ソウルメイトの相手が既婚者だった時の意味とは？

ちょっと気が合う、というレベルではなく、この人は前世があるならその時からずっと一緒にいたのではないか？と考えられるほどに波長があう人が、稀に存在します。

そのような人をスピリチュアルな世界ではソウルメイトと表現しますが、この人はまさか！と思える人に出会ったのに、肝心の相手が既婚者だった場合はどうすれば良いでしょうか。

今回は、ソウルメイトが既婚者だった場合についてみていきましょう。折角みつけたソウルメイトが残念ながら既婚者だった場合、あなたは別れますか？

ではまず、そもそもソウルメイトとは何か、から説明していきます。ソウルメイトとは、輪廻転生を繰り替える中で何度も一緒に生きてきた相手を指す言葉です。

定義では「共通の使命を果たすためにお互いの魂を成長させながら共に輪廻転生を繰り返して、現世で会うことが約束された仲間や運命の人」です。

同性のこともありますし、異性のこともあります。必ずしも恋人同士や結婚相手となるわけではなく、親や兄弟姉妹などの家族、友人、学校の教師や職場の同僚というケースもあります。

いつの時代も一緒に人生を送ってきた相手なので、根底の部分で深い絆があります。たっだし、仲が良いことがソウルメイトなのではなく、相手の成長のために敵になったり試練を与えたりする場合もあります。

ですから、出会ったソウルメイトが既に結婚して家庭を営んでいる既婚者だった、ということは決して珍しくありません。

自分にもそんなソウルメイトがいれば心強いし、嬉しい、と思った人も多いでしょう。しかし沢山の人と出会う中で、誰がソウルメイトなのか、出会った時にすぐに判るものなの？という疑問も生まれるでしょう。

そこで、この人は間違いなくソウルメイトだ！と判る、特徴をいくつか紹介します。項目は実際にたくさんあるのですが、その中でもここは抑えておきたい、という4項目を紹介していきます。

もしかして彼が？彼女が？あの子が？と思い当たる人がいるなら、しっかりとチェックしてください。その人はあなたのソウルメイトかもしれません。

例えば初めて出会う人で、更に何の血縁もないにも関わらず顔が似ている人がいます。そしてその人はあなたと考え方や行動・価値観が似ているかもしれません。合えば話が弾み、喧嘩することなど滅多にありません。

そのように何から何まで似ている！とお互いに思い、笑ってしまうような状態であれば、相手はあなたのソウルメイトかもしれません。

お互いがお互いをすぐに見つけることが出来るように、ソウルメイトでは似た顔で生まれてくるといわれています。ソウルメイトが家族であれば、遺伝的にも当然顔は似ています。

出会った瞬間に「この人はソウルメイトだ！」と感じる人もいます。お互いに魂の成長をするのに問題や壁を一緒に乗り越える相手であるソウルメイトは、出会った瞬間から大切な人だと感じるのです。

普通であれば知り合った人の目を見ると落ち着かなくなりますが、ソウルメイトとは目と目が会ったとき、吸い込まれそうな感覚になる人が多いそうです。不自然さはなく、お互いに納得するのでしょう。

既婚者であることを知っていながらも出会ってすぐに直感的に大切な人だと感じた相手は、ソウルメイトである可能性が高いでしょう。

これは特に異性のソウルメイトの場合ですが、一緒にいれば常に落ち着いた穏やかな心でいられる、という特徴があります。そばにいることでお互いが安心して安定した心を持ち、幸せを実感するのでしょう。

悲しいことや辛いことがあってもソウルメイトといれば、気持ちが癒されて落ち着くことができます。

この人といるととにかく落ち着いて、安心していられる、という相手がいれば、それはあなたのソウルメイトかもしれません。

自分も相手も自然体でいることが出来る相手というのは、普通に「あ・うんの呼吸」をしています。スポーツをするとき、仕事をするときなど相手の仕草や目線だけで何を考えているかがわかるからです。

