100均の熱収縮チューブ!ダイソーやセリアの透明なチューブも紹介
コードのカーバーやホースの修理など、様々な場面で役立つ熱収縮チューブは、100均ダイソーにも続々登場しています。セリアにも熱収縮チューブの代用チューブが登場しているのです。そこで、今回は100均ダイソーやセリアのチューブについて、詳しく見ていきましょう。
目次
100均の熱収縮チューブの使い方は無限大!
断線してしまったコードの修復に便利な夏収縮チューブは、使い方を工夫すると日常のあらゆる場面で役立ちます。そんな熱収縮チューブやその代用グッズは、最近セリアやダイソーと言ったメジャーな100均ショップでも販売されるようになりました。
100均では様々な種類の熱収縮チューブが販売されているので、あまり熱収縮チューブに詳しくない人は商品選びで迷ってしまうでしょう。
そこで、今回はダイソーやセリアなどの100均に続々と登場している熱収縮チューブやその代用品について、詳しく解説していきたいと思います。具体的に商品も紹介するので、熱収縮チューブに興味がある人はぜひ注目してみてください。
そもそも熱収縮チューブとは?
熱収縮チューブという商品が、そもそもよく分からないという人はまだ多いと思います。熱収縮チューブとは、熱を加えられた部分が収縮して、簡単に金属部分が露出したコードの修理ができる便利アイテムです。
最近では色付きチューブやワイドタイプのチューブなども販売されているので、コードの修理だけでなくホースの修理や器具の滑り止めなどにも活用できます。
ドライヤーの熱でしっかり収縮するものも多いので、扱いも簡単と現在注目が集まっているのです。
100均の熱収縮チューブの特徴
熱収縮チューブは様々なお店で販売されていますが、100均ダイソーで販売されている熱収縮チューブには、どのような特徴が見られるのでしょうか?以下では、100均ダイソーにある熱収縮チューブの特徴を、解説していきましょう。
直径や長さが色々選べる
100均ダイソーの熱収縮チューブには、チューブの直径や長さのバリエーションが多いという特徴が見られます。ホースの修理にも十分使える直径の大きな商品もたくさんあるので、100均の熱収縮チューブは最近特に人気が高まっているのです。
また、長さの種類も多いので、必要な長さのチューブを購入することができます。
コスパが良い
100均ダイソーに揃っている熱収縮チューブには、コスパがとても良いという特徴もあります。100円という安さから、熱収縮チューブの品質に不安があるという人もいるでしょう。
しかし、100均では一般的な文房具店で購入できる熱収縮チューブと、同等の品質のものが販売されています。そのため、100均の熱須臾縮チューブに、お得さを感じる人は多いのです。
ダイソーの「ドライヤーで熱収縮する配線カバー」を紹介
ダイソーには、ドライヤーを当てるだけで収縮させることができる熱収縮チューブ「ドライヤーで熱収縮する配線カバー」が登場しています。ドライヤーを当てるだけという手軽さで、現在多くの人を惹きつけているのです。
以下では、「ドライヤーで熱収縮する配線カバー」をより詳しく取り上げていきましょう。
ドライヤーで熱収縮する配線カバーの特徴
ダイソーで人気の「ドライヤーで熱収縮する配線カバー」は、赤と黒2色のロングタイプと、4色の鮮やかで短めのタイプの2種類から選べます。約2mあるロングタイプのものは、長く細いコードの修復にぴったりでしょう。
また、青と緑、黄色と赤のビビッドなカラータイプのものは、20cmほどの長さですがロングタイプよりも直径が広いので、様々なサイズや色のコードを自然な仕上がりで修理できます。
しかし、どちらも力ではあまり収縮しないので、修理したい物に余裕をもってチューブをはめられるか、事前にしっかり確認しましょう。
直径の種類は?
