毎日怖い夢ばかり見る理由とは?悪夢を見る原因って?
あなたは怖い夢を見たことありますか?誰にでも経験のある怖い夢!怖い夢ばかり見てしまうと気持ちも滅入り、寝るのが怖くなる人も・・。怖い夢ばかり見る理由や対処法を学び、嫌な気分から解放されましょう。また、毎日怖い夢ばかり見る人の原因も探ります。
目次
怖い夢ばかり見ることってありませんか?
誰かに殺される夢や追いかけられる夢。冷や汗をかいて、心臓バクバクしながら目覚めることってありませんか?
誰でも、1度ぐらいは怖い夢を見て目覚めることはあると思いますが、それが立て続けになるととうでしょうか?中には、最近毎日怖い夢ばかりみてしまう。なんて人もいるかもしれません。
目覚めた時、真夜中の3時台・・。なんとなく恐くてそこから眠れなくなる人もいるでしょう。毎日怖い夢ばかりみてしまう理由は、あなたの精神状態や病気が原因かもしれません。毎日怖い夢ばかり見る理由と、それぞれの意味、対処法を学んでいきましょう。
毎日怖い夢ばかり見る理由
怖い夢も続いてしまうと、精神的にも追い詰められてしまい、寝るのが怖くなってしまう人もいるでしょう。良い夢を見れば、目覚めも良く、一日を良い気分でストートできます。しかし、怖い夢ばかり見てしまうとどうでしょうか?
精神的にも体力的にも疲れてしまい、寝ても疲れがなかなか取れにくくなると思います。怖い夢ばかり見るには、当然原因があります。心の疲れや体調不良、中には睡眠環境が悪いことが理由で、怖い夢を見る理由に繋がっている場合もあるようです。
ここからは、怖い夢ばかり見る理由を探っていきたいと思います。理由がわかれば、改善方法も見えてくると思いますので、まずは自分に思い当たる節はないか見直してみてください。
1.心に悩みを抱えている
怖い夢ばかり見る人は、もしかしたら心に悩みを抱えているのではないでしょうか。仕事や人間関係などで、気づかぬ内にストレスを溜めており、心身ともに疲れているのかもしれません。
自分でストレスに気が付き、誰かに相談したり、ストレス発散するために思いっきりハメを外したりすれば、すっきりした気持ちで眠りにつけるかもしれません。
しかし、気づかぬ内に心に悩みを抱えているようでしたら、解消のしようもありません。やがて心のモヤモヤは、怖い夢を見させる原因となってしまいます。怖い夢を見ることで、自分の心のストレスを何とか和らげようとしているのです。
子供は悪夢を見やすいって知ってましたか?子供は自分の抱える心の不安や悩みに気が付くことができません。そのため、悪夢を見やすいと言います。
自分でストレスや不安に気が付き、それを取り除くようにすれば、おのずと怖い夢から解放されます。もしかしたら、あなたも気づかぬ内にストレスを溜めてるかもしれませんので、自分自身にそのような原因がないか探ってみると良いでしょう。
2.体調不良によるもの
続いての怖い夢ばかり見る理由は、体調不良によるものです。体調と怖い夢って関係あるの?と思う人もいるかもしれませんが、風邪などで体調が悪く、だるい感覚を抱えていると、怖い夢を見やすいと言います。
苦しい気持ちは、そのまま怖い夢を見させる理由となり、首を絞められる夢や、酸欠で息が出来ない夢など、怖い夢を見させる原因になってしまいます。
また、花粉症や更年期など、症状がさほど重くなくても、自分の中に苦しい気持ちがあるなら、怖い夢を見てしまうことも十分ありえます。体調を改善することで悪夢から解放されると考えられますので、薬などを飲んで安静にしておくことが大事です。
3.生活習慣の乱れ
