ハブられるの意味とは？ハブられてる人の特徴と対処法

「仲良くしていたのに急によそよそしくなった」「会話に入れてもらえない」など、ハブられてしまって辛い経験をしたことがある人も多いはず。なんでハブられたのか、ハブられた原因がわからないことも多いと思います。

そこで今回はそんな「ハブられてる人」の特徴や原因・対処法について調べてみました。人間関係で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

説明に入る前に、そもそも「ハブられる」とはどういった意味かご存知でしょうか？ハブられるとは簡単に言うと「仲間外れにする」「村八分にされる」といった意味です。

言葉の語源ははっきりしていませんが、村八分が省力されて「ハブる」になったと言う説や、「省く」と言う意味の単語から「ハブる」に派生したと言う説もあります。どちらにしろ仲間外れにするという意味の言葉だと言うことを認識しておきましょう。

ではさっそくハブられる理由や原因について見ていきましょう。自分では気づいていない何気ない行動は発言がハブられる原因になっているかもしれません。日頃の自分の行動を思い返しながら確認してみて下さい。

ハブられる理由や原因の1つ目は「清潔感がない」です。

ハブられてる人はお風呂に入っていなかったり、服が汚れていたりと清潔感がない場合があります。不快な匂いがする人や生活レベルがあまりにも違うと近寄りたくないと思われるのも当然。

人と接する時の最低限のルールとして、清潔感のある服装や身だしなみは身につけておくべきでしょう。

ハブられる理由や原因の2つ目は「空気が読めない」です。


「みんなで盛り上がっている話の腰を折ってしまう」「自分の話ばかりする」など、空気の読めない発言を繰り返す人はハブられる傾向があります。一緒にいても楽しくない、変な空気になるなど他人との協調性を持ち合わせていないのが原因です。

自分では無意識かもしれませんが、周りの人からすれば気を使うもの。しっかりと他の人の表情や発言された言葉の意味から場の空気を読み取ってハブられる原因を作っていないか確認してみましょう。

ハブられる理由や原因の3つ目は「付き合いが悪い」です。

「仲良しのグループで旅行に行こう」「会社のみんなで飲みに行こう」など、どのコミュニティーでも人付き合いは欠かせないものです。しかし自分が興味がないからといって全てを断ってしまうのは良くありません。

最初は誘ってくれていたとしても何度も断っているうちに誘われなくなり次第に疎遠になることも。気が乗らなくてもたまには顔を出さないとハブられる原因になってしまいます。

ハブられる理由や原因の4つ目は「人付き合いが苦手」です。

「人と話すときに緊張してしまう」「目を見て話せない」など、人付き合いが苦手な人は他人との距離感をうまく近づけることができません。そのため相手から「あまり話しかけない方がいいかな」「何だか苦手だな」とハブられることが多いです。

すぐに改善することは難しいですが、悪意がないことは伝わっているはず。少しずつでいいので色々な人とコミュニケーションをとり、ハブられる要素を取り除いていきましょう。

ここまではハブられる理由や原因についてご紹介しました。自分自身に当てはまるところはあったでしょうか？では次はハブられる人の特徴【性格編】について見てみましょう。

ハブられてる人の特徴の1つ目は「マイナス思考」です。

「何をやってもうまくいかない」「どうせ私なんて…」と常にマイナス思考の人は一緒にいて疲れるもの。何度励ましても本人に「変化がなく、そんなことないよと励ますのも嫌になってきてしまいます。

最初は一緒にいてくれた人も次第に辛くなってきて「放っておこう」とハブられることも。極端なマイナス思考はハブられる原因になるということを肝に命じておきましょう。

ハブられてる人の特徴の2つ目は「自分のことが大好き」です。

何でも器用にこなせてしまったり、見た目が優れていて容姿に自信があったりと自分のことが好きな人は多いもの。そのこと自体は問題ありませんが、それを大々的に宣言したり周りを顧みない言動は周囲を不快にし、ハブられる原因になります。

