ビジネスホテルでのセックスはいいの？マナーや注意点を紹介

例えば学生カップルが直面する問題の1つに、「エッチをどこでするか」という問題があります。学生さんなので資金面での問題は当然ありますが、その前に彼らは若く、情熱に溢れていて、大人よりもより本能的です。

ということは、好きな相手との性行為、セックスはいつでもしたい、という状態が普通です。しかしお互いに実家暮らしで好き勝手に出来ない、だけどラブホはいつでも満杯で、高い部屋すら空いていない、ということもよくあるでしょう。

では、どうするかですが、ここで出てくる選択肢に「ビジネスホテルに行ってみる」というものがあります。では皆さんは、若い時もそうでなくなった後も、ビジネスホテルでセックスをしたことがありますか？

ホテルと一言でいっても、ビジネスホテルもあればシティホテルもあり、ラブホテルもあります。それぞれはベッドがあって宿泊できる施設、という以外に、少しずつ特徴が違うのです。

ではビジネスホテルとは何か、ですが、日本においてビジネスホテルとは、「シングルルームを主体とした宿泊に特化したホテル」のことを言います。サービスはフロント中心の限定サービスで、「ただ泊まる」ところです。

部屋の面積は9平方メートルから15平方メートル程度と狭いですが、機能性や立地の良さを誇ります。サービスが限定的である分、宿泊料金はシティホテルやラグジュアリーホテルなどよりは格段に安いです。

では、そんなビジネスホテルでセックスをすることは許されるのか、という疑問ですが、答えとしては「許されます」。というより、宿泊施設で性行為をしたからといって怒られることはありません。

ですがやはり、ラブホテルのように性行為をする前提で作られた施設ではありませんので、マナーを守ることが大切になります。例えば音漏れや設備の面での不足は否めませんし、トラブルになることもあります。

ビジネスホテルでセックスをしたければ、エチケットとマナーを守って上で、ということになります。では、具体的にどんな注意点やメリットがあるのかを紹介しましょう。

今まで考え付きもしなかった、という方もいるでしょうけれど、実際にビジネスホテルでセックスをしているカップルはたくさんいます。

では、経験者である彼らはどんな点にメリットを感じて、ビジネスホテルでのセックスを実行しているのでしょうか。順番に紹介していきましょう。

ピンク色の壁にいかにもな名前、けばけばしい雰囲気満載のラブホテルに入るときに、人に見られるのがどうしても嫌、という女性はたくさんいます。

特に後ろめたいことはないはずですが、素早く入って隠れてしまいたい、と感じた経験がある人も多いでしょう。

その点ビジネスホテルには堂々と入ることができます。なぜならそれはセックスを連想し辛いからです。ビジネスホテルに入っていくのはどんな用事か、などと人は考えませんから、いつもの自然な態度で利用が出来ます。

ビジネスホテルの最大のメリットで、ラブホテルにはあまりない特徴として「予約ができる」ことがあげられます。いざホテルに泊まろうか、となったとき、空いているホテルを探してラブホ街をうろうろ、というのは興ざめです。

そんな時でもビジネスホテルなら電話一本で簡単に予約が出来ますので、デートの最後にスマートにチェックインできるでしょう。

デートの日には予め予約をしておくことで、スムーズなプランを練ることも出来ます。

一般的にいって、女性の方からセックスを誘うことは難しいといえるでしょう。上品に見られたい、可愛く思われたいという願望で日々努力をしている女性の場合、特に「ラブホにいこう」とは中々言い出せません。

しかしそんな女性達でも誘いやすいのがビジネスホテルです。「ホテルでお茶しよう？」と誘えるのはいかにもな雰囲気のラブホではないから、なのです。

ラブホテルという施設の多くは、1度入ったらチェックアウトまで退室できません。その為に部屋にカラオケがあったりゲームがあったりルームサービスが充実していたりするのですが、ビジネスホテルでは外出も自由です。

