パラオの治安は悪い?旅行の夜遊びの危険性や注意点も紹介

リゾート地としても有名なパラオも、治安が良いというイメージを持っている人が多いでしょう。しかし本当にパラオ治安は良いと言えるのでしょうか。今回はパラオの治安についてまとめます。パラオ治安の悪いところや、注意しなければいけないところも解説します。

パラオの治安は悪い?旅行の夜遊びの危険性や注意点も紹介のイメージ

目次

  1. 1パラオは安全な国?治安はどうなの?
  2. 2パラオとはどんなところ?
  3. 3パラオの治安は良い?悪い?
  4. 4パラオへの旅行で注意したこと
  5. 5パラオで安全に観光するための対策
  6. 6パラオのおすすめ観光スポット3選
  7. 7パラオのビーチで遊ぶ時に貴重品はどうする?
  8. 8番外編!パラオでは海の生物にも注意
  9. 9パラオの治安は良いけれど注意も必要

パラオは安全な国?治安はどうなの?

今回はパラオの治安について紹介していきます。日本からの観光客も多いパラオの治安は、良い方なのでしょうか。パラオに旅行に行く前には、パラオの治安をチェックしておきましょう。

パラオとはどんなところ?

それではパラオとはどんなところなのでしょうか。パラオの治安をチェックする前に、パラオについてまとめていきましょう。パラオとは、日本の空港から4時間ほどで行く事ができます。正式名称はパラオ共和国です。

パラオは国ですが、面積は488平方キロメートルと、日本の屋久島とほとんど同じくらいの大きさです。周りは海に囲まれた島国で、美しい海や文化は世界複合遺産に登録されている、リゾートアイランドです。

日本からの旅行客の多くは、シュノーケリングを楽しみます。イルカとのふれあいを楽しみに訪れる観光客も多いようです。

パラオの治安は良い?悪い?

パラオの国は国の面積としての大きさは小さいようですが、パラオの治安は良い方なのでしょうか。世界的にみると、パラオの治安は良い方になるようです。2013年に、パラオで新政権が発生した時にはやや危険だと言われていましたが、現在では安全だと言われています。

パラオの治安は良いと言われているものの、日本の田舎のようにいいというわけでもありません。お酒に酔った人に絡まれる事があったり、薬物中毒者がウロウロとしている場所もあるようです。

窃盗や殺人も、日本と同じように起こっている事もあります。犯罪に巻き込まれないための防犯対策をしていく事は大切です。

パラオへの旅行で注意したこと

パラオは国が小さいので、「ココの地域が危険」という場所はありませんが、旅行をする時には注意をしたほうがいい事もあります。パラオ旅行で注意したい事とはどんな事なのでしょうか。

盗難

パラオに限らず、海外の多くで盗難は発生しています。スリや置き引き、場合によっては強盗の被害に巻き込まれてしまう場合もあります。

パラオでは海で遊ぶという人もいるでしょう。海に行く時には、ビーチに荷物を置きっぱなしにしておくと、荷物がなくなってしまうという事があるかもしれません。貴重品は預けておく事や、誰かが荷物を見張っておくようにする必要があります。

人混みではスリが多くなるようです。観光客を狙ったスリも多発しているようなので、人混みを歩く時には注意が必要です。

薬物

日本で危険ドラッグなどは違法薬物ですが、パラオであっても薬物は違法です。フレンドリーなパラオの人の中には、軽い気持ちで薬物を進めてくる事があります。パラオだから大丈夫という事はありません。危険な犯罪に巻き込まれる事もあるので注意しましょう。

安全なパラオだからこそ、悪い事に誘おうとする人もいます。日本で悪いと言われている事は、海外でもやならいようにしたほうがいいでしょう。

自分から犯罪に巻き込まれていく事がないように、海外に行く時には十分に注意して旅行をする必要があります。

酔っ払い

陽気なパラオの人は、お酒を飲む事も大好きです。パラオの人は悪い人ではありませんが、酔っ払いになると、観光客だからという理由から絡んでくる事もあります。ただ絡まれるだけならいいですが、暴力を振るわれるなど危険な目にあう場合もあるようなので注意が必要です。

パラオで夜出歩く時にも注意が必要だと言われています。パラオでは公共交通機関がないので、基本的にはタクシーでの移動になります。

夜に移動をする時には、タクシーを利用したほうが安全ですが、悪いタクシーをつかまえてしまうと、タクシーの運転手が酔っ払っているという事もあるようです。そんなタクシーをつかまえないように、ホテルの人にタクシーを呼んでもらった方がいいかもしれません。

