ミスディレクションの意味とは?やり方や方法・テクニック例を紹介

ミスディレクションを知っていますか?今回はミスディレクションの意味とは何か、やり方や方法などミスディレクションのテクニックを紹介していきます。相手の視線をそらすテクニックはどのようなやり方、方法、意味があるのでしょうか。ミスディレクションのテクニックとは?

ミスディレクションの意味とは?やり方や方法・テクニック例を紹介のイメージ

目次

  1. 1ミスディレクションってどういうこと?
  2. 2ミスディレクションの意味とは?
  3. 3ミスディレクションの種類
  4. 4ミスディレクションを使うのはこんなとき
  5. 5ミスディレクションのやり方①マジックでのテクニック例
  6. 6ミスディレクションのやり方②日常生活での活用例
  7. 7注意!ミスディレクションはスリの世界でも使われる
  8. 8ミスディレクションは黒子のバスケにでてくる!
  9. 9ミスディレクションは”誤認”ではない
  10. 10どこにでもある

ミスディレクションってどういうこと?

ミスディレクションについて紹介していきます。ミスディレクションとはどのような意味なのでしょうか。ミスディレクションの意味などについて詳しく調べて紹介していきます。では、見て行きましょう。ミスディレクションとはどのような意味の言葉なのでしょうか。

今回はミスディレクションの意味とはなんなのか、ミスディレクションのやり方や方法、テクニックなどについて紹介していきます。まず、ミスディレクションの意味について紹介していきます。ミスディレクションとはどんな意味があるのでしょうか。

ミスディレクションの意味とは?

ミスディレクションという言葉を聞いたことのない人も多くいるのではないでしょうか。実は、日本語としても定着しつつある言葉がこのミスディレクションなのです。ミスディレクションとは、マジシャンのマジックをする際の視線誘導のテクニックとして使われています。

では、ミスディレクションの意味とはどんな意味なのでしょうか。見て行きましょう。ミスディレクションとは、元々は「Misdirection」という英語からきた言葉のようです。英語での本来の意味としては、「宛先違い」、「誤った情報を与える」、「間違った指示をする」等があります。

マジックでのミスディレクションの使い方としては、マジシャンが観客の視線を誘導して別のところに注意を向けさせ、、トリックが見破られないようにする技術、テクニックのことを指します。話術や動きなどで観客の視線を誘導し、その間にマジックのトリックを仕掛けます。

ミスディレクションの種類

ミスディレクションの種類について紹介していきます。ミスディレクションにはどのような種類があるのでしょうか。ミスディレクションの種類について詳しく調べて紹介していきますでは、見て行きましょう。

ミスディレクションにはいくつか種類があるようです。ここではミスディレクションの種類について幾つか取り上げて紹介していきます。

タイムミスディレクション

タイム・ミスディレクションとは、人は時間を空けてから結果を提示すると、心を読まれたと錯覚することを利用したやり方のテクニックのことになります。このようなことをタイム・ミスディレクションと呼んでいます。

フィジカル・ミスディレクション

フィジカル・ミスディレクションとは、動作や色、形、音などで、観客の注意を逸らすマジックのテクニックの一つです。極端な例を挙げると、「UFOだ!」と空を指さして相手が注意を逸らした隙に何かするという悪戯もフィジカル・ミスディレクションの一つです。

サイコロジカル・ミスディレクション

サイコロジカル・ミスディレクションとは、人が経験から学んだ常識や思い込みを利用して、間違ったほうに誘導するマジックのテクニックの一つです。サイコロジカル・ミスディレクションの例を紹介してます。

マジシャンがカップにコインを落とすとチャリンと音がなり、このときコインを持っていたほうの手には何も持っていないように見えた。ということがあります。これは、そんな一連の動作を見た後の観客は、カップにコインがあることを確認しなくても、カップの中にあると思ってしまいます。

「手を離すとコインは落ちる」、「カップに入ることで音がする」という誰も持っている常識を利用します。このような思い込みや常識を利用することで、観客の判断を誘導するのが、サイコロジカル・ミスディレクションとなります。

ミスディレクションを使うのはこんなとき

ミスディレクションを使うのはどのような場面なのでしょうか。ミスディレクションが使われる場面がどのような時なのかについて詳しく調べて紹介していきます。では見て行きましょう。ミスディレクションは意外にも身近で使われていることが多いようです。

