100均ダイソーのLED電球はおすすめ?100円や150円の照明を紹介

100均ダイソーのLED電球は税込み108円です。長寿命、省エネ、熱の少ない安全性の利点からも、白熱電球から取り換えるのになんの躊躇も要りません。ダイソーのLED電球は種類も豊富。お得感から売り切れも多いようですが、それだけに、おすすめできる商品といえます。

100均ダイソーのLED電球はおすすめ?100円や150円の照明を紹介のイメージ

目次

  1. 1100均ダイソーのLED電球は本当におすすめか?
  2. 2LED電球とは?
  3. 3LEDと蛍光灯と白熱電球の違い
  4. 4寿命からみたコスパ
  5. 5消費電力からみた省エネ
  6. 6ダイソーのLED電球の種類【100円】
  7. 7ダイソーのLED電球の種類【150円・200円以上】
  8. 8ダイソーでLED電球を買う際の注意点
  9. 9ダイソーのLED電球の評判を紹介
  10. 10正しい知識でLEDを使おう

100均ダイソーのLED電球は本当におすすめか?

東京都の「家庭におけるLED省エネムーブメント促進事業」は、白熱電球2個とLED電球1個を無料交換するというもので、2017年7月10日から始まり2018年12月9日にて終了しました。これは従来の消費電力の大きい白熱電球から、LED電球への転換を推進するもので、省エネや環境保護ためのものでした。

なぜそれが必要だったかといえば、理由はLED電力の高価格によります。価格がLED電球の普及を妨げてきたのです。相場では、1個につき1,000円以上もします。しかし、100円均のダイソーなら、1個100円(税込み108円)から買えるのです。

LED電球とは?

LED電球は、発光ダイオード=LEDを使用した照明器具です。LEDは従来の白色電球や蛍光灯より、低消費電力かつ長寿命といった特徴があります。一定の条件内で使用する限り、発光素子(半導体レーザーや発光ダイオードなどにある、電気信号を光信号に変換する装置)は長寿命ですが、自身の出す熱により劣化します。

一般的に、照明には白色が求められます。そのためには青色の光源が必要ですが、LEDには、それがありませんでした。1990年代に青色LEDが発明され、可視光LEDを使ったLED照明が実現化されました。

一方、ブルーライトを伴なう高輝度のLED照明が普及しだすと、健康や環境に有害であることが指摘され始めました。2016年には、アメリカの医師会が、「運転や睡眠」「生態系に与える影響」等を低減させるためのガイダンスを作成しました。

LEDと蛍光灯と白熱電球の違い

LED電球に使われているLEDとは、「Light Emitting Diode」の略です。一つの方向に電圧を加えたとき発光する半導体の素子のことで、発光ダイオードと呼ばれたりもします。LED電球はこの半導体部分と様々な回路、パッケージ部品等により構成されたものです。

白熱電球は、ガラス内部のフィラメント(細い糸状の構造。 ラテン語で糸の意味)に電気が流れることで発光します。

蛍光灯は、ガラスの内部に充満した蛍光体に、放電で発生する紫外線を当て、可視光線に変換させるのです。

最大の違いは寿命

LED電球、白熱電球、蛍光灯、これらの違いは何といってもその寿命です。下の表の時間は、全て「おおよそ」です。
 

寿命 持続点灯 1日10時間使用した場合の寿命
LED電球 4万時間 11年
白色電球 1,000~2,000時間 3カ月~6カ月
蛍光灯 1万3,000時間 3年7カ月

LED電球の寿命は、約「4万時間」。白熱電球の寿命は、約「1,000~2,000時間」。蛍光灯の寿命は、約「1万3,000時間」とされています。1日10時間使用したと仮定して、LEDは約「11年」。白熱電球は約「3カ月~6カ月」。蛍光灯は約「3年7カ月」という計算になります。

寿命からみたコスパ

LED電球は価格において、白熱電球や「電球型」の蛍光灯よりも高めです。しかし、寿命が長いため交換頻度が少なくすみます。その結果、節約につながるのです。下の表は、300円の白熱電球、1,000円の電球型蛍光灯、2,000円のLED電球、それぞれ10年使用した場合の実験結果です。
 

  コスト 10年使用間の取り換え頻度
LED電球 2000円(単価2,000円) 0回
白色電球 6,000円~1万2,000円(単価1,000円) 20~40回
電球型蛍光灯 2000円(単価1,000円) 2回

表を見ると、LED電球は、買い替えなしの2,000円です。白熱電球は、20~40回も交換したため、コストが一番高く6,000円~1万2,000円。電球型蛍光灯は、2回の交換でコストは2,000円。

2,000円のLED電球は、1~2年使用すれば1000円の白熱電球より安くなるのです。生活必需品のLED電球は、どんどん普及しているので価格は下がる一方。その差は、ますます大きくなるでしょう。

消費電力からみた省エネ

消費電力においても、LED電球は白熱電球の20%ほどの省エネ効果があります。今までの通例では、LED電球は蛍光灯と比較しても大差ない、とされて来ました。しかし、最近では蛍光灯の約40%の消費電力で済む、蛍光灯型LEDが開発されています。

