2018年11月28日公開
2018年11月28日更新
心がけるの意味や類語とは?心掛けるとの違いや使い方も解説
心がけるの意味や類語について紹介します。また、心がけると心掛けるの違いや、それぞれの使い方についても見ていきましょう!日本語は難しいと言われていますが、使い方を間違えたくはないものです。心がけるという言葉はよく使う言葉でもあるので、使い方を覚えましょう!
目次
「心がける」の使い方を学ぼう
心がけるという言葉の使い方を学びましょう!心がけるという言葉は、あらゆる場面で使うことができる万能な言葉でもあります。
しかし、その使い方が分かっていないと、意味やニュアンスを知っているだけではどうにもなりません。また、日本語は日本人でも難しいので、「間違っているかも?」と思うと堂々と使えないでしょう。
そこで、今回は心がけるという言葉の意味も使い方も全てみていきたいと思います。心がけるという言葉の使い方を学んだら、使える場で使ってみてください!
「心がける」の意味
心がけるの意味を見ていきましょう!心がけるとは、「忘れないようにする」とか「常に気に留めておく」という意味があります。
つまり、心の中に何かを刻むというのが心がけるの意味になるでしょう。非常に深い意味を持った言葉になります。ビジネスシーンや、部活動などで「心がける」という言葉が使われることが多いでしょう。
心がけるの意味を知ると、心がけるという言葉の使い方も覚えておきたいでしょう!次は、心がけるの使い方をチェックしましょう!
「心がける」の使い方
心がけるの使い方を紹介します。心がけるを使うときは、「○○を心がける」などのように何かに対して気を留めておくという使い方をしていきます。
心ががけるの使い方がより把握できるように、「心がける」の例文を見ていきましょう!心がけるは本当に頻繁に使う人もいる言葉なので、使い方をマスターしておいて損はないでしょう!
例えば、仕事でピンチの時なんかにも「○○を心がけます!」というだけで印象が変わったりもするものです。
「心がける」を使った例文
さっそく、心がけるを使った例文を紹介します。例文を丸々覚えておくと、使うときに使いやすくなります。心がけるという言葉は、「心がける」をそのまま使うこともありますが、文末を崩す使い方もあります。
文末を崩すことで、色んな「心がける」の使い方が出てくるので、そこにも注目してみていきましょう。心がかるの例文を見れば、だいたい使い方は分かるはずです!
例文①心がけている
まずは「心がけている」という例文です。この言葉の使い方には、「これ以上太らないように今の体重キープを心がけている」というものがあります。
自分の中で、一定の制限を設けているのです。強い意志の表れでもありますが、自分で自分に厳しくしているという意味を持つ「心がける」でもあるでしょう。
「心がける」を「心がけている」という言葉にした使い方は、頻繁に見るものでもあります。自己PRなんかでも「私は○○を心がけていまう。」と言うことがあるでしょう!
例文②心がけよう
次に、「心がけよう」という使い方もあります。例えば、「私はおっちょこちょいだからドジをしないように心がけよう!」などがあるでしょう。
これは、自分で自分の弱点をカバーしようと思っている「心がける」です。ちょっと言い方が違うだけで意味もなんとなく変わるところが言葉の面白いところです。
心がけようという使い方は、優しい雰囲気もあり、人に注意するときも「もうしないように心がけようね!」と使うことができるでしょう。
例文③心がけるべきだ
「心がけるべきだ」という使い方もあります。これは、「なぜ同じことをする?もっと注意を向けるよう心がけるべきだ!」というものがあります。
怒っているときに使う使い方でもあるでしょう。もしくは、自分に対して「もっと練習を心がけるべきだ!」などのように厳しく制するときに使ってもいいでしょう。
強めの言葉ですが、相手のことを見捨てたわけではなく、まだまだ期待しているからこそ使う言葉にもなります。
例文④心がける必要がある
「心がける必要がある」という使い方もあります。例えば、「もうミスをしないように心がける必要がある」などです。
これは、「心がける」という意思表示にさらに「必要がある」という強い気持ちを重ねているため、よっぽど何かがあったときに使う使い方になるでしょう。
人から、指摘されるときに「あなたは○○を心がける必要がありますよ!」と言われることもあるはずです。この指摘は重めの指摘なのでドキッとする人もいるでしょう。
「心がける」の類語
心がけるの類語 |
・心に刻む ・記憶する ・肝に銘じる ・胸に刻む ・心に留める ・覚えておく ・記憶に留めておく ・自分に厳しくする |
心がけるの類語をチェックしてください。類語とは、同じような意味を持つ言葉です。心がけるの類語には心に刻むとか、記憶するなどがあります。
これらの類語を使った例文を見て、より心がけるの意味や、類語の意味を深めていきましょう!類語を知っていれば、ボキャブラリーが増えるので、人との会話をより楽しむことができるでしょう!
