柊を使った男の子・女の子の名前の意味や由来!漢字の名付けのポイント

「柊」という漢字を使った名前に、あなたはどのような印象を受けるでしょうか?「柊」とはトゲのある葉を持っている植物の名前です。今回は、この「柊」を使った名前の意味や由来、漢字の名付けのポイントについて男の子、女の子別にご紹介していきます。

柊を使った男の子・女の子の名前の意味や由来!漢字の名付けのポイントのイメージ

目次

  1. 1冬のイメージが強い「柊」
  2. 2「柊」の意味や読み方
  3. 3柊の花言葉
  4. 4柊は人名用漢字としては比較的新しい
  5. 5赤ちゃんに「柊」を使った名前の印象
  6. 6「柊」を使った男の子の名前と意味《漢字二文字編》
  7. 7「柊」を使った男の子の名前と意味《漢字三文字編》
  8. 8「柊」を使った女の子の名前と意味《漢字二文字編》
  9. 9「柊」を使った女の子の名前と意味《漢字三文字編》
  10. 10名前に「柊」をつける時の注意点
  11. 11漢字の意味を知って「柊」を使った素敵な名前をつけよう

冬のイメージが強い「柊」

私たちにとって柊は、冬を連想させる漢字の一つではないでしょうか?日本では昔から節分の日に柊を門戸に飾る風習がありますので、私たちが柊に冬を連想するのは少なからずその影響はあるでしょう。

柊という漢字に冬という漢字が入っていることもまた、冬を連想させる要因の一つなのでしょう。

そんな柊ですが、冬の樹木なのかというと実は年中緑の葉を付ける常緑小高木の一種です。初夏には黒紫色の実を付け、晩秋から初冬にかけて甘く優しい香りのする白い花を咲かせます。

「柊」の意味や読み方

みなさんは、この漢字「柊」の読み方をご存知でしょうか?漢字には一文字ごとに意味が込められています。ここでは、「柊」の意味や読み方、漢字の由来をご紹介いたします。

「柊」の由来

木に冬で「柊」となるこちらの漢字は、訓読みで「ヒイラギ」、音読みで「シュウ」と読みます。ヒイラギの語源は尖った葉先を触ってひりひり痛む・ひひらぐ・ひひらく、から由来していると言われています。

「柊」の字画

木と冬を組み合わせて成り立っている「柊」の字画は木で4画、冬で5画の計9画になります。「柊」単独での運勢は、天性の才能に恵まれ、芸術・頭脳労働・スポーツ等の分野で成功を納め、直感力の鋭さや行動力があり、優れた感受性をもつといったよい意味を持っています。

では、良い内容ばかりなのかというとそうではなく、周囲から孤立しやすく裏切られやすい、精神的にあまり強くないので、立ち直るのに時間がかかる、困難に見舞われやすいといったあまり良くない意味も含まれています。

しかし、この運勢はあくまでも「柊」単独での地格の運勢です。字画で判断する姓名診断では、名前は地格、人格、総格にかかってきますので、名前の「柊」と他の漢字の組み合わせ次第で、地画は大吉にも大凶にもなり得ます。

柊の花言葉

柊の花言葉は「用心深さ」「先見の明」「歓迎」「剛直」「保護」です。これらそれぞれの花言葉の持つ意味や由来をご存知でしょうか?親から子への一番最初のプレゼントである大事な名前。花言葉の意味や由来も踏まえて、これから産まれてくる赤ちゃんの名前を考えてあげるのもいいかもしれません。

用心深さは、尖った葉先で他者が柊自身に容易に近寄れないよう身を守っていることから由来しているようです。保護は、別名鬼の目突きと言われる柊が、悪鬼を払う魔除けとして大切なものを守るために古くから用いられてきことに由来しているようです。

先見の明については、柊の樹齢が若いころは樹高が低いので動物からの食害を防ぐため葉先に棘を付けているが、樹齢とともに樹高も高くなり、食害の心配が減ることから葉先が丸くなる、この姿に由来しているようです。

歓迎は冬に咲く白い花から、甘くやわらかな匂いが漂うことに由来しているようです。
剛直は、柊の幹が職人の使用する大金槌の柄になるほどの硬さと強靭さを持ち合わせていることに由来しています。

柊は人名用漢字としては比較的新しい

周りに「柊」を使ったお名前の男の子、女の子、または赤ちゃんがいらっしゃいませんか?もしいるとしたら、その方は間違いなく昭和以降の生まれなのでしょう。

なぜなら、この「柊」という漢字が人名用漢字、つまり、名前に使用できるようになったのは、つい最近の1990年4月1日からだからです。

ということはつまり、「柊」という漢字を名前に使用していらっしゃる方に昭和生まれの人はいないということになります。(※名字には古くから「柊」は使用されています。)よって、「柊」が使用されている名前は、昭和生まれや大正生まれの方にはまだまだ馴染みが薄いかもしれません。