他にも、生活習慣の乱れが理由になってる場合もあります。毎日規則正しい生活をすることは、良質な睡眠にもつながります。バランスの取れた食事と、適度な運動を繰り返すことで、床に入っても眠りにつきやすく、目覚めも良くなります。
しかし、食事のバランスが悪く、昼間もだらだら過ごしていたらどうでしょうか?体内時計が狂ってしまい、なかなか眠たくならないでしょう。寝る時間はどんどん遅くなり、良質な睡眠を得られにくいです。
良質な睡眠にはレム睡眠(浅い眠り)とノンレム睡眠(深い眠り)を繰り返すことが大事です。生活習慣が乱れると、このサイクルがうまくいかなくなり、怖い夢ばかり見てしまう原因になってしまいます。
4.ホルモンバランスが崩れている
ホルモンバランスの乱れも、怖い夢の理由になる場合があります。思春期や妊娠期などは、急激にホルモンバランスが崩れやすいと言います。
思春期だと、イライラして誰かに当たったり、どうしようもない怒りを感じることが多いと思います。そのようなモヤモヤから深い眠りにつきにくく、怖い夢を見やすくなります。
また、妊娠期は、お母さんのお腹の中で24時間代謝が行われており、休む時間はありません。それに合わせて、母体もノンレム睡眠に陥りにくく、レム睡眠を繰り返してしまうそうです。そのため、怖い夢も含めて、夢を見やすいと医学的にも証明されています。
5.睡眠環境が悪い
あなたはどんな環境で眠りについていますか?枕は快適ですか?布団をたくさんかけすぎてはいませんか?怖い夢ばかり見るという人は、もしかしたら睡眠環境に問題があるかもしれません。
快適な睡眠環境は良質な睡眠につながります。まずは、寝具等を見直してみるのも手かもしれません。枕の位置は高すぎないか?柔らかすぎないか?自分の体にフィットした快適な環境を整え、静かな環境で眠りについてみましょう。
また、寝る直前までスマホを見るのもNGです。できる限り、寝る直前は照明を落として、おだやかな気持ちで眠りにつくようにしましょう。
毎日怖い夢ばかり見る原因と病気の可能性
怖い夢もたまになら我慢できますが、それが毎日続くとどうでしょうか?精神的にも肉体的にも追い詰められてしまい、寝るのが怖くなるだけでなく、日常生活が困難になってくる人もいます。
何かに追いかけられたり、殺されそうになったり・・。怖い夢が毎日続く人の中には、その夢を鮮明に覚えており、怖い感覚が続いてしまう人もいるでしょう。
先ほど、子供は悪夢を見やすいと言いましたが、大人で毎日怖い夢ばかり見る人には、病気などが潜んでる可能性も考えられます。
PTSDの可能性
PTSD(心的外傷後ストレス障害)は、心に大きな傷やストレス、強い苦痛を抱えることが原因で、常に気持ちが高ぶったり、その逆に何も感じない無気力状態に陥ります。
また、睡眠障害や抗うつ状態に陥りやすく、浅い眠りを繰り返すことから怖い夢ばかり見てしまうと言えます。PTSD(心的外傷後ストレス障害)の原因になるのは、性的暴力や犯罪などに自分が巻きこまれたり、目撃した場合です。
精神的に大きなショックを受け、心に傷を負います。症状が表れる期間には個人差があり、中には長い期間が経過してから、症状が出る場合もあるようです。気になる人は、早めに病院を受診するようにしましょう。
うつ病の可能性
毎日怖い夢ばかり見る人は、うつ病の可能性も考えられます。うつ病の代表的な症状に、不眠があります。なかなか眠りにつけず、睡眠障害に悩まされる人も多いと言います。
うつ病の大半の人が抱えるのがこの睡眠障害で、不眠が続くとうつ病を発症しやすいと言えます。では、睡眠障害と怖い夢はどんな関係があるのでしょうか?
