花言葉で死ぬを意味する花!死にたいを意味する死花って?
花言葉で死ぬを意味する花や死にたいを意味する死花についてご存知でしょうか。悪い意味の花言葉の花を贈りたくない、物語などで使用したいなどと思うことはないでしょうか。今回は、そんな花言葉で死ぬを意味する花や死にたいを意味する死花について紹介していきたいと思います。

目次
- 1「死」「死ぬ」を意味する花言葉を持つ花を紹介
- 2花言葉で死を意味する花①イトスギ「死」
- 3花言葉で死を意味する花②ハナズオウ「裏切りのもたらす死」
- 4花言葉で死を意味する花③スノードロップ「あなたの死を望みます」
- 5花言葉で死を意味する花④クワ「共に死のう」
- 6花言葉で死を意味する花⑤キスツス・アルビドゥス「私は明日死ぬだろう」
- 7花言葉で死を意味する花⑥パセリ「死の前兆」
- 8花言葉で死を意味する花⑦スイレン「死して無くなる」
- 9花言葉で死を意味する花⑧イチイ「死」
- 10花言葉で死を意味する花⑨ドクニンジン「あなたは私を死なせる」
- 11花言葉で死を意味する花⑩アイビー「死んでも離れない」
- 12花言葉で死を意味する花⑪タツナミソウ「私の命を捧げます」
- 13花言葉で死を意味する花⑫黒バラ「死ぬまであなたを憎みます」
- 14花言葉で死を意味する花⑬トリカブト「あなたは私に死を与えた」
- 15花言葉で死を意味する花⑭ガマズミ「無視したら私は死にます」
- 16花言葉で死を意味する花⑮スグリ「あなたに嫌われたら私は死にます」
- 17【番外編】死の花のイメージがある彼岸花の花言葉は?
- 18正しいシチュエーションでの使用を
「死」「死ぬ」を意味する花言葉を持つ花を紹介
皆さんは、「死」や「死ぬ」を意味する花言葉を持つ花についてご存知でしょうか。「死」や「死ぬ」を意味する花言葉を持つ花の死花について知って、死んでしまった人に死花を供えたりしたいと思ったことはないでしょうか。
「死」や「死ぬ」を意味する花言葉を持つ花について知って、物語などで、伏線や意味あり気なシーンに使いたいと思ったことはないでしょうか。今回は、そんな「死」「死ぬ」を意味する花言葉を持つ花や死花を紹介していきたいと思います。
花言葉で死を意味する花①イトスギ「死」
花言葉で死を意味する花の一つ目は、イトスギです。イトスギの花言葉は、「死」です。イトスギは、世界中にあり、イギリスでは、ドアとしても使用されています。他の花言葉は、「哀悼」や「絶望」、「永遠の悲しみ」などがあります。
そして、それとは、反対に「正義の人」や「不死」、「再生」などの意味も持っています。これらの花言葉を見るとイトスギは、生きている人に渡すものではなく死花であるということが分かると思います。
間違っても生きている人には渡さないようにしましょう。
イトスギは、死んでしまった大切な人や、尊敬している人などに対して捧げるようなものです。お墓などに死花として供えておくのがよいでしょう。
花言葉で死を意味する花②ハナズオウ「裏切りのもたらす死」
花言葉で死を意味する花の二つ目は、ハナズオウです。ハナズオウの花言葉は、「裏切りのもたらす死」です。ハナズオウは、ピンク色などの色をした、ハート型の花です。漢字では、「花蘇芳」で英語では、「Cercis chinensis」と言います。
他の花言葉には、「疑惑」や「不信」などの似たものがありますが、それとは、真逆に「豊かな生涯」という花言葉も持っています。「裏切りのもたらす死」と「豊かな生涯」では、本当に正反対すぎるので、深い意味を付けたいときなどに使用できます。
「裏切りのもたらす死」というのも、それと正反対の意味があるというのも、何か物語などを作る際に、伏線として使用したりするのに向いているといえます。逆に、人に贈る花言葉としては、全く向いていないので注意です。
花言葉で死を意味する花③スノードロップ「あなたの死を望みます」
花言葉で死を意味する花の三つ目は、スノードロップです。スノードロップの花言葉は、「あなたの死を望みます」です。スノードロップの見た目は、その名の通り、雪のように白く、下を向いている花です。
スノードロップの他の花言葉には、「希望」や「慰め」などが存在しています。相手に「希望」を与えたり、「慰め」たりするために、スノードロップを贈ったはずが、相手からは、「あなたの死を望みます」と受け取られる可能性があるのです。
美しく人に「希望」を与えたり、「慰め」たりするのには、向いているように思えるスノードロップですが、しっかりとすべての意味について理解して、相手に誤解されないように注意しなければなりません。
花言葉で死を意味する花④クワ「共に死のう」
花言葉で死を意味する花の四つ目は、クワです。クワの花言葉は、「共に死のう」です。クワは、カイコの食糧として、有名なものです。マルベリーと呼ばれる果実が実ります。その果実には、白と黒があり、色によって意味が違います。