特に日本人は謙虚な姿勢を好む人が多いもの。過度なアピールは「変わり者」のレッテルを貼られてハブられることもありますので注意しましょう。

ハブられてる人の特徴の3つ目は「しつこい」です。

「同じ話を何度もしてくる」「誘いを断っているのに何度も誘ってくる」など、しつこい人はハブられる傾向があります。これは相手の気持ちを考えず自分の気持ちを押し付けている結果だと言えるでしょう。

相手に対して思い入れがあることはわかりますが、相手にとっては負担になっていることも。しつこく誘う前に相手の立場や気持ちになって考える必要があります。

続いてはハブられる人の特徴【行動編】について見てみましょう。

ハブられてる人の特徴の1つ目は「すぐに怒る」です。

「自分の気に入らないことがあると声を荒げる」「すぐにヘソを曲げてしまう」など、すぐに感情的になって怒る人はハブられることが多いです。

社会で生きていく上では嫌なことや理不尽なこともあるでしょう。しかしその度に怒りを爆発させていたらキリがありません。また周りの人も不快な気分にさせてしまうので、ハブられる前に自分で自分の感情をコントロールできるようになりましょう。

ハブられてる人の特徴の2つ目は「嫌味を言う」です。

誰だって自分が気にしていることや失敗してしまったことに対して責められるのは嫌なもの。反省しているのにいつまでもしつこく嫌味を言われるとうんざりしてしまいます。

そんな風に嫌味をいってくる人は誰にでも同じような態度をとっているもの。次第に周りから人がいなくなりハブられるようになるでしょう。

ハブられてる人の特徴の3つ目は「嘘をつく」です。

自分を良く見せようとしたり、誰かを陥れようとしたり。そんな悪意のある嘘をつく人も少なくありません。いい嘘悪い嘘にかかわらず信頼関係を崩す嘘はハブられる原因だと言えるでしょう。

また意味もなく嘘をつく人も同様で、次第にハブられる可能性があります。

ここまではハブられてる人の特徴についてご紹介してきました。人の性格や行動は今までの人生の中で形成されてきたものです。一概に悪いと言えないものも多いですが、人に不快感を与えるのはよくありません。心当たりがあった人は注意するようにしましょう。

しかし気をつけていたとしてもハブられることも。そこで実際にハブられる時にはどのように対処すればよいのでしょうか？その方法について見ていきましょう。

ハブられた時の対処法の1つ目は「一人の時間を楽しむ」です。

ハブられてしまった時は思い切って「自分と向き合う時間ができた」と開き直るのも悪くありません。時間がなくてできなかったことに取り組むのもよし、一人で旅行に出かけるのもよし。人に合わせてばかりで見失っていた本当の自分を取り戻すことができます。

ハブられた時の対処法の2つ目は「他のコミュニティーを探す」です。

学校や会社、友人など生きていく中で関わるコミュニティーはたくさんあります。慣れ親しんだコミュニティーは居心地がよく、だからこそハブられると辛いもの。しかし、そんな時には「他にもコミュニティーがある」と言うことを忘れないでおきましょう。

一つのコミュニティーでうまくいかなかったからといって全てがダメなわけではありません。自分が居心地よく過ごせる快適な場所を見つけ出しましょう。

ハブられた時の対処法の3つ目は「趣味に没頭する」です。

周りからハブられて時間ができてしまった時には趣味に没頭するようにしてみましょう。自分が大好きなことに集中しているうちは時間が過ぎるのも早く嫌なことも忘れさせてくれます。

また趣味がきっかけで新しい友人ができるともあるかもしれません。ハブられることによって新しい世界が見えることもありますので、前向きに行動していきましょう。

ここまではハブられた時の対処法について見ていただきましたが、反対にしてはいけないことはあるのでしょうか？

ハブられた時にしてはいけないことの1つ目は「SNSに書き込みをする」です。

いつでも身近な存在であるSNSは自分の気持ちを書き込んだり、誰かと共有するためには非常に便利なツールです。しかし一度書き込んだら最後、誰に見られているかわからない上に永遠にネット上から削除することはできません。

