宮永正隆(さくらももこの元夫)の離婚理由！現在は再婚している？

2018年8月に、国民的人気を誇る漫画家さくらももこさんが53歳という若さで病死し、大きなショックを受けた人は多いでしょう。

そんなさくらももこさんは、雑誌編集や音楽プロデュースで人気を集めていた宮永正隆さんと結婚していましたが、1998年に離婚しています。

宮永正隆さんはさくらももこさんと離婚した後は、音楽評論家兼ライターとして活躍していましたが、最近はテレビに姿を見せていません。そこで、今回は宮永正隆さんの気になる現在や、さくらももこさんとの離婚の真相などについて、詳しく見ていきましょう。

宮永正隆さんは、石川県で生まれ育ち、早稲田大学への進学を機に上京しています。大学卒業後には大手出版社である集英社に編集者として就職するのです。

編集者時代にはさくらももこさんや岡田あーみんさんなどの大物漫画家を育て、宮永正隆さんは敏腕編集者として注目されていきます。

1989年には人気漫画家さくらももこさんと入籍し、翌年には「宝船蓬莱」という名前でフリーライター活動に力を入れていくのです。しかし、1998年にはさくらももこさんと離婚し、以降はライター兼音楽評論家として活動し続けています。

宮永正隆さんはさくらももこさんの元夫というイメージが強いので、その経歴をよく知らないという人もいるでしょう。そこで、以下では宮永正隆さんの現在までの軌跡を、詳しく調査していきたいと思います。

石川県で生まれ育った宮永正隆さんは、幼少期から成績優秀で勉強が得意だったそうです。宮永正隆さんは現役で早稲田大学に合格すると、早速上京して法学部で法律の勉強に集中しました。

卒業すると大手出版社の集英社に編集者として就職します。

数々の人気漫画家と契約している集英社に就職した宮永正隆さんは、すぐに仕事ぶりの良さを評価され、人気少女雑誌「りぼん」の編集を任されます。

多くの大物漫画家の編集をスムーズにこなし、人気を呼んだ読者コーナーも担当した宮永正隆さんは、編集業界内で一目置かれる存在になるのです。

少女漫画雑誌「りぼん」の編集者として働いている時に、後に妻となるさくらももこさんや、岡田あーみんさんなどの大物漫画家の編集を担当した宮本正孝さん。

人気漫画家柊あおいさんの担当をしていた頃には、「みーやんのとんでもケチャップ」という読者コーナーを設け、大人気コーナーに成長させました。

宮永正隆さんは1989年に、担当していた漫画家さくらももこさんと結婚します。結婚翌年には集英社を辞め、「宝船蓬莱」というペンネームでライター業を行っていた宮永正隆さん。

妻のさくらももこさんの作品に度々登場しています。宮永正隆さんは、この時期にさくらももこさんが司会を務めるラジオ番組に登場したり、さくらももこの作品の監修を行ったりしており、仲良し夫婦として有名になるのです。

しかし、1998年に突然さくらももこさんとの離婚を発表し、ファンを大きく動揺させました。その後は音楽評論家としても活動し、多くの音楽関係の本を執筆しています。

宮永正隆さんは、集英社所属の編集者時代に、多くの大物漫画家を担当しています。以下では、宮永正隆さんンが担当した有名漫画家を、数人紹介していきましょう。

さくらももこさんは、静岡英和学院大学短期大学部に在学中に、漫画家として華々しくデビューしました。

1986年に自身の小学校時代のユニークなエピソードを、小気味いい文章とシュールな絵でまとめた漫画「ちびまる子ちゃん」の連載を開始し、一気に人気と知名度を高めていきます。

担当編集者であった宮永正隆さんと結婚した1989年には、「ちびまる子ちゃん」で講談社漫画賞少女部門賞を獲得するのです。翌年には「ちびまる子ちゃん」がアニメ化し、国民的人気を誇るアニメになっていきます。

1998年に宮永正隆さんと離婚した後も漫画家として活躍し、2003年にはイラストレーターであるうんのさしみさんと再婚していました。しかし、2007年頃から患っていた乳がんが悪化し、2018年に53歳という若さで病死してしまいます。

沖縄県出身の岡田あーみんさんは、高校生だった1983年に集英社のNEW漫画スクールに漫画「お父さんは心配症」を送り、見事準りぼん賞を受賞します。

同時にデビューが決まった岡田あーみんさんは、漫画雑誌「りぼん」で、数々のヒット漫画を連載し続けたのです。

デビュー作となった人気漫画「お父さんは心配症」はドラマ化され、多くのファンを獲得していた岡田あーみんさんでしたが、1997年から漫画家活動を休止しています。

埼玉県で生まれた柊あおいさんは、高校時代からアニメの同人誌作りで活躍しており、「白砂葵」として数々の同人誌イベントも主催しています。

高校卒業後には会社員として働きながら、漫画雑誌「りぼん」の人気読者コーナー「みーやんのとんでもケチャップ」のカット絵を担当し続けたのです。22歳の時には「コバルト・ブルーのひとしずく」で漫画家デビューを果たします。

