彼氏から距離を置くと言われたら？彼氏の心理と正しい対処法

付き合っている彼氏から急に距離を置きたいと言われたら驚くものです。どうして急にそんなことを言うのかと彼氏に詰め寄ったり、泣いたりする女性もいます。

彼氏に距離を置こうと言われたら一体どうすればよいのでしょうか。男性はどのような心理状態にあるのか、距離を置きたいというのは別れたいということなのか、など彼氏の本音を知りたいという女性は多いです。

付き合っている彼氏がいる女性は、彼が自分のことを大好きだと思っている、大切に想ってくれていると考えている方が大半ではないでしょうか。しかし、本当に彼氏はあなたのことを好きでいるのでしょうか。

自分が彼氏のことを好きだからといって、相手もあなたのことを同じように想っているとは限らないのです。そのため、いきなり彼氏から距離を置きたいを言われて驚く女性も少なくありません。

喧嘩もしていないし、自分としては何が原因かわからないのに、唐突に距離を置きたいと言われたら焦ります。意外と、このような経験をしている女性は多く、男性の本音が分からないと悩んでいます。

男性はあまり自分の本音の気持ちを人に話すことは女性に比べて少ないです。よって、女性にとってみれば何を考えているのか本音が分からないということもあります。

そんな男性が、距離を置きたいと言うのは、どのような理由からなのかを明確に知ることが難しい場合も存在します。そこで、一般的に彼氏が距離を置きたいと思う理由を4つ紹介します。

まずは、彼女といるのが単純に疲れたからです。一緒にいても小言を言われる、ちょっとしたことで喧嘩をするようになった、彼女の機嫌がすぐに悪くなる、などその原因はカップルによって様々です。

なんらかの原因によって、彼氏自身が精神的にしんどい、疲れると思うようになり、ある程度までは我慢をしていても、限界に達すると、距離を置きたいと考えるようになるのです。

2つ目の理由は他に好きな人ができたからです。彼女以外にきになる人や好きな人ができたなら、距離を置こうと言わないで別れようと言えばいいのにと思う女性もいるのではないでしょうか。

しかし、男性の中にはずるい考えをする人もいて、とりあえず距離を置くことで、現状の彼女をキープしようとしているのです。

距離を置いている間に、今気になっている女性にアプローチをして、上手くいけば今の彼女とは別れることにして、アプローチが失敗すればまた復縁しようと考えているケースもあるのです。

3つ目の理由は自分の好きなことに時間を使いたいからです。彼女のことは嫌いではないけれど、付き合っていると、時間があれば彼女と過ごすことが多くなります。確かに、彼女との時間も楽しいけれども、その時間が長すぎるのを嫌う男性もいます。

例えば、趣味がある男性は自由な時間は彼女と過ごすよりも、自分の好きなことに時間を多く使いたいと思う場合もあります。

彼氏から距離を置きたいと言われた場合は、彼女のことが嫌いなわけではないけれども、彼女より趣味の方が大事だということも考えられます。

4つ目の理由は仕事や学校が忙しいからです。男性は2つのことを同時にできない脳をしていると言われます。女性のように器用に、恋愛と仕事や学校を両立できない人も少なくありません。

特に、仕事が忙しい社会人になると、仕事に手を取られると彼女のことまで気を回せなくなります。彼女との時間が確保できないと、彼女の機嫌も悪くなり仕事に集中できないのです。

そうなると、仕事をやめるわけにはいかないので、彼女との距離を置くことで問題を解決しようとするのです。

先ほどは、男性が彼女と距離を置く理由を4つ解説しましたが、次は、距離を置きたいと言う男性の心理や本音について紹介をします。彼女と距離を置きたい彼氏はどのような心理や本音が隠れているのか探ってみましょう。

