広島県の心霊スポットランキング！行ってはいけない廃墟や場所を紹介

瀬戸内海に面している広島は、海と山の幸を両方味わえる観光地として人気です。また、広島市は中国地方や四国地方の中で最大規模の都市でもあります。

そんな広島県には、スリルを味わえる心霊スポットもたくさん存在しているので、怖いものが好きな人は、広島の心霊スポット巡りで楽しめるでしょう。

そこで、今回は心霊現象が多発するという噂のある、広島県内の心霊スポットについて、取り上げていきたいと思います。

広島県内には、幽霊と出会いやすい怖い心霊スポットがたくさん残っているのです。以下では、その幽霊と遭遇しやすく怖いと有名な広島県の心霊スポットを、10ヶ所紹介していきましょう。

広島県内の幽霊に出会いやすい心霊スポットには、広島市にある「黒瀬トンネル」が挙げられます。壁一面が真っ黒なトンネル内では、付近にある二級ダムで入水自殺した幽霊や、トンネル工事で亡くなった人の幽霊と遭遇するという噂があるのです。

トンネルの前には、トンネル工事で命を落とした方の供養のための石碑があります。また、不思議な光が写り込む心霊写真が撮れやすいことでも有名な心霊スポットです。
 

広島県内で怖いと有名な心霊スポットには、「灰ヶ峰」も挙げられます。標高約700mの灰ヶ峰は、呉市内の夜景を眺められるスポットとしても有名です。

しかし、数年ほど前に集団暴行による殺人事件が起きた不吉な場所でもあるので、夜には幽霊が集まりやすいスポットとなっています。トイレの中や展望台付近で、幽霊を見たという目撃談も多く報告されているのです。
 

広島県で怖い心霊スポットとしてオカルトファンからの注目を集めているスポットには、「比治山陸軍墓地」も挙げられるでしょう。

戦死した陸軍所属の方々への墓地なので、夜には行進する兵隊の幽霊に出会いやすいようです。また、比治山で自殺した人の幽霊にも遭遇しやすいという噂もあります。ちなみに、午後11時には立ち入り禁止になるので、散策する際には時間に注意してください。
 

広島で有名な心霊スポットには、広島大学近くにある「鏡山公園」も挙げられます。春には桜が見事に咲き誇る観光スポットで、ハイキングコースも整備されているので、昼間は明るい雰囲気です。

しかし、戦国時代に多くの死者が出たという鏡山城近くのエリアにある公園なので、夜になると落ち武者の幽霊が出現しやすいと噂されています。特に、公園内にある神社や井戸、城跡の頂上付近で幽霊を目撃しやすいようです。
 

竹原市忠海町から少しは慣れた位置にある島「大久野島」は、戦時中から昭和初期にかけて毒ガス製造が行われていた島です。67年までに約300人が毒ガスによって命を落としており、最近までは地図上から抹消されていました。

毒ガスの危険が無くなった現在では、ウサギがたくさんいる島として人気を集めています。しかし、島内にある廃墟近くでは、兵隊の霊や毒ガス製造の犠牲者になった人の霊に出会うという怖い噂もあるのです。
 

広島県内の怖い心霊スポットには、「魚切ダム」も挙げられます。ダムの近くには、戦時中に遺体を処理する場所として活用されていた山があることから、ダム付近では痛ましい怪我を負った幽霊を目撃しやすいそうです。

特に、心霊写真が撮れやすいスポットで、手足が透けている写真や火の玉のような光のある写真などが撮れると噂されています。 
 

広島で怖いと評判のスポットには、「福山グリーンライン」も含まれています。福山市と鞆の浦エリアを繋ぐ道路で、近くには展望台や公園があるので、日中は明るい空気に包まれているのです。

しかし、バイク事故が発生しやすい道路でもあったため、夜になるとバイク事故で亡くなった人の幽霊が出やすいという噂があります。

また、84年には子供を誘拐し殺害するという事件が起きた場所でもあるので、子供の泣き声がするという心霊現象も起きやすいそうです。
 

広島県で怖いと有名な心霊スポットには、「南原峡」も挙げられます。太田川上流にある渓谷で、子供でも安全に遊べる川遊びスポットとして人気です。しかし。南原峡近くにある3つのトンネルでは、怖い心霊現象が頻発しています。

3つのトンネルには、老人や警官の霊が出たり、子供の泣き声が聞こえたりという心霊現象が起きるようです。この3つのトンネルを全て通ってしまうと、交通事故を必ず起こすという怖い噂もあります。

現在では、この3つのトンネルは封鎖されているので通らないようにしましょう。
 

広島湾にある小さな島「似島」も、広島県内で特に怖いと評価されている心霊スポットです。広島に原爆が落とされた時には、原爆による熱さから逃げようと海に入った人々の遺体が大量に流れ着いています。

また、戦時中は戦死した人の遺体を、焼却炉で処理していた島でもあるので、現在でも戦争によって惨い最期を迎えた人々の幽霊が目撃されているのです。特に、島にある山の中は危険で、夜中に入ると精神異常になりやすいとされています。
 

広島県内で怖いと噂されている心霊スポットには、「己斐峠」も挙げられます。約200mもの高さのある峠で、道幅が狭くカーブもきついので、交通事故を起こしてしまう人が多い峠として有名なのです。

死亡事故が起きることも多いので、夜には絶対に走らないという地元の人もいます。お地蔵さんがあるカーブ付近で、交通事故で亡くなったドライバーの霊を目撃することが多いそうです。
 