白い果実の場合は、「知恵」で、黒い果実の場合は、「わたしは、あなたを助けません」と「あなたよりも生き延びる」です。クワの花言葉自体は、「共に死のう」ですが、果実の場合は、相手を信頼していないようなものなので、全く違います。
クワ自体の他の花言葉は、「彼女の全てが好き」というものがあります。「彼女の全てが好き」と「共に死のう」というのは、とても相手への信頼が感じられます。もし、人からクワをもらったら、信頼しているあなたへのSOSかもしれません。
花言葉で死を意味する花⑤キスツス・アルビドゥス「私は明日死ぬだろう」
花言葉で死を意味する花の五つ目は、キスツス・アルビドゥスです。キスツス・アルビドゥスの花言葉は、「私は明日死ぬだろう」です。キスツス・アルビドゥスの色は、白と紫があって、両方とも中間部分は、黄色となっております。
もし、誰かからキスツス・アルビドゥスを渡されたら、助けてほしいというメッセージの可能性があります。自分の分からない花言葉の花を貰ったら、出来るだけすぐに調べるようにしましょう。もし、それが自殺などを仄めかす場合、直接は言ってこないでしょう。
隠された意味に気づいてくれるだろうということや、あなたへの信頼、最後の希望など、そんなつもりで相手はあなたに、その花言葉の花を贈ってきているのに、それに気づかなくては、手遅れになってしまう可能性が高いです。
花言葉で死を意味する花⑥パセリ「死の前兆」
花言葉で死を意味する花の六つ目は、パセリです。パセリの花言葉は、「死の前兆」です。パセリと言われると、皆さんは、食べ物というイメージしかないのではないでしょうか。そんな、パセリにも花言葉はあるのです。
パセリの花は、白や黄色などのとても細かい見た目をしています。他の花言葉は、「お祭り気分」や「祝祭」、「愉快な気持ち」などの「死の前兆」という意味とは全く違う明るい意味のものが多いです。
花言葉で死を意味する花⑦スイレン「死して無くなる」
花言葉で死を意味する花の七つ目は、スイレンです。スイレンの花言葉は、「死して無くなる」です。スイレンは、白や黄色、紫などの色があり、どれも中心部分が黄色になっています。スイレンは、聞いたことや見たことがある人が多いのではないでしょうか。
スイレンは、漢字では、「睡蓮」と書き、英語では、「water lily」と言います。他の花言葉は、「清純な心」や「信頼」、「信仰」などがあります。「死して無くなる」以外の意味は、人に贈る花言葉としては、使いやすいものが多いです。
そして、「死して無くなる」とその他の「清純な心」や「信頼」、「信仰」などの組み合わせにより、物語などでスイレンを使用することで、凝った演出をすることができるようになります。贈るのにも、物語などにも使用できる便利な花なのです。
花言葉で死を意味する花⑧イチイ「死」
花言葉で死を意味する花の八つ目は、イチイです。イチイの花言葉は、「死」です。イチイは、英語では、「Japanese Yew」と言います。イチイは、赤くて丸い花を付けます。他の花言葉は、「高尚」や「悲しみ」、「慰め」などがあります。
イチイは、漢字では、「一位」または、「櫟」と書きます。「櫟」は、イチイだけではなく、「クヌギ」とも読みます。
花言葉で死を意味する花⑨ドクニンジン「あなたは私を死なせる」
花言葉で死を意味する花の九つ目は、ドクニンジンです。ドクニンジンの花言葉は、「あなたは私を死なせる」です。ドクニンジンは、漢字では「毒人参」で、英語では、「Conium」と言います。
他の花言葉は、「死も惜しまず」という意味があります。「あなたは私を死なせる」だけだと怖い意味に聞こえますが、「死も惜しまず」と「あなたは私を死なせる」が組み合わさることによって、意味が大きく変わってきます。
この二つが組み合わさることにより、「あなた」に対して「死も惜しまない」から「私」が死んでしまうというような、良い意味に聞こえてきます。物語などで使用すると良い感じになるのではないでしょうか。
花言葉で死を意味する花⑩アイビー「死んでも離れない」
花言葉で死を意味する花の十個目は、アイビーです。アイビーの花言葉は、「死んでも離れない」です。アイビーの花は、黄色くて長いのが特徴的です。他の花言葉は、「永遠の愛」や「不滅」、「誠実」などがあります。
「死んでも離れない」という花言葉や、その他の花言葉からも分かるようにとても重くて深い愛情が見えると思います。自分の愛する人に贈ると良い花言葉でしょう。ですが、恋人関係や夫婦関係などではない場合は、注意しましょう。
深い関係ではないのに、そのような重い意味の花言葉を贈られても、相手からすると、意味が分からない、怖い、となって、惹かれるのではなく引かれる結果に終わってしまいます。最悪、通報されてしまうかもしれません。
花言葉で死を意味する花⑪タツナミソウ「私の命を捧げます」