彼氏から距離を置きたいと言われた場合、彼女といても楽しさや幸せを感じないのが彼氏の本音です。一緒にいて幸せを感じるのであれば、距離を置く必要はありません。

どれだけ喧嘩をしても、別れないカップルがいるのは、その人達は喧嘩をしても、楽しいこともあるから一緒にいたい、お互いが大事な存在であるから別れないのです。

よって、男性が距離を置きたいというのは彼女と離れた生活をしたいということであり、一緒にいなくても問題ないという心理が働いています。

男性は浮気をする生き物と言っては言い過ぎかもしれませんが、どんな誠実そうな男性でも本音は他の女性とも遊びたいと思っています。

これは男性の本能に近いものなので、女性の力では止めることはほぼ不可能です。彼女よりも可愛い子を見つけたり、気になる子を見つけたりした場合、急に別れると言っては申し訳ないので、距離を置くという処置を取るのが男性です。

お互いに好き同士だった、大恋愛をして付き合うことになったカップルでも、彼氏が距離を置こうと言うこともあります。恋愛をすると、脳は、正常な判断に必要な前頭葉の部分を停止してしまいます。このため、「恋は盲目」と言われるのです。

しかし、時が経過すると、脳も安定を取り戻し、冷静な判断をするようになるのです。すると、相手に冷めてきたり、恋愛に飽きてしまうようになります。

このような心理状態になると、彼女のことをこれまでと同様に好きでいることもできなくなり、飽きてしまうので距離を置こうと言い出すのです。
 

距離を置きたいと提案する男性の本音で一番多いのが、別れたいからです。本音は別れたいけれども、言葉に出して自分から言うことを男性はあまりしません。

自分から別れたいというと、彼女を振ったことになるので、悪者になります。男性は自分が悪者になるのを心理的嫌がる傾向があるため、まずは距離を置こうと言って、彼女が自分を振ってくれるのを待っていることもあるのです。

恋愛は楽しいけれども束縛されることは確かです。本来、束縛されるのが苦手な男性は、恋愛関係を継続させるのが難しい傾向があります。

束縛されると辛くなってくる、自由になりたいという心理が働きます。別れたいけれど、自由になりたいという本音を言うことができないため、距離を置こうと提案してくるのです。

彼女との関係が上手くいかない、結婚しなければいけない雰囲気になっているような時、男性はよく距離を置こうと言います。

この時の男性の心理状態は不安定になっており、彼女といても落ち着きがなくなります。本当に自分はどうしたいのか冷静に考える時間が欲しくなり、距離を置くことになるのです。

他に気になる女性がいるけれども、彼女とは別れたくない時に、距離を置きたがる男性がいます。このような男性は心理的に刺激を求めているだけで、本音は彼女のことが大事なのです。

距離を置くことは別れることではないので、本命の彼女はキープして、その間に少し遊びがしたいという心理状態になっていることが多いです。

次は、実際に距離を置きたいと言われた時の彼女がすべき対処法について解説をします。6つの対処法の中からベストな選択肢を見つけてみましょう。

1つ目の対処法は彼氏に距離を置く理由を尋ねることです。どうしてそう思うのか、今、どういう心理なのか、などを尋ねることで、彼氏の本音を聞き出せることもできます。

理由を尋ねる時は、冷静なることが重要です。自分からはあまり言葉を発しないで、彼氏の意見をじっくり聞くことに徹しましょう。

突然彼氏から距離を置こうと言われたら、パニックになる女性もいます。泣いたり、怒ったりとヒステリックになることも理解できますが、感情によって彼氏を繋ぎ止める対処法はおすすめしません。

辛くても、感情的にならないで、話をすることが大切です。男性は女性が感情的になるのを嫌うので、めんどくさい、うざいと思われます。

３つ目の対処法は彼の男友達に相談することです。彼氏は彼女に対して、自分の本音を言わないことがあります。そこで、彼の男友達に話をして、彼の最近の行動や心理状態を尋ねると何かが分かることもあります。

特に、彼氏に親友がいて、その人接触することができるなら、会って、彼のことを教えてもらうのも一つの対処法です。

4つ目の対処法は彼の言う通りにしてみることです。距離を置こうと言われたのなら、彼の希望通りにしてみます。

本音を言いたがらない、彼の心理状態が掴めないと感じたら、何も言わずに彼氏の言うように距離を置いてみましょう。あまり大きな問題にしたくない、面倒くさいことが嫌いな方におすすめの対処法です。