広島県内には、謎の心霊現象が発生する廃墟も多く存在しています。以下では、広島県の心霊スポットとして注目されている廃墟を、7ヶ所紹介していきましょう。

山の中にポツンと立っている廃墟と化した病院「黒瀬病院」は、広島県内の有名な心霊スポットの1つです。自殺者が出たという噂もある病院で、付近では屋上から手を振ってくる女性の幽霊がよく目撃されています。

付近には住宅地が広がっているので、訪れる際には住民の迷惑にならないように注意しましょう。
 

広島で有名な心霊スポットには、お城のような外観の廃墟である「魔女の館」も挙げられます。野呂山の中にある廃墟で、見た目が不気味な城のようであることから「魔女の館」と呼ばれるようになりました。

元々どのような建物だったのか明確に分かっていない廃墟で、鉄格子から幽霊の顔が見えるという噂が流れています。
 

広島県の心霊スポットを探している人には、「うずしお観光ビル」もおすすめします。かつては尾道水道が望める健康ランドとして活用されていた建物で、現在では幽霊が出るという噂のある廃墟となっているのです。

しかし、現在でも1階の部分は地元の方々のゴミ集積場として活用されており、ホームレスが住処にすることもあるそうなので、幽霊との遭遇率は低めとなっています。
 

広島県の福山市内にある一軒家の廃墟「お札の家」も、心霊スポットとして有名です。一家心中が起きた家と噂される家で、現在でも周辺では女性が睨んでくるといった心霊現象が多発しています。

霊感が強い人は気分が悪くなることも多いスポットなので、万全の準備をして慎重に訪れるようにしましょう。
 

広島の心霊スポットには、女性の幽霊が目撃される廃墟「関川荘」も挙げられます。元々娯楽施設として活用されていた建物で、現在では近くの山の植物に覆われています。滝つぼやトイレ付近では、よく女性の幽霊が目撃されてるのです。
 

原爆によって約134名もの教員と学生が犠牲になったという歴史のある「広島大学旧理学部1号館」も、怖い心霊スポットとなっています。

戦時中に人体実験が行われていたという噂もあり、夜中には行進する兵隊の足音が聞こえるという現象も高頻度で起きるようです。ちなみに、老朽化によって、現在は立ち入りが禁止されています。
 

広島県内で、かなり怖いと評判の心霊廃墟には、「吉島病院」が挙げられます。廃墟の中には、カルテや診療台などがそのまま残されており、夜になると苦しんで亡くなった患者の幽霊が出やすいそうです。

また、肝試しで訪れた人が足に違和感を覚え、明るい所で確認すると足首に大きな手形のような痣が付いていたということも多く報告されています。
 

広島の心霊スポットに訪れる時には、ぜひ原爆ドーム（広島平和記念碑）にも訪れてみることをおすすめします。

原爆ドームは原爆が落とされた際には「広島県産業奨励館」と呼ばれており、原爆投下後も鉄骨だけが残った建物として有名です。現在は世界文化遺産の1つとなっており、世界に原爆の悲惨さを伝える貴重な建物となっています。

広島県内にある心霊スポットを知ると、思わずすぐに訪れたくなる人もいるでしょう。しかし、心霊スポットに行く前には、必ず注意点を確認するようにしてください。以下では、その注意点を2つ取り上げていきましょう。

心霊スポットとされている場所にゴミをたくさん残してしまうと、周辺住民の方の迷惑になります。周辺の方々が土地を管理している場合もあるので、自分達が出したゴミは必ず持ち替えるように心がけましょう。

心霊スポットに訪れると、非日常の雰囲気に興奮して、長い間滞在したくなるでしょう。しかし、あまり夜遅くまで滞在すると、周辺住民の安眠を妨害してしまいかねません。そのため、事前にしっかり時間を決めて訪れるようにしましょう。

広島県周辺にも、広島県内の心霊スポットに負けないほど怖い心霊スポットがたくさんあるのです。以下では、広島県周辺にある心霊スポットも、2ヶ所紹介していきましょう。

広島県の隣の岡山県にある「人形峠」は、昔大きな蜘蛛の化物が現れ、峠を歩いている旅人を襲撃していたという伝説のある峠です。村人たちが人形を使ってその蜘蛛の化物を退治したことから、人形峠という名になったとされています。

昔から峠を通る人の事故が多く、夜になると子供の靴だけが空中を歩いていたり、顔が潰れた女性が立っていたりという心霊現象が起きるそうです。

岡山県玉野市にある「常山城跡」も、心霊スポットとして有名です。上野隆徳が築いた城で、戦国時代に毛利家によって上野家が滅ぼされた際に、城内で上野隆徳と正妻の鶴姫は自害しました。その後、その城や城周辺では怪奇現象が起きるようになったそうです。

常山城に続く山道には、心霊現象を止めるために多くの慰霊碑や地蔵が設置されています。現在でも武者や着物を着た女性の霊が目撃されており、心霊写真もよく撮れるそうです。

今回は広島県の心霊スポットについて、詳しく紹介しました。広島県内には、原爆や戦争の歴史が刻まれている心霊スポットが多くあります。このような広島の心霊スポットは、忘れてはいけない日本の暗い歴史を知ることができる貴重な場所でもあるのです。

そのため、広島県内の戦争の歴史のある心霊スポットに訪れる時には、戦争犠牲者への敬意を忘れないようにしましょう。