2018年12月20日公開
2018年12月20日更新
お金の切れ目が縁の切れ目の意味や使い方とは?エピソードも紹介
金の切れ目が縁の切れ目、その名の通り、金銭は非常にデリケートな問題となっています。カップルや友人や家族でも、お金は人間関係を破壊してしまう威力があります。金の切れ目が縁の切れ目の意味を、身を持って感じてしまった人のエピソードを紹介していきます。
目次
お金は人間関係を崩壊させる!
「お金は人間関係を破壊させる」とよく言いますが、なぜお金に関することだと人間関係を破壊させるのでしょうか。まず、お金を借りる人はお金に困っている人だと思います。友人だけでなく、家族にも「お金を貸して」と声をかけている可能性が高い人もいます。
その場合は、サラ金から借金している可能性が高いです。サラ金から借りている人に関しては、要注意です。何故なら、お金を貸しても返済してくれる可能性は低いです。リスクを最小限にも抑える為にも、気をつけることが大事です。
ですが、お金を貸した側からすると信用して貸している訳ですが、お金を借りた側はいつまで経っても返済する気配はないということが起きます。それによって、人間関係に亀裂がはいります。今から、「金の切れ目が縁の切れ目」のエピソードを紹介していきます。
「お金の切れ目が縁の切れ目」とは?
「金の切れ目が縁の切れ目」とは、そもそもなにかと言いますと【金銭だけで成り立っていた関係は、金銭がなくなればつながりが切れてしまう】という意味です。お金がいっぱいあるときは、みんなからちやほやされていたけど、お金が尽きてしまうと誰もいなくなってしまう、そのようなときに使われることわざとなっています。
「お金の切れ目が縁の切れ目」の意味
先ほども記載をしましたが、「お金の切れ目が縁の切れ目」の意味とは、【金銭だけで成り立っていた関係は、金銭がなくなればつながりが切れてしまう】の意味になります。この言葉は、ことわざになっており、古くから使われています。そのため、語源もあります。次は、語源に関して紹介いたします。
「お金の切れ目が縁の切れ目」の語源
「お金の切れ目が縁の切れ目」の語源としては、【遊女と遊客の金銭によって成り立っていた関係をさしている。親しい人間関係も、結局は金次第であり、金があるときには慕ってきた者も、金がなくなると見向きもしなくなる。】の語源となっています。
昔から、お金が関わると人間関係も変わるようです。古くからあるということは、昔から現在まで、金銭トラブルが多かったことが分かります。次は、「お金の切れ目が縁の切れ目」の使い方を紹介します。
「お金の切れ目が縁の切れ目」の使い方
「金が切れる」とはお金が無くなる、つまり貧乏になるということです。「縁が切れる」とは、関係が無くなってしまうことを表します。それにより、お金を持っている時は慕(した)われていたが、お金が尽きた途端に相手の態度が冷たくなる場合によく使われます。一部ではありますが、例文を紹介します。
「金の切れ目が縁の切れ目」を使った例文
「金の切れ目が縁の切れ目」は、どこでどんな状況のときに使うのかを知らない人もいると思います。今回は、「金の切れ目が縁の切れ目」の言葉を使った例文が多数ありますので、その中でも、よく使うものを紹介します。同じ状況になったときに使うといいでしょう。
例文:1
友人にお金貸したら連絡が取れなくなってしまった。これが金の切れ目が縁の切れ目か。
例文:2
金の切れ目が縁の切れ目というが、お金を貸しているときは慕ってくれていたのに、貸すのを断った瞬間に冷たくなった。
例文:3
金の切れ目が縁の切れ目にならないよう、水商売の彼女を振り向かせるためにお店に通い続けなければいけない。
金の切れ目が縁の切れ目になったエピソード【友人編】
友人の間で一番と言っていいほど、金銭の貸し借りがあると思います。お人好しな人は親しい友人になら貸してしまうだろうし、実際は断りたくても断れない人が多数いると思います。例えば、友人との関係を壊したくない理由で断れない人がいると思います。今回は、友人との金銭の貸し借りでのエピソードを紹介します。
親しい友人との貸し借り
昔から付き合いのある友人で、私にとっては親しい友人だと思っていたのにお金にだらしなく、更には「貸して」と言われ、さすがにあり得ないと感じました。友人とはそのまま疎遠になりました。
友人に泣かれてしまい
仲良かった子がいたんですが、彼氏が借金を抱えてしまいお金が返せないと言われ、泣きながら「お金を貸してほしい」と頼んできた子がいました。もちろんお金は貸さずにそのまま疎遠になりました。
金の切れ目が縁の切れ目になったエピソード【彼氏編】
