エネ夫の意味とは?エネ夫の特徴や対処法も紹介!
エネ夫に苦しめられている女性が増えていると言われています。そもそもエネ夫とはどういう意味なのでしょうか。そして、妻を苦しめるエネ夫の特徴とはどのようなものなのでしょうか。「女性の敵」であるエネ夫の特徴・対処法について紹介していきましょう。

目次
妻をかばいもしないエネ夫を何とかしたい!
「あんなに愛した男性だったのに…」
結婚をして後悔をしている女性は多いでしょう。しかし、エネ夫を夫にしてしまった女性ほど、結婚への後悔が強い人はいないのではないでしょうか。
楽しい家庭を夢見たあの頃は今や昔。エネ夫に悩んでいる女性が多くなっていると言われています。妻をかばいもせず、ましてや妻を批判しかしないエネ夫という男性。
それでは、エネ夫とはどういった男性のことを指すのでしょうか。
そもそもエネ夫とは?
ここからはエネ夫の意味についてご紹介していきましょう。
エネ夫とは「エネミーな夫」のことを指します。つまり、「妻の敵である夫のこと」をエネ夫と言うのです。
「結婚するまではこんな人じゃなかったのに…」
という関係は実は隠れているだけで至るところで存在しています。昔も多かったとは思いますが、これだけ時代が進んだ今でも、そのようなひどい人間がいるというのは悲しいことではありますよね。
エネ夫は周りの評判などでは判断できません。言い換えると「常軌を逸した内弁慶」と言えるでしょう。こういったエネ夫に苦しめられている女性が近年急増していると言われているのです。


妻を苦しめるエネ夫の特徴【行動編】
やっと結ばれた2人であるにもかかわらず、エネ夫は妻を傷つけます。
ここからはエネ夫の行動の特徴を紹介していきましょう。
自分の両親が何より大事
エネ夫の特徴として、マザコンということが多くあげられますが、それは両親の味方ばかりをするというエネ夫の特徴の一部として考えられるでしょう。
エネ夫は両親に甘えきっており、この極楽空間の中で安息しているのです。例えば妻が舅・姑に批判をされ落ち込んでいた時も、エネ夫は妻を守ることはありませんし、味方になることもありません。
基本的にはそれぞれ言い分があり、状況によって正しい側は変わってくるはずですが、エネ夫は自分の両親ばかりを擁護して、妻はどんどん追い込まれていくのです。
家では何もしない
エネ夫は基本的に甘やかされたお坊ちゃんです。仕事をして、外面的には良さそうな雰囲気を見せますが、誰も見ていないところではただのぐうたら男。
エネ夫は何よりも体裁で生きている生き物で、よく見せようとするものの妻にも甘えきっており、いくら共働きの夫婦であろうが、家での仕事は何の評価にもつながらないので、何もしないのです。
エネ夫の妻に対する甘えは、性格の悪さの表れでしかありません。妻がどれだけ苦労しているか、どれだけ悩んでいるかなどお構いなし。忙しそうにしている妻を見ていても、自分が手伝って妻の負担を軽減してあげようなどという気持ちを持つことはないのです。
妻に対してけなすことしかしない
エネ夫は暴君です。誰かをほめることがあっても、基本自分の両親以外はほめません。それ以外人をほめることがあるとすれば、それは妻の批判がしたい時だけ。
エネ夫は自分は家で何もしないくせに、自分に都合が良い妻を作るために、妻の難点をいつでも指摘しようと構えているのです。
エネ夫が妻を見ている時は、妻のことを心配しているということではありません。妻の悪いところがどこにあるだろうかと探しているだけなのですよ。
逆ギレは当たり前
エネ夫は他人を受け入れようという気はどこにもありません。夫に対し言い返さない、おとなしい妻であれば、妻に対して批判ばかりを繰り返します。
ましてや妻が言い返してきた場合は、生産的な話し合いなど何ひとつできない人間です。エネ夫は言い返されたことにプライドを傷つけられ、おかしくなったんじゃないかと思うくらいに逆ギレをしてきます。
自分が言ったことが正しいか間違いかなどということは、エネ夫には何の関係もないのです。エネ夫に話が通じるなどと思うことは大間違いなのです。
妻を苦しめるエネ夫の特徴【性格編】
エネ夫の行動の特徴はいかがでしたか。
ここからはエネ夫の性格の特徴を紹介していきます。
自分のことしか考えない
エネ夫は基本的に自分のことしか考えていません。妻に対してはわがままどころではなく、ただの暴君・独裁者と言っていいでしょう。
エネ夫は家の外では体裁が良いパターンが多いですが、家の中では自分がどう見えるのか、どう理にかなっているかなんて関係ないのです。
他人に対しての思いやりを持っている人間がそもそもエネ夫化するわけがありませんよね。家の外での笑顔も打算的な行動でしかありません。
都合が悪くなると人のせいにする
エネ夫は自分のことしか考えず、ちっぽけなプライドを守るために人を傷つけることを何とも思わない人間です。
何かで責任問題が発生したとき、誰かを守ろうなんていう思いはどこにもないのです。全く関係ないことについての責任も、エネ夫は妻に押し付けてきます。
自分の会社上の出来事でさえ妻の問題にしてくるなど、ワケの分からない理屈をこねくり回して何とか責められないようにする、そういうサイテーな人間なのです。


