子年(ねずみどし)生まれの性格や特徴【男性･女性別】

子年生まれの人は、穏やかで几帳面と言われています。小さなことでもコツコツと努力を重ねられる一方、思ったことを上手く伝えられなかったり、溜め込んでしまったあげくブチ切れてしまったり、問題から逃げてしまったり…という面も見られます。

小さな身体でちょこちょこ動く姿が印象的なネズミですが、小さな身体で多くの物事を処理するのは大変です。子年生まれと上手くやっていくには、ストレスを溜めさせず、困っている時には手を差し伸べてあげることが重要です。

子年生まれの西暦は、1900年から始めます。1900年に12ずつ足していくと、子年の西暦を求められます。ちなみに東京オリンピックが開催される2020年も子年です。

和暦では明治33年が子年で、西暦と同様に12ずつ足していくと子年の年を求められます。和暦は改元があるので、参考までに元号が変わった直後の子年の年を挙げておきます。明治45年(大正元年)・昭和11年・平成8年が、新元号になった後の子年の年です。

子年生まれの男性には、どんな性格的特徴があるのでしょうか。

子年生まれの男性は明るく社交的で人を大切にする性格なので、人に好かれやすいです。子年生まれの男性の明るさの源は、場の空気を維持したいという思いです。その意味でも子年生まれの男性は、人を大切にしていると言えるのではないでしょうか。

子年生まれの男性は危険察知能力が高いです。身体の小さなネズミが安全に生きるためには、危険を察知し、困難を乗り越える能力が不可欠、ということも関係しているかもしれません。子年生まれの男性は物事を順序よく進め、危険を察知し回避する能力に長けているので、仕事においては頼もしい存在と言えましょう。

子年生まれの男性は社交的で人に優しい一方で、好き嫌いが激しいという面も持っています。しかし「場の空気を乱したくない」「思ったことを言えない」という心理が子年生まれの男性にはあるので、対応の様子から好き嫌いを判別するのは難しいです。

干支の順番を決める際、先頭を走っていた牛の背に乗り、ゴール寸前で牛の前に飛び降りて1位になったというエピソードから、子年生まれの男性は頭がいいという特徴があります。頭がよく適応能力も高いので、子年生まれの男性はどんな分野でも器用にこなすことができます。

子年生まれの女性には、どんな性格的特徴があるのでしょうか。

子年生まれの女性には、我慢強いという性格的特徴があります。しかしこの我慢強さは「本音を言えない」「周囲の空気を壊したくない」という思いによるものです。我慢強くても人の許容量には限度があります。子年生まれには、上手にストレスを発散できる場所が必要なのではないでしょうか。

子年生まれの女性は常に冷静に周囲を観察しており、ここぞという場面で必要な対応をする缶の鋭さに長けています。「女の勘は鋭い」とよく言われますが、子年生まれの女性は危険を察知する力も高いので、他の干支の女性より勘が鋭いです。子年生まれの女性に隠し事をする際は、周到に準備を進めることが必要です。

子年生まれの女性は社交的で何事にも我慢強く対応できる性格の一方で、怒りっぽい一面も持っています。見た目には明るくスマートな性格の子年生まれですが、内面では好き嫌いや我慢していることなど、ネガティブな性格も持っています。

普段は思ったことを伝えられない子年生まれですが、親しい人には感情を伝えられます。子年生まれの女性と仲の良い人は、ストレスの溜まり具合に気をつけてあげると良いでしょう。

子年生まれの女性は、必要なことにお金を使い無駄遣いをしない性格です。頭がよく真面目な子年生まれは、お金が必要なタイミングをきちんと見分けるので、計画的に貯金できます。子年生まれの女性は人を大切にする面も持っているので、人付き合いにもちゃんと投資できます。子年生まれの女性は必要な人や物にお金をかけるタイプの倹約家です。

子年生まれと上手に付き合っていくには、どんなことに注意したらよいのでしょうか。

子年生まれは社交性が高く我慢強い一方で、好き嫌いが激しくストレスを溜め込みやすい傾向があります。つまり表面ではニコニコと穏やかにしいていますが、内面は嵐が吹き荒れている可能性があります。子年生まれと上手にやっていくには、ストレスを溜めさせないことが重要です。