1995年には過去に連載していた「耳をすませば」が、宮崎駿監督によってアニメ化され、幅広い年齢層のファンを獲得するのです。ちなみに、柊あおいさんは2002年に公開されたジブリ映画「猫の恩返し」の、原作漫画も描いています。

さくらももこさんは、2003年にイラストレーターのうんのさしみさんと結婚しています。様々な本で、独特な可愛いタッチの挿絵を担当しているうんのさしみさんは、さくらももこさんと本作りで関わっていたそうです。

少しシュールな雰囲気もあるうんのさしみさんの絵に、さくらももこさんは心を掴まれたのかもしれません。

宮永正隆さんは芸能活動は行っていないので、画像はネット上にほとんど流れいないようです。若い頃の画像も、インスタグラムには投稿されていません。

上記の画像は、2017年の宮永正隆さんの画像です。穏やかそうな顔立ちと雰囲気は、さくらももこさんの作品に宮永正隆さんとして度々描かれてきた人物絵とそっくりなので、ぜひ見比べてみてください。

宮永正隆さんは、2018年に病死してしまった国民的漫画家さくらももこさんの元夫です。以下では、さくらももこさんと宮永正隆さんの結婚の時の様子や、気になる離婚背景などについて、解説していきましょう。

宮永正隆さんとさくらももこさんは、1989年に結婚しています。さくらももこさんは当時24歳で、宮永正隆さんは当時29歳でした。

さくらももこさんは人気が高まっていた漫画「ちびまる子ちゃん」の執筆で多忙な日々を送っていたため、担当編集者だった宮永正隆さんが心の支えだったのかもしれません。

宮永正隆さんは結婚前に、岡田あーみんさんの担当編集者としても長年活動していました。

岡田あーみんさんと宮永正隆さんも仲が良い様子だったので、さくらももこさんと宮永正隆さんが結婚した当時は、岡田あーみんさんと三角関係だったという噂が流れたのです。

確かな根拠はありませんが、結婚直前に岡田あーみんさんが漫画家活動を休止していることから、現在もこの噂は囁かれているのです。

さくらももこさんと宮永正隆さんは、バランスの良い仲良し夫婦としてファンにも認められていましたが、1998年に離婚を発表しています。

離婚理由は明確にされていません。しかし、宮永正隆さんがさくらももこさんの仕事を制限してしまい、夫婦仲が冷めたことが原因という説が有力視されています。

宮永正隆さんとさくらももこさんの間には、1994年に1人息子が生まれています。名前は明らかにされていませんが、さくらももこさんは4~5歳の息子と共に絵本を描いて出版しており、その絵本では「さくらめろん」というペンネームが使用されていました。

宮永正隆さんには、現在オランダのアムステルダムを拠点に、着物デザイナー兼スタイリストの豆千代さんと再婚しているという噂があります。

宮永正隆さんは豆千代さんをプロデュースし、共著で着物雑誌を出版しており、自身もアムステルダムを拠点に仕事をしているのです。しかし、再婚したという確かな記録は無いので、豆千代さんと宮永正隆さんはパートナーである可能性が高いと言えるでしょう。

さくらももこさんとの離婚以降は、あまりテレビに出演していない宮永正隆さんは、現在どのような暮らしを送っているのでしょうか?以下では、宮永正隆さんの現況について、詳しくみていきましょう。

宮永正隆さんは昔からビートルズの大ファンであり、現在もビートルズファン向けの本を執筆しています。2006年に執筆した「ビートルズ大学」では、自身をビートルズ大学学長と名乗り、ビートルズファンに注目されました。

2016年には「ビートルズ来日学」を出版し、ビートルズの研究と1966年のビートルズ来日の意義などについて、熱く語っている宮永正隆さん。ビートルズファン以外も魅了する内容と文体で、ライターとしての知名度を上げたのです。

宮永正隆さんは、現在オランダのアムステルダムを拠点に、音楽評論家兼プロデューサーとして充実した日々を過ごしているようです。これからは日本以外でも、素晴らしい活躍を見せ続けてくれるでしょう。

今回は2018年に急死し大きな話題となったさくらももこさんの元夫、宮永正隆さんについて取り上げました。実力のある編集者としてだけでなく、ライターや音楽評論家としても大活躍している宮永正隆さん。

現在はアムステルダムに拠点を移しているそうなので、これからはワールドワイドな活躍も見られるでしょう。