エタるの意味とは?エタってるなどの使い方を例文を用いて紹介

「エタる」という言葉の意味をご存知でしょうか?さまざまな略称や若者言葉が新たに増えていく中で、「エタる」という言葉に聞き覚えがない人もいるかもしれません。「エタる」とはどういった意味なのでしょうか?「エタる」の意味や「エタる」を使った例文を紹介します。

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目次

  1. 1エタるの意味や使い方が知りたい!
  2. 2エタるの意味とは?
  3. 3エタるの使い方
  4. 4作品がエタる原因とは?
  5. 5エタってしまいそうな有名作品
  6. 6好きな作品がエタらないためには?
  7. 7好きなものがエタる前に感謝の言葉を!

エタるの意味や使い方が知りたい!

「あの漫画エタりそう」「好きだった作品がエタってる!」など、「エタる」という言葉を使った場面を見たことはありませんか?

「エタるってどういう意味なんだろう?」とは気になっても、使い方がわからず、そのまま分からないまま置いているのではないのでしょうか。

しかし、言葉の意味を知ることで、会話の意味を知り、相手とのコミュニケーションを円滑にすることができます。「エタる」という意味や例文を学んで、「エタる」の使い方をマスターしましょう!

エタるの意味とは?

好きだった連載漫画の打ち切りが決まってしまったり、気になっていた作品が作者の意志により更新が途絶えてしまった経験はありませんか?そのときに、この「エタる」という言葉が使われます。

「エタる」とは、エターナルという「永遠なる」を意味する英語から作られた言葉です。一般的な業界用語などではなく、小説や漫画、ゲームなどの創作をしている人たちの間で広く普及されています。

「永遠なる」という言葉から連想されるように、その作品が何らかの理由で継続できなくなったり、途中で放棄されてしまったものを「エタる」と呼んでいます。

しかし、あくまでも作者が作品を継続できない旨をハッキリと主張していたり、作者の急死などでやむを得ず作品を継続できない場合のみに適応されるので、長期間の活動休止である場合は、エタるという言葉には当てはまりません。

エタるの使い方

「エタる」の意味はわかりましたが、実際にはどのような状況で「エタる」という言葉を使うことが多いのでしょうか。

「エタる」という言葉を使うときは、相手の作品のことを指して「エタる」と使う場面もありますが、自分の作品を指して自虐的に「エタる」と使うこともあります。

「エタる」という言葉は、主に動詞として使われています。そこから現在のことを指すのか、過去のことを指すのか、未来のことを指すのかによって、「エタってる」「エタった」「エタりそう」などと「エタる」を基本形にして変化していきます。

活用方法によって「エタる」ではなく「エタった」「エタりそう」とさまざまに変化しますが、まずは複雑に考えず、それぞれの使い方の意味から知っていきましょう。

「エタる」を使った例文

それでは、よく使われている「エタる」を使った例文を、いくつか挙げて、その意味をご紹介していきます。

例文①好きな漫画がエタってる

ここでの「エタる」は過去の出来事に気付いたときに使っているため、「エタってる」と変化し、「好きな漫画の連載が打ち切られてる」といった意味を表しています。漫画の連載打ち切りなどに、よくこの言葉が使われます。

似たような言葉の意味として、「終わってしまった」といった言葉に「エタる」という言葉を代用することもできます。

例文②この作品はエタりそう

ここでの「エタる」は、現在の状況を見て、これからの予測をしているため、「エタりそう」と変化し、「この作品は打ち切られそう」「この作品は追々続きが出なくなりそう」といった意味を表しています。

作者が作品に対して継続する不安を表していたり、作品自体が誰にも見向きもされず、作品の更新などが長期間止まっているものに関して使われる言葉となっています。

例文③開発中のゲームがエタった

ここでの「エタる」は完了形として使われているため、「エタった」と変化し、「開発中のゲームが開発打ち切りになった」といった意味を表しています。

上記の二つは他者に対して使う「エタる」ですが、こちらは自分自身に対して使う自虐的な「エタる」となっています。

これからの作品を継続する自信がなかったり、新しい作品に着手したいと考え、現在着手しているものに見切りをつけるときに、使われる言葉となっています。

作品がエタる原因とは?

