きさらぎ駅の真相!存在しない駅の脱出方法まとめ!【都市伝説】

皆さんは都市伝説は信じますか?ここでは、きさらぎ駅の真相ついてご紹介します。一体きさらぎ駅とは何なのか、場所はどこなのか?きさらぎ駅への行き方は?行った人たちのその後は?嘘なの、本当なの?脱出方法は?後日談など、きさらぎ駅の真相についてまとめました。

きさらぎ駅の真相!存在しない駅の脱出方法まとめ!【都市伝説】のイメージ

目次

  1. 1きさらぎ駅とは?
  2. 2きさらぎ駅の行き方・場所
  3. 3きさらぎ駅にたどり着いてしまった人たち
  4. 4きさらぎ駅から7年ぶりにはすみさん帰還
  5. 5きさらぎ駅の脱出方法
  6. 6きさらぎ駅の真相
  7. 7静岡新聞に載ったきさらぎ駅の記事
  8. 8きさらぎ駅以外の都市伝説
  9. 9謎の多い都市伝説

きさらぎ駅とは?

きさらぎ駅とは、2004年にインターネット上で有名になった存在しない駅の都市伝説です。

発端は、2ちゃんねるという掲示板サイトに「はすみ(葉純)」というハンドルネームの女性によって書き込みされた「気のせいかも知れませんが、よろしいですか?」という相談があったことがことの始まりです。

2004年1月8日に「はすみ」という女性がたどり着いた駅

2004年1月8日に、はすみさんが「きさらぎ駅」にたどり着いたところから、行方不明になるまでを振り返りたいと思います。

はすみさんは新浜松駅から電車に乗り、帰宅する途中でした。しかし、電車は中々止まらず、はすみさんは不信を抱き、2ちゃんねるに相談の書き込みをしました。「気のせいかも知れませんがよろしいですか?」という書き込みから、はすみさんのきさらぎ駅に迷い込んでしまった話がはじまります。

この後の書き込みは、会話形式でご紹介します。

名無し「とりあえずどうぞ」
はすみ「私鉄に乗車しているのですが、様子がおかしいのです」
はすみ「先程から20分くらい駅に停まりません。乗客は私のほかに5人いますが、皆寝ています」

ここで、乗り間違えたのではないかと指摘されますが、どうやらそうではないようなのです。そして、その後も車掌室の窓を叩いてみるよう書き込みがされ、実行するも運転手さんや車掌さんからの返事はなかったそうです。

その後、電車が駅に停まりそうだと、はすみさんから書き込みがあります。
はすみ「今きさらぎ駅に停車中ですが、降りるべきでしょうか。聞いたこのない駅です」
名無し「きさらぎ駅って検索引っかからないな」
はすみ「戻ろうと思い時刻表を探しているのですが見当たりません。もう一度電車に乗った方が無難でしょうか。と書いてるうちに行ってしまいました」
名無し「タクシー拾って帰った方がいい」
はすみ「タクシーどころか、何もないところです。どうしたら」
名無し「路線を歩いて帰りましょう」
はすみ「そうですね。気が付きませんでした。歩きながら両親からの電話を待ちます」

しばらくして、父親から電話があり、警察に110番しなさいと言われたはすみさんは、警察に110番しましたが、いたずらだと思われてしまい、電話を切ってしまいます。その後も、掲示板でははすみさんの相談は続き、遠くから太鼓を鳴らすような音と鈴の音が聞こえると書き込みがありました。

はすみ「正直もうどうしたいいのかわかりません」
名無し「駅に戻った方がいい」
名無し「祭りでもやってるのか?」
はすみ「嘘だと思われるかもしれませんが、怖くて後ろが見れません」
はすみ「後ろから線路の上を歩いちゃ駄目だよって誰かが叫んだので、振り向いたら片足だけのおじさんが立っていたのですが、消えてしまいました。怖くて動けません」

はすみ「太鼓の音が近づいてきました」
名無し「トンネルを抜けたら安全だと思うよ」
はすみ「何とかトンネルの前まで来ました名前は伊佐貫となっています。勇気を出してトンネルを抜けてみようと思います。無事トンネルを出たらまた書き込みします」


しばらくして、はすみさんからの書き込みが再開されます。

はすみ「トンネルを出ました。先の方に誰か立っています。助言して頂いた通りにして正解でした」
名無し「待て、はすみ行くな」
名無し「こんな時間に人が立ってるってそれ怪しいだろ(※夜中の3時)」
はすみ「親切な方で近くの駅まで送ってくれる事になりました」
はすみ「場所を聞いたら比奈だと言うのですが、ありえない事だと思うのですが」
名無し「車から降りた方がいい」