パラオで安全に観光するための対策

パラオには治安が悪い地域はないものの、より安全に楽しくパラオ旅行を楽しむためには、対策をしっかりとしておく事も必要です。パラオで安全に旅行するためには、どんな事に注意をするといいのでしょうか。

人気の少ないところへは行かない

治安が良いと言われるパラオですが、人通りが少ない場所ではやや治安が悪いと感じるところもあります。人気がないところでは、お金を取られてしまうと言う犯罪に巻き込まれてしまう可能性があります。

パラオだから、人気が少ないところが危険というわけではありません。知らない土地の人気がないところは、何が起こるかわからないという点で危険です。

道に迷っているうちに、悪い人にダマされてしまうという事がないわけでもありません。明るい時間であっても、路地裏などの観光客がいないような場所には行かないようにしましょう。

お金をたくさん持ち歩かない

パラオへの観光旅行という事で、普段の旅行よりもたくさんお金を持っていくという人もいるでしょう。気持ちはわかりますが、万が一置き引きにあった時、現金では被害が大きくなってしまいます。

現金を持って旅行に行くというのは、日本人あるあるですが、できれば盗まれた時にすぐに止める事ができるクレジットカードなどを使って支払いをした方がいいでしょう。

現金は必要最低限だけ身につけておくようにしたほうが、危険は少なくなります。海外の人が全て悪い人というわけではありませんが、「もしかしたら盗まれてしまうかもしれない」「ぼったくられてしまうかもしれない」と注意をしておく必要はあるでしょう。

夜中に出歩かない

治安が良いと言われるパラオでも、夜になると治安が悪くなる場所もあります。夜は酔っ払いも多くなるので、危険な場所も増えていきます。先ほども紹介したように、タクシー運転手も酔っ払っている場合もあるのです。

酔っ払い運転のタクシーは、治安が悪いというデメリットもありますが、事故を起こされてしまうかもしれない危険もあります。

海外では犯罪に巻き込まれそうな事をしないというのも、大切な防犯対策になります。どうしても出掛けなくてはいけない用事がない限り、夜中は出歩かないようにしましょう。

外出禁止令

治安が良いと言われるパラオですが、夜中はやはり治安が悪くなるため、法律で外出禁止令があります。18歳未満は深夜0時以降は外出する事ができません。18歳以上であっても、深夜2時以降の外出は認められていません。

どうしても外出しなければいけない用事があったのだとしても、万が一みつかってしまえば、警察に捕まる事になります。

深夜から朝の6時までは、パラオでは外出をしないというのがルールです。海外の旅行者だから、法律は関係ないという事はありません。危険だからこそ定められた法律です。しっかりと遵守するようにしてください。

パラオのおすすめ観光スポット3選

パラオも夜中の治安は悪いようですが、明るい時間帯であればゆっくりと観光を楽しむ事ができます。パラオ観光でおすすめのスポットにはどんなところがあるのでしょうか。

1.ミルキーウェイ

パラオで観光におすすめのスポットには、ミルキーウェイがあります。パラオの観光旅行のツアーにも組み込まれる事が多いスポットです。パラオの美しい海を満喫する事ができると、女子旅にも大人気のスポットのようです。

さらにミルキーウェイでできる事には、泥パックがあります。ミルキーウェイの泥には、ミネラルや保湿成分がたっぷりと入っているそうです。高級化粧品にも取り入れられている成分のパックができるという事で、女性だけでなく、男性も一緒に泥パックをしています。

泥パックをしたまま、美しい海をバックに記念撮影をしている人も少なくありません。ミルキーウェイを訪れた時には、あなたも泥パックを体験してみてください。

2.ロックアイランド

ロックアイランドも、パラオに来たらぜひ訪れて欲しい観光スポットです。パラオの海には、400以上もの島が浮かんでいると言われています。その浮かんでいる島の事を、ロックアイランドといいます。

ロックアイランドは、少し変わった形をしているのが特徴です。1つ1つがまるでマッシュルームの形をしているようで、美しい海から生えているようなイメージがあります。

人工的ではない美しさがあるという事で、写真撮影をする人も多いようです。とても美しいビーチなので、観光旅行用にビーチツアーが開催される事もあります。目の前まで、マッシュルームのようなロックアイランドをみに行くのもいいでしょう。