その他にも利点があります。LED電球は紫外線の量が少なく、他の光源より虫を寄せつけません。そのため、照明器具のメンテナンス、および故障頻度を軽減させます。また、白熱電球や蛍光灯と比べ衝撃に強いのも特徴です。LED電球は、コスト、省エネ、使い勝手の良さ、と他を抜いているのです。

ダイソーのLED電球の種類【100円】

ダイソーは店によって置いていない商品があるので、ダイソーの小型店舗より大型店舗へ行くことをおすすめします。例えば、ダイソーの小型店舗ではUSB接続のLED電球が売っていないことも、しばしばあります。100均のものでも100円とは限りませんが、ここに紹介するものは、正真正銘100円均一、もちろん税込み108円です。その性能も決して馬鹿にできない、おすすめ商品です。

従来のフィラメントによる白熱電球からLED電球に取り変える理由は、主に節電や寿命の長さへの期待からでしょう。100均であってもダイソーのLED電球は、シーリングライトとして十分機能を果たし、小さな灯りとしても立派に効果を発揮します。

※シーリングライトとは、天井面=ceilingに直接取り付ける照明器具のことです。室内全体を上から明るくします。住宅、事務所などの主照明=全般照明として据えられるものです。

E26口金のLED電球40W(100円)

ダイソーの100均商品、「E26口金のLED電球40W相当」は、税抜き100円、税込み108円です。まさにダイソー100均の名に恥じない、おすすめ商品です。スペックは、40w形相当、定格寿命は15000時間程度、広配光タイプ「配光角度180度」、4851m(ルーメン)、消費電力は4.4wになります。電球色と昼白色の2種類あります。

注意点として、このダイソーの40w形相当LED電球には「値段表示」がありません。不安な気持ちでレジに行くことになりますが、100均において値段表示がないものは、基本100円(税込み108円)のルールとされています。なので、この商品もそれに則ってか「税込み108円」に違いないので安心してください。

二つ目の注意点として、明るさ調整のできる調光器具には使用不可なので気をつけてください。

E12口金のLEDナツメ電球0.5W(100円)

ダイソーの100均商品、「LEDナツメ電球」は、税抜き100円、税込み108円です。スペックとしては、全光束約6ルーメン、消費電力0.5w、「一般ナツメ球に比べ約10分の1に削減」という謳い文句が掲げられています。

E12サイズの口金は常夜灯に良く使われ、ベッドに据えられた豆電球のような小さな灯りなどに多用されています。LEDは熱がこもらず身近な場所に置いていても安心なので、おすすめできます。

USB接続のLED電球(100円)

ダイソーの100均商品、「USB接続のLED電球」は、税抜き100円、税込み108円です。消費電力5V×1.2A=5~6w、LED電球の球数は10個入り、USB接続電源ケーブル(1.2mコード)付属、外枠が白色と青色の2種類あります。

電球の上の部分にフックがあるので吊り下げ可能です。電源はスマホなどの充電にも使われている、モバイルバッテリーで点灯させることができます。注意点として、モバイルバッテリーは別売りになっています。

アマゾンでの評判が良いようです。150ルーメンはかなり明るく、キャンプ時のテント内で使用すれば、その威力を発揮するでしょう。

キーホルダー型LED電球(100円)

ダイソーの100均商品、「キーホルダー型LED電球」は、税抜き100円、税込み108円です。小さなソケットのお尻の部分にスイッチがあり、押せばLEDが七色に光ります。見た目は裸電球を小さくしたものみたい。でも立派なLEDで、スイッチを入れると色が変化します。見た目が良く人気があるので品薄の商品です。

キラキラボール(100円)

ダイソーの100均商品、「キラキラボール」は、税抜き100円、税込み108円です。100均ながら結構な光量で明るく輝きます。キラキラボールは、シャボン玉様の中にLED電球を据えて有り、それを覆っているボールドームに反射します。他のLED電球が薄暗く感じるほど明るく輝きます。

少し白っぽくもありますが、暖色系ライトが思ったよりも光り輝きます。嗜好と実用を兼ね備え、キャンプ等にも、おすすの商品といえるでしょう。

Thumb100均ダイソーのコピー機の値段は?カラーコピーや両面などの料金も
今回は100均ダイソーのコピー機の値段について紹介します。100均ダイソーでコピーをすると、...

