かっこいい熟語一覧!かっこいい意味の漢字の単語を紹介!

かっこいい熟語一覧を紹介します。新元号が「令和」と決定しました。令和には、国としての思いが込められています。日本語には漢字2文字から4文字から成る熟語があります。それぞれに意味があり会話の中で使うと理解が深まります。かっこいい意味の熟語を知っておきましょう。

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目次

  1. 1かっこいい漢字熟語を一覧で紹介!
  2. 2意味ある熟語で会話もスムーズに
  3. 3かっこいい熟語一覧【二字熟語編】
  4. 4かっこいい熟語一覧【三字熟語編】
  5. 5かっこいい熟語一覧【四字熟語編】
  6. 6かっこいい熟語を使いこなそう!

かっこいい漢字熟語を一覧で紹介!

日本は中国語のように漢字一辺倒ではなく、ひらがなだけでもありません。日本語は、ひらがな・カタカナ・漢字と三つ使いこなさないといけない、難しい言語です。

しかし、漢字を組み合わせて作る熟語は、意味を知って使うと意思疎通には大変便利ですし、年始や年度始めの、目標を掲げる時などに使用すると、自分の意思が端的に伝わり、かっこいいです。

2019年5月から新しい元号「令和」になります。令和には「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められているそうです。漢字の言葉は日本文化と密接に関わっています。かっこいい漢字の熟語の意味を知り、使いこなしましょう。

意味ある熟語で会話もスムーズに

熟語の紹介の前に、なぜ漢字の熟語を知っておいたり、使うといいのでしょうか。それは、お互いの意思疎通をするのに便利だからです。

例えば、「細かいところまで、目を行き届かせて、抜かりなくおこなうと共に、スピードを早くして待たせることのないような、サービスを心がけてください」と部下に言うよりは「丁寧でかつ迅速なサービスを心かげて」と言えば端的に伝わります。

「躍動感のある絵画」と評価すると、静の絵画ではなく、動きのある、リズミカルな、絵の中から人や物が飛び出てきそうな、元気のある・・という印象の絵画なのかな、と想像が出来ます。熟語の意味を知るとボキャブラリーも増え会話も豊かになるでしょう。

かっこいい熟語一覧【二字熟語編】

ではここからは、かっこいい漢字の熟語を一気に紹介してまいりましょう。まずはじめは「漢字2文字」の熟語です。

漢字2文字の熟語は、日常的にもっとも頻繁に使われます。そのため知っている言葉も多いはずです。ここでは12個プラス10個、合計22個の漢字熟語をそれぞれの言葉の意味を紹介していきます。

令月

ますはじめは、今もっとも旬な話題となっている「かっこいい」漢字からです。新元号の「令和」は万葉集の一節にある言葉から、つけられたのだそうです。

「初春の令月(れいげつ)にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす」から「令和」となったそうですが、冒頭の「令月」は何をするにも良い月、めでたい月、のことを言うのだそうです。

令というと「命令の」「令」を思い浮かべる人もいたと思いますが、このような美しくてかっこいい意味でも使われる事を改めて知った、という方も多かったのではないでしょうか。

調和

調和(ちょうわ)という漢字の意味は、物事の釣り合いが取れて、穏やかな様子を表します。今回の元号もそうですが、日本人は「和」を好みます。

個性ある人物も求められる一方で「調和の取れた性格」の人は、いつの時代も重宝されるようです。

調和という熟語が「かっこいい漢字なの?」と思う人もいるかもしれませんが、戦うことだけが、かっこいいことではありません。真にかっこいい人は、全体のバランス、つまり調和が取れているものです。

清新

清新(せいしん)とは、新鮮で生き生きしている様子、爽やかな様子を言います。言葉の意味から、学校の名前にもよく使われているようです。清新は「かっこいい熟語」と言えるでしょう。

斬新

斬新(ざんしん)とは、独自な発想で、かつて見たことのないような奇抜な様子を表します。斬新な考え方は時には人に受け入れられない事もあります。しかし、新しい事は受け入れられないのは想定内です。斬新さは「かっこいい」のです。