はすみ「どんどん山の方に向かっています。全然話してくれなくなってしまいました」
名無し「親には連絡しましたか?」
はすみ「バッテリーがピンチです。様子が変なのですきを見て逃げようと思います。先ほどから訳のわからない独り言を呟きはじめました。いざという時の為に、これで最後の書き込みにします」

その後、2ちゃんねるにはすみさんが現れることはありませんでした。

これが、はすみさんがきさらぎ駅にたどり着いてから行方不明になるまでの話です。どうして、この話が有名になったかというと、はすみさんが嘘をついているようには思えないほど、細かくやり取りをしていたからです。

きさらぎ駅について分かっている情報

きさらぎ駅について分かっていることは、携帯電話は使えるということです。しかし、GPSはエラーを起こしていて使えないということと、携帯電話の一部の機能がエラーを起こして、電話は出来るようですが、カメラは写真を撮影しても、赤みを帯びた写真しか撮れないらしいです。それから異常な眠気に襲われることがわかっています。

はすみさんの例でいうと、はすみさん以外の当時電車に乗っていた5人は全員眠っていて、そのまま電車に乗ったまま行ってしまっています。

他に分かっていることは、太鼓や鈴の音がだんだん近づいてくるということです。それだけでも怖いですが、周辺には何もなく、きさらぎ駅と書かれた看板以外に場所を示すものはないということです。

それから、線路を歩いていくとトンネルがあることも、はすみさんの書き込みで分かります。伊佐貫トンネルというトンネルです。そのトンネルを抜けると「比奈」という地名だということも分かっています。

実は、「比奈」という地名は実際に存在するのですが、その場所がなんと、静岡県の富士市にあるのです。

新浜松駅から比奈までその距離120キロメートルで、とてもじゃないですけど、電車で20分程では着かない距離です。本当にトンネルを抜けた先が比奈なら、電車では考えられないスピードで走行していたということになります。

きさらぎ駅の行き方・場所

何人か迷い込んでいるという、きさらぎ駅の行き方はあるのでしょうか。ただの都市伝説だという人も多いですが、行けるとしたらきさらぎ駅はどこにあるのでしょか。現在分かっている行き方について噂されていることをまとめました。

はすみさんは新浜松駅から乗車

はすみさんが新浜松駅から乗車しているとこを考えると、行き方としては、神奈川から静岡にかけての私鉄路線のどこかで、深夜だときさらぎ駅にたどり着く可能性が高くなると考えられます。そして、きさらぎ駅に到着する前に、見覚えのないトンネルを潜ると着くと言われています。

場所は普通に考えれば神奈川から静岡県の周辺だと考えられますが、きさらぎ駅なんて駅は存在しませんし、はすみさんも見覚えのない所だと言っているので別の遠い所の可能性もあります。しかし、トンネルを抜けると「比奈」だとすると、やはり静岡県のどこかだと考えるのが妥当でしょうか。

はっきりとした行き方は不明です。

きさらぎ駅は池の中?

しかし、実はGoogleマップできさらぎ駅を検索すると、その場所が出てきます。それは、茨城県つくば市の筑波大学近くの池の中がきさらぎ駅として表示されるそうです。実は、その池には様々な都市伝説が存在するらしいのです。

行き方行き方としては、その池にまず行ってみるしかないかもしれません。きさらぎ駅とその池の都市伝説が直接関係があるわけではないにしても、偶然とも思えない事実です。気になるという方は、一度Googleマップできさらぎ駅を検索してみてはいかがでしょうか。

きさらぎ駅にたどり着いてしまった人たち

都市伝説や嘘だとも言われています。きさらぎ駅にたどり着いてしまった人たちの真相などを、はすみさんをはじめとする、2人目、3人目、4人目の方をご紹介します。

【1人目】はすみさん

まず、発生した日付と時刻は、2004年1月8日23時頃です。上記でもご説明しましたが、乗っていたのは静岡県浜松市の新浜松駅です。きさらぎ駅で下車した後、トンネルを抜けて親切な人の車で送ってもらうと書き込みの後は、連絡が取れなくなっていました。

その後のはすみさんの結末は、7年後に帰還したという書き込みがありましたが、真相はどうでしょうか。下記でご紹介します。

【2人目】radio_bunaさん(男性)

2人目は男性のradio_bunaさんです。発生した日付と時刻は2011年8月2日の22時頃です。乗っていた場所は、静岡県某所となっています。この方は、きさらぎ駅にて下車した後、外の写メをネット上に投稿していました。この方は帰還していますが、戻ってこれたきっかけは「モノを燃やしたから」と言われていました。