カップルの間でもお金の貸し借りをする人がいると思います。大好きな彼氏を助けたくて、彼氏なら信じれる等々、彼氏だからと何でも気を許してしまう人もいます。彼氏だから絶対にお金が返済されるわけではありません。そんな、彼氏との金銭の貸し借りでのエピソードを紹介します。
彼の本当の姿
彼氏が大手企業で働いていて高給料をもらっていると言っていたので、彼氏と結婚を考えていましたが数百万の借金があることがわかり、お金がなくなると、彼氏が私の財布からお金を抜いてることが発覚した。彼氏とはすぐに別れました。
彼のために貢いだ
彼氏が借金をしていたのでお金を貸して借金返済を一緒にしようと思っていたのに、私が全て借金を返済したら彼氏に捨てられました。彼氏が大変だと言って、私に助けを求めて協力していたのに許せません。
金の切れ目が縁の切れ目になったエピソード【親子編】
家族でお金の貸し借りをする人は少ないと思います。家族にお金を貸すのはちょっとな、プライドがあるから、という方もいます。基本、家族からお金を貸したり借りたりする人は少数ではないかと思います。ですが、家族だからと安心しきっていてはダメです。家族との金銭の貸し借りでのエピソードを紹介します。
家族の態度が豹変
自分の両親がお金に困っているときにだけ連絡をしてくるが、私はお金を貸したくなかったので、お金を貸すのを渋っていたら両親の態度が豹変しました。そして、私に数多くの暴言を吐き続けられ、そのまま絶遠となっています。
勝手に私のお金を
私がアルバイトで頑張って稼いだお金を貯金箱に貯めていたのですが、家族に勝手に使われていたのが発覚しました。家族からは言い訳しかされずに、謝りもされなかった。今は、絶縁状態になっている。
金の切れ目が縁の切れ目になったエピソード【夫婦の離婚編】
カップルから夫婦になり、お互いの通帳を一緒にする方が多いのではないかと思います。夫婦になったから、お金の貸し借りは安心と思っていたら大間違いです。夫婦になっていても、結局は赤の他人。赤の他人を完全に信じてしまうと痛い目にあいます。夫婦の金銭の貸し借りでのエピソードを紹介します。
給料が減給になり
自分の給料が減給になり、どうしようもなかったので友人に多々お金を借りていたことがあった。それが家内にバレて離婚を切り出された。離婚の理由が、給料が減給になってしまったことが一番の理由らしい。
借金をしてしまい
夫の態度が急によそよそしくなり、何か隠している怪しいと思い夫に詰め寄ったら、案の定借金をしていた。隠していたのも許せないが、何より多額な金額だったため離婚をした。
お金の貸し借りをしてはいけない理由とは?
お金の貸し借りをしてはいけない理由とは、数多くあります。その中の一部に過ぎませんが説明します。まず、友人が少額の金額を貸してと言ってきた場合、多くの人は「少額だしいいか」という考えになります。故に、貸し借りの多くは口約束で行われているため信用できません。
それに加え、口約束は借金を踏み倒されるリスクが高いので口約束でのお金の貸し借りは控えましょう。次に、元々金遣いが荒い人やギャンブル好きな人や見栄っ張りな人は要注意です。こういった人たちは、絶対に返済はしません。そのまま逃亡します。挙げてきた方々以外にも、良い人だったのに、と思う人が返済しない可能性もあります。
家族であっても絶遠状態になってしまう可能性もあるので、気をつけるようにしましょう。このように、人というのは簡単に裏切ったり裏切られたりするものです。本当に信じられる人だけにお金の貸し借りをしましょう。ですが、基本はお金の貸し借りはしない方が一番良い方法です。
金の切れ目が縁の切れ目
いかがでしたでしょうか。【金の切れ目が縁の切れ目】に関しての、意味・語源・エピソードを紹介してきました。今回は、ほんの一部を紹介していますので本来ならまだまだ【金の切れ目が縁の切れ目】に関してのエピソードが多数あります。
【金の切れ目が縁の切れ目】の意味や言葉を知らなかった方や、自分が実際に体験していると思う方や、実は自分がお金を借りていてその方が読んでいたなんてこともあると思います。今回の紹介した【金の切れ目が縁の切れ目】を学んでいただけていれば嬉しいです。
お金の貸し借りが悪いとは言いませんが、基本はお金の貸し借りをしないようにしましょう。どうしようもないときは、ただ単に「貸して」と言うのではなく、【ホウレンソウ】をすること。これが大事になってきます。【ホウレンソウ】をしっかりをして、そこから「貸してもらう」ということをしていきましょう。
お金を貸す時はあげると思え、と言う事は良く使われていますが、本当にお金は簡単に人を変えてしまいます。どんなに親しい人とでも、出来る限りお金の貸し借りは避けるようにしましょう。金銭トラブルにはくれぐれも注意をしましょう。