていますので、細心の注意を払いましょう。この時期は、いろいろと辛い状況が続きますが、なにより求められるのは、時が経過するのを待つことです。
逆位置の月からのメッセージ
タロットカードの月(逆位置)は、次第に状況が好転することを意味します。今まで悩んでいたことに関して、自分から積極的に動かなくても解決案が見つかったりします。それに伴い、自分自身にもやる気がみなぎってくるでしょう。再スタートにたつことが多くなりそうです。
また、恋愛では相手の気持ちが手に取るように見えてきて、本当に自分に必要な相手かどうかを判断する時期を迎えられそうです。また、頭が冴えてくるので自分自身の目標などを再確認したりすることにも向いています。誠実に向き合うことで、実現していくでしょう。また貯蓄なども計画通りに進めることができるので、オススメです。
月のタロットカードで相手の気持ちを占う
多くの占いの中でも、タロットカードは人気の占いです。四柱推命や姓名判断は占っても結果が大して変わりませんが、タロット占いはその都度占い結果が変わるので支持を得ています。多くの人は、現在の自分の恋愛状況や片想いをしている相手の気持ちが気になったり、職場や学校でうまくいっていない相手の気持ちが知りたいのではないでしょうか?
ここでは、自分の今の恋愛運は?相手の気持ちはどうなのか?関係は修復できるのか?その対策方法は何かをタロットカードで占った際に、カードで月の正位置と逆位置が出た際の未来をご紹介していきます。
片想いの恋愛運【正位置】
片想いをタロットカードで占い、月の正位置のカードが出た場合は不安や恐怖が表されていることとなります。過去に片想いの相手との間に否定的な言動があったかもしれません。そのために心理的なブロックがかかっている暗示です。相手の気持ちが良くわからず、はっきりとしない関係性が続いていることでしょう。
また、相手の気持ちを訪ねても応えてもらえずに確かめられないでしょう。恋愛関係を築きたいのかどうかお互いに見えていない状況です。ただし、直感を感じて進むべき道ができたときは、暗闇でも歩くことができるので、その目的の道が見つかるまでゆっくり待ちましょう。
リーディングキーワード
幻想 | 不安 | 恐怖 | 不確実 |
月の正位置が出た時の解釈の例
相手は、あなたから言われた過去の言葉や行動から傷つき、心を閉ざしているかもしれません。そのことにより、相手の気持ちが分からずに、あなたには積極的にアプローチできない状況です。あなたの方から相手に相手にアプローチをしても、この恋愛は不安定に進んでいきます。相手の気持ちを尊重して、ゆっくり関係を築いていくことが対策になります。
片想いの恋愛運【逆位置】
片想いをタロットカードで占い、月(逆位置)が出た場合は恐怖の解散、混乱などを意味しています。以前まで、気になるあの人の気持ちは、あなたに対しての嫌な感情を抱いていましたが、その負の感情が次第に消え始めてきており、2人の関係が良好になる兆しが出ています。恋愛運が後押ししてくれます。
しかし、ようやく分かり合えるというタイミングで、まだ相手の気持ちは不安定な状態に陥っているので、急速に関係を深めることはせずに、お互いの心地よい距離感のバランスをとって関係を築いていくことが求められるでしょう。次第に、相手の気持ちと自分の気持ちが寄り添いあい、恋愛を意識しあう相手となっていくでしょう。
リーディングキーワード
恐怖の解放 | 混乱 | 不幸 | 直感 |
月の逆位置が出た時の対策方法
タロットで月の逆位置が出た場合は、相手はあなたに感じていた恐怖や不安も次第に弱まってきており、存在価値を再認識したりしている可能性が高いです。しかし、相手の気持ちは非常に不安定なため、ゆっくりと関係性を築いていく必要があるでしょう。そのためにも、相手の気持を尊重しながら、相手の心の深い部分を探っていくことが対策方法です。
両想いの恋愛運【正位置】
付き合っている相手のとの未来を占うためにタロット占いをして、月(正位置)が出た場合は、一緒にいて幸せな未来が描けていない厳しい状態かもしれません。相手の気持ちが良くわかりづらく、信頼できない部分があり、心を開けていないことも多そうです。
あなたには結婚したい気持ちがあり、相手の気持ちを確認しても応えて貰えることは少なくて、このまま結婚しても神経がすり減っていく恐れがあります。月のタロットカードは女性を表していることから、妊娠トラブルも暗示されているので、少し様子を見ることをオススメします。今は結婚を意識せずに、現状の恋愛関係を楽しみましょう。
リーディングキーワード
不安 | 迷い | 猜疑心 | 疑い |
月の正位置が出た時の解釈の例
あなたは結婚をしたかったり、もっと相手のことを知りたい気持ちや不満に駆られる時期だと思いますが、相手のことを信頼して、ほどよい距離感で付き合っていくと恋愛がうまいくでしょう。
