白い蜘蛛の意味は縁起が良くて幸運？種類やスピリチュアル的意味も紹介

現実で、そして夢の中でたまに見かける「白い蜘蛛」。この白い蜘蛛を見ることにはどのような意味があるのでしょうか。

直接的に分かりやすく何かが起こるということは少ないですが、スピリチュアル的な意味では「現実に見る場合」と「夢の中で見る場合」に大きな意味があります。今回はその両面から「白い蜘蛛を見る意味」についてご紹介します。

白い蜘蛛というのは、それほど深く考える必要なく「見た目が白い蜘蛛」です。蜘蛛は全身が毛に覆われていることも多く、その毛が白いと全身が白く見えます。また、毛ではなく体の表面が普通に白い蜘蛛もいます。

このような「白い蜘蛛」を見ることは「縁起が良い」と言われたり、「幸運を招く」と言われたりします。白い生物というのは、「白い蛇」などにも代表されるように縁起が良いものとして扱われることが多いです。

家の中に出る白い蜘蛛の種類としては、1つ挙げられるのは「小さいサイズの白い蜘蛛」です。これは「蜘蛛の子ども」「蜘蛛の赤ちゃん」の可能性も高いです。多くの場合、蜘蛛は生まれて間もない場合は白いことが多いです。

他には、「ハエトリグモ」の可能性もあります。この種類は日本にとても多く生息しているので見かけることが多いでしょう。「よく跳ねる蜘蛛」としても知られているので、小さいサイズでよく跳ねている場合はハエトリグモの可能性が高いです。

それ以外にも「キンイロエビグモ」という種類もいます。全身は白っぽいのですが赤い模様が入っているのが特徴で、6月から8月にかけて見られることが多く、葉の上にいることが多いです。

白い蜘蛛を見る意味には現実に見るものと夢に見るものがありますが、まずは現実に見るスピリチュアル的な意味をご紹介します。

白い蜘蛛を見ることは「金運の上昇」というスピリチュアル的な意味があります。現代社会の中で人々が暮らしていくにはお金は必須のものとなっており、それに対しての運が上がるというのは「幸運」と言えます。

白い蜘蛛を見ると幸運が訪れるというスピリチュアル的な意味から考えれば金運が上昇しないということは考えにくいとも言えます。

白い蜘蛛を見ることのスピリチュアル的な意味には、「仕事運の上昇」もあります。仕事というのは人々の生活と切っても切れない関係にあるものです。

仕事が上手くいくことや良い仕事を得られることなどは、その人の生活や気分、やる気などに直接的に結びつくものですので、「幸運」を運んでくれる白い蜘蛛は、仕事運の上昇という意味もあるのです。

白い蜘蛛を見ることは縁起が良いとされるので、「健康運の上昇」もあります。どれだけ他のことで「幸運」が訪れたとしても、健康を害していて病気になったりすれば「台無し」です。

ですので、実はほかの幸運よりもなによりも「健康運」というのは大事ともいえます。どんなことよりもまずは「身体あってのこと」ですから、白い蜘蛛の縁起の良さというのは、健康運の上昇もあります。

白い蜘蛛がもたらす幸運には、「良縁に恵まれる」というものも挙げられます。人との関わりや人との出会いというのは、その人の人生を大きく左右するものです。

「良縁」というと「恋人」などを思い浮かべる人も多いですが、それももちろんのこと「友達」や「上司」、「部下」、「取引先」などでも良い人と出会えればそれだけで大きな「幸運」と言えます。そういった良縁との出会いも白い蜘蛛は意味しています。

白い蜘蛛を見ることによるスピリチュアル的な意味には、「災害から守られる」という意味もあります。

ただこれは逆に言うと「災害が訪れる予兆」という見方をすることもできてしまうものです。起きるはずだった災害を起こさなくするほどの力はありませんので、その災害から守られるということを意味しています。

小さい白い蜘蛛を見た場合には、「大きい幸運」の前兆と言われています。その白い蜘蛛を可愛いとかキレイといった感情で見た場合にはすでにその幸運を迎え入れる準備ができているという意味です。

また、家の外で小さい白い蜘蛛を見た場合には、対人関係についての大きい幸運が訪れる前兆でもあります。自ら積極的に他人と関わっていくことでさらなる幸運が訪れます。

縁起が良いとされている白い蜘蛛ですが、この白い蜘蛛を「夢の中で見た場合」にはどのような意味があるのでしょうか。スピリチュアル的な観点からの意味をご紹介します。

まず、「ざっくり」としている意味にはなりますが、白い蜘蛛を夢の中で見ることは「幸運が訪れる前兆」としての意味があります。

これまで努力してきたことが報われるという形で幸運が訪れることが多くなっています。幸運が訪れたことに気づかない、幸運がすぐそばにあるのに掴めていないという人に「知らせる」という意味で夢に出てくるケースもあります。