当初は斬新でも、時代の流れとともに、当たり前の物事になる事も多いです。発想を豊かにしないとなかなか、浮かばない斬新さ。物作りに携わっている人は「斬新なアイデア」を前にすると、ワクワクするのだそうです。

真摯

真摯(しんし)とは、真面目でひたむきな様子を表す言葉です。「真摯な態度で臨む」と言われたら、一生懸命やる、という決意が伝わるでしょう。真摯も「カッコいい熟語」です。

次に紹介する「真剣」と似た意味ですが、真摯は「態度」「考え方」「姿勢」を表す時に使われることが多いようです。

真剣

真剣(しんけん)と、真摯は似ています。真剣の意味は「本気で必死に何かに取り組む」様子を表しています。真摯も何か一つの物事にひたむきに取り組むので、ほぼ同じ意味に捉えていいでしょう。

ただ、真剣には「本当の刀」という意味もあるので、命がけの行動、というニュアンスも感じられます。真剣も、かなり「かっこいい熟語」です。

結実

次の「かっこいい熟語」は、結実(けつじつ)です。結実は、「今までやってきた努力が実を結ぶ」という意味になります。植物の実がなる、という意味もあります。

一生懸命にやった努力の結果が実るという熟語なわけですから、人間としてこんなに、かっこいい事はないでしょう。

開花

開花(かいか)の意味は、桜の開花宣言という花が開く意味でも使われますし、「才能が開花する」といった、今までの成果が現れた、という意味でも使われます。

植物では、結実と開花は、違う過程をいいますが、人の才能に関しては、「結実」が先で「開花」が後といった感じになるでしょうか。

ただ、開花は、必ずしも努力が実った結果ではなく、何かのきっかけに恵まれて、幸運が重なってという意味合いも含まれるかもしれません。

飛翔

飛翔(ひしょう)とう熟語とは、鳥が空高く飛ぶことを意味します。次に説明する「飛躍」と似た意味合いで使われることもありますが、本来は「飛ぶ」がメインとなります。空高く鳥が飛び立つ様子を表す「飛翔」は、かっこいい熟語でしょう。

飛躍

飛躍(ひやく)という熟語は、「今年は飛躍の年にしたいです」などの新年の抱負に使われます。飛躍とは、先ほどの飛翔の「高く飛ぶこと」の意味に加えて「急速な進展や成長を遂げる」もあります。飛躍できると「かっこいい」と誰もが思うでしょう。

また「飛躍」には、向こうの木々に飛び移る、という意味もあります。「話が飛躍する」というと「今までの具体的な話とは違い急に大きな話に変わった」など、話の内容が急にかわってしまう(一応内容には関連性あり)という意味合いになります。

話が変わってしまう「飛躍」には「かっこいい熟語」としての意味はありませんが、一般的には飛躍は「かっこいい熟語」と思っていていいでしょう。

邁進

邁進(まいしん)とは、恐れずに突き進む、ことを言います。「「今期は業績をアップさせるために、邁進して参ります」などのように使われます。邁進する、という言葉は意味もかっこいいと言えるでしょう。

似た言葉に「精進」がありますが、精進には「そのことだけに集中する、努力する」という意味になります。どちらかと言えば「精進」よりも「邁進」の方が、「失敗を恐れずにガンガンチャレンジしていく」という気持ちが込められているようです。

躍動

躍動(やくどう)とは、生き生きと、踊るような動きをしている様子を表します。躍動は、かなりかっこいい熟語です。

躍動感のある写真だね。と言えば、いきいきした表情や生きる息吹を感じさせる写真という事になります。「躍動感」も「かっこいい三文字熟語」です。

その他の二字熟語を紹介

かっこいい漢字2文字の熟語は、まだまだたくさんあります。闘志や威風(いふう)英雄などは、見るからにかっこいい漢字です。叡智や奥義(おうぎ)は、知性や品格を感じられるので、かっこいい熟語です。