ダイソーのLED電球の種類【150円・200円以上】

ここからは、100均ショップのダイソーながら、それ以上の値段になります。といっても、税抜き150円~400円程度。十分安いのですが。

E26口金のLED電球60W(150円)

ダイソーの非100均商品、「E26口金のLED電球60w相当」は、税抜き150円です。60w形相当、定格寿命15000時間、広配光タイプ「配光角度180度」、8101m(ルーメン)、消費電力8.1wになります。

60w形相当で8101m(ルーメン)という素晴らしいスペック、外せない低価格のおすすめ商品です。定格寿命が400円のLED電球に比べると少ないながら、そんなにピカピカ光らせる必要のない場所には十分でしょう。明るさの利便性より、落ち着いた雰囲気重視の場所には最適といえます。

E17口金のLEDミニ電球40W(200円)

ダイソーの非100均商品、「E17口金のLEDミニ電球40w形相当」は、税抜き200円です。全光束4401m、定格消費電力4.3w、定格寿命40000時間になります。40w形相当のE17口金サイズは、この砲弾型しか売っていません。昼光色の明るさて゜すが、砲弾型でも白熱球と同じように明かるくを照らします。

写真だと色味が補正されてしまい明度の違いが見えづらいのですが、白昼色はパッと明るい感じだそです。影の強さが分かりやすい違いともいわれます。

E26口金のLED電球40W(300円)

ダイソーの非100均商品、「E26口金のLED電球40w形相当」は、税抜き200円です。全光束4851m、定格消費電力4.8w、定格寿命40000時間となります。この青いパッケージのE26口金には40wと60w、電球色と昼光色があります。右側の40wは300円、左側の60wは100円です。上で紹介した黒いパッケージの40wは、激安の税抜き100円でした。

E26口金のLED電球60W(400円)

ダイソーの非100均商品、「E26口金のLED電球60w形相当」は、税抜き400円です。この60wにも黒いパッケージのものがあり、税抜き1個150円、税込み162円です。詳細は動画をご覧ください。これと同じ商品、他の種類にも、わかりやすい動画を上げている人がいます。一度ユーチューブで買いたい商品をチェックするのを、おすすめします。

ダイソーでLED電球を買う際の注意点

ダイソーというと100均、100円の商品を思い浮かべますが、照明器具としては200円~400円のものの方が多いようです。それでも、他のメーカーのLED電球の価格は倍以上。ダイソーのLED電球は、安さだけとっても、おすすめできます。

LED電球を買う際の注意点として、LED電球には回して取り付ける「口金サイズ」があります。E17やE26などがあり、サイズを間違うと取り付けできません。E26口金サイズには40w形相当と60w形相当があるので、事前に確認をしましょう。

また、色味には、白っぽい「昼光色」とオレンジ色っぽい「電球色」があります。これは好みによりますが、それぞれ場所の雰囲気に合わせ選びましょう。例えば、和室には昼光色より電球色の方が合うようです。

口金サイズを確認する

口金というのは、電球のくびれに被せた金属部分のことです。国内の一般家庭で使用されている口金サイズは、「E17」と「E26」の2つです。「E」はソケットにはめる電球の口金のことを指し、「17」や「26」という数字は直径の径を指します。基本単位はセンチメートル。「1.7cm」と「2.6cm」になります。

最もよく家庭に設置されているのは「E26」です。円形の蛍光灯以外、特殊なものでなければ「E26」が当てはまります。次に多いサイズが「E17」で、シャンデリアなどに良く使用されています。

サイズ確認は、元からはまっていた電球(非LEDでも同じ)の、口金近くのガラスにプリントしてある数字を見ましょう。新しい照明器具の場合は、説明書や箱書きを見れば口金サイズが書いてあります。

密閉式かどうか確認する

白熱電球に比べLED電球はあまり発熱しません。それでも、電流を流すと発光するLED素子は、同時に発熱もするのです。そのままだと、LED素子は高熱を持ちます。光が弱くなり、寿命が縮み、壊れてしまいます。

密閉型は、普通の照明よりも熱がこもりやすいのです。そこで各メーカーはLEDが過熱しないよう、放熱に工夫を凝らしています。バスルームに使うような密閉型電球は、それに対応させた製品なのです。

ダイソーのLED電球の評判を紹介

ダイソーのLED電球の評判を紹介していきます。インスタとツイッターですが、どちらも概ね好評のようです。とくに価格に関しては、驚きの声が挙がっています。

インスタでの評判

インスタグラムでの評判は、今までさんざん挙げてきた画像の中に、たっぷり含まれています。どれも他のメーカーと変わらない明るさと、その安さに驚く声ばかりでした。

この商品は「E26口金のLED電球40w形相当」は、税抜き100円、税込み108円です。やはり、その安さと明るさに感心しているようです。

ツイッターでの評判

もっと安いものがあります。「E26口金のLED電球40w形相当」は驚異の税抜き100円、税込み100円なりです。

省エネも、もはや蛍光灯を置き去りにしたようです。時代の進歩を如実に感じさせてくれるダイソーのLED電球、おすすめです。

価格は寿命に比例といいますが、60Wで400円といえば「E26口金のLED電球60w形相当」です。その定格寿命は40000時間、つまり同じです。旧とは、この商品のことをいっているのでしょうか。税抜き150円の「E26口金のLED電球60w形相当」は、最近発売されたのかもしれません。

正しい知識でLEDを使おう

せっかく安くて性能の良いLED電球を手に入れても、間違った知識、適当な使い方や選び方ならば、おすすめできません。それでは活用しきれないでしょう。最近の家電製品の性能や多機能ぶりは、もはや使う人の方のスペックを越えてしまっているという事実は否めませんが。

それでも、この動画のような解説を見て、少しでも適切な使い方ができるよう、ささやかな努力はした方が良いように思われます。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