もし子年生まれと一緒にいて「この人そろそろ溜まってきたな…」と思ったら、一緒に出掛けたりして、ストレスをなるべく取り除いてあげましょう。

子年生まれは頭が良く危険を察知する力に優れている一方、ピンチになると逃げてしまう弱点があります。どんなに仕事ができても、困難から逃げてしまっては、仕事仲間にとってはデメリットとなります。子年生まれの弱点に振り回されず仕事するには、仕事の進捗状況に注意し、困った時の対応法をあらかじめ考えておくのがおすすめです。

子年生まれは常に明るく社交的な態度な一方、好き嫌いが多く怒りっぽいなど、外面と内面に激しいギャップがあります。なので外見の様子から内面を察知するのは、かなり困難です。子年生まれの心の様子を見極めるには、普段から注意深く観察し、小さな変化も見逃さないことが重要です。

また子年生まれは親しい相手には感情を出せるので、親友になって互いにサポートしあうのも、手段のひとつと言えましょう。

子年生まれの恋愛には、どんな特徴があるのでしょうか。

子年生まれの真面目な性格は、恋愛においても変わりません。しかし子年生まれは恋愛になると、本来の器用さをなかなか発揮できません。つまり子年生まれの恋愛は「一途で不器用」と言えます。

子年生まれは人を好きになったら、恋愛、結婚…と先のことまで考えるので、交際に至るまでは時間がかかるまもしれません。しかし恋人同士になったら、相手を純粋に思い続けます。「浮気されたくない」「結婚しても仲の良い夫婦でいたい」という人にとって、子年生まれはおすすめの相手です。

子年生まれは恋愛において、とても真面目で純粋です。子年生まれにとって「真面目な恋愛＝ゆくゆくは結婚」となるので、交際する時は結婚を意識する傾向があります。「付き合う前から結婚なんて、重いよ！」と思う人もいるかもしれませんが、心に決めた人を一途に不器用に愛し続けるのが、子年生まれの恋愛スタイルです。

子年生まれは付き合っていてもなかなか本心を口に出せず、不満を溜め込んでしまう傾向があります。これには理由が2つあります。1つはいつもはスマートに何でもこなす子年生まれは、恋愛となると不器用になってしまうからです。もう1つは子年生まれは周囲の空気を気にするあまり、思ったことを言わずに我慢する傾向があるからです。

子年生まれのパートナーからストレスを取り除くには、なるべくそばで様子を見てあげることです。パートナーの些細な変化に気付いたら、気分転換や話し合いなどしてリフレッシュに付き合うと良いでしょう。

子年生まれの運勢はどうなっているのでしょう。子年生まれの運勢を、特徴と注意点を中心にご紹介します。

子年生まれは頭が良く、勘も鋭く社交的、環境適応能力も高いなど、どんな仕事にも対応できる基本的な納涼が備わっています。何でも器用にこなせるので、どんな職業でも成功しそうですが、サラリーマンとして会社の下で働くより、手に職を持ち専門家として働く方が、成功しやすい運勢です。

子年生まれは器用で何でもこなせるのですが、「天職に出会えない」と転職を繰り返すと、器用貧乏になってしまう恐れがあります。安定した収入のためには、折り合いをつけることも大事です。注意しましょう。

子年生まれは仕事ができて社交的に見られる一方、内面では感情を表に出せずストレスを溜めてしまいがちです。時には仕事を休んだたり自分だけの時間を取ったりして、なるべくストレス解消するよう努めましょう。

また子年生まれは腎臓の支配を受けると言われており、腎臓や膀胱など、身体の水分調節を司る器官に注意が必要です。特に季節の変わり目には、腰痛や子宮病のような腰より下の不調に気をつけましょう。

子年生まれと他の干支の相性はどうなっているのでしょうか。子年生まれと相性の良い干支と悪い干支を中心に、それぞれの干支との相性をご紹介します。

子年生まれと相性の良い干支の、上位3つをご紹介します。

頭が良く几帳面な性格の子年は、穏やかでのんびりした性格の丑年と相性抜群です。子年と丑年は一見、正反対の雰囲気に見えますが、気配り上手で神経質という点が共通しています。互いを補い合いながらも、肝心なところで意見がピッタリ合う良い関係です。