果敢という熟語は、「果敢に挑戦する」などのような使われ方をします。勇気ある行動を讃える時に使われる言葉なので、かっこいい熟語です。

降臨は、地上に神が降り立つ事ですが、偉大な人物が現れる時の表現として使われています。降臨も響きが「かっこいい」熟語です。
 

漢字 意味
闘志 戦おうとする意志
威風 勢いがある
一徹 決めたことは貫きとおす
叡智 真理のある知恵
英雄 偉大な事を成し遂げた人
奥義 学問や芸術でもっとも大切な事
果敢 勇気ある行動
改革 現状を改めもっと良いものにする
気鋭 鋭さを持った気持ち
降臨 天の神や仏が地上に降りてくる事

かっこいい熟語一覧【三字熟語編】

かっこいい熟語一覧、次は「三字熟語編」です。三字熟語は、2文字や4文字に比べると、少し種類が少なくなりますが、かっこいい熟語があるので、全部で22個、熟語の意味と共に紹介していきましょう。

阿修羅

阿修羅(あしゅら)は、古代インドにいたとされる神様のことです。不思議な力を持っている神様ですが、インドでは「阿修羅」は「悪い神様」との位置付けです。何度でも戦って蘇る神様、永遠に戦い続けるのだそうです。

悪い神様という位置づけですが、ゲームなどで使われるなど、人によっては「かっこいい熟語」と思う人もいるようです。

姉御肌

姉御肌(あねごはだ)は、さっぱりとした正確で、面倒見の良い女性のことを言います。さっぱりしているけれど、人情味があるので、姉御肌の人は皆から慕われます。姉御肌の人は「かっこいい」ですし、熟語としてもかっこいいです。

これと似た言葉に「親分肌」があります。こちらも面倒見が良い人のことで、一般的には、義理人情が厚い、かっこいい男性のことをさします。

荒療治

荒療治(あらりょうじ)は、荒っぽい治療のことです。少しづつ直すのではなく、痛みを伴いながら一気に直していく様子から、物事の改革をする際にも使われる言葉です。

一見、雑で大雑把な治療のように思えますが、最終的には治る(前提)なので、「かっこいい熟語」となるでしょう。

居丈高

居丈高(いたけだか)という熟語は、高圧的な態度をすることを意味します。居丈高な振る舞いは決して、かっこいいとは言えないですが、時々こんな人を見かけます。本当のかっこいい大人を目指してほしいと思います。

一本気

一本気(いっぽんぎ)という熟語は、一途に思い込む性格や、その様子を表します。「一本気な性格の彼と付き合うのは、大変だけど、ついていこうと思う」などのような使い方をします。

一本気は弱点にもなりますが、ふらふらと意見が変わる人に比べれば「かっこいい性格」ですし、人として信頼できるでしょう。

江戸前

江戸前(えどまえ)の熟語の元々の意味とは、東京湾近海で取れた魚介類のことです。それ以外にも「江戸の流儀に沿ったもの」という意味もあります。

江戸前寿司と言えば、東京湾で取れたネタを使った寿司ですが、それ以外にも関西とは違うシャリやネタの違いがあるそうです。

江戸前という熟語の言葉の響きは、かっこいいと思う人が多いのではないでしょうか。かっこいいの他には「粋だね」という人もいるかもしれません。

裏千家

裏千家(うらせんけ)という熟語の意味するところは、茶道の流派の一つで、千利休を祖としたものです。日本では茶道といえば、圧倒的に裏千家で習う人が多いそうです。

表千家

表千家(おもてせんけ)の熟語も千利休を祖とした茶道の流派の一つで、裏千家と表千家は親戚同士なのだそうです。裏千家よりも茶道人口は少なめで、作法に違いがあるそうです。

演繹法

演繹法(えんえきほう)とは、論理的推論方法の一つです。絶対的な事実を前提条件として、AだからBである、という結論を導き出します。

例えば、「人間は必ず死ぬ」→「●●は人間だ」→「だから●●も必ず死ぬ」といった論法が成り立ちます。

演繹法は、元の理論(大前提)が、間違っていると、結論も間違うという弱点があります。ただ、絶対的な事実(人は必ず死ぬ)さえ元になっていれば、誤った結論にはなりにくく、説得力があります。