3.ジェリーフィッシュレイク

ジェリーフィッシュレイクというのは、パラオ観光でも有名な、クラゲと一緒に泳ぐ事ができる湖です。クラゲというと、刺されるからあまり近づかない方がいいといわれますが、ここのクラゲは刺される心配がないという事で人気があります。

パラオの中心部のコロール島から、ボートを使って向かうと、ジェリーフィッシュレイクに行く事ができます。ただし、最近はクラゲの数が減ってきているため、保護活動などからクラゲと泳ぐ事ができない場合もあるようです。

クラゲと泳ぎたいという場合には、いつなら泳ぐ事ができるのかも調べてから、パラオ旅行への計画を立てた方がいいかもしれません。

パラオのビーチで遊ぶ時に貴重品はどうする?

パラオでは海で遊ぶという人も多いでしょう。海に行く時には、パスポートなどの貴重品はホテルにあずけるとしても、必要最低限の現金などは持ち歩く必要があります。ではその貴重品はどうやって管理するといいのでしょうか。

交代で海に行く

パスポートなどもホテルに預けておくのは不安に感じる場合には、肌身離さず持っておくしかありません。しかし海に入る時にそのままでは濡れてしまいます。

どうしても手元に置いておきたいという場合には、誰かに荷物を見張って置いてもらって、交代で海に行くという方法があります。

ビーチではうっかり、うとうとと寝てしまう事もあります。眠っている間に荷物がなくなってしまう事がないように、パスポートや現金はウエストポーチなど体に密着するものの中に入れて持ち歩くようにしましょう。

保存袋を使う

どうしてもみんなで遊びたいという時には、日本から食品を入れる保存袋を持っていくという方法があります。しっかりと密閉できる、保存袋に貴重品を入れて、海に落としてしまわないようにしっかりと体に密着させます。

貴重品を身につけている時には、できればあまり底が深いところに行かないようにするという事も大切です。海から出たタイミングで、必ず毎回体に密着している事を確認するようにしておく必要があります。

やっぱりホテルが安心

ビーチで遊ぶ時の貴重品の保管方法は色々とありますが、ホテルのセキュリティ・ボックスに預けておくというのが、1番安心になります。必要最低限の現金やカードだけを持って出掛けた方が、後からの保障なども考えると安心です。

ホテルに預けておけば安心だと思えるように、信頼ができるホテルを選ぶ事も大切だと言われています。値段で決めるという方法もありますが、海外旅行に行く時には、安心で安全かどうかもホテルを選ぶ上では必要になるでしょう。

番外編!パラオでは海の生物にも注意

パラオには海に泳ぎに行くという人も多いと思います。美しい海でぷかぷかと浮いたり、ダイビングをして楽しもうと計画をしている人もいるでしょう。

美しいパラオの海ですが、海には危険な生物が生息している場合もあります。ツアーで参加する場合には、ツアー会社が事前に調べてくれているとは思いますが、自分でも地元の管理局などに事前に確認しておくと安全です。

パラオで危険だと言われているのは、イリエワニやブラックチーピシャーク、グレイリーフシャークです。相手も生き物なので、危険だと言われていない地域でも現われる事があります。出会った時には刺激しないようにすぐに逃げましょう。

街の野犬にも注意が必要

パラオはのんびりとした雰囲気の国です。日本ではあまりみかけなくなりましたが、中心地であるコロールにも野良犬が普通にいます。野良犬なので、大きさは少し大きめの犬です。全ての野良犬が攻撃的というわけではありませんが、中には凶暴な野犬もいます。

あなたが手に食べ物を持っていたら、お腹がすいた野犬が襲ってくるという事はあります。さらに注意をしなければいけないのは、野良犬はどんな病気をもっているのかわからないという点です。

ノミやダニ程度であればかゆいだけで住むかもしれませんが、中には人間か感染すると命に関わるような病気を持っている野犬がいるかもしれません。可愛いとむやみに近づくのは危険です。しかし急いで逃げると追いかけてくるので注意も必要です。

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パラオの治安は良いけれど注意も必要

今回はパラオの治安について紹介しました。パラオは基本的は治安が良い国なので、安全に旅行を楽しむ事ができそうです。しかし夜間に出歩くのは危険になる事があります。

日本とは違って、スリや置き引きもあるようです。観光客を狙った犯罪も起こっています。パラオは安全だと思い込まないで、最低限の防犯意識は持っておきましょう。

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