赤ちゃんに「柊」を使った名前の印象

赤ちゃんに「柊」という漢字を使用した名前を付けた時、その赤ちゃんの名前にどのような印象を受けるでしょうか?ここでは男の子の赤ちゃん、女の子の赤ちゃんの名前に「柊」を使用した場合、周囲が受ける印象について男の子・女の子別にご紹介します。

「柊」がつく男の子の名前の印象

男の子の赤ちゃんの名前に「柊」がつくと、冬という漢字が入っていることから、冬うまれなのかな?という印象や、その他には、クール、優しそう、心を許した相手のことは守り通してくれそう、などといった印象を受ける人が多いようです。

「柊」がつく女の子の名前の印象

女の子の赤ちゃんの名前に「柊」という漢字がつくと、男の子の赤ちゃんと同様に、冬うまれなのかな?といった印象や、凛として芯の強さがあり、謙虚で、思慮深いといった印象を受ける人が多いようです。

「柊」を使った男の子の名前と意味《漢字二文字編》

「柊」を使った漢字二文字の男の子の名前は、「柊」を「しゅう」と読んで他の漢字と組み合わせる事が多いようです。
 

名前 読み 名前 読み 名前 読み
慶柊 けいしゅう 柊介 しゅうすけ 柊磨 しゅうま
柊羽 しゅう 柊佑 しゅうすけ 柊矢 しゅうや
柊碧 しゅうあ 柊輔 しゅうすけ 柊也 しゅうや
柊一 しゅういち 柊成 しゅうせい 柊陽 しゅうや
柊瑛 しゅうえい 柊太 しゅうた 柊李 しゅうり
柊珂 しゅうか 柊大 しゅうた 柊季 いぶき
柊雅 しゅうが 柊登 しゅうと 柊泉 とうい
柊伍 しゅうご 柊斗 しゅうと 温柊 はるひ
柊志 しゅうじ 柊人 しゅうと 麻柊 ましゅう
柊士 しゅうじ 柊歩 しゅうほ 簾柊 れんしゅう

「羽」のように大きな空ををイメージさせる漢字や、「珂」のように、大切な人との絆を深め家族や兄弟への愛を象徴するといった意味をもつ漢字と組み合わせると、「柊」の花言葉との相性がとてもいいものになるでしょう。

「柊」を使った男の子の名前と意味《漢字三文字編》

「柊」を使った漢字三文字の男の子の名前もやはり、「柊」を「しゅう」と読んで他の漢字と組み合わせる事が多いようです。使用できる漢字が多い分、名前に想いを込めやすいですが、名字とのバランスも漢字二文字の時以上に考える必要が出てきます。
 

名前 読み 名前 読み 名前 読み
柊一郎 しゅういちろう 柊詩郎 しゅうしろう 柊之助 しゅうのすけ
柊壱郎 しゅういちろう 柊治朗 しゅうじろう 柊乃輔 しゅうのすけ
柊呉郎 しゅうごろう 柊二朗 しゅうじろう 柊羽袖 とうしゅう
柊悟朗 しゅうごろう 柊路郎 しゅうじろう 柊獅郎 とうしろう
柊伍郎 しゅうごろう 柊羽成 しゅうせい 柊河瑠 ひかる
柊護朗 しゅうごろう 柊羽栖 しゅうせい 柊永琉 しえる
柊三郎 しゅうさぶろう 柊太朗 しゅうたろう 侘玖柊 たくと
柊司朗 しゅうしろう 柊多郎 しゅうたろう 海名柊 みなと
柊史郎 しゅうしろう 柊之進 しゅうのしん 巴也柊 はやと
柊志郎 しゅうしろう 柊之介 しゅうのすけ 珂依柊 かいと

「柊羽成」のように「柊」の大切なものを守る魔除けの意味に、「羽」の優しく包み込む・自由に羽ばたく、「成」の成り立つ・成し遂げるといった多様な良い意味を込める事が出来ます。