帰納法

帰納法(きのうほう)も、論理的推論をするための方法で、演繹法と反対の考え方で結論を導き出します。統計学的な考え方で答えを出すやり方です。

例えば、「東京の100人は●●サプリを飲んだら痩せた」「北海道の100人も●●サプリを飲んだら痩せた」「神奈川の100人も●●サプリを飲んだら痩せた」だから「●●サプリには痩せる効果がある」といった考え方です。

帰納法は、総計的な処理に問題があると「不完全帰納法」とされ、信頼できる結論にはならなくなる場合が往々にしてあるようです。

十八番

十八番(おはこ)は、もっとも得意とするものを言います。「私の十八番は、三段跳びを100回以上出来ることです」などのように使います。

影武者

影武者(かげむしゃ)という熟語は、誰かを騙すために重要な人物の代わりになる人を意味します。皇族や昔の殿様も影武者がいるのでは、とささやかれていたようです。影武者という熟語の言葉の響きもかっこいいと感じる方は多いのではないでしょうか。

その他の三字熟語を紹介

かっこいい三字熟語は、まだまだあります。間一髪(かんいっぱつ)や、几帳面(きちょうめん)、感無量(かんむりょう)は、よく聞く言葉だと思います。

急先鋒(きゅうせんぽう)や、麒麟児(きりんじ)は、読み方や意味を知らなかったと言う方もいるのではないでしょうか。熟語の意味を知ると「かっこいい」と思うかもしれません。

試金石(しきんせき)という熟語は、「前回の出来事は、とても辛いものだったけれど、今思えばあれば試金石となり今の私がある」といった使い方をします。これも「かっこいい」熟語です。
 

漢字 意味
間一髪 寸でのところで。物事が切迫している様子
感無量 感動のあまり胸がいっぱいになること
几帳面 全ての物事をきちんとすること
急先鋒 真っ先に立ち、進んでいくこと
麒麟児 知恵や才能に長けている少年のこと
金字塔 後世まで残るような素晴らしい業績
下剋上 地位が下の者が上にのし上がること
原動力 行動を起こす元となるもの、力
紅一点 ただ一人の女性
試金石 人の力を試すような出来事、物事

かっこいい熟語一覧【四字熟語編】

最後の、かっこいい熟語一覧は「四字熟語」です。四字熟語は、かっこいい熟語が多いので、抱負を言う時などによく使われますが、それ以外の会話の中でも案外使われています。こちらも全部で22個の熟語とかっこいい意味を紹介します。

空前絶後

空前絶後(くううぜんぜつご)という熟語は、「とても珍しい事象の事」を意味します。よく映画などで「空前絶後・抱腹絶倒なストーリー」などと表現される場合があります。

これは、「奇想天外、予想を超えたストーリーで、更に腹を抱えて大笑いする」ような面白い内容である、と説明することで、観客の興味をそそっていることになります。この熟語も「かっこいい」と言えるでしょう。

色即是空

色即是空(しきそくぜくう)という四字熟語は、仏教の根本原理とされる言葉です。「色」は宇宙にあるすべての形あるものをさし、「空」は、実態のないものをさします。

実体があると思っている物(人の体や目に見えるもの)は、実は「空」である、という考え方で、実体のないものに執着することが、人の苦しみを生み出すという、仏教の教えでもあります。

仏教の教えを「かっこいい」と表現するのは、あまり良くないかもしれませんが、このような考えで日々を過ごすと、いろいろなことが見えてくるかもしれません。結果として「かっこいい」大人になると思います。

自給自足

自給自足(じきゅうじそく)という熟語の意味は、食料から身の回りの物まで全て、自分で賄う(作る)ことを言います。

本当の自給自足の熟語の意味は、着ている衣類や、暮らしで使う雑貨、電気やガスも全て自分で賄う事を言いますが、現在では、畑仕事などで食べる物を自給自足している人の事をさすようです。もちろん、本格的に全てを自分で賄っている人もいるかもしれません。

自給自足の生活にあこがれる人もいるようです。農薬などを使用せず、食べたい分だけ育てればいい自給自足の生活は健康にも良さそうです。

試行錯誤

試行錯誤(しこうさくご)という熟語は、挑戦と失敗を繰り返し、迷いながら、ベストな方法を探し出す事をいいます。何も迷うことなく試行錯誤しない人生だったら、いいのですがほとんどの人は、試行錯誤しながら、自分の生きる道を探しているようです。

余談になりますが、小さいうちは、なるべく「試行錯誤」をさせた方がいいと言われています。AからBへ行く道はたった一つ、という正解の出し方をしていると、オトナになってから考え方の幅が狭まります。

寄り道や、迷い道をしながら、正解にたどりつくと、様々な過程を経る経験ができ、それが「試金石」となるからです。

士魂商才

士魂商才(しこんしょうさい)という熟語は、武士の魂と、商人の才能を兼ね備えている人の事を意味します。才能を二つも持っていたら、大成するに違いありません。この熟語もかなり「かっこいい」熟語になるでしょう。

至上命令

至上命令(しじょうめいれい)とは、絶対に従わなければいけない命令のことです。サラリーマンは、転勤を命じられることがありますが、断れないので実質は至上命令となるでしょう。

七転八起

七転八起(ちしてんはっき)は、何度も転んで、また立ち上がる様子を言います。失敗してもめげずに努力するような行動のことです。だるまさんも、まさに「七転八起」の精神を表しています。

質実剛健

質実剛健(しつじつごうけん)とは、質素で真面目で心も身体も健康な事を言います。よく褒め言葉として使用される熟語です。質実剛健な彼氏とは、結婚してもきっと安泰な生活を送れるでしょう。

疾風迅雷

疾風迅雷(しっぷうじんらい)は、行動が、すごく早く、しかも激しい様子を表す時に使います。似た言葉に「電光石火」という熟語もあります。

自由闊達

自由闊達(じゆうかったつ)は、心が大らかで物事にこだわらない様子を表します。会話よりは、文章として使用される言葉です。「よく見る言葉だけど、使い方が分からない」と思う人もいるかもしれません。「自由闊達な社風」などの使われ方をします。

終始一貫

終始一貫(しゅうしいっかん)は、非常によく使われる言葉です。始まりから終わりまで、態度や言動が変わらない様子を言います。

「あの人の意見は終始一貫している」といった文章で使用されます。終始一貫は、必ずしも褒め言葉ではないですが、移ろいやすい人の心を考えれば「終始一貫している人」は、信頼されやすいと言えるでしょう。

自由自在

自由自在(じゆうじざい)も、よく使われる熟語です。自分が思っているとおりに、動く様子を表します。「魚が、池の中で自由自在に動き回っている」などのように使います。

その他の四字熟語を紹介

その他の四字熟語を紹介します。般若心経に出てくる有名な四字熟語(色即是空・空即是色)をはじめとして、聞いたことのある熟語が多いと思います。下に紹介した熟語は、良い意味の物ばかり集めましたが、もちろん悪い意味の熟語もあります。

たとえば、針小棒大(しんしょうぼうだい)とは、針のような小さなことを、棒のような太さのように言うこと、つまり大げさな話にしてしまう事です。こういう人は、あまり信用されないかもしれません。

他のかっこいい熟語としては「少数精鋭(しょうすうせいえい)」もあるでしょう。やたらに大所帯のところよりも、優れた人を集めて仕事をした方が効率的に物事が進むことは、よく見られます。
 

漢字 意味
周知徹底 隅々まで知れ渡るように、しっかりおこなう
十人十色 十人いれば十通りの意見がある。人それぞれ
取捨選択 自分にとって不要な物を捨て必要な物を選ぶこと
首尾一貫 最初から最後まで方針が変わらないこと
純真無垢 けがれのない清らかなこころや体のこと
順風満帆 順調に物事がすすむこと
正真正銘 嘘偽りのないこと
少数精鋭 少ない人数ながらも優れた集団である
諸行無常 永遠に変わらぬものはないこと
心機一転 心を入れ替えて良い方向に切り替えること

かっこいい熟語を使いこなそう!

かっこいい熟語を、二文字、三文字、四文字でそれぞれ紹介しました。今回はかっこいい熟語として、比較的良い意味に使われる熟語を並べましたが、悪い意味で使われる熟語もあります。

物事には良い側面と悪い側面があるので、いいものばかり見ることはできないでしょう。裏も表も知ってつかいわけられるようになるといいと思います。

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