睡眠障害の中でも代表的なのが浅い眠りを繰り返してしまい、体が休まらない状態です。要は、ノンレム睡眠に入りにくく、レム睡眠だけ繰り返してしまうのです。レム睡眠の状態は夢を見やすく、怖い夢につながることも多いと言います。
毎日怖い夢ばかり見るからと言って、うつ病とは限りませんが、怖い夢の記憶がずっと残っており、日常生活にも支障が出るなら、早めに専門医に相談することをおすすめします。
睡眠障害はうつ病の初期段階とも言えますが、悪夢にうなされ眠れない状態が続いてしまうと、眠るのが怖くなり、悪循環に陥りやすいです。相談して損はありませんので、1人で悩まず早めに病院を受診しましょう。
怖い夢の種類と心理的な意味
怖い夢と言っても、色んな種類があると思います。誰かに追いかけられる夢、災害に襲われる夢、誰かに殺される夢など・・。怖い夢も実や夢占いでは良い暗示を示してる場合も多いんです。
怖い夢の意味を知れば、気持ちも楽になれるかもしれません。ここからは怖い夢の意味を種類別に見ていきましょう。
①追いかけられる夢の意味
追いかけられる夢を見た場合、もしかしたら現実でも何かに追われているのかもしれません。仕事の締切や、やり残してしまった仕事など。何か現実で気になることがあるようです。
もしかしたら、無意識の内に大きな後悔を抱えてしまってるのかもしれません。自分自身を振り返ってみてください。何かやり残したことはありませんか?
もしかしたら長年心のどこか後悔を抱えていきてきたのかもしれません。その原因を取り除けば、怖い夢から解放されると考えられます。
②災害に襲われる夢
地震などの災害に合う夢を見た時は、環境の変化を意味しています。現状では、今の状態が反対の方向へ向かうことを意味していますので、今すべてが上手くいってる人は、気を付けた方が良いでしょう。
逆に仕事等で行き詰っているなら、ここから好転していくことが考えられますので、吉夢と捉えることができます。
③殺される夢
誰かに殺される夢を見たら、嫌な気分で目覚めると思いますが、夢占い的には良い暗示です。死ぬ夢=再生を意味していますので、良い運気が巡ってくると考えられます。
仕事や恋愛、すべての面において新たな可能性を見いだせる時期です。特に、何か困ったことに遭遇している人は、解決の道が見つかり、良い方向へ向かっていくと考えられます。殺される夢は吉夢ですので、日々の努力を怠らず新たな可能性を掴みましょう。
④ゾンビが出てくる夢
中にはゾンビが出てくる夢を見る人もいるかもしれません。ゾンビを見るとどんな感情が湧きますか?ゾンビを美しいと思う人は少なく、「醜い」「気持ち悪い」と感じる人が多いと思います。
その感情がそのまま夢でも反映されており、コンプレックスを抱えていることを意味しています。コンプレックスはあなたにとって醜く、気持ち悪いものかもしれません。
コンプレックスもあなた自身の個性です。それを受け入れることができたら、ゾンビの夢に悩まされることもなくなるでしょう。
⑤事故に巻き込まれる夢
事故に巻き込まれる夢は、予知夢の可能性があると言います。そのような夢を見た場合は、外出する際、注意した方が良いでしょう。
中には、予知夢や正夢を信じられない人もいると思いますが、注意しておいて損はありませんので、頭の片隅に置いておいてください。
怖い夢を見たときの対処法
怖い夢を見れば、目覚めも最悪で、なんとなく体も重く、1日が憂鬱な気分で始まってしまうと思います。中には、鮮明に記憶が残っており、嫌な気分が抜けない人もいるでしょう。
では、怖い夢を見た時、どう対処すれば良いのでしょうか?1日嫌な気分で過ごしてしまうのはもったいないので、なるべく早めに不快な気分から解放されたいと思います。ここからは、怖い夢を見た時の対処法を紹介していきます。
日光浴をして忘れる
怖い夢は忘れるのが1番です。目覚めたらカーテンを開けて、太陽の光をいっぱい浴びて、呼吸しましょう。暖かな日差しは、心にエネルギーをくれます。そして、気持ちをリセットして、「今日も1日頑張るぞ」という気分にさせてくれるもんです。
怖い夢はリセットしてしまうのが1番。太陽の光ともに、新しい一日に切り替え、悪い夢は忘れてしまいましょう。
早めに出かける
怖い夢を見た時、「なんであんな夢みたんだろう?」と考えこんでしまっては、暗い気持ちから抜け出すことができません。なるべく早めに支度を済ませ、出かけてみませんか?