望まない妊娠や両家の親とのトラブルが発生しやすい時期なので、最良のタイミングに結婚するために、現状の恋愛関係を楽しみながら、少し時間を置くことが良い対策方法になります。
両想いの恋愛運【逆位置】
両想いかどうかをタロットカードで占った際に、月(逆位置)が出た場合は2人の間の問題や不安が解消されていき、2人の関係は徐々に良い方向に進んでいく暗示です。結婚するまでに解決しなかればいけない問題もハッキリ見えて、行動を起こすことで1つ1つ解決していくことでしょう。
また、相手の浮気などに気づいて、問題が起こる前に別れを選ぶような結末も考えられるでしょう。本当に相手が自分にとって必要な相手なのかどうかを、ジックリと見極めることができる時期です。相手と結婚していいのかどうか判断できる良い時期でしょう。
リーディングキーワード
疑いが晴れる | 嘘を見抜く | 回復 | 間違いに気づく |
月の逆位置が出た時の対策方法
2人の間の問題や不安が解消され、物事は少しずつ良い方向に動いていきます。結婚に至るまでにあげられる問題を2人で協力をして解決していきますが、その際に相手と本当に結婚をしていいのかどうかをジックリ見極めることが大切です。
今後のあなたの人生の中で、本当に一緒に共に歩んでいきたいパートナーなのかを判断できる時期でもあります。冷静的になり物事と向き合い危険を避ける対策を練りましょう。
月のタロットカードが示す仕事運
月に寂しそうな女性の顏が書かれている月のタロットカードが出た際に、気になる仕事運をここでは紹介します。タロットカードで月のカードが出た際に正位置と逆位置のそれぞれの仕事運の運勢をご紹介します。
月の仕事運【正位置】
仕事に関することをタロットで占い、月(正位置)が出た場合は人間関係や将来についての悩みや迷いが発生することが考えられます。
仕事をしていて疑問を感じていることなら、これから先それは悪い方向へと向かっていくでしょう。しかし、嘘やごまかしを遣わずに誠実に向き合うことが大切になってきます。嘘をついたらばれてしまいます。
仕事に対する将来への不安や迷いから、転職をしようかと迷っている場合もあるでしょう。しかし、今は行動をしても良い結果は得られません。周囲の状況が良く見えていない状況なので、行動しても間違った方向に進んでしまう恐れがあります。今は、自分の現状をシッカリ把握して、仕事をコツコツとこなすことがなによりも大切になってきます。
リーディングキーワード
迷い | 悪い方向へ発展 | 嘘 | 不吉 |
月の正位置が出た時の解釈の例
この時期は、仕事上での人間関係や遣り甲斐について疑問を感じる時期となります。しかし、転職などを考えて前向きに動いてみても、道に迷って良い結果を出すことができません。今は少しずつ時間が過ぎていくことを待ちわびましょう。
また、人間関係の疲れから嘘やごまかしをする場合がありますが、1つ1つ丁寧に向き合うことが、トラブルを避ける対策方法になります。
月の仕事運【逆位置】
仕事運をタロットカードで占い、月(逆位置)が出た場合には、今まで抱えてきた悩みが解消していきそうな暗示です。周囲の状況がよく見えるようになり、思っていたほどに深刻な状態にはなりません。的確な判断が下せるようになり、トラブルを悪化させることもなくなるでしょう。
結果的に仕事にも集中することができ、成果を出すこともできます。転職を希望している場合は、あなたにピッタリの転職先を見つけることができるでしょう。
しかし、嘘やごまかしを面接のときに使ってしまうとしっぺ返しを喰らうこととなります。どんなことがあっても、誠心誠意対応するように心がけましょう。誠実さと自信をもって行動を起こせば、必ず良い道に辿りつけるでしょう。
リーディングキーワード
解決 | 好転 | 集中 | 誠実 |
月の逆位置が出た時の対策方法
タロットカードで月の逆位置が出た場合は、状況が次第に好転することを指します。また集中力が冴えて、進む道が明確になるので、この時期に自分自身がどこに向かいたいのか考えると良いでしょう。
どんなときも誠実さと自信を持ち動くことが良い方向へと向かう対策となります。
月のタロットカードが示す未来
運気は日に日に変わりゆくものです。2匹の狼が対立し吠えている姿が描かれた月のカードが出た場合は、どんな運気の中にいるのでしょうか?ここでは、タロットカード月の正位置と逆位置が出た場合のそれぞれの意味と迎える未来をご紹介していきます。
月の未来運【正位置】
未来の運勢をタロットで占い、月(正位置)が出た場合は、さまざまなことが曖昧な状況でハッキリとした答えに辿りつけない未来を意味します。また、この時期に神秘的なことに惹かれる傾向があり、占いやカウセンリングなどのスピリチュアルな世界に浸ることもあるでしょう。
いじめや陰口、誹謗中傷など経験しますが、うまく距離感をとりやり過ごすことができますが、辛い状況であることには変わりはありません。何かを行動するのには適していない時期で、前に進むことも後ろに戻ることも許されないどっちつかずな状態に嫌気がさしてしまうこともあるでしょう。