ソウルメイトは呼吸のタイミングが同じですので、何をやっても呼吸がぴったり合うという感覚を持つでしょう。あまりにもスムーズに相手のことが判る場合、ソウルメイトである可能性があります。

あなたが無事に、直感で大切な人だとわかり、あ・うんの呼吸で物事を共にすすめることが出来る相手、ソウルメイトに出会ったとします。そしてそれは異性で、更にあなたが恋をしてしまったとします。

しかし、そのソウルメイトは既婚者でした。これはどういうことかと言うと、「ソウルメイトとベストパートナーは別」ということです。異性のソウルメイトだからといって、必ずしも結婚するとは限りませんし、その必要はありません。

結婚パートナーとの関係はまた別の話であり、ソウルメイトはあくまで同じ使命を共有する仲間として相手を捉える必要があります。ソウルメイトが既婚者だった、ということは世の中にはよくある話なのです。

ソウルメイトはそもそも異性相手と決まっているわけではありませんが、異性であり、しかも恋愛対象であれば相手が既婚者だと悲しい思いをすることもあるでしょう。

では、お互いの魂を成長させるべく出会うはずのソウルメイトが既婚者だった場合や、自分も既婚者だった場合、スピリチュアル的にはどんな意味があるのでしょうか。

順番に紹介していきます。既にソウルメイトに出会っているけれど、まさしく相手が既婚者で悩んでいる、という方はチェックしてください。

人生にはその中で達成すべきカルマが与えられる、といいます。既婚者であるソウルメイトとであったのも、全てそのカルマであると考えられます。

自分が人間として成長しなければなりませんので、結婚相手として結ばれることはない相手がソウルメイトであれば、それは来世のための出会いであると考えましょう。

来世へカルマを持ち越す場合もありますし、あなたはまだ成長が足りていないのだよ、ということなのかもしれません。あなたが成長するのに時間をかけている間に、相手が既婚者になってしまったケースもあるでしょう。

ソウルメイトが既婚者として出会ってしまったときには、自分のエゴと戦い、人として成長しろという意味があると考えられています。どちらかが既婚者であれば恋を進めてしまえば不倫になってしまいます。

不倫という関係は浮気を始めるまでも、そして関係を持ってからも様々な葛藤を抱くのが普通の人間です。その中で自分のエゴといやでも向き合わされるでしょう。

そしてエゴを抑える方法について葛藤しつつも学び、人間として成長を促すことに繋がるのです。

既婚男性の相手や両方とも既婚者である二人なら、無償の愛を知るキッカケになります。人は元々欲深い生き物ですから自分が与えた愛は相手からも返して欲しい、と願うものですが、不倫関係ではそれは望めません。

相手や自分が既婚者であるということで、肉体的なものを超えた精神的な部分での繋がりを持つのです。相手の立場を考えることが出来ますし、相手の幸福を願う無償の愛を知るでしょう。

相手が既婚者なので今回は運命を共にしない、という決断を下した場合でも、無償の愛から来る結果を学んだということになります。

相手が既婚者である場合も自分が既婚者である場合にも、必ず待っているのは困難でしょう。通常の恋愛では必要のない考えるべきことがたくさん出てきます。

相手が既婚者であればいつでも好きな時に会えるわけではありませんし、声が聞きたくても電話も出来ない、という状況にもなるでしょう。

しかし、ソウルメイトは一緒に1つの目的や目標を達成するために努力する関係です。男女は結婚が全てということではありません。お互いが協力して困難に立ち向かい、より一層絆を強めるためかもしれません。