悩みや問題を抱えて困っているときに夢の中に白い蜘蛛が出てくることがあります。これは普段から悩みや問題を抱えて困っていることのSOSを誰かが受け取ってくれたことを暗示しています。

自分だけでは解決できないような悩みでも人が関わることで「思ったより簡単に」解決することなどもあります。白い蜘蛛を夢で見るのはその前兆ということになります。

白い蜘蛛が夢に出てくるのは、「人間関係を見直すべき」ということを暗示しているケースもあります。何か自分にとって良くない相手と関わっているときに白い蜘蛛が夢に出てくるのです。

その人との縁がいつまでも続いていることで自分にとってデメリットはあってもメリットはほとんど訪れることはありません。ですから、白い蜘蛛が知らせてくれた「人間関係の見直し」を意識してみましょう。

人はそれぞれ地球に降り立ったとき、生まれたときに使命を持っています。その使命をいまだに達成できていない場合や、別のことに時間や労力を割いている場合に白い蜘蛛が夢に出てきてそれを知らせます。

やりたくないと思っていることや、他にやりたいことがあると分かっている場合には、心のままにそれに従ってみるのも「使命達成」には良いでしょう。

白い蜘蛛が夢に出てくることのスピリチュアル的な意味には、「経験や学びの発信」という意味もあります。これまでの人生で学んだことや経験を発信するべきだ、ということを暗示しているのです。

経験や学びを発信し、周りの人たちのガイドとしての役割があることを教えてくれています。その方法は周りにいる人達に直接教えるでも良いですし、ネットなどのメディアを使って発信する方法でも良いでしょう。

白い蜘蛛が夢に出てくるのは「言葉への意識」をしっかりしなさいというお告げのような意味もあります。つまり「言葉遣いの乱れ」を指摘しているということです。

言葉には「言霊」というものが宿っておりネガティブなことを言えばネガティブなオーラが周囲に漂います。またキレイな言葉を使えば心が穏やかになり周りも自分も幸せな気分になって、幸せを受け入れやすい状態になるのです。

白い蜘蛛が夢の中で知らせているのは、「本当の気持ちと浄化」です。もっと本心を表に出しなさい、自分の本心に気づきなさいというメッセージです。

本心を出しづらい、本心が出せないような環境もあります。そういったところに閉じ込められているといずれ感情が爆発してしまうのです。

ですから、そういった本心を表に出したり、自分ですら気づけなくなってしまった本心に気づいて浄化する必要があることを白い蜘蛛は告げているのです。

他の蜘蛛同様に白い蜘蛛も家の中に出ることがあります。この場合はどうしたらいいのでしょうか。白い蜘蛛とはいえ「蜘蛛は蜘蛛」ですので、その対応に困る人もいるでしょう。

まず1つできることは「家の外に逃がす」という方法です。「幸運」とつながっている白い蜘蛛を殺すという手段は取りたくないけれど、家の中にいるのも困るという人はこの方法が良いです。

他には、「そのまま放置する」という方法もありますが、「幸運がほしい部屋へ誘導する」という方法も良いでしょう。

白い蜘蛛というのは「神様の使い」とも言われています。ですので白い蜘蛛が家に出た時にしてはいけないことは「殺すこと」です。

「朝の蜘蛛は敵に似ていても殺すな」「夜の蜘蛛は親に似ていても殺せ」という言葉があるように夜の蜘蛛は不吉の象徴ともされていますが、白い蜘蛛は夜でも殺してはいけません。

白い蜘蛛繋がりで「蜘蛛の巣」の話ですが、蜘蛛の巣にかかるのは興奮の前兆と言われています。蜘蛛の巣にかかるとどうしても不快な感覚が強いですが、スピリチュアル的な意味では幸運の前兆と言われています。

また、蜘蛛の巣がそこにあったものにひっかかるのではなく、風で飛んできた蜘蛛の巣が顔につくことを「エンジェルエア」とも呼ばれ、さらに幸運だとされているのです。

あの不快な感覚が実は幸運だというのがわかると、実際に感じる不快感も軽減されることになるでしょう。

ここまでお伝えしてきたように、白い蜘蛛というのは縁起が良く、幸運をもたらす存在です。

良くないことを告げるというケースもありますが、それを知らせてくれるのは自分にとって良いことですし、それによって解決できれば、やはり「幸運」と言えます。

白い蜘蛛を現実でも夢でも見たのなら、「幸運を受け入れる」心を持って、自分に訪れる幸運を素直に受け止めましょう。