エネ夫への上手な対処法
エネ夫の特徴について書いてきましたが、エネ夫への良い対処法というものはあるのでしょうか。
ここからは、エネ夫への上手な対処法を見ていきましょう。
自分の味方になってくれる人を探す
エネ夫への対抗手段であり、自分の気持ちが楽になる方法は、「自分の味方になってくれる人を探す」ことです。
まずは、自分の辛さを話せる友人、エネ夫の辛さについて共感してくれる人を探し、自分のストレスを軽減しましょう。
その後、エネ夫がひどい対応を自分にしてくる時に味方になってくれる人を探していくことで、エネ夫のひどい行動=モラハラを食い止める方向にしていくことが必要です。
理屈で責め返す
エネ夫は理屈に合わない論理で妻に対して批判を繰り返す人間ですが、言い換えればエネ夫にはちゃんとした理屈がないということです。
エネ夫に屈せず、理路整然とあなたが理論的に言い返せば、ぐうの音も出ないエネ夫がほとんど。あなたも感情的にならず、相手の理屈を追ってみてください。
エネ夫の言動における矛盾点・おかしなところを逐一指摘し、責め返すことでエネ夫はなかなかあなたに文句を言えなくなるでしょう。
最終的には別居をすることを考えよう
味方を増やしたり、理屈で反論しても何も効果がない、ましてや最終的に暴力を振るってくるエネ夫も少なくありません。そのような場合は、別居をすることも考えましょう。
離婚ということまでなると、なかなか大変な部分はありますが、物理的にエネ夫と離れて生活することを考えることは悪いことではありません。
もちろん実際に別居するとなれば引越し費用や生活費がかかるので、自分の両親に相談することは必要になってくるかもしれませんが、別居という最終手段があると思えることが、あなたの救いとなることもあるのです。
モラハラを理由にエネ夫と離婚できるの?
エネ夫は対処をすることはできますが、更生をさせるということはほぼできないと考えた方がいいでしょう。生活が軌道に乗っている場合、なかなか決断に踏み切ることは難しいかもしれませんが、離婚も考える必要があります。
エネ夫が日常行なっていることは、モラハラに該当します。それを元に離婚をするには、日々のハラスメント行為に対する証拠集めが重要。気持ちとしてすぐにでも離婚をしたいというのは分かりますが、ヘタに動けば離婚もできず、またモラハラを強めてしまう危険性もあります。
モラハラが認定されるためにも、今のうちから細かく証拠を集めておくことが必要なのです。


自分を責めないことが大事!
エネ夫との関係を改善するということはなかなか難しいことです。そして、そこから別居・離婚へという道へと至ることも致し方ないことと言えるでしょう。
結婚をしたからには自分にも責任があるのではないかと考えてしまう人も多いかもしれませんが、自分のことは責めないようにしましょう。
そもそも大事な相手に対してモラハラに近い行為をしてくる相手を擁護する必要もありませんし、自分を責めてしまうとエネ夫の思うつぼ。
いつでもあなたの自責の念につけこんで、別れられないように仕向けて来るのは目に見えています。自分を責めず、毅然とエネ夫に対処できるような心持でいるようにしてくださいね!


泣き寝入りはダメ!エネ夫とは戦おう!
いかがでしたか。
エネ夫に悩む女性の苦しみをお分かりいただけたでしょうか。結婚生活は楽しいことばかりではありません。苦しいことも経験せざるを得ないのです。
その場合には夫婦の協力・信頼関係が必要ですが、悲しいことながらエネ夫にはそれを期待できないのは分かりますよね。
現実にめげず、エネ夫に泣き寝入りをしないようにしましょう。エネ夫に対し自分をちゃんと主張をすることで、あなたを守るような行動を日常からしていくようにすることが、エネ夫への正当な対処法なのです。