では続いて、折角であったソウルメイトが既婚者だったときの対処法を紹介していきます。

出会った瞬間から惹かれあい、彼はソウルメイトだ！と判ったにも関わらず彼には家庭があり、大切にしている人たちがいるとわかった場合、あなたはどうすべきでしょうか。

一般的に「ソウルメイト」と聞くと、それは異性であり、恋愛対象になる運命の相手で、当然最後は結婚する、と思っている方が非常にたくさんいます。

しかし、ソウルメイトは魂と共に成長させる、目的を同じとするパートナーであり、同性の場合もありますし、恋愛対象ではない場合もあるのです。

中にはソウルメイトと結婚する人もいますが、数々の試練を乗り越えての結婚であることも多いです。ソウルメイトとであったからといって、即結婚を意識したり思い込んだりするのはやめましょう。

折角ソウルメイトに出会えたのに、相手が既婚者だった！そんなの許せない、彼は私と結婚する運命なのよ！とばかりに怒り、相手に離婚をするように迫るようなことをしてはいけません。

相手には相手の家庭を大切にする義務もありますし、それを無理やり壊すとなれば周囲に非常な悲しみを撒き散らすことになります。スピリチュアル的には、誰も得をしないことは望まれません。

既婚者に離婚を無理に迫らずとも、あなたが人間的に成長し、相手が今の関係を清算したいと心から望めば、ゆっくりとでも一緒に人生を歩むようになります。くれぐれも強制してはいけません。

多くの女性は感情的に物事を考えるクセがありますので、逆上してしまったら自分をコントロールできなくなってしまう人もたくさんいます。

しかし、ソウルメイトに出会えたのに相手が既婚者だった、とパニックに陥って逆上することはやめましょう。あなたは一人の大人で、冷静に物事を考える力を持っています。

まずは深呼吸をして、冷静になりましょう。カッとして冷静さを失い、現世での奇跡であるソウルメイトとの出会いを台無しにしないようにしましょう。

既婚者であるソウルメイトとであったときには、どうしようもない気持ちや悲しみが出てくることもあるでしょう。しかし、まずはソウルメイトに現世で出会えたことに感謝をしましょう。

この世の中には70億以上の人間がいます。世界は広く、老若男女いるのです。その中で出会えたという奇跡を大切にしましょう。

出会いに感謝し、存在に感謝してください。結婚という形をとらずとも、魂の深い場所では繋がっている存在が目の前にいることは非常にありがたいことです。

一般的にソウルメイトと出会うことは軌跡的、と言われています。しかし出会ったら様々な状況からすぐに判るとも言われていますが、では、出会いに必要なものはあるでしょうか。

ソウルメイトと出会えば多くの人はすぐに「この人は！」と気付く、と言われていますが、中には出会っているのに気付いていない人もいます。それは、あなたが人間的にまだ成長していないからかもしれません。

ソウルメイトが既婚者であったという事実が多いのは、お互いが人間として成長するまでの間に年齢を経るので、出会った時には良い年になっていて既に結婚して家庭を持っていた、ということが多いからです。

まずは自分磨きをやめず、洞察力を磨くことが大切です。それは大きく自分のためになりますので、焦る必要はありませんが、感性や人間力を磨いていきましょう。

ソウルメイトはあなたが生まれる前から、現世で会うことが約束されている存在です。まさしく運命の人なので、あなたにとってベストなタイミングで出会います。

しかしそのタイミングは人によって千差万別、いつかとか、どんなことがあった後か、などということは出来ません。

今まだ出会っていない、という方も焦らずに、自分の人生を楽しみ磨きをかけることに集中してください。ソウルメイトとは、何かしらの試練を超えたときに出会うことが多いでしょう。

「共通の使命を果たすために共に輪廻転生を繰り返して現世で会うことが約束された仲間や運命の人」がソウルメイトです。人間的に成長しベストなタイミングで出会うので、出会った時には相手が既婚者だったという場合も多々あります。

しかし、周囲を巻き込んで「運命の出会い」を成就させようとするのはやめましょう。ソウルメイトである時点で、相手と会えずとも、話せずとも、魂の深い部分では繋がっています。

この人生では相手との結婚はしない、と決断するのも成長の一種です。まずは焦らずに気持ちを落ち着け、ソウルメイトと出会えた軌跡やその存在に感謝をしましょう。