忘れないように心に刻む
心がけるの類語には「心に刻む」があります。これを例文にすると「忘れないように心に刻む」になります。大事なことを忘れたくないときや、忘れてはいけないときなんかに使う言葉でしょう。
「記念日だけは絶対に忘れないように心に刻むね!」などのように使うこともできます。忘れたら怒られてしまうことは心にどんどん刻んでいきましょう!
心に刻むことは、心がけることなので、周囲からも「健気で偉い!」と思われる可能性が高いでしょう!
同じ失敗をしないように肝に銘じる
心がけるの類語には「肝に銘じる」というものがあります。例文にすると「同じ失敗をしないように肝に銘じる」です。他にも、「次はないと肝に銘じておく」などもあるでしょう。
心がけるよりも、肝に銘じるのほうがなんだか強い気持ちが含まれているように感じるでしょう。心がけるを肝に銘じるという言葉で使うときは、「絶対に!」という気持ちを持って使ってください。
この道を通ったことを覚えておく
心がけるの類語には、「覚えておく」というものもあります。例文にすると「この道を通ったことを覚えておく」とか「彼女との約束を覚えておく」になります。
覚えていないと大変なことになってしまうことを「心に留めておく」という意味で使う「覚えておく」です。この場合も、絶対に忘れてはいけないことなので、大事な約束をしていると思って使う言葉になります。
感謝の気持ちを胸に刻む
心がけるには、「胸に刻む」という類語もあります。例文にすると「感謝の気持ちを胸に刻む」とか「応援してくれている皆のことを胸に刻む」などです。
胸に刻むということは、かなり深い気持ちを持っているということになります。そのため、軽々しく使えるような言葉ではないでしょう。
人として忘れてはいけない気持ちを表しているようにも感じるため、心がけるの類語が「胸に刻む」というものになるということは覚えておきましょう!軽々しく使えなくても色んな場面で使う可能性があるものです。
成功の方法を記憶する
心がけるの類語には「記憶する」というものもあります。例文にすると「成功の方法を記憶する」です。記憶することで同じことができるという意味にもなります。
心がけるということは、良いことを繰り返すことができるという意味も持つということです。
「心がける」ってどんなときに使うの?
心がけるってどんなときに使う言葉でしょうか。心がけるの意味や類語を見ていると、使うのも緊張するような雰囲気を持っています。
そんな「心がける」という言葉は、いつ使ったらいいのか、いつ使うのがふさわしいのかについて見ていきましょう!
目標を定めたとき
心がけるという言葉を使うときは、目標を定めたときです。例文でもあったようにダイエットでもいいでしょう。ダイエットを目標にするなら「1日10分の運動を心がける!」などで使うことができます。
他にも仕事で成功したいと思っているのなら、「人よりも早く出勤して仕事をすることを心がける」などもあるでしょう。
目標を設定して、必ず達成したいという強い気持ちがあるならば、心がけるという言葉を使うことができるでしょう!
人に迷惑をかけたとき
心がけるという言葉は、実は人に迷惑をかけてしまったときにも使うことができます。例えば、「もうこんな思いをさせないように心がけます。」とか「これ以上迷惑にならにように心がけます。」などです。
人に迷惑をかけると悲しい気持ちになりませんか?そして、二度と同じことをしないと誓うでしょう。その誓う気持ちこそが心がけるということなのです。
人に迷惑をかけたときこそ、何かを心がけるというのは大事なことなので、良い心構えだと思われるでしょう!