子年と辰年は、何でも相談しあえる相手としてピッタリの相性です。持ち前の自由な発想でいろいろなことを語る辰年を、最後まで聞いてあげるのが子年生まれの人です。

お互いの長所を引き出せる良い関係です。子年生まれも寅年生まれもともに行動派なので、一緒にいて楽しい時間を過ごせる相手と言えます。

子年生まれと相性の悪い干支の、上位3つをご紹介します。

明るく社交的な子年と穏やかでもの静かな兎年は、感情がすれ違ってしまいやすい相性です。日常の過ごし方や話の内容など、なかなか共感できるポイントを見つけられず、互いにうんざりしてしまう可能性があります。

子年と午年は意見がぶつかりやすい相性です。特に午年の我が強く、なかなか意見を曲げない部分は、子年にとってはフラストレーションのもとになりがちです。どうしても意見を交わさなければならない場合は、注意して話し合いに臨みましょう。

子年と酉年はどちらも外見上は明るい雰囲気に見えるので、相性良さそうですが、思考回路は全然違います。なので相性は良くないです。考え方や価値観が合わないので、意見を交わしたりせずお互い無難にやり過ごすのが、衝突を回避するポイントと言えます。

子年生まれの2019年の運勢は、基本的に安定傾向ですが、地道に努力を重ねる必要があります。これまで解決を先延ばししてきた問題を、努力によって克服する年になりそうです。仕事運は上司や同僚に恵まれ、バリバリと力を発揮することができます。しかし人と争う場面が増えるため、ストレスが溜まりがちになりそうです。

心身にちょっとでも不調を感じたら、早めに休むなどして回復に努めましょう。恋愛運は出会いに恵まれ、積極的に行動できる運勢です。恋人候補を見つけたら積極的にアピールすると良いでしょう。しかし一方で、ややプライドが高くなったり、自己中心的な言動を取ったりしがちな傾向もありますので、注意しましょう。

金運はアップダウンの激しい運勢です。金運が低調な前半になるべく貯金し、散財や投資は運気が回復する後半に行うようにするのが、開運のためのカギです。前半にまとまったお金がどうしても必要になったら、予算を見直すなどして、なるべく出費を抑えるよう心がけましょう。

子年生まれの芸能人には、どんな人がいるのでしょうか。

俳優の木村拓哉さんは1972年11月13日生まれの子年です。俳優としてドラマや映画で活躍している木村さんは、以前は区民的アイドルグループのメンバーとして、歌にダンスに楽器にマルチな才能を発揮していました。またバラエティー番組で、着ぐるみコントに挑戦したのも話題になりました。

どんな活動でもさらりとカッコよくこなせる木村さんは、まさに子年生まれの芸能人と言えますね。

アイドルの錦戸亮さんは1984年11月3日生まれの子年です。錦戸さんは人気アイドルグループのメンバーとして、音楽やお芝居などで大活躍していますが、デビューしてしばらくはヒットを出すことができませんでした。長い間地道に活動を続け、現在の人気を獲得した錦戸さんは、子年生まれの粘り強さを持っていると言えるのではないでしょうか。

女優の栗山千明さんは1984年10月10日生まれの子年です。栗山さんはモデルとしてデビューし、その後女優に転身してから目覚ましい活躍をしています。女優としてハリウッド映画に出演したり、歌手や声優として活動したり…。どんな役も器用に演じられる栗山さんは、まさに子年生まれの女優なのではないでしょうか。

モデルの山田優さんは1984年7月5日生まれの子年です。ダンスポップグループのメンバーとしてデビューした山田さんはその後モデルに転身し、テレビや映画やラジオなどで大活躍しています。山田さんが多くの分野で活躍でいるのは、子年ならではの器用さと勘の鋭さによるものではないでしょうか。

ここまで子年生まれについて性格や特徴などを、子年生まれの運勢なども交えてご紹介してきました。もし身近に子年生まれの人がいたら、性格や特徴などはぜひ付き合う際の参考にしてみてください。ここでご紹介したことをヒントに、子年生まれの人と素敵な関係を築いてください。