「柊」を使った女の子の名前と意味《漢字二文字編》

「柊」を使った漢字二文字の女の子の名前は、「柊」を「と」「とう」「ひ」「しゅう」または「ひら」と読んで他の漢字と組み合わせる事が多いようです。
 

名前 読み 名前 読み 名前 読み
音柊 おと 柊緒 ひお 柊月 ひづき
柊碧 とあ 美柊 みと 柊南 ひなみ
柊杏 とあ 柊香 しゅうか 柊奏 ひなり
柊美 とみ 柊音 しゅのん 柊里 ひまり
柊咲 ひさ 柊佳 とうか 柊結 ひゆい
柊沙 ひさ 遥柊 はるひ 柊依 ひより
柊那 ひな 陽柊 はるひ 柊凛 ひらり
柊名 ひな 明柊 はるひ 柊利 ひらり
柊芽 ひめ 柊奈 ひいな 麻柊 ましゅう
柊夜 ひよ 柊冴 ひさえ 柚柊 ゆうひ

「佳」のように美しい・優れていると言った意味を持つ漢字との組み合わせで柊佳と名付けるのも、「柊」の持つ漢字の意味との相性がとてもいいものになるでしょう。

「柊」を使った女の子の名前と意味《漢字三文字編》

「柊」を使った漢字三文字の女の子の名前は、「柊」を「と」「とう」「ひ」または「し」と読んで他の漢字と組み合わせる事が多いようです。
 

名前 読み 名前 読み 名前 読み
明来柊 あきひ 柊咲永 ひさえ 柊奈実 ひなみ
杏沙柊 あさひ 柊沙枝 ひさえ 柊奈里 ひなり
柊永琉 しえる 柊紗乃 ひさの 柊茉利 ひまり
柊羽子 とうこ 柊沙乃 ひさの 柊万梨 ひまり
柊乃榎 とのか 柊南子 ひなこ 柊結依 ひゆい
柊乃羽 とのは 柊名子 ひなこ 柊柚未 ひゆみ
柊依呂 ひいろ 柊夏子 ひなこ 柊依利 ひより
柊佳利 ひかり 柊南詩 ひなた 柊代莉 ひより
柊伽李 ひかり 柊那乃 ひなの 柊代李 ひより
柊沙依 ひさえ 柊那美 ひなみ 柊呂乃 ひろの

「茉」のように清浄無垢という意味をもった漢字と、「利」のように役に立つ・良い・順調といった意味を持つ漢字と組み合わせて柊茉利と名付けるのも、「柊」の持つ漢字の意味との相性がとてもいいものになるでしょう。

名前に「柊」をつける時の注意点

名前は、お母さんお父さんから、キラキラと希望に満ち溢れた大切な我が子への最初のプレゼント。たくさんの想いや期待を込めて考えていると、色々と悩み始めてしまうのではないでしょうか?赤ちゃんの時から一生、よほど特殊な事情がない限りは変更の出来ない名前だからこそ、ここでは、名付けの際に注意しておいたほうがよい事をご紹介していきます。

名前に使える字を使用しているか

名前に使用できる文字は、「常用漢字」「人名用漢字」に載っている文字及び、「カタカナ・ひらがな」「長音記号・繰り返し記号」と定められています。それ以外の文字を名前に使用して出生届を提出した場合は、残念ながら不受理となってしまいます。

しかし、日頃私たちが使用している漢字やカタカナ・ひらがなのほとんどは名前に使用できますので、あまり気にしなくても大丈夫でしょう。とはいえ、「柊」も人名用漢字になったのは1990年からと比較的最近ですので、出生届を出す前には、一度確認をしたほうが賢明でしょう。

名字とのバランスや読みの意味

名前を考えるときには、名字とのバランスも考えたほうがいいでしょう。名字と名前で続けて読んだ時に変な意味に捉えられる響きであった場合、嫌なニックネームを付けられて、からかわれてしまう事になるかもしれません。また、この時イニシャルについても気を付けてあげた方がいいかもしれません。

名前に使用しないほうがよい漢字に注意

名前には使用しないほうがいいと言われている漢字があるのをご存知でしょうか?漢字にはそれぞれ成り立ちがあり、その成り立ちの意味によっては不吉な内容を持つものも多く存在しています。

例えば、七といった漢字は一見よさそうに感じるかもしれませんが、その成り立ちはとてもゾッとする良くないものなのです。名付けの際は、そういった点に注意した方がよいでしょう。

漢字の意味を知って「柊」を使った素敵な名前をつけよう

今回は、「柊」という漢字を使った名前について、男の子・女の子別にご紹介しました。これから産まれてくる赤ちゃんに、ご両親からの想いや願いを込めて贈る大切な名前。そんな大切な名前だからこそ、「柊」を使った名付けを考える際には、漢字の持つそれぞれの意味や成り立ちを知ることで、より素敵な名前を付けることができるのではないでしょうか。

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