「ドライヤーで熱収縮する配線カバー」のロングタイプの直径は約3mmで、2~3mmのコード状のものの修理に対応できます。また、カラータイプの直径は約6mmで3~6mmのコード状のものの修理が可能です。
「ドライヤーで熱収縮する配線カバー」は熱では収縮しますが、物理的な力ではあまり伸びません。そのため、スムーズにチューブにコードが入るように、しっかり修理する物とチューブの直径を確認することをおすすめします。
セリアにある熱収縮チューブ代用アイテム
セリアには、熱収縮チューブの代わりとして十分使えるアイテムも豊富に揃っています。そこで、以下では熱収縮チューブの代用となるセリアのグッズを、いくつか取り上げていきましょう。
セリアで熱収縮チューブの代用品を購入したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
ケーブルガード
100均セリアでは、熱で収縮するタイプのチューブは販売されていません。しかし、主に充電器のコードの断線を防ぐケーブルガードが販売されており、見た目がおしゃれで使い方が簡単と人気を集めているのです。
100均セリアのケーブルガードは、断線しがちなスマホや携帯の充電器のコードの付け根部分に装着して使用します。熱収縮チューブのように熱を加える手間なく、簡単に使うことができるのです。
さらに、ピンクやオレンジ、ミントカラーなどカラーバリエーションが多いので、おしゃれにコードを守ることができます。キャンディのように丸い形になる可愛いケーブルガードもあるので、セリアでぜひ様々なケーブルガードを探してみてください。
コードチューブ
100均セリアには、熱収縮チューブと同じように、配線の整理に役立つ「コードチューブ」も販売されています。熱を加えずに、コードに直接巻いて使うタイプのチューブで、複数のコードを安全に整理できるのです。
サイズの幅が広いので、コードが密集している場所をスムーズに整理整頓できます。また、カラーは透明と半透明で目立ちにくいので、すっきりした見た目の配線にすることができるでしょう。
熱収縮チューブを選ぶ時に注目したい収縮率
熱収縮チューブには収縮率によって収縮した後の直径の大きさが変わります。例えば、直径3mmのコードには、収縮後に直径3mm以下になる収縮率の直径3mm以上のコードを選ぶことで、しっかりコードを保護できるのです。
この収縮率を考慮せずに、収縮前のチューブの直径だけに注目して購入してしまうと、熱を加えて収縮させても上手くコードに密着しなくなってしまいがちでしょう。そのため、熱収縮チューブを選ぶ際には、収縮後のチューブの太さや収縮率にも注意しましょう。
ダイソーの熱収縮チューブの正しい使い方
ダイソーの熱収縮チューブは、一体どのように使うべきものなのでしょうか?以下では、ダイソーの熱収縮チューブの使い方を、詳しく説明していきたいと思います。
ダイソーの熱収縮チューブを初めて使うという人は、ぜひ以下の使い方をしっかり確認してみてください。
必要な長さに切る
ダイソーの熱収縮チューブの使い方の最初の工程は、チューブをハサミで必要な長さに切るという工程です。この時には、切り口がギザギザになったり、使うチューブに傷が付いたりしないように注意しましょう。
切り口がいびつであったり、チューブに傷が付いたりすると、その傷からチューブが裂けやすくなってしまいます。そのため、なるべく一度だけハサミの刃を入れて切り落とすようにしてください。
束ねたい部分に通す
ダイソーの熱収縮チューブをカットし終わったら、修理したいものにチューブを通します。チューブには力で伸縮する性質はないので、この時無理に力を入れるとチューブだけでなく修理したいものも破損してしまう恐れがあるのです。
そのため、無理にチューブの口を引っ張たりせずに優しくチューブをはめましょう。チューブを部分的に使いたい場合は、チューブを切り開いてコードの巻きつけて使うということもできます。
しかし、基本的にチューブは切り開かない方が良いので、なるべくコードの直径に合うチューブを用意するようにしましょう。
ドライヤーで温風を当てる
熱収縮チューブを修理したいものに通したら、いよいよドライヤーの温風を当ててチューブを収縮させていきましょう。ドライヤーを当てる部分が偏り過ぎると、綺麗にチューブ全体が収縮しないことがあります。
そのため、全体に均等に熱が行き渡るように、ドライヤーを当てていきましょう。また、あまりにも高温のドライヤーを当てると、修理したい物に悪影響を与えることもあるので、ドライヤーの温度が上がり過ぎないように注意してください。
うまく収縮しない時の対処法