振り返ってみれば、あれはミスディレクションだった、と思うこともあるのかもしれません。では、実際にどのような場面でミスディレクションが使われているのか幾つか取り上げて詳しく見て行きましょう。

マジックで使われている

ミスディレクションが使われる最も代表的なものがマジックになります。マジシャンは人の目を欺くプロともいえます。その言葉や、行動にミスディレクションが使われていると言っても過言ではありません。人々の常識を利用したマジックが多くあります。

推理小説で使われている

推理小説などでもミスディレクションは使われています。推理小説ではミスディレクションは非常に重要な要素であると言えます。最後の最後で誰もが予想していなかった結末を迎えるためにはこのミスディレクションが必要になってきます。

結末を迎えるまでに読者には間違った推理をしてもらい、最後の結末で予測していないどんでん返しをする、と言ったものが多くあります。毎年数々の推理小説でミスディレクションが使われて新しいミスディレクションが生み出されているようです。

詐欺などで使われている

ミスディレクションは悪用もされています。その代表的なものが近年よく聞くおれおれ詐欺です。これは電話で顔の見えない相手に対してまるで本物の本人であるかのように振る舞い騙すことです。これもミスディレクションの一つです。

クイズなどの出題で使われている

クイズやなぞなぞにもミスディレクションが使われることが多くあります。人の思い込みや偏見などを利用したものや、常識を利用したクイズやなぞなぞもおおくあります。

嘘をついたりするときに使われている

嘘をついたり、相手を欺くときにミスディレクションが使われています。これには無意識の内にミスディレクションを使っている場合があります。

映画やドラマで使われている

映画やドラマにもミスディレクションは使われています。推理ものやミステリーものに限らず、多くの場合で使われています。これは飽きさせないための急展開や、より世界に引き込むための仕掛けとしてミスディレクションが使われています。

ミスディレクションのやり方①マジックでのテクニック例

マジックでよく使われているミスディレクションのテクニックを紹介していきます。マジックではどのようなミスディレクションが使われているのでしょうか。マジックで使われているミスディレクションについて詳しく調べて紹介していきます。

幾つか取り上げてそれぞれ詳しく紹介していきます。では、見て行きましょう。

観客を言葉で誘導

マジックで使われるミスディレクションのテクニックの一つとして言葉での誘導と言うものがあります。例えば、「タネも仕掛けもありません」と言うせりふですが、もちろんマジックなのでタネや仕掛けはあります。カードが一枚あります。言うせりふでもミスディレクションが使われています。

本当は一枚ではなく二枚あったとして、「一枚あります」と言って本当にカードが一枚あるかのように言葉で誘導します。相手にカードに渡す際にも一枚渡しました。と言って相手に確認させます。相手の同調を求めて相手にはいと言わせるテクニックです。

これは多くのマジシャン使っているマジックで最も基本ともなるミスディレクションになります。このように言葉で上手く観客を誘導し、観客の目を欺いてマジックの世界に引き込んでいきます。

別の動作に観客の注意を引く

別の動作で観客の注意を引くというテクニックもマジックではよく使われるミスディレクションです。例えば右手を高く挙げ右手に観客の視線をひきつけます。そちらに視線を集め視線がそれているうちに左手でマジックの仕掛けを仕掛けるといったマジックも多くあります。

また、話術や身体の動きなどでも観客の視線を集めたり、視線を逸らしたり、視線をコントールすることがマジシャンにとっては非常重要なことになります。

観客に先入観を持たせる

視線を集めたりするテクニックや視線を外したりするテクニックの他にも観客に先入観を持たせることでマジックを仕掛けていくというミスディレクションもあります。そこにあると思わせておいて、実はそこにはなかったといった先入観を利用したマジックも多くあります。

視線の先に先入観を持たせるべきものおき、観客の視線をコントロールして視線をそちらに集め、視線が先入観のあるものに向いているうちにマジックを仕掛けます。そして視線を戻した時に先入観のあったものじつはなかったということがマジックでは多く利用されています。

ミスディレクションのやり方②日常生活での活用例

日常でも使えるようなミスディレクションを紹介していきます。日常でも使えるミスディレクションとはどのようなものがあるのでしょうか。日常でも使えるミスディレクションのやり方や方法について詳しく調べて紹介していきます。では、見て行きましょう。

