イスラエルの治安は安全?旅行や観光の危険度や注意点も紹介

世界三大宗教の聖地があることでも有名なエルサレムを擁するのが、イスラエルです。日本では危険なイメージ、治安が悪いイメージが多いイスラエルは、旅行するには安全なのでしょうか?今回はイスラエルの治安や観光旅行をする注意について紹介します。

イスラエルの治安は安全?旅行や観光の危険度や注意点も紹介のイメージ

目次

  1. 1イスラエル旅行の前に治安や注意点を確認!
  2. 2イスラエルとはどういう国なの?
  3. 3イスラエルの治安は?
  4. 4イスラエルで治安の悪い危険地区
  5. 5イスラエル旅行する際の注意点
  6. 6イスラエルのおすすめ観光スポット
  7. 7イスラエルに存在する「超正統派」のユダヤ教徒
  8. 8治安が悪いエリアに近づかなければ危険はなし

イスラエル旅行の前に治安や注意点を確認!

イスラエルは中東に位置する国で、日本の四国くらいの国土の中に9つもの世界遺産がある魅力的な国です。パレスチナ問題などでその名前を聞いたことがあると思います。

自然も多く、キリスト教とユダヤ教、そしてイスラム教などたくさんの聖地を持つイスラエルですが、パレスチナ問題でかなり多くのエリアの治安が悪いと言われています。

イスラエルに観光旅行に行こうとするのであれば、まずはイスラエルの治安や旅行中の注意点について、調べておくべきです。今回の記事も是非参考にしてください。

イスラエルとはどういう国なの?

まずはイスラエルという国ついて紹介します。イスラエルは四国よりもやや広い面積に、埼玉県と同程度の人口をもっています。

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地であるエルサレムが世界的な観光地です。民族の割合はユダヤ人が75%、アラブ人その他が25%、キリスト教が2%で、ドルーズが1.6%です。

イスラエル側は首都はエルサレムであると主張していますが、国際的にはそれは認められず、日本もテルアビブに大使館を設置しています。

大統領制ですが、実質的なトップは首相で、大統領は儀式のための形式的要素が強いです。治安が悪いエリアも多く、イスラエルの中で外務省が出す危険度レベルが1から3まであります。

危険度レベル3が出ている地域は「渡航禁止」です。ここは、空爆が多発している場所で、イスラエルの中でエジプトとヨルダンが自治区として統制している状態です。

イスラエル人の特徴

民族的に最も多いユダヤ系の特徴になりますが、イスラエル人の特徴を紹介します。

まず、彼らは持論好きです。ユダヤ人は故郷を持たない民族として世界中にいますが、彼らは土地の所有を歴史的に禁止され迫害されていたため、知識を重視する文化が生まれました。

勉強熱心で知識が多く、大変討論好きです。賢い人が多くなるので医者や弁護士、金融関係など大量の専門知識を必要とする職業についている人が多いという特徴もあります。

また、人口が少ないため、人との信頼関係を大切にします。「大企業だから信頼できる商品」なのではなく、「あの人が信頼できるといっていたから信頼する」なのです。

そして、イスラエル人はとにかく自立心が強い人が多いです。ルールや決まりきった固定概念に縛り付けられるのが大嫌いで、常に自由で縛られない環境を好みます。

基本的には日本人的文化とは全く反対の文化・価値観があると考えてください。協調を良しとはせず、ルールは決まり事は嫌いで自分の意見をはっきりと持っています。

イスラエルの治安は?

あなたがイスラエルに観光旅行に行くというと、「何でそんな危険な国にいくの?」と聞いてくる人が多いでしょう。それほどイスラエルは危険な国、治安が悪い国というイメージがあります。

では、実際のイスラエルの治安はどの程度なのでしょうか?本当に治安が悪いのか、悪いとすればどのエリアなのか、その時はどうすればいいのかを紹介していきましょう。

イスラエルに渡航予定がある人は、注意点などを是非チェックしてください。

外務省による危険情報

外務省のホームページでは、常に最新の外国の治安情報が出ています。それによると、イスラエルは多くの部分で危険度レベルは1、つまり「十分注意すれば問題なし」となっています。

ちなみに世界的に見てかなり信頼できる、と言われているイギリスの外務省が発表している危険度では、イスラエルは一部を除いて旅行しても問題のない地域、となっています。

海外へ観光旅行に行きたいと考えている方は、何でも旅行会社に任せるのではなく、自分でも危険度レベルをチェックする、注意事項を確認するなどしましょう。

首都エルサレムの治安状況

国際的にはイスラエルの首都はテルアビブであり、日本や各国も大使館を置いているのはテルアビブですが、2017年にアメリカがエルサレムをイスラエルの首都と定めると宣言しました。