ドライヤーをしっかり満遍なく当てていても、思い通りにチューブが収縮しないこともあるでしょう。そのような時には、ライターの火や熱湯などで熱を加えてみるという対処法がおすすめです。
しかし、どちらも慎重に行わないとケガやコードの破損に繋がりやすいので、安全には十分に注意してください。
ライターで加熱する場合は、一ヵ所に長く当てすぎず、しっかり様子を見るようにしましょう。また、熱湯をかける時には、慎重にお湯を少しずつかけ、手を火傷しないように注意する必要があります。
熱収縮チューブを使う際の注意点
ダイソーの熱収縮チューブを使う時には、安全確保やスムーズなチューブの収縮のために、いくつか注意しておきたい点もあります。以下では、その注意点を詳しく取り上げていきましょう。
熱収縮チューブを使う予定がある人は、ぜひ以下の注意点を覚えておいてください。
チューブに均一に温風を当てる
ダイソーの熱収縮チューブを使う際には、チューブ全体に均一に熱が行き渡るように、ドライヤーの温風をかけるようにしましょう。チューブ全体に高熱が行き渡ることで、綺麗かつスムーズにチューブが収縮するのです。
熱が偏ると一部分だけが収縮し、上手くカバーとして機能しなくなることもあります。また、見た目も悪くなりやすいので、しっかり全体に温風を当てるようにしましょう。さらに、一部分だけに熱が集中することで、火災発生の危険性も高まります。
そのため、安全のためにも特定の箇所だけに温風を当てないように気を付けましょう。
火傷しないようにする
熱収縮チューブにドライヤーを当てることに集中していると、つい自分の手にドライヤーの熱い風を当てて火傷を負いやすくなります。また、しっかり収縮させようとライターや熱湯を使う際には、より火傷の危険性が高まるでしょう。
そのため、火傷には常に注意するように意識を高め、収縮作業を行うようにしてください。
熱収縮チューブのおすすめ活用法
ダイソーの汎用性が高い熱収縮チューブは、コードの保護以外の使い道もたくさんあるのです。そこで、以下ではダイソーの熱収縮チューブのコードの保護以外の活用術を、分かりやすく紹介していきましょう。
熱収縮チューブを活用したい人は、ぜひ実際に以下の活用法を試してみてください。
ケーブルの断線防止
ケーブルの断線防止にも、ダイソーの熱収縮チューブは役立つのです。購入したばかりのケーブルに熱収縮チューブをしっかり巻いておくことで、2重のゴムカバーで繊細な銅線を守ることができるようになります。
そのため、どこかにケーブルが引っかかったり、何かに潰されたりしても、簡単にはケーブルが断線しないようになるのです。
ケーブルが完全に断線してしまうと、ケーブルを丸ごと買い替えなくてはいけなくなるので、節約のためにもぜひケーブルにチューブを巻いてみてください。
靴紐のほつれ防止
知らぬ間にほつれやすい靴紐のほつれ防止にも、熱収縮チューブは役立ちます。靴紐に防水タイプの熱収縮チューブを装着することで、外的刺激から強くなりほつれにくくなるのです。
また、水も弾くようになるので、雨に濡れて傷んでしまうことも防げるでしょう。靴紐がほつれて見た目が悪くなってしまうことが気になる人は、ぜひ熱収縮チューブを使ってみてください。
水漏れしてしまう水道ホースの修理
熱収縮チューブは、穴が開いて水が漏れてしまう水道ホースの修理でも活躍します。水道ホースは意外と高いものなので、少し水漏れしてしまうくらいで買い替えるのはもったいないと感じる人は多いでしょう。
水漏れしてしまうホースがある時には、ぜひ100均の防水タイプの熱収縮チューブで穴を塞いでみましょう。あまり大きな穴だとしっかり塞ぐことは難しいですが、小さな穴ならば十分塞ぐことができます。
水道ホースの水漏れで悩んでいる人は、ぜひ試してみてください。
熱収縮チューブの意外な活用術
熱収縮チューブは、何と園芸の分野でも役立つ便利グッズであることを、皆さんはご存知でしょうか。園芸で蔓科の植物を育てる時には、支柱を立てることがよくあります。
その支柱のほとんどは金属製なので、雨風による悪影響で錆びてしまいやすいのです。その支柱に予め防水熱収縮チューブを取り付けておくことで、支柱の錆びを防ぐことができます。
支柱は錆が酷くなると腐って折れてしまうこともあるのです。植物を健やかに育てるためにも、支柱を園芸でよく使うという人は、ぜひ試してみてください。
様々な場面で活躍できる100均の熱収縮チューブ
今回はダイソーやセリアなどで販売されている熱収縮チューブやその代用アイテムについて、詳しく解説しました。
一般人でもドライヤーがあれば手軽に使うことができる熱収縮チューブは、コードカバーとしてだけでなく、ホース修理や靴紐のほつれ防止などにも活躍します。100均で今回取り上げた商品を見かけた時には、ぜひ手に取って確認してみてください。