たまたま書き込んだ内容が元でさらなるトラブルに発展する原因にも。むやみにSNSに書き込みをするのは避けた方が良いでしょう。

ハブられた時にしてはいけないことの2つ目は「塞ぎ込む」です。

「ハブられるから誰とも会いたくない」「家から出たくない」と塞ぎ込みたくなる気持ちは痛いほど理解できます。しかし一度塞ぎ込んでしまうとやり直すきっかけを見失ってしまったり、一人きりになることで更に辛くなってしまうことも。

辛いことに立ち向かう必要はありませんが、必要以上に塞ぎ込まないよう注意が必要です。

できることならハブられて悲しい思いや辛い思いはしたくないもの。ではハブられることを防ぐ為にはどのような行動を取れば良いのでしょうか？

ハブられなくする方法の1つ目は「目立ちすぎない」です。

社会には色々なタイプの人間がいて、目立つ人を意味もなく嫌ったり排除しようとする人もいます。その人に合わせて生活する必要はないのですが、無駄なトラブルに巻き込まれたくない場合は目立ちすぎないようにするのも一つの手だと覚えておきましょう。

ハブられなくする方法の2つ目は「思いやりを持つ」です。

誰でも自分に嫌な思いをさせたり危害を加える人とは距離をおきたいと思うもの。そんな風に思われないように、いつでも思いやりを持って過ごすことがハブられないためには大切です。

「自分がされて嫌なことはしない」「相手の立場に立って考える」など、当たり前の思いやりを忘れないようにしましょう。

ハブられなくする方法の3つ目は「自分の意見を押し付けない」です。

自分がいいと思ってしてあげたことでも相手にとっては迷惑であったり、押し付けがましいと感じられてしまうこともあります。自分が好きなもの＝相手が好きなものではないと言うことをしっかりと理解し、意見や考えを押し付けないようにしましょう。

ここまではハブられなくする方法についてご紹介してきました。しかし自分がどれだけ相手に気を使ったとしてもハブられてしまったり、意味もわからない理由で相手から嫌われることもあります。

そんな時には「気にしない」のが一番。ハブられても気にしないで済む方法をご紹介します。

ハブられても気にしない方法の1つ目は「相手にしない」です。

「理不尽な理由でハブられる」「意味もなく仲間外れにされる」そんなことも長い人生の中であるかもしれません。しかしそんなレベルの低い相手ならこっちから願い下げ！気にする必要はありません。

元々気が合う人ではなかったと見切りをつけて、新しい友人と出かけたり楽しいことにチャレンジするように切り替えましょう。

ハブられても気にしない方法の2つ目は「自分の価値観を大切にする」です。

なぜハブられているのかわからない、ハブられる理由に納得ができないと言うこともあると思います。そんな時には自分の価値観を大切にしましょう。

「気に入らないからといってハブるのはおかしい」「大人数で一人を攻撃するのは卑怯」など自分の考えに素直になることで、ネガティブな感情を払拭することができます。

ハブられても気にしない方法の3つ目は「広い視野を持つ」です。

もし今ハブられて辛い思いをしていたとしても、その辛い思いが一生続くわけではありません。もし学校でハブられているなら卒業すれば自然とその環境から解放されますし、仕事なら転職してしまえば良いのです。

辛い気持ちに集中しすぎて周りが見えなくなるのは危険で無意味です。広い視野を持ち、自分自身で新しい人生を切り開けるようになりましょう。

今回はハブられる人の特徴と対処法についてご紹介してきました。参考になるものはあったでしょうか？

ハブられる原因が自分自身にある場合には、周りの人を不快な気持ちにさせている場合がありま。しっかりと悪いところは改善し、関係を修復していかなければなりません。

しかしながら「無意味にハブられてしまった」という人も中にはいるかもしれません。そんな時こそ自分自身を見つめ直す絶好のチャンス。自分の人生をより良くするために人間関係の見直しや自分自身の生き方についてじっくりと考えてみましょう。