花言葉で死を意味する花の十一個目は、タツナミソウです。タツナミソウの花言葉は、「私の命を捧げます」です。タツナミソウは、紫色で縦に長い花です。タツナミソウの花言葉は、「私の命を捧げます」だけで、他にはありません。
タツナミソウは、不気味な見た目をしており、それにふさわしい「私の命を捧げます」という意味を持っているので、物語などでは、とても分かりやすく歪な愛の形などを表現するのに適していると言えます。
実際に人に、タツナミソウの花言葉を贈るのは、とても重いですし、見た目も不気味ですので、あまりおすすめは、できません。愛情を伝えるにしても、別の花言葉の花を贈るのが無難と言えます。
花言葉で死を意味する花⑫黒バラ「死ぬまであなたを憎みます」
花言葉で死を意味する花の十二個目は、黒バラです。黒バラの花言葉は、「死ぬまであなたを憎みます」です。黒バラは、その名の通り、黒いバラです。花言葉は、「憎しみ」や「あなたはあくまで私のもの」、「決して滅びることのない愛」などがあります。
一番最後の「決して滅びることのない愛」というのだけは、他のとは真逆の意味のように感じますが、そうではないのかもしれません。好きの反対は嫌いではなく無関心です。相手を嫌った分だけその感情は愛情に代わることもあります。
また、「死ぬまであなたを憎みます」というのは、ある意味一つの愛の形とも言えます。世間一般に見れば、それは正しい愛ではないですが、愛の形は人それぞれです。一つの感情で相手をそれほど思えるというのは、一種の愛です。

花言葉で死を意味する花⑬トリカブト「あなたは私に死を与えた」
花言葉で死を意味する花の十三個目は、トリカブトです。トリカブトの花言葉は、「あなたは私に死を与えた」です。トリカブトは、漢字では「鳥兜」で英語では「monkshood」と言います。トリカブトは、昔の衣装の鳥兜に似ています。
色は、紫色や黄色、白色などがあります。他の花言葉は、「騎士道」や「栄光」、「人嫌い」や「復讐」などがあります。「あなたは私に死を与えた」という花言葉は、とても使いどころに困ります。ここでいう死とは、何なのでしょうか。
実際に死んでいては、その花言葉を使うことは、できません。なので、自身でトリカブトをこの意味で贈る場合は、「死」とは、別のことを表していることになります。一種の比喩表現です。贈られた側は、心当たりをしっかり探さないと危険かもしれません。
花言葉で死を意味する花⑭ガマズミ「無視したら私は死にます」
花言葉で死を意味する花の十四個目は、ガマズミです。ガマズミの花言葉は、「無視したら私は死にます」です。ガマズミは、漢字では「莢蒾」と書きます。初見では、読めないという人がとても多いのではないでしょうか。
ガマズミは、白く細く小さい花です。ガマズミの他の花言葉は、「結合」というものがあります。「無視したら私は死にます」といい、「結合」といい、とても相手に依存、執着、嫉妬しているのが伝わってくる花言葉です。
このような花言葉を相手に送ってしまっては、相手が余程良い人、または何らかの耐性が無い限り、逆に無視される、別れる、距離を置かれるなどのことになってしまう可能性がとても高いです。ガマズミを人に贈るのは、辞めましょう。
花言葉で死を意味する花⑮スグリ「あなたに嫌われたら私は死にます」
花言葉で死を意味する花の十五個目は、スグリです。スグリの花言葉は、「あなたに嫌われたら私は死にます」です。スグリは、漢字では「酸塊」で英語では「Gooseberry」と書きます。
他の花言葉は、「あなたの不機嫌が私を苦しめる」や「私はあなたを喜ばせる」などがあります。「あなたに嫌われたら私は死にます」や「あなたの不機嫌が私を苦しめる」がなければ、「私はあなたを喜ばせる」が全然別の意味に聞こえてきます。
ですが、その二つがあることによって、「私はあなたを喜ばせる」が嫌われたくないから、機嫌を損ねてしまいたくないから、という意味に聞こえてきます。ですが、そのような花言葉の花を贈るということは、それらを訴えるSOSであるとも言えます。
【番外編】死の花のイメージがある彼岸花の花言葉は?
彼岸花は、死の花のイメージがありますが、死花ではありません。彼岸花の花言葉は、「情熱」や「再会」、「転生」などの死とは、あまり関係ないものが多いです。
彼岸花には怖い迷信がある
彼岸花には死の意味がない、では、何故、死の花のイメージがあるのか、それは、彼岸花には怖い迷信があるからです。その怖い迷信というのは、彼岸花を家に置くことで家が焼けてしまったり誰かが死んでしまうというものです。
他にもいくつかありますが、それが一番有名な彼岸花の怖い迷信です。
正しいシチュエーションでの使用を
今回は、花言葉で死ぬを意味する花や死にたいを意味する死花について紹介していきました。これで、死んでしまった人に死花を供えたり、物語などで死花を扱うことができるようになったのではないでしょうか。
生きる人には、贈ることはない死花ですが、それ以外での使い方を理解して、正しいシチュエーションでの使用ができるようになりましょう。