部屋に荷物を置いて出ることも出来ますし、夕食をとるためにレストランや居酒屋にいくことも出来ます。持ってくるのを忘れたものがあればコンビニに買いにもいけるなど、非常に自由度が高いのです。

いちゃいちゃした後に食事に出て、また戻ってから一緒にセックスを楽しむ、というカップルもいます。

では続いてデメリットも見ていきましょう。立地もよく清潔感溢れるビジネスホテルですが、セックスが目的で作られたホテルではありませんので、セックス目的ではデメリットもあります。

ではビジネスホテルでの性行為にはどのようなデメリットがあるでしょうか。順番に紹介します。

ラブホテルではカップル二人でお風呂に入ったり、湯船で楽しめるようにと大きめのバスが用意されています。

しかしビジネスホテルのユニットバスはあくまでも日常の用途を足すためだけのものですので、カップルで楽しむことは難しいでしょう。無理やり一緒に入ったら、抜け出せなくなってしまった、というカップルもいます。

最近では大浴場をうりにしているビジネスホテルも増えてきてはいますが、それも基本的には男女別となっています。お風呂でのセックスを楽しみたい、という方は満足できないかもしれません。

ラブホテルは「エッチな雰囲気」になりやすいような内装をしているところが多いです。扇情的な色を使った壁や、テレビをつければAVが流れ出す、といったような施設です。

それに対してビジネスホテルは主に短期出張のサラリーマンや宿泊にお金をあまり使いたくない観光客が利用する施設ですので、内装はシンプルかつ無愛想、ただ白い壁にベッドと机がある、という状態が多いのです。

雰囲気作りがそれなりに大変である、という点はデメリットといえるでしょう。

ラブホテルであれば確実に用意されているのが避妊用具、コンドームですが、ビジネスホテルにはそんな準備はありません。普段から持ち歩いている人以外は、チェックイン前に用意しておく必要があります。

コンビニなどに買いに出ることも可能ですが、もたもたするのは格好よくありませんので、マナーとして予め準備しておきましょう。

ビジネスホテルは単に夜寝るだけのために利用する人が多いので、壁が薄く作られていることが多いです。少なくともラブホなみの防音対策はされていないでしょう。

セックス中にあえぎ声などで大きな声を出してしまうと、間違いなく隣室に聞こえてしまいます。それが原因で苦情となり、ホテル側から注意される、ということも実例でありますので、声の大きさには注意が必要です。

ビジネスホテルでのセックスをするは、マナーを守っていれば基本的には大丈夫です。

マナーとは周囲の人を不快にしない礼儀ですので、これはきちんと守ってお互いが気持ちよく過ごせるようにしましょう。では、ビジネスホテルでのセックスにはどんなマナーや注意点があるでしょうか、紹介していきます。

あえぎ声は我慢できないから、テレビをつけて音量を上げてごまかす！ということは、やめましょう。あまり大きな音量にしてしまうとその音が苦情の原因になります。

ごまかすための音であっても、音量は自然で常識的な範囲にとどめてください。セックス中にフロントから「音が大きいと苦情があります」と電話がくれば、興奮も一気にさめてしまうかもしれません。

ラブホテルであればセックスで汚れてしまうことも、許容範囲のうちとされます。ベッドや浴室を汚してしまうこともあるかもしれません。しかし、ビジネスホテルではそれは禁止です。

あまりに部屋やベッドが汚れていると、あとで弁償を求められる場合もあります。ビジネスホテルでセックスをする場合、興奮してしまったからといって「どんなプレイでもOK」というわけではありません。

汚してしまった場合には、自分達で出来る範囲で掃除をしてから退出するようにしましょう。

ラブホテルの多くは窓があっても嵌め殺しにしてあり、あくまでも明り取りという状態であることが多いです。またカーテンは分厚いですし、すりガラスになっていることも多いでしょう。