5つ目の対処法はその場で結論を出さないことです。突然何の前触れもなく距離を置こうと言われると、誰でも焦ります。彼に何を聞けばいいのか、本当に距離を置いた方がいいのか決断できないこともあります。

そのような時は、彼氏に少し考える時間を貰うことが大切です。例えば、1日時間を貰って、彼氏に聞きたいことや、自分の意見を考えるのです。それから、彼氏と距離を置くことについて話し合いをすると良いです。

最後の対処法は、距離を置こうと言われたら「それなら別れよう」と別れを切り出してみることです。かなりの賭けになりますが、彼氏の本音を知りたいのならこの対処法が効果的です。

「別れよう」と提案した時に、彼氏の反応を見ることで、本音や心理を探ることができます。白か黒かはっきりさせたい女性におすすめの対処法です。

さて、実際に距離を置くことで、どのような効果があるのでしょうか。距離を置くことはマイナスのイメージが強いですが、実はお互いにとってメリットもあるのです。

距離を置く期間があることで、本当の自分の気持ちに気づくことができます。お互い離れてみることで、相手がいない生活がどのようなものなのかを知ります。

特に、距離を置きたいと言い出した彼氏の場合、付き合っていると面倒くさいと思っていたのに、離れてみると、寂しかったり、彼女の存在がどれだけ大切だったのか分かるのです。

恋人と離れている期間があれば、自分の欠点を見直すことができます。例えば、彼氏に対する態度や行動が彼を傷つけていたり、負担を感じさせていたりしていたのではないか、などを考えることができます。

距離を置こうと言われる原因は自分にあったのではないかと、これまでの付き合い方を反省する期間にすることができます。

距離を置く期間があれば、それだけ自由な時間が増えます。好きなことをしたり、友達に会ったり、勉強したりすることができます。恋人がいないからこそできることを精一杯楽しむことができるのもメリットです。

実際に距離を置く時は、必ず期間を決めることが重要です。期間を決めないとだらだとした関係になるので、2人で話し合って決めましょう。

距離を置く良い期間は、1ヶ月以内です。できれば2週間程度の期間が良いでしょう。2週間もあれば、自分の気持ちに向き合うこともできるし、お互いがいない生活スタイルも分かります。

距離を置いている期間は連絡はしない方がよいです。連絡をするとその時に感情に流されてしまうこともあるので、離れている期間は一切連絡をしない方が効果的です。もし、彼から連絡が来てもすぐに返信しないでおきましょう。

では、距離を置いてから復縁する場合、その復縁タイミングをいつにするのかも重要になります。復縁するならどれくらいの期間の後が良いのか説明します。

復縁を希望すカップルは距離を置いた日から3週間程度経過したくらいが多いです。距離を置いた期間の後、お互いが復縁をするのかしないのかを話し合いするため、復縁をする場合は、このタイミングが多くなるのです。

次に、多いのは1ヶ月程度が経過してから復縁するパターンです。3週間程度距離を置く期間を作ってから、さらに1週間程度は復縁をするかどうか考えて結論を出すため、1ヶ月くらいかかるのです。

ただ、1ヶ月以上経過すると復縁をするタイミングを失ってしまいがちです。復縁をしたいなら、1ヶ月以内にしましょう。

最後に、距離を置いたら、復縁できる可能性はあるのかどうか説明します。ポイントは彼氏の気持ちの変化です。

復縁できる可能性があるのは、彼氏から連絡が来た時です。彼氏が距離を置こうと言い出したのに、電話やLINEが来たりするような時は、彼氏が復縁したいと考えているケースが多いです。

それとは反対に、彼氏から全く連絡がない、距離を置く期間を過ぎても連絡がない場合は、復縁できる確率は下がるでしょう。

彼氏から距離を置きたいと言われるのはショックですが、メリットもあります。男性の心理は複雑なようで単純なことも多いので、上手に対処して、彼氏との関係を修復できるようにしてみましょう。