しかし、この方の後日談として、その後検証が行われて、2人目であるこの話の真相は、嘘であったことが判明しています。

【3人目】闢藍(びゃくらん)さん

3人目の闢藍(びゃくらん)さんの場合は、まず、発生した日付と時刻は2012年8月19日20時頃です。乗っていた場所は、神奈川県周辺だと言われています。この方は、当時ツイッター上で話題になりました。そのツイッター上でのやり取りがとてもリアルで、知名度が高いきさらぎ駅の話です。

その時の状況は、きさらぎ駅についてから終盤には、電車内で眠ってしまうが、友人からの電話で起こされて、その瞬間に元の場所に戻っていたというものです。この方は、無事に帰還できたことになります。

後日談として、それから3年後の2015年に「神様のお嫁さんになる」と言い残し消息不明となっています。本人に頼まれて友人が書いたという説もありますが、真相はわかっていません。

【4人目】のんたさん

4人目ののんたさんの発生した日付と時刻は、2014年12月22日11時頃です。乗っていた場所は不明です。この方も無事帰還していますが、戻ってこれた要因は不明だということです。

本人の話によると、「電車の中で上から泥のような気持ちの悪い大きなものが落ちてきたので、逃げるように外に出た。その瞬間手すりを持ってたから良かったのかな?」と話していたようです。

後日談で、その時に数珠を持っていたそうで、その数珠のおかげで戻ってこれた可能性も考えられるとのことです。しかし、はっきりした真相は分かっていません。

きさらぎ駅から7年ぶりにはすみさん帰還

一番はじめのきさらぎ駅の書き込みから、実に7年後の2011年にはすみさんが無事帰還したと書き込んだことがわかっています。では、はすみさんの後日談をご紹介します。

7年後のはすみさん

きさらぎ駅の一件から7年後の2011年4月に「無題」で掲示板ではなく、怖い話を集めたサイトに突然書き込まれました。

はすみ「信じてくれないと思いいますが、7年たった今、普通の世界に戻れました。あの後、運転手が車を止めました。暗い森の中で、向こうに光が見えました。右の方から男の人が歩いてきて、その瞬間、あたりが光、車に衝撃がありました。運転手は消えて、その男性は、私に「なんでここにいる、ここにいてはだめだ!運転手は消した、今にうちに逃げるんだ!」

すごく慌てた雰囲気でした。光の方へ歩けと言われました。何が何だかわからなくて、泣きながら走りました。まぶしくなったとたん、目を開けると、最寄り駅の前で、その時そこは7年後の2011年の4月でした。

間の7年間は消えていました。両親も何事もなかったかのように私を連れて帰りました。みんなありがとう、おかげで戻れました、皆さんもお気をつけて」

そう、7年後の2011年に書き込みがありました。はすみさんはこの書き込みによると7年後の4月にきさらぎ駅から帰還したことになりますが、その後の書き込みが全くなかったので、真相は不明のままです。もしもこれがこの書き込みが本当であれば、はすみさん帰還は本当ということになるでしょう。

現実の世界では、はすみさんが7年後に帰ってきたということは、きさらぎ駅は時間経過の違う、別の世界かもしれません。その後、はすみさんの書き込みはないので、きさらぎ駅自体の真相はいまだ謎だらけです。

きさらぎ駅の脱出方法

行き方もご紹介しましたが、もしも、きさらぎ駅に迷い込んでしまったら、脱出方法はあるのでしょうか。3人目、4人目の方のその後や後日談を元に考えられるものをご紹介します。

電話がかかってきたら戻ってこれる

3人目の方が、「友人からの電話で起こされ、その瞬間、元の場所に戻ってこれた」というのが有名な話なので、この方法がきさらぎ駅からの脱出方法として今のところ一番有効な方法だと考えられます。それから、この3人目の方のポイントは、眠っている最中だということです。

もしも、きさらぎ駅に迷い込んだら、友人に電話を頼み、自分は眠って待つしかないかもしれません。

数珠を持っていると戻ってこれる

4人目の方の後日談で、数珠を持っていたから戻ってこられたと言われているので、もしかしたら数珠を常に持っていれば、不思議な体験をしても現実の世界に戻ってこれるかもしれません。

ものを燃やすと戻ってこれる

一時期この方法が一番有効だと考えられていました。この方法で戻ってこれた人は2人目の方です。しかし、2人目の方の後日談で嘘であったことがわかっています。ですので、ものを燃やすと戻ってこれるというは、脱出方法として適さないでしょう。

きさらぎ駅の真相

きさらぎ駅の真相とは?きさらぎ駅の真相として考えられるものをご紹介します。

電車の中で見た夢説

真相として考えらるものは、単純に電車の中で見た夢だった可能性があります。たまたま見た夢がとてもリアルで、現実の世界で起こった出来事だと勘違いしたとも考えられます。