ちなみにイスラエル側はずっと首都はエルサレムだと主張していますので、ここでは一応首都エルサレムとして紹介します。

では、3つの宗教の聖地でもあるエルサレムの治安はどうなっているでしょうか。世界的に有名な観光地であるため、実際にはさほど治安は悪くありません。

しかし観光客が大勢で押し寄せるため、スリやひったくりなどの軽犯罪は多発しています。そのため、治安が悪いともいわれるのです。

世界三大宗教の聖地であるだけあり、ここを攻撃すると世界を巻き込んでの大戦争が起こるはずですので、イスラエルの中でエルサレムが最も安全で治安が良い、という意見もあります。

テルアビブの治安状況

国際的には首都と認識されているのが、テルアビブです。こちらはいってみれば東京と同じく、お洒落なカフェバーが立ち並び、町は清潔で綺麗、治安も良い方です。

しかし、夜間にはバーの営業が始まって犯罪発生率が高くなるエリアがあるのも事実です。南部のネヴェ・シャアナン地区やシャピラ地区と呼ばれる当たりは治安が悪いので注意しましょう。

そのエリアには外国人労働者が多数移住しており、各種犯罪の発生率が高い地域となっています。昼間であっても治安が悪いので、近寄らないようにしてください。

Thumbアゼルバイジャンの治安は悪い?旅行や観光の危険度や注意点も紹介
今回はアゼルバイジャンの治安についてまとめます。アゼルバイジャン治安は良いのでしょうか。アゼ...

イスラエルで治安の悪い危険地区

外務省のホームページでも危険度レベルが3、渡航禁止、何があっても絶対足を踏み入れるなと言われている、治安が最も悪い危険地区を紹介します。

このエリアに行くことは命をむざむざ捨てることに他なりませんので、絶対に行かないようにしてください。観光客が好奇心で行く場所ではありません。

ガザ地区

誰でも一度は聞いたことがあるのが「ガザ地区」の名前でしょう。こちらはイスラエルの中で、特に治安が悪い地区です。

イスラエルの南部に位置するガザ地区は、「天井のない牢獄」とも呼ばれています。パレスチナ難民が閉じ込められ、生活をしているのがこのガザ地区です。

毎日のように空爆が起こり、いつイスラエル軍とパレスチナ軍が戦闘を開始するかわからない土地です。

パレスチナ自治区

また、イスラエルの中でかなり治安が悪い地域としては、パレスチナ自治区もあげられます。

ヨルダン川西域から東側の地域と、エルサレム周辺を囲むエリアにある場所で、パレスチナ人が暮らしています。

ここはパレスチナ人の領土として国連に指定されている場所ですが、最近ではイスラエル人の入植が進んでいます。そのため戦闘も多発しており、危険度レベルは3です。

レバノン国境地帯

レバノン国境地帯もかなり治安が悪い場所です。イスラエルは歴史的にアラブ人が多く住んでいたこともあり、周辺国家はほとんどがイスラム教です。

そのため、同じアラブ人系のパレスチナ人が迫害されていることをよく思っていません。特にシリアとの国境があるイスラエル北部は治安が悪いと言われていますので、近づかないことです。

イスラエル旅行する際の注意点

続いては、イスラエルに観光旅行する際に知っておきたい注意点を紹介しましょう。

イスラエルを他のヨーロッパなどの海外旅行の時と同じ、と思い込まない方が良い事実はたくさんあります。渡航予定がある方は、しっかりとチェックしましょう。

出入国審査が厳しい

イスラエルは周辺のイスラム教国と壮絶な喧嘩状態で、国交断絶もいくつもあります。そのため、過去にイスラム圏の国の渡航歴があれば別室で長時間の取り調べを受ける可能性があります。

同じように他の周辺国のイスラム教国へは、イスラエルのハンコがパスポートにあれば入国を拒否されることがあります。そのため、ノースタンプといってハンコ拒否もできます。

隣のヨルダンとは関係が良いのでそういうことはありませんが、イスラエルは他の国よりも出入国審査が厳しい、と思っておきましょう。

スリや置き引きに警戒する

大量の外国人観光客がいるということは、大量の犯罪者もいると考えて間違いないです。様々な民族と文化が入り混じった国ですので貧富の差もあり、スリや置き引きなどは頻発しています。

イスラエルでは支払いの際にはデビットカードやクレジットカードを利用するキャッシュレス文化が主流ですから、多額の現金を持ち運ぶ必要はありません。

身軽でカジュアルな露出の少ない恰好をし、カバンは前で持ってスリやひったくり、置き引きの防止につとめましょう。

変圧器が必要

日本から持って行った電化製品のコンセントを使うには、変圧器が必要です。海外旅行に慣れている人であれば持っていると思いますが、イスラエルでも電化製品はそのまま使えません。