「心がける」と「心掛ける」の違いとは?
心がけると心掛けるの違いについて紹介します。心がけると心掛けるとは、何が違うのか?という気持ちになりませんか?平仮名なのか漢字なのかの違いだけでは?と思ってしまうでしょう。
しかし、心掛けるとは、「注意をしておく」という意味を持っています。心がけるが「気に留める」というものに対し、心掛けるは「注意をする」なのでより強い意味を持つことになるでしょう。
微妙なニュアンスの違いではありますが、心がけると心掛けるは意味に少し違いがあるのだということを覚えておきましょう!心掛けるの使い方や心掛けるを使う場面も知っておくと便利でしょう!
「心がける」を使う時に気をつけたいこと
「心がける」を使うときに気をつけたいことについて紹介します。「心がける」を使うときの注意点なんてあるのか?と不思議に思う人もいるでしょう。
しかし、「心がける」というのは言葉の1つなので注意して使ったほうがいい場面もあるのです。また、日本語として正しく使っていくことも大事になります。
言葉にはそれぞれ注意点がありますが、「心がける」には、どんなところに注意点があるのか見ておきましょう!
助詞は「を」になる
「心がける」という言葉を使うときは、助詞が「を」になります。よく「に」を使う人がいますが「を」のほうがスムーズな日本語になります。
例えば、「ダイエットを心がける」と言いますが「ダイエットに心がける」とは言わないでしょう。「注意を心がける」とは言いますが、「注意に心がける」とは言いません。
しかし、心がけるが形を変えて、「心がけよう!」などになれば「ミスしないように心がけよう!」などのように助詞が「に」になることもあるでしょう。
約束の1つになることを覚えておこう
心がけるという言葉を使ったときは、約束をしているものだという認識を持ちましょう。自分と自分の約束でもありますし、自分と他人との約束でもあるでしょう。
簡単に守れないことを「心がけます!」と言ってしまうと相手を裏切ることになってしまいます。そのため、簡単に使ってしまわないように気をつけておいたほうがいいでしょう。
もし裏切ってしまうと「あなたは信用できない人!」と怒られてしまう可能性があるため、十分注意して使うようにしてください。
「心がける」の英語表現
心がけるの英語表現を紹介します。心がけるというのは、英語でも同じようなニュアンスで使われることがあります。日本語の意味を英語で表すのは難しいですが、心がけるはどんな英語になるのでしょうか。
最近は、ビジネスでも海外の人に関わることが多いという人もいるでしょう。そんなとき、心がけるという英語を覚えていたら、どこかで役に立つのではないでしょうか。
英語を普段使わないという人も、知っておくだけでもいいので覚えておきましょう!
I keep in mind to
英語で心がけるは、「I keep in mind to」になります。mindをkeepするということなので、確かに心がけるという意味を持っているのが分かります。
また、「keep in mind」という3語は、「忘れないようにする」という意味を持っています。
「I keep in mind to 」の後に「book」などをつければ、「本を忘れないようにする」となるでしょう。英語でもしっかりと心がけるという言葉はあるのです!
try to
他の英語表現で心がけるは、「try to」になります。こっちのほうが短いので覚えやすいでしょう。try toは、~するようにするという意味を持ちます。
そのため、早めに宿題をするように心がけるとか、残さずに野菜を全部食べるように心がけるというときにも「try to」を使うことができるでしょう。
簡単な英語になるので、是非活用する場があるときは使ってみましょう!
心がけるという言葉は意思表示!
心がけるという言葉について見ていきました。いかがでしたか?心がけるという言葉を簡単に使っていませんでしたか?なんとなく意味を知っている言葉なので簡単に使っていた!という人も多いでしょう。
しかし、心がけるという言葉は強い意思表示になります。そのため、人を裏切ることもできませんし、心に誓った約束になるので、意外と重い意味を持つ言葉でもあるのです。
心がけるを使うときは、是非今回紹介した例文を参考にされてください。きちんと使えれば、相手の信用を得られる言葉にもなります!