日常で使えるミスディレクションには人間関係の向上や子供のしつけにも利用することができるので知っておいてもいいのではないでしょうか。

思い込みや偏見を利用する

思い込みや偏見を利用するやり方、方法が日常でも使えるミスディレクションの一つとして挙げられます。これは、上記で紹介した、サイコロジカルミスディレクションにあたるやり方、方法です。誰しもがある思い込みや偏見を利用したやり方、方法になります。

例えば、スーツなどを着ていた場合それだけで説得力が増したり、良い印象を与えたりすることができます。面接の時などもそうだと思います。そういった思い込みや偏見は日常に溢れています。それらを利用するやり方、方法でミスディレクションに利用していきます。

このような方法で人の思い込みや偏見をミスディレクションに利用することにより、時としてそれは人間関係の向上などにつながります。

人の記憶の曖昧さを利用する

人の記憶の曖昧さを利用するやり方、方法のミスディレクションがあります。これは日常で使えるミスディレクションになります。人の記憶は時間の経過とともに曖昧になっていきます。この記憶の曖昧さを利用するというやり方、方法になります。

事件の目撃者などの情報集めの際などにこのやり方、方法でミスディレクションを利用することがあります。記憶が曖昧であれは1人の挙げた特徴に他の人も同調してしまうということがよくあります。そこで事情聴取は基本的に一人一人行ないます。

これはこのやり方、方法がもっとも適したミスディレクションになるからです。このようにこのやり方、方法にちかいミスディレクションが日常でも使えるミスディレクションになります。

同時進行を利用する

いくつかのことを同時進行させることを利用したやり方、方法のミスディレクションが挙げられます。人はいくつものことを同時に進行するとどれか一つがおろそかになったり、注意が散漫になったりします。これを悪用したものが振り込め詐欺になります。

このような悪用されるという意味でもミスディレクションは存在します。良い方法でミスディレクションを利用する意味では、子供をあやす際によく見られます。泣いている子供におもちゃなどを与え興味を引き、その間に泣くということをおろそかにするといった方法です。

これは無意識のうちに親がしている方法になります。このようなことでも日常的にミスディレクションは使われています。このように人は生まれながらにして同時進行によってどれかの行動がおろそかになったり、注意が散漫になったりします。

会話を誤魔化す

会話を誤魔化したり、話を逸らすというもの日常でよく使われているミスディレクションの一つです。では会話を誤魔化すとは、話を逸らすとは実際にどのように使われているのか紹介していきます。これは特に意識していなくても人はよく使っているミスディレクションになります。

例えば、自分に隠し事があったときなど、ふと誤魔化したり、会話を逸らしたり、摩り替えようとしてしまうことがあります。これがミスディレクションになります。話の本線を一本違う線にずらすことでその話の本質を回避するという意味があります。

多くの人がこの方法でミスディレクションを使っていますが、そのほとんどがおそらく無意識であることが多いようです。また、人間関係をよくするためにこの方法をとる場合もあります。どの場合でも嘘に嘘を重ねることは後々自分が苦しくなるので、見極めが重要です。

注意!ミスディレクションはスリの世界でも使われる

ミスディレクションはスリの世界でも使われている技術です。日本ではあまりないかもしれませんが、海外ではスリは相当な件数があげられています。マジックのミスディレクションでも紹介しましたが、相手の視線や注意をコントロールするテクニックです。

つまりは、スリでも大いに活用されているテクニック、それがミスディレクションとなるのです。何気ない会話で相手に近づき、相手の気づかない内に物品を奪うというのがスリの世界でのミスディレクションの使い方になります。

完全にコントロールされていたならば、被害者はしばらくの間盗られたことにさえ気づかないそうです。そして、気づいた時にはもう犯人は近くにはいません。これはスリの代表的なやり方です。テレビの特集などでも見たことのある人は多いのではないでしょうか。

ミスディレクションは黒子のバスケにでてくる!