予め日本の電気屋さんで変圧器を手に入れておきましょう。

肌を露出する格好は控える

イスラエルはユダヤ教、キリスト教だけでなくイスラム教の聖地でもあるエルサレムがありますし、ユダヤ教も熱心な信者であれば男女ともに肌の露出を認めていません。

観光旅行で舞い上がっていても、相手国の宗教や文化は尊重し、肌の露出は避けましょう。また、宗教施設の観光では長そで長ズボンを着用し、異教徒は祈りをささげてはいけません。

肌を露出した格好は相手に対する不敬になることがありますので、くれぐれも注意をしてください。

デモには近づかない

街中でデモにでくわすこともあるでしょう。イスラエル人は平然としてしまうが、日本ではそんなことはないのでつい物珍しくて近寄ってしまうかもしれません。

しかし、イスラエル軍も駐在していますので、デモには近寄らないようにしてください。身の安全は自分で出来るだけ守りましょう。

Thumbエジプトの治安は悪い?カイロ旅行や観光の危険度や注意点も紹介
今回はエジプトの治安について紹介します。エジプトは安全に観光旅行ができるくらい治安が良い国な...

イスラエルのおすすめ観光スポット

イスラエルでの治安状態は理解できたでしょうか。治安が悪い場所にはできるだけ近寄らず、危険な状態にならないようにしてください。

では、イスラエルのおすすめ観光スポットを紹介していきます。ルールを守って正しく、そしてせっかくの観光旅行ですからエンジョイしてください。

イスラエルは歴史的にも伝統的にも、宗教的な建物や場所、自然が多数混在しています。世界遺産も多いので、観光予定に組み込みましょう。

嘆きの壁(西の壁)

言わずと知れた、ユダヤ教の人々の最大の聖地です。信者たちが祈りをささげる場であり、壁に向かって女性が右、男性が左と男女別々に祈る姿は非常に有名です。

神聖な場所ですのでTシャツに短パンといった格好では立ち入れません。また時間によって写真撮影や喫煙、携帯電話の使用は禁止になります。

歴史に興味のある方は必ず一度は訪れてみてください。異文化体験とはこういうことか、という衝撃を味わうことが出来る場所です。

岩のドーム

岩のドームはイスラム教の聖地であり、お告げをうけたムハンマドが自分の息子を生贄に捧げようとした場所と言われています。

ここでは、十字架、イヤリング、ペンダント類のアクセサリーは禁止されていますし、イスラム教徒以外の祈りは禁止されていますので、祈りに見えないように両目を閉じてはいけません。

また、手を振っているだけで踊っていると誤解され、警察に注意を受ける場合もありますので、姿勢を正して静かに観光しましょう。

聖墳墓教会

続いてはキリスト教の聖地である聖墳墓教会です。イエスが十字架にかけられた場所に立っていると言われています。

こちらはイスラエル最大の観光地ともいわれていて、巨大な教会の中にはイエスの亡骸を安置したとされる石があったり、イエス復活の墓もあります。

世界中の巡礼者がこの教会を拝するために長蛇の列を作る、まさに聖地なのです。是非しっかりと見学してください。

イスラエルに存在する「超正統派」のユダヤ教徒

イスラエルの約80%をしめる民族、ユダヤ人ですが、その中には超正統派と呼ばれるユダヤ教の宗派があります。彼らはユダヤ教の中でも東ヨーロッパに由来する伝統的なユダヤ教徒です。

超正統派の男性はどんなに暑かろうが黒いスーツに黒い帽子をかぶります。また、働く人もいますが、超正統派の人は信仰が仕事であり、政府から補助金を受け取っている人も多いです。

ただし、女性は仕事につくことが多く、超正統派の夫婦は女性が大黒柱となって男性が信仰を深める、というパターンが多いのです。男性の就業率は50%以下です。

彼らには厳しい戒律があり、肌の露出は禁止されていますし、家族以外の女性とは接触禁止、なんと目を合わせることも禁じられています。

世俗とのかかわりを好みませんのでカメラでの撮影も断られますし、女性はバスなど公共交通機関で隣に座ることも出来ません。

イスラエルにはメア・シェアリームという超正統派が多く暮らす街がありますので、行く時には露出は控えましょう。

治安が悪いエリアに近づかなければ危険はなし

イスラエルで日本に入ってくるニュースが空爆や戦争という話題が多いので、日本では危険な国というイメージが多いのですが、さほど危険ではありません。

ただし、イスラエルには危険度レベルが3のエリアも確かにありますので、そこへは行かないようにしましょう。

あとは海外へ行くときの普通の準備、心構えで大丈夫です。宗教が混在している場所ではありますので、あくまでも相手文化に尊重を示しながら観光を楽しんでください。

関連するまとめ

関連するキーワード

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