しかしビジネスホテルの窓は普通のガラスであり、カーテンもさほど厚くなかったりします。そうなれば以外と窓からは丸見えとなってしまうので、このくらいならと思わずにカーテンはしっかりと閉めましょう。

ラブホと違ってビジネスホテルでは、対面での通常接客があります。従業員の人も笑顔で接客してくれますし、また顔を覚えるのも彼らの仕事です。そのため、あまり通いつめると気まずい思いをすることもあります。

それを避けるためには特定のビジネスホテルばかり利用するのではなく、別のホテルを2、3軒使い回すといったようにすることがおすすめです。

気まずい思いをしたくなければ、顔を覚えてしまわれるほどの利用は控えましょう。

女性は雰囲気を大切にする人が多く、いかにも「エッチしにきました！」というラブホテルには入ることそのものに拒否感を持つ人も多くいます。性行為は本能のなせるわざであることは知っていますが、上品さは保ちたいのです。

そのため、どうせ同じお金を払うのであれば閉塞的でけばけばしいラブホテルよりはビジネスホテルを好む、という女性が多いのです。周囲からの視線も感じず清潔感があるので好き、と公言している女性もたくさんいます。

中にはあえぎ声などを抑えてすることに背徳感があり、普段よりも興奮してしまう、という女性もいるようです。

壁が薄く、隣の部屋のテレビの音やトイレを流す音まで聞こえてしまうことがあるビジネスホテルですが、そうなれば当然、こちらのセックスの音や声も聞こえてしまうということです。

ではそんなとき、テレビの音量を上げてごまかす、という方法以外にはどんな方法があるでしょうか。紹介しましょう。

テレビの音量でごまかす、という手はあまり使えないとなれば、口から出る声を何とかするしかありません。そんな時に使えるのが、タオルです。

ビジネスホテルにはバスルームにタオルが準備してあります。そのタオルを使って口をふさぐなど、普段とは違う少しSMモードなセックスをしてみましょう。手で押さえるよりは不安がありませんし、タオルなら痛くもありません。

乱暴されているようでタオルはいや、という女性であれば、キスをして口そのものをふさいでしまいましょう。

キスを繰り返すことで声が出るすきをなくさせます。この方法では呼吸が大変ではありますが、タオルをかませるよりは自然でロマンチックです。

キスがすき、というカップルには特におすすめの方法です。

セックス中に出ることで気になる音は、あえぎ声だけではありません。ベッドマットレスのきしむ音なども、周囲の人間からは「あ、もしかしてセックス中？」と思われる原因となります。

ビジネスホテルは壁も薄いですが、ベッドマットレスもよくきしみます。それを防御するためには立ってセックスしてみることです。普段と違う体勢でのプレイは、思ったよりも盛り上がるかもしれません。

ラブホテルよりビジネスホテルが安いわけではなく、実際にはキャンペーンなどを連発するラボホテルの方が料金は安い場合があります。

学生カップルなどでは料金の安さは魅力ですが、やはりビジネスホテルがよいという彼女であれば、そこは配慮しましょう。

ビジネスホテルにも宿泊以外のプランがあります。それを使うことで、ラブホテルよりも安く利用できることもあります。一般的には「デイユース」というプランで、9時間ほどの滞在に利用できます。

ホテルにその夜宿泊をしない、ということであれば、デイユースプランを使えば十分にセックスと休憩を楽しめるでしょう。

デイユースプランであっても途中で外出は出来ますので、デートプランにあわせて自由に便利に使ってみてください。

ビジネスホテルだからといってセックスをしてはいけない、という決まりはありません。ですが、元からラブホテルとは違う作りになっていますので、周囲の宿泊客に不快な思いをさせないようにという配慮は必要です。

立地もよく、予約もでき、出入りも自由と便利なビジネスホテルですので、セックスで利用する際にはきちんとマナーを守り、楽しい時間を過ごすようにしてください。