はすみさん以降の2人目(嘘)、3人目、4人目はもうきさらぎ駅という言葉を知っている可能性もありますから、同じような夢を見てもおかしくはありません。

はすみさん臨死体験説

もう一つ考えられる真相は、はすみさんは臨死体験だったかもしれないということです。後日談にあるように7年後に帰還しているというのも、臨死体験をしていて目が覚めたのが7年後だったとも考えられます。

様々な臨死体験を聞きますが、皆それぞれです。電車に乗っていたから、電車から降りてきさらぎ駅を見たのでしょう。

2人目(嘘)、3人目、4人目の方も電車に乗っている状況だと考えれば、同じような臨死体験だったとしても不思議はありません。

異世界に行った説

その他に考えられる真相は、異世界に行ったのではないかということです。はすみさんの後日談で7年後に帰還したというのが本当だとすると、そこはこの世とは違う、異世界に迷い込んでしまったとも考えられます。

2人目(嘘)、3人目、4人目の方の後日談でも不思議なことを体験をしていることから、この話が本当であるのなら、異世界に行っていたとしてもおかしくありません。

嘘で釣り説

行き方もこれだと断定できるものはありませんし、何度も言っているように、2人目の方は嘘であるとわかっているので、他の3人目、4人目の方々も嘘であったとも考えられます。この手の話は都市伝説好きな人なら食いつく話なので、面白半分で書き込みをしたと考えられます。

本当にきさらぎ駅を夢などで見た人、異世界に行ったしまった人、釣り目的で嘘をついた人など様々なことが考えられますが、3人目、4人目の方の後日談を見てもその後はよくわかっていないのが現状です。それに、実際に客観的にその状況を見た人がいないので真相はやはり闇の中です。

静岡新聞に載ったきさらぎ駅の記事

静岡新聞に載ったきさらぎ駅の記事をご紹介します。

遠鉄に「きさらぎ駅」?

遠鉄に「きさらぎ駅」?というタイトルで実際に静岡新聞に記事が載りました。その内容は「はすみさんは無事か?真相は」などと題した真相を考察するサイトの開設も相次いでいることや、都市伝説で有名なオカルト研究家の山口敏太郎さんのコメントなどでした。

7年後に帰還したはすみさんですが、その後の様子はわからないことや、3人目、4人目の方のその後もわからないことが多いので、10年以上にわたってインターネット上で有名になっていて話題になっている「きさらぎ駅」を新聞で載せるのは少し驚きです。

遠州鉄道の担当者からのコメントも

遠鉄の担当者によると、社内でも「きさらぎ駅」を知る人は多く、これまでも利用客から問い合わせがあったことや、「さぎの宮駅」が「きさらぎ駅」のモチーフになったのではないかとも指摘したという内容でした。

きさらぎ駅以外の都市伝説

きさらぎ駅以外の有名な都市伝説をご紹介します。

かたす駅

きさらぎ駅に似ている都市伝説で、かたす駅というのがあります。きさらぎ駅と違うところは関西であることや駅の目の前に鳥居があることです。

友人に電話してみるなどしても途中で切れてしまい連絡は取れなかったようです。この方は駅から出たりしましたが、山崎駅を見つけ、最終的には無事に帰還できたようです。

ネット上ではコンビニは見当たらないや電柱に「牛頭」と書いてあったなど、様々なやり取りはありましたが、どのように山崎駅を見つけたのか詳しい真相はわかっていません。

やみ駅きさらぎ駅かたす駅

もう一つきさらぎ駅に関連した都市伝説ではやみ駅もあります。この話は九州での話です。駅に着く前に乗客は皆眠っていてすごく不思議な感じだったと体験した人は言っています。

見たことない風景だと思っていたら「きさらぎ」と看板が見え、一つ前に駅に「やみ」一つ後の駅に「かたす」という駅名が見えたそうです。結局この方は約束があったので駅で降りることなくそのまま電車は走り出し、何事もなく目的の駅についたようです。

謎の多い都市伝説

きさらぎ駅についてご紹介しましたが、都市伝説になっているだけに、やはり謎が多いです。はすみさんは無事に帰還したことがわかっていますが、その後の真相は書き込みが無いのでわかりません。静岡新聞に載ったきさらぎ駅の記事もご紹介しましたが、新聞で紹介するとは驚きですが、それ程に有名な話であることがわかります。

行き方もご紹介しましたが、明確な行き方はよくわかっていません。脱出方法も2人目の方の方法が信じられていましたが、2人目の方の体験自体が嘘であるなど、後からわかることもあるので他の方の真相も今だ謎の多い話です。今後どのような真相が出てくるのか期待したいです。

はすみさんは本当にきさらぎ駅に行ったのか、2人目の方は嘘であったなど、嘘の真相もあるので、きさらぎ駅が本当にあるのかどうか、信じるのか信じないかはあなた次第です。

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