人気の漫画作品である「黒子のバスケ」と言う漫画があります。この漫画の主人公も今回紹介しているミスディレクションを使っています。視線誘導と言う風に表現されています。黒子のバスケについて詳しく紹介して行きます。

黒子のバスケは、高校バスケットボールを題材にした少年漫画作品で、作者の藤巻先生の初連載作品でもあります。単行本の発行部数は3000万部を突破している超人気漫画です。この人気から小説、テレビアニメ、ゲームなども出ています。

あらすじ

黒子のバスケのあらすじについて紹介していきます。黒子のバスケはどのようなあらすじなのかについて紹介していきます。では、黒子のバスケのあらすじを見て行きましょう。黒子のバスケのあらすじを紹介していきます。

帝光中学校バスケットボール部。部員数は100を越え全中3連覇を誇る超強豪校です。その輝かしい歴史の中でも特に「最強」と呼ばれ、無敗を誇った10年に1人の天才が5人同時にいた世代は「キセキの世代」と呼ばれています。

しかし、「キセキの世代」には奇妙な噂がありました。誰も知らない、試合記録もないにもかかわらず、天才5人が一目置いていた選手がもう1人、「幻の6人目」がいたと・・・。

黒子テツヤ

黒子テツヤはこの作品の主人公でミスディレクションを使う選手になります。帝光中学バスケ部出身でキセキの世代のメンバーからも一目置かれていた「幻の6人目」がこの黒子テツヤになります。普段から、眼前の相手にも気づかれないほど影が薄いキャラクターです。

無表情で自己主張も控えめ、冗談や声を張ることが苦手で誰に対しても丁寧語で話すなど基本的に礼儀正しく、冷静沈着で、言いたいことは率直に言う性格のキャラクターです。それゆえに熱くなりやすいチームメイトの火神をたしなめ、平常心を取り戻させる役割を担っています。

怒ることは少ないですが、非道な行いやチームメイトへの侮辱に対しては激昂し、感情を露にします。また、言葉遣いも荒くなります。勝ち目のない試合でも最後まで諦めず、根っからの負けず嫌いでもあります。

黒子テツヤの能力

黒子のバスケの主人公、黒子テツヤの能力について紹介していきます。黒子テツヤの能力が今回紹介している「ミスディレクション」になります。では、見て行きましょう。黒子テツヤの身体能力は低く、フリーでのレイアップシュートも決められないほどバスケの腕は未熟であります。

しかし、並外れた観察眼と存在感の薄さを活かし「視線誘導」によって相手のマークを外し、華麗なスティールとパスワークでチームを得点に導きます。また、帝光時代に全国レベルの試合を経験したこともあり、状況判断に優れ、自ら作戦を立案するともあるようです。

この、黒子テツヤの能力こそが今回紹介している「ミスディレクション」の視線コントールなのです。このようにスポーツの場面においても、実際のプレイでも使われているのが、このミスディレクションです。

ミスディレクションは”誤認”ではない

ここでまた、マジックにおいてのミスディレクションについて紹介していきます。マジックでは観客の心理を上手くコントロールすることが非常に重要になります。この心理誘導をマジックの世界では「ミスディレクション」と呼んでいます。

ミスディレクションとは、「誤認誘導」という意味でも捉えられます。「観客の視線や思考を事実とは違った方向に向ける」という意味のものになります。これは、マジックに限らず、ミステリー小説でもよく使われています。

しかし、実は、このミステリー小説などで使われているミスディレクションと、マジックにおけるミスディレクションは若干意味合いが違ってきます。

マジックにおけるミスディレクション

マジックの場合は「本当の事実」は大して意味を持たないものです。演者は虚構を疑似体現させることを目的としているので、観客が楽しむことも、虚構の現象の方になります。マジックでは、事実など単なる仕掛けでしかないと言うことになります。

事実が重要な意味を持っていないので、そこに「誤認した」と言うことは関係なくなります。つまり、マジシャンが観客に対して「私はあなたを間違った方に誘っている」と言っている限り、観客はマジシャンのことなど信用してくれないと言うことになります。

このことからも、ミスディレクションが誤認である限り、マジジャンは観客を騙す存在でしかないと言うことになります。このことから、マジックにおけるミスディレクションは誤認ではないといえるのではないでしょうか。

どこにでもある

今回紹介してきたミスディレクションは日常的にも比較的多く使用されていたり、思わぬ世界で使用されていたりしました。現在ではこのミスディレクションはいたるところで使われていると思われます。良い方法で使う人もいれば悪い方法で使う人もいます。

どんなことがミスディレクションなのか認識して詐欺などで利用されていた場合にはいつもよりもさらに注意することが非常に重要になってきます。

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