リーディングキーワード
不調 | 神秘 | 迷い | 直感 |
月の正位置が出た時の解釈の例
月の正位置が出た場合は、なにをしても物事がうまくいきません。この時期は無理に変えようとせずに、ある程度の距離感をもって物事や人と向き合い、ひたすら時が過ぎるのを待つことが大事になってくるでしょう。
月の未来運【逆位置】
未来の運勢をタロットカードで占い、月(逆位置)が出た場合は、辛い状況がようやく終わることを意味します。自分から積極的に動かなくても物事は自然と好転していくことでしょう。それに伴い、あなたの気持も上を向き、積極的に物事に取り組めるようにもなり評価を貰えるようになります。
仕事でも学業でもスランプに悩んでいた人は、完全復活とまでは言えませんが、苦しい状況を打破する足掛かりになる機会には恵まれるはずです。今まさに、もう1度スタートラインにたつという、そんな未来にあると言えます。
リーディングキーワード
好転 | 始まり | 打破 | 再会 |
月の逆位置が出た時の対策方法
月の逆位置が出た場合は、積極的に動かなくても自然と好転していくことを意味します。
それに伴い、次第に気持ちも上を向き積極的に動けるようになるでしょう。スタートラインに立った気持ちで物事を再開させるとうまくいくので、自分自身の力でしっかり前に進むことが良い方向に向き合う対策となります。
月のタロットカードが示す金運
月の中に、むせびなく女性の顏が描かれている月のタロットカードですが、タロット占いで月が出た場合の意味は、どのような意味が含まれているのでしょうか?ここでは、タロット占いで月の正位置と逆位置が出た場合のそれぞれの意味と、迎える未来をご紹介していきます。
月の金運【正位置】
金運をタロットカードで占い、月(正位置)が出た場合は金運はあまり良くない状況です。頑張って貯金をしている人は、なかなか自分が思うような計画通りに貯金することはできないでしょう。また、近い存在の人に裏切られてしまう出来事もあるかもしれません。
詐欺などの被害にも逢いやすい時期なので、細心の注意を払ってください。また、オークションなどでお目当ての商品がある場合は、購入するタイミングを逃して購入できない事態にも陥ります。優柔不断な面も大きく出るので、曖昧な態度は辞めましょう。
リーディングキーワード
曖昧 | 不規則 | 裏切り | 敵 |
月の正位置が出た時の解釈の例
月の正位置が出た場合は、同じ失敗を繰り返す暗示が出ていますので、ギャンブルなどをすると失敗をしてしまいます。自分のお金の使い方で、悪い癖や悪習慣はスッパリと断つことをオススメします。
また人から騙されやすい時期なので、人から良い情報を効いたら疑ったほうが良いでしょう。冷静さを保つことがトラブルを避ける対策方法になります。
月の金運【逆位置】
金運をタロットカードで占い、月(逆位置)が出た場合は先が見通せることを意味します。お金儲けのいいアイデアが思いつく場合もあります。
冷静的に物事を考えられるようになるので、大きな買い物も賢く購入することができるでしょう。また自分で情報を探さなくても、お金に関する良い話が自然と舞い込んでくる時期でもあります。
リーディングキーワード
閃き | 冷静 | 富 | 賢さ |
月の逆位置が出た時の対策方法
月の逆位置が出た際は、頭がすごく冴えている状況なので、お金儲けのアイデアが閃く可能性があります。また冷静的に物事を考えられるので貯蓄も自分の計画通りにすることができます。
また、道が開ける時期なので積極的に動かなくても、良い情報が自然と舞い込んでくるでしょう。この時期は受け入れることが良い方向に動くための対策となります。
タロットカードの月は迷いや葛藤を表すカード
タロットカードの月の意味は、お分かりになって頂けたでしょうか?道の迷いをあわらすカードになります。正位置のカードが出た場合は、この時期は積極的に動かずに、ひたすら時間が経過をするのを待ちましょう。必死に自分で解決をしようとしても判断力が鈍る時期なので良い判断ができません。
また、人から良い情報を持ちかけてもらっても騙されてしまう場合があるので、この時期は少し警戒をしたほうが良いでしょう。全体的に判断力が鈍る時期なので、物事をこなすには慎重に冷静になるように心がけると、トラブルなく過ごすことができます。
また、逆位置のカードが出た場合は進むべき道が明らかになることを指します。
自分の生涯のパートナーは誰なのかや、仕事に関する目標も明確になっていき、素敵な人や希望の転職先に巡り合えたり、なにかと良縁に恵まれる再スタートの時期です。また、貯金も計画通り進めることができるのでオススメです。
占い結果はいかがでしたでしょうか?タロット占いで月の正位置のカードが出た場合は、道に迷ってしまう恐れがあるので、その場で時間が経過をするのを待ち、逆位置が出た場合は進むべき道が明確になる暗示なので、再スタートと思って前向きに物事に取り組んでいきましょう。