仕事の人は、いつもより1本早めの電車に乗ったり、どこかでコーヒーを飲むでも良いでしょう。また、お休みの人は、ゆっくり日差しを感じながらお散歩をしたり、ウィンドショッピングも良いです。
早めに家から出て、外の空気を吸って、怖い夢を引きずらないようにすることが大事です。
運動でリフレッシュ
嫌な気分は運動でリフレッシュ!運動して汗をかけば、気持ちも楽になれるはず。普段運動する習慣がない人は、部屋の掃除やウォーキングでも構いません。
軽く体を動かして、嫌な気分を吹き飛ばしましょう。気が付いたら怖い夢のことなど考えず、笑顔の自分に戻ってるはずです。
夢占いをみる
それでも怖い夢のことを考えてしまうなら、夢占いを見るのも1つの方法です。殺される夢など、中には吉夢もたくさんあります。夢占いを見る場合は、参考程度に留めておくのが大事です。
良いことはそのまま受け入れても構いませんが、悪い結果であっても、それが絶対ではないことを念頭に置いておきましょう。
中には、夢占いを見てすっきりする人もいると思いますので、あくまでも参考程度に見てみるのは悪いことではありません。
怖い夢を見ないようにする方法
そもそも怖い夢なんて見たくないもんです。怖い夢を見た時の対処法も大事ですが、怖い夢を見ないようにする方法を知っておけば、事前に防ぐことができます。
ここからは、怖い夢を見ないようにする方法を紹介していきますので、日頃から意識しておけば安心です。
睡眠環境を整える
今日からできる基本的な方法は、やはり睡眠環境を整えることです。自分に合った寝具を使えているか?部屋は暗く、光は遮断できてるか?今一度自分の睡眠環境を見直してみましょう。
不快な寝具を使っていると、深い眠りを得られず、怖い夢を見てしまう場合もあります。自分が快適だと思える環境を整え、良質な睡眠を得る努力をしてみてください。
規則正しい生活をする
良質な睡眠には、規則正しい生活が欠かせません。生活のリズムが狂ってしまうと、交感神経と副交感神経のバランスも崩れてしまい、深い眠りが得られなくなります。
極力早寝早起きを心がけ、栄養バランスにも気を付けましょう。適度な運動をして体をほぐし、生活のリズムを整えておくことが大事です。
寝る前に嫌なことを思い出さない
寝る前に電気を消してから、今日あった出来事を思い出す人もいると思います。仕事などであった嫌なことを考えてしまうと、なかなか眠りにつけないばかりか、悪夢につながってしまうこともあります。
寝る前は極力スマホなど触らず、頭を真っ白にすることが大事です。なかなかリラックスできない人は、アロマの力を借りるのも良いと思います。ラベンダーの香りには眠りを促す効果があるので、おすすめです。
眠りを促す音楽などを聞くのも効果的です。自分に合った方法で、極力嫌なことを思い出さない環境づくりをしましょう。
寝る前のお酒や食事は控える
寝る前にお酒を飲んだり、何か食べたりすると、どうしても胃腸に負担をかけ、脳が覚醒しやすいといいます。お酒を飲むと眠りにつきやすいと感じる人もいますが、それは浅い眠りを繰り返してるだけで、ノンレム睡眠が得られてるとは言えません。
もちろん、お酒だけでなくカフェインの入ったドリンクも同じです。寝る前にはお酒や食事などで胃腸に負担をかけるのはやめましょう。
もし何か飲みたいのであれば、ホットミルクがおすすめです。牛乳には、トリプトファンと呼ばれるタンパク質が含まれており、眠気を誘う効果があると言われいますので、試してみる価値あると思います。
怖い夢を見にくい環境づくりを!
怖い夢ばかり見る理由、原因、怖い夢の意味、対処法などを見てきましたが、いかがでしたか?怖い夢を見る事は誰にでもありますが、それが続いてしまうと、苦痛を感じ始めると思います。
そうならないように、日頃から怖い夢を見にくい環境を整えておくことが大事です。自分の生活のリズムや睡眠環境を見直してみましょう。
どうせ夢を見るなら良い夢がいい!レム睡眠とノンレム睡眠がバランスよく繰り返される良質な睡眠を得て、気持ち良い目覚めを手に入れましょう。