誰もが気になっていた作品や好きな作品がエタってしまうと、「もう続きは出ないのか」と悲しみに包まれたり、中には「続きを出してください!」と作者に対して催促の声を出す人もいることでしょう。

作品がエタってしまう原因は、作者により多種多様となっていますが、実はどの作品でもエタってしまう危険は含まれているのです。特にエタる原因として多い、二つの原因を見ていきましょう。

作者の急死

あらゆる作品に起こりうる大きな原因の一つとして、まずは「作者の急死」が挙げられます。作者が存在していれば、たとえ更新が途絶えたとしても本人の口からハッキリと断言しなければ、いずれは再開されることがあります。

しかし、作者が存在していない場合、作品を作り続けることはできません。持病が突然酷くなってしまったり、心臓病で突然亡くなったり、事故に巻き込まれて死んでしまったりした場合、作品は作者の命と同じく打ち切られてしまうことが多いのです。

続けていくためのネタややる気がなくなった

作品が継続するかの命運は、作者の手にすべて委ねられています。また、作品を作り続ける時間は、作者にとっては孤独と誘惑に打ち勝つための戦いでもあります。

短い作品ならまだしも、長期間に渡って作品を作り続ける場合、途中でやる気のエンジンが切れてしまったり、面白いネタのストックがなくなってしまったりと、期間が長ければ長いほど、作品がエタる確率が高くなっていきます。

作品が完成すれば、多くの人々から感想や反応を貰うことができますが、作品を作り続けている間は、よほど親身な人でない限りは、作者に対して励ましの言葉を送ることはほとんどありません。

また、応援の言葉を送ったとしても、送るのはたったの一度きりであったりと、その応援が継続されることも少ないため、作者は徐々にモチベーションを落としやすくなるのです。

エタってしまいそうな有名作品

短い期間の作品でもエタってしまう場合はありますが、特に長期間に渡って作り続けられている作品ほど、エタってしまう可能性が高くなっていきます。

それは趣味でやっているような素人だけではなく、多くのファンを持つような有名作品でも同じで、実際に筆を折って作品がエタってしまったものもあるほどです。今現在でも、「この作品はエタりそうだな」と噂される有名作品はいくつか存在しています。

涼宮ハルヒシリーズ

「涼宮ハルヒシリーズ」は、「涼宮ハルヒの憂鬱」を始めとした2003年6月から連載が継続されているライトノベルのシリーズです。2006年4月にはテレビアニメ化、2010年2月には劇場版アニメーション映画として放映されるなど、大ヒット作品となっています。

漫画化やアニメ化、スピンオフ作品の連載など、多くのジャンルでの広がりを見せていますが、原点であるライトノベルの新刊は2011年6月に刊行された「涼宮ハルヒの驚愕(後)」が最後となっており、「エタるのでは?」と、少し不安の声もあります。

HUNTER×HUNTER

「エタってしまいそうな作品」として有名作品でもある「HUNTER×HUNTER」は、1998年に連載開始され、2019年現在に至るまで、連載休止と再開を繰り返し行われている少年漫画となっています。

連載休止の期間があまりにも長いため、連載が再開されるときにはネットニュースなどで掲載されて大きく話題になるなど、長期間の休止であっても根強いファンが定着しています。

しかし、度重なる連載休止に心を悩ませるファンも多く、「いつか本当にエタってしまうのでは?」との声も、多く存在しています。

好きな作品がエタらないためには?

多くの作品が溢れる中、たとえ有名作品であってもエタってしまう可能性はあるため、さらに名の知れていない作品であると、ますますエタる可能性が高いといっても過言ではありません。

作者の急死などは防ぎようがないものですが、それ以外であれば、自分自身が作者ではなくとも、好きな作品をエタらないようにする方法はあります。それは難しいことではなく、誰でも簡単にできることです。

好きな作品がエタらないように、作者に対してファンレターを送りましょう。また、SNSなどがあれば、作者に対して応援の声を何度か投げかけたり、作品を楽しみに待っているとエールを送ることも大切なこととなっています。

ファンレターや感想を送ることに難しさを感じる人は多くいますが、必ずしも長文で書く必要はありません。「楽しみにしています!」「面白かったです!」といった一言だけでも、作者に対して大きなモチベーションアップに繋がるのです。

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好きなものがエタる前に感謝の言葉を!

好きな作品がエタってしまうことは悲しいことですが、エタる前にできることは思いのほか、たくさんあります。勇気を出して作者に対して感謝や応援の言葉を送ることは、好きな作品をエタらないようにする第一歩となるのです。

大好きな作品のために、先延ばしにしたり面倒くさがったりせず、一言だけでもいいので勇気を持って、応